デザイン ★★★★    パッっと見て格好いい
エンジン ★★★    懐かしのキャブ仕様
足回り  ★★★    通常の速度域で十分 フロントサスが渋かった
使い勝手 ★★     シート下は意外と積載性が低い
価格   ー      海外向けの絶版車に日本で乗る珍しい体験!

XL883nの車検を2輪館和光店にお願いした時の代車はHONDA CLIQ110でした。この車体、国内では販売されておらず、海外の車体が持ち込まれたもののようです。

パッと見でちょっと格好良い

HONDA CLIQ110全体像(2023年10月)
HONDA CLIQ110全体像(2023年10月)

典型的なスクーターのルックスですが青ー白のデザインは端的に格好いいです。またキックスターターが左側についています。試しにキックして…使われていないのか固着感があり断念。返すバイクに余計なことをしてキックレバー曲げたとか嫌ですから。

走りは110スクーターなりです。車体は若干大柄な割にエンジン出力は出ていないようで「軽快な」とは言い難いですが、普通に走っていても回したら回した分のエンジンのレスポンスが楽しめました。

そう、懐かしのキャブ仕様です

HONDA CLIQ110メーター周り(2023年10月)
HONDA CLIQ110メーター周り(2023年10月)

HONDA CLIQ110はキャブ仕様でチョークレバーがついています。返却に行く朝もさほど寒い日ではなかったにも関わらずなかなか始動せず、チョークを一杯に引いて何回か目でやっと始動しました。

始動してからも温まるまではアイドリングが怪しく、またアクセルを急に操作するとカブリ気味になる感覚はかなり懐かしいものでした。

このあと燃料表示がほぼEになったので給油。2.1Lしか入らずあれって思いました。タンク容量3.5Lに対して2.1Lだとちょうど60%。40%残っていてほぼEは早すぎないかと思いますが、ガス欠予防のため安全側の設定になっているということにしましょう。

久々のキャブ車の感覚は楽しいものでした。