ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

月: 2020年7月

秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリング(滝沢ダム編)

某日のソロツーリングの続きです。恐ろしいヤマメの先は…行き止まりでした。そのまま国道140号まで引き返して滝沢ダムに向かいます。滝沢ダム手前には不動滝付近広場と呼ばれる滝沢ダムの堤体が良く見える広場があります。ここで一先ずNC750Sを停めて周辺を撮影。

  • 滝沢ダム下流の中津川
    清流ではありますが、激流の一歩手前です。
  • 滝沢ダムとループ橋
    滝沢ダムの堤高を国道140号線で登るために巨大なループ橋がかけられました
  • 放流中の滝沢ダムを下流側から望む
    ダム堤体の下側がやや霞んでいるのは放流の水しぶきの影響です

時期的に放流があるのでしょうがダム下流は清流を通り越して激流一歩手前です。140号の雷電廿六木橋(通称ループ橋)の向こうにダムの堤体が見える景色は非常に特徴的です。堤体に近づいていくと放流されている様子が遠くに見て取れました。滝沢ダム近辺のこの一帯は徒歩で散策できるように整備されていますが管理人が撮影したタイミングではCOVID-19の影響で途中で閉鎖されていました。

不動滝付近広場から出発してループ橋を通って滝沢ダム堤体に向かいます。ループ橋上からの堤体の様子は絶景ですが、写真を撮影するわけにもいかず残念。これは是非、実際に行ってみて体験していただきたいものです。

滝沢ダムの堤体からの絶景

滝沢ダムからループ橋を望む
滝沢ダムから下流側を望むとループ橋の全容が分かります

滝沢ダム堤体からの絶景です。滝沢ダムは先に訪れた浦山ダムに比べるとやや低い132mの堤高ですが堤頂長は長く貯水量でほぼ同じ大規模なハイダムです。ほぼ同時期に計画されたためか(但し浦山ダム竣工時期にやっと滝沢ダムは着工)ダム周りの階段や常用吐、洪水吐、減勢工などの印象が似ています。

  • 滝沢ダムのダム湖
    このダム湖は奥秩父モミジ湖と命名されています。
  • 滝沢ダムの放流とつり橋
    滝沢ダムの通常吐とつり橋が見えます
  • つり橋と放水と人
    つり橋に人がいます。放水の規模が大きいことがわかります

滝沢ダムの名物はやはり堤体から見るループ橋を含んだ人工物と自然の織りなすダイナミックな風景です。ループ橋はそもそも滝沢ダムの堤高を一気に道路で上るために作られておりその意味でも滝沢ダムからその風景を望むのは乙なものです。

秩父重力式コンクリートハイダム巡りのツーリング

滝沢ダムでNC750S
記念撮影です。付属のヘルメットホルダー使用中。

この日は国道140号沿いの浦山ダムと滝沢ダムをめぐる写真撮影のソロツーリングでした。残念ながら天気は曇り時々雨で恵まれたとはいえませんでした。しかし両ダムとも威容は非常に印象的なものでしたし、風景も楽しめました。

なお次回以降は同じく国道140号からアクセスできる二瀬ダム、合角ダムの撮影ソロツーリングの様子をお伝えする予定です。

秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリング(清流に恐ろしいヤマメを見る!編)

某日のソロツーリングで浦山ダムを後にして県道73号を清流の上流に走り名栗方面に向かいました。

浦山川の上流
浦山川の上流はこの時期新緑が美しい渓谷です

浦山ダムの上流は浦山川

この清流は浦山川です。下流に下ると浦山ダムのダム湖である秩父さくら湖に繋がっています。この川沿いに県道73号線が走っていて地図上は名栗方面に抜けていますが、浦山渓流フィッシングセンターの先で通行止めになっています。

河童が釣りしてる

河童が釣りしてる!
河童が釣りしてるけどその先は?

浦山川沿いに県道73号線を上流に向かって走っている途中、色々なオブジェ?が飾られている一帯がありました。川に降りる階段では河童が釣りをしていて…その先は何だろうかと最初は分かりませんでした。川に降りてみようとNC750Sを道路わきに止めて階段から分からない像を見ると…

恐ろしい…ヤマメ(山女魚)

恐ろしいヤマメ
乳房も目立ちますが、本を読んでいる風なのが気になります

…何?最初見たときのインパクトが強すぎて何の像なのかさっぱり分かりませんでした。背中の特徴的な模様をみて…山女魚…ね。やっと気づきました。さきほどの河童はヤマメを狙って釣りをしている構図なのでしょう。この写真を撮影したのはまだ禁漁時期でしたが実際この近辺解禁になると渓流釣りが楽しめる比較的有名なポイントのようです。しかし、この山女魚が釣れると…恐ろしいかも。

県道73号線を引き返して国道140号線まで戻り滝沢ダムに向かいました。続く。