体力消耗を抑えて安全に走る
この記事では管理人の考えをお伝えします。一般的な話はHondaGOのページが参考になるかと。ソロツーリングを楽しむコツは体力を消耗しないこと。これを前提に考えると一般的に準備+計画や荷物が決まります。
日帰りツーリングは往路を3〜4割の時間と体力で
ツーリングの荷物
トラブル対策 前下りや非舗装の場所に止めない
トラブル対策 駐輪時には一速に入れる
トラブル対策 キルスイッチ、サイドスタンドに注意
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日帰りツーリングは往路を3〜4割の時間と体力で
日帰りツーリングは往路を3〜4割の時間と体力で走れる計画にします。欲張って色々と計画に組み込むと時間・距離的に長くなります。往路は余裕をもたせて、復路で余裕が更にあればちょっと寄ってみようか位でちょうどです。
また計画はツーリング走行そのものを楽しむ+1〜2箇所の目的地がちょうどです。〇〇で休憩、〇〇でお昼食べて、〇〇で何か見て、〇〇でコーヒーブレイク、〇〇でショッピングなど何箇所も計画に入れてしまうとツーリングそのものを楽しむことが出来なくなってしまいます。
宿泊ツーリングなら1日で7〜8割の体力で計画するのが基本です。
また夏は朝夕走行をメイン、冬は昼夕走行をメインに暑さ寒さでの体力消耗を避けるようにしましょう。夜は走らなくて済む計画にしましょう。特に山間部の夜間走行は非常に危険です。トラブルでもない限りは避けるべきです。
ツーリングの荷物
一般的な話はHondaGOでどうぞ。
山間部を通過するツーリングでは1年中「雨具は必ず必要」です。山間部の天気予報は当てになりません。冬場は最初から着るのもOK。雨具を一番上ではなくて、通常の上着の下に着込む裏技もあります。荷物が減りますし温かいので一石二鳥。雨が降ってきても上着が濡れることを気にしないならそのまま走行できます。着ぶくれはこの際目をつぶります。
夏の暑さは極力風通しが良いものを選びますが対策には限界があります。真夏の真昼は走らないのが一番です。
あると便利なのがタオル2枚。夏は手や顔、汗を拭くのに使います。休憩時に顔や腕を洗うのは衛生面だけでなく体力面でもリフレッシュになります。冬はマフラーの代わりに首元に巻くと防寒になります。
空腹での走行は体力消耗を早めますが、カロリーメイトのような簡単に携帯できる非常食もお腹が空いたけど適当な食事場所がない場合に役に立ちます。
中長距離のツーリングの場合、お尻・手首・肩などが痛くなります。その対策に、ロキソニンやバファリンなどの痛み止めがおすすめです。取り回し中や立ちゴケで捻挫など軽い怪我の応急処置にも使えます。痛み止めをよく使う女性には馴染み深い痛み止めですが、多くの男性ライダーの盲点かもしれません。
最後に夏なら見落としがちなのが、夏の水分(ペットボトルなど)と塩分補給の飴、ウェットティッシュ(シールドに付着した虫除去用)。冬は使い捨てカイロ数個。コンビニがそこかしこにあると思ったら大間違いです。
トラブル対策 前下りや非舗装の場所に止めない
ほとんどのバイクはバックできません。壁が前にある前下りの場所に駐輪した場合、後ろに取り回す必要があります。取り回しに慣れていれば問題ありませんが、そうでない場合ハマります。管理人はこの状況でハマっている小柄なライダーを手助けしたことがあります。
また非舗装の場所は多くのバイクにとって取り回しが極端にやりにくくなります。選択の余地があるのなら非舗装の場所には止めないよう注意しましょう。
トラブル対策 駐輪時には一速に入れる
通常はNでも良いのですが、一速に入れることをお勧めします。傾斜が少しでもある場合は取り回し始めなどに動きがちですし、荷物を載せている場合は大きなものの出し入れの際、動きやすくなります。
大きな傾斜の場所に止めること自体、避けたほうが良いですが、写真スポットなどで傾斜のある場所に駐輪するときは必ず一速に入れましょう。
トラブル対策 キルスイッチ、サイドスタンドに注意
休憩後、再出発するときにセルスターターは回るのにエンジンがかからない…深呼吸してください。キルスイッチがOffになっていないか確認し、サイドスタンドが立ったままになっていないか再確認しましょう。
特にサイドスタンドは中途半端に出ている状態だとエンジンがかかって、クラッチをつないだ瞬間にエンジンがとまるパターンもあります。まずは落ち着いて確認。
楽しいツーリングを
安全運転で一日ツーリングが楽しめれば良いのです。油断や過信は駄目ですが、正しいとか間違いにあまりこだわらず過度に緊張することもなくゆったりツーリングを楽しみましょう。