ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

月: 2022年2月

道志ダム ツーリング

2022年になって多忙のためツーリングの時間が取れず悶々と過ごしていましたが、1月の下旬になってやっと時間が取れました。2022年はこれまであまり開拓できていなかった神奈川、静岡地方のダムも周りたいと思います。

そこで相模ダム城山ダム宮ケ瀬ダムとの統合運用で重要な役割を果たしている道志ダムに向かいました。

ちょっとお疲れ気味なので中央自動車道相模湖まで行き、それから県道76号(道志道)を道志方面に向かいます。山中湖まで行って、南下し東名高速御殿場から都内に戻るルートを計画しましたが…

道志ダムは意外と近い

道志ダムを413号線から
道志ダムを413号線から

413号線に入ってしばらく進むと道志ダムに到着します。千葉県のダムで入り口が分からず右往左往した経験がある管理人にとっては、天端が経路上の道志ダムは嬉しいものです。道志ダムの天端は413号線が通過しており、近所に駐車場のようなものはありませんが、2輪を停めて写真撮影するスペースは十分にあります。

道志ダムのダム湖は「奥相模湖」

道志ダム天端から奥相模湖
道志ダム天端から奥相模湖

道志ダムの天端から上流方面を撮影したのが上の写真。ダム湖は奥相模湖と名付けられています。多摩湖奥多摩湖は奥多摩湖の方が圧倒的に大きいですが、相模湖と奥相模湖は逆で奥相模湖の方がかなり小さいです。写真左側奥に見えているのは大室山(伊豆半島の大室山とは別)です。

道志ダムは中型の重力式コンクリートダム

道志ダム堤体を下流から望む
道志ダム堤体を下流から望む

道志ダムは中小型の重力式コンクリートダムです。堤体に比べてゲートが大きく見えるのが特徴です。道志ダムは用途は発電とされていますが、発電量は小さく実際に重要な用途は宮ケ瀬湖へ道志導水路を経て給水することです。(神奈川県の統合運用に関するHP 外部サイト

昭和30年竣功のダムはやや古くなっているためかゲート下から水が漏れています。先輩の相模ダムはリニューアル計画があるようですが、道志ダムのリニューアルも近いことでしょう。

道志ダムの天端、テラスはオシャレ

道志ダムのテラス
道志ダムのテラス

道志ダムの天端は下流側がテラスになっています。この部分は立ち入ることが出来て下流の風景を楽しめます。そういえば四国の大橋ダムもこんな感じのテラスがありますが、こちらは立ち入りできません。造形的になかなかオシャレですよね。

道志ダム天端から下流を望む
道志ダム天端から下流を望む

道志ダム天端から下流を望むとこんな感じです。「立入禁止」が目立ちますがダム側からは立ち入るのは無理です。が、直下流にはキャンプ場があり下流側からダム下流にはアクセスできそうです。ダム直下流が危険なのは当たり前ですが…見てみたい気もします。

道志ダムとNC750S

道志ダムとNC750S
道志ダムとNC750S

NC750Sと道志ダムの記念撮影。この後、道志道を直進し山中湖を目指す…はずでしたが道を間違えました。ダムを渡った直後、タイトなカーブを曲がってやや急な坂を上って防空監視塔跡方面に向かうのが正しいのですが、直進し413号に合流。更に左折してしまい、そのまま気づかず厚木方面に向かってしまいました。

途中で気づいたのですが、このところ少しお疲れだったので大人しく厚木方面に向かいます。厚木で東名高速にのり都心に向かい、結局150km程度のショートツーリングになってしまいました。必ず、近日中に道志道を堪能したいと思っています。

保台ダム ツーリング

戸面原ダムから県道88号線を暫く南下し県道34号を経由して鴨川方面に走り、県道24号線を北上します。県道24号沿いには金山ダムの標識は出ていますが保台ダムは出ていません。なお、鴨川から24号を北上して金山ダムの標識に行きつくと、保台ダムへの経路は行き過ぎてます。

ランドマークがなくわかりにくいのですが、安房天津方面へ抜ける大きめの交差点があるのでそこを右折して更にわかりにくい入り口を左折します。左折した後もしばらくは畑の中を走って、ちょっとした山の中を走って「本当にこっちか?」と思いたくなります。

とはいえ鴨川カントリークラブの看板が見えて一安心。保台ダムは鴨川カントリークラブから更に山を登ったところにあります。

保台ダムは入り口のオブジェがプリティ

保台ダム入り口のオブジェ(2021年12月)
保台ダム入り口のオブジェ

保台ダムの最大の特徴は…入り口の可愛らしいオブジェだと思います。ダムそのものは堤頂に自然越流式の余水吐きを備えた、重力式コンクリートダムです。主目的は農業用水(A)と水道用水(W)です。

保台ダム堤体を右岸から(2021年12月)
保台ダム堤体を右岸から(2021年12月)

堤高は41mで千葉県では片倉ダムに次いで2番目の高さです。斜面上に建設されているせいか高さ以上に高度感があります。天端は通行可能で、4輪車は輪留めで通行止めになっていましたが、小型の2輪車は通行していました。また保台ダムの周辺は狩猟が盛んと見えて、それっぽい道具を乗せた車(主に軽トラ)が多かったです。

自然越流式の余水吐、洪水吐?

保台ダムの洪水吐(2021年12月)
保台ダムの洪水吐(2021年12月)

治水機能を持たないダムの場合、洪水吐ではなく余水吐と称するとされていますが保台ダムの掲示板を見ると洪水吐となっていました。その洪水吐を右岸から撮影したのが上の写真です。普通の日だったので「洪水」ではなく「余水」の方が適切な気がしました。まあ、拘らなくてもよいことですが。

浄水場が直近にあるのも特徴

保台浄水場入り口(2021年12月)
保台浄水場入り口(2021年12月)

保台ダムの手前には保台浄水場があります。上水道としては鴨川市の約三分の一の量を保台ダムから給水しているようです。なお、最も給水量が大きいのは農業用水です。農業用水は時期によって給水量が大きく変化しますが、双方の最大供給量で比較すると上水道の3倍以上の量です。農業というのはとても多くの水が必要なのです。

保台ダムから県道24号に戻って猟師工房で鹿肉を買って、この日は京葉道路経由で帰宅しました。

これで2021年のツーリングは終わり。残念なことに管理者多忙のためあまり出かけられない一年でした。