有間ダムの洪水吐は特徴的
有間ダムの「洪水吐が特徴的」だというのは以前に有間ダムで撮影した後に調べ物をしていた時に知ったことです。一般的にダムの施設はダムの堤体周りに集中していることが多いので少し離れた場所にある洪水吐の存在に気づいていませんでした。そこで、ダム堤体を渡ってキャンプ場などに向かう道を進んでいくと…ありました、洪水吐。
風呂桶の逆か風呂に漬けた洗面器か?
こうやって見ると巨大な空の風呂桶が湖に沈んているようにも見えます。あるいは風呂に沈めた洗面器?不思議な風景ですが水がトンネルに向かって流れ落ちているので音が素晴らしいです。水が落ちる音がトンネルに反響するのだと思います。音の良さでは深城ダムに匹敵します。
対岸から有間ダムの洪水吐を望む
名栗湖沿いの道路は洪水吐から更に進むことが出来て、対岸にでます。対岸から洪水吐を撮影したのがこの写真です。洪水吐から放流するトンネルが口を開けているのが良く見えます。説明の看板によるとこの近辺の山は地盤が緩いそうなのでこのようなトンネル式の洪水吐になったのか?設計者がやってみたかったのか?不思議な構造です。
出来ればなぜこんな不思議な構造にしたのか書いておいてほしかった…。
明日は有間ダム周りの紅葉を含めた風景を紹介します。
風呂に沈めた洗面器という例えが分かりやすいです。大きな落とし穴+横型排水溝でしょうか。
洗面器は水がたまったらおしまいですが、排水溝があるのがミソですね。