ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

投稿者: seasons-japan-admin (1ページ目 (39ページ中))

Yamaha JOG125のレビュー(2025年)

デザイン ★★★★   個性よりもシュッとしたまとまりが好ましい
エンジン ★★★    回して走る印象、普通
ブレーキ ★★★    フロントがやや弱く、リアは十分
使い勝手 ★★★★   タンクがもう一回り大きければ★★★★★
価格   ★★★★★  乗り出し300,000円を切るリーズナブルさ

シュッとしたデザインのスタンダードな125スクーター

JOG125(2025年10月)
JOG125(2025年10月)

車検の代車で借りたJOG125です。デザインはシュッとしていてよくまとまっていると思います。管理人、ほとんどスクーターに乗ったことがないので比較がしにくいのですが色々な車種と比べながら見ていきましょう。

エンジンのカタログスペックは6.1kW(8.3PS)/7,000r/min。減速比との兼ね合いもあるのでしょうが結構回して乗る感じです。トルクで進む感じではなく回して加速するイメージです。その割に音は力感が強く、Honda DAX「トコトコ」だとすればJOG125は「ダラララダッ」という感じです。妙なオノマトペですが、皆様の想像力にお任せします。一般道を走っている限り、出力不足は感じません。

ブレーキは前輪が少し弱めで、後輪はよく効く印象でした。ともにドラムブレーキで前輪はライバルがディスクブレーキになっていることを考えると若干見劣りがします。その分、価格はライバルを圧倒していますが…。ライバルのHonda LEAD125, Suzuki アドレス125とYamaha JOG125を並べると価格とデザインで管理人はJOG125を選びます。

それにしても各社125ccクラスは車種も増えて面白いジャンルになってきましたね。ロングツーリング主体の管理人は今のところ食指を伸ばすつもりはありませんが…グッとくる一台がリリースされたら、やばいかも。残念ながらYamaha JOG125はそこまでではありませんが、普段使い+ちょっとツーリングには魅力的な一台だと思います。

バイク 50000km走行しました

2019年11月NC750S納車から6年目のレビュー

まず特筆するべきは大きな故障なく来たこと、そして小さな故障もほとんどありません。コストパフォーマンスに優れた車体は維持でもコストパフォーマンスが高いのです。

消耗品、オイルはまめに交換、チェーン+スプロケット1回、バッテリー1回、ステムベアリング1回、前後タイヤ2回、走行距離のわりに少ない。チェーン+スプロケットは一度錆びさせたダメージが大きくコマの固着が発生し交換となりました。(シール)チェーン注油は意味がないという意見もありますが、錆びはやはり大敵なので最低限注油というか表面のオイル膜を保持するのは寿命の観点から大事だと思います。

タイヤはとても長持ちします。一般的にはリアタイヤが先に減ることが多いですが、NC750Sの場合フロントタイヤから先に減ります。私の乗り方の影響もあるかもしれませんが、独特の低出力、前傾エンジンによる前寄り荷重などが影響していると思われます。タイヤの種類や走る場所によっても異なりますが20000kmに1回の交換はかなり驚異的です。

柳沢峠のススキとNC750S
柳沢峠のススキとNC750S

50000km乗って変わらない・変わった点のレビュー

変わった点。少し燃費は悪くなったかもしれません。とはいえ、28km/lが26km/lになった位の差です。もしかしたら…管理人の体重増加分の可能性もあります。またこれはNCではなく管理人自身の変化ですが、少しブレーキを使うのが上手になったと思います。いわゆるナメ掛けが1段階しかなかったのが3段階くらいに増えたイメージです。少しでも安全運転に繋がるように意識しています。後は…同車種に会う機会がほとんどなくなりました。兄弟のNC750Xは割と会うのですが2020年に生産終了したNC750Sにはめっきり会う機会が少なくなりました。(というかほぼない。)

変わらない点。燃費は多少悪くなったとはいえ十分に良いですし、故障もほとんどありません。サスペンションやブレーキなども特に問題は起こってません。出力の低下も感じられませんし、排気音も変わっていないと思います。2輪で6年ちょっと経過し50000km走ればどこかヘタって来そうなものですが全く感じられません。100000kmも問題なく行けるのでは…という感触です。

山梨県甲州市のブドウ畑とNC750S
山梨県甲州市のブドウ畑とNC750S

まだまだ安全運転で乗ろうと思う

実は50000kmは5年目には達成するつもりでしたが、いくつかの理由で伸びました。一番大きな理由は、仕事上の大きな変化があったことで体力と体調を損ねた時期があったことです。そのほかではXL883Nの面倒も見ていることです。これは嬉しいことですけど。

2019年から今までなのでやはりいろいろなことがありましたね。前述の仕事上の変化にも関係しますがCOVID-19の影響は本当に大きかったです。またその間にも管理人も少し年を取って体力が低下しているのは否めません。一日NC750Sと付き合うには坐骨神経痛対策のロキソニンが手放せなくなりました。また二日連続の丸一日走行は次の日の仕事に差し支えるため自重するようになりました、大人ですからね。

でも、この間にはさまざまな出会いも経験し楽しい思いも少なくありません。これからも安全運転で少しでも上手に乗れるように意識しながら楽しい思い出を積み重ねていこうと思います。

鈴倉山林道でNC750S
鈴倉山林道でNC750S

直近のツーリングでは鈴倉山林道を竹森から三富に抜けました。正直、三富側の数キロは路面状態が良いとはいえず少々肝を冷やしました。写真撮影の場所は舗装がきれいで明るく映っていますが…。

今日はこの荒れた道で泥で汚れていたので洗車+チェーン注油しました。機嫌を直してくれたのか街乗りで燃費が28km/l程度になっていました。手入れは大事?ブログも時々アップしていきますので時々読んでいただけると嬉しいかぎり。

あわや立ちごけ、暖気運転は大事

あわや立ちごけ?顛末をご紹介

台風一過の暑さがやや和らいだ午前中、久しぶりにXL883nを動かすことにしました。十分暑かったですけど…。久しぶりで大丈夫か?と思いつつ、一回目は一発爆発音の後…続かず。まずいかなーと思いつつ二回目、あっさりと始動、安心しましたがこれがこの後の伏線になります。

安心して駐輪場から狭い公道に小旋回右折して合流するため、軽く後ろブレーキを踏んで、車体を傾けた瞬間「バスッッ!」という音とともにエンジンがストール…直前。右足で瞬間的に踏ん張って、クラッチ握って切れ気味+アクセル気持ちONにしてやって回転が復活。なんとか体勢を立て直しました。

恐らく、エンジンが暖まっていない状態で燃調が一定しておらず、普段通りのトルクが出ていなかったのでしょう。ヒヤッとしました。「一発始動できなかったときは少し慎重に暖機運転したほうが良い」と改めて思った次第。

その後は順調に都内を走行。ただ給油時に確認するとフロントタイヤの空気圧が下がっていました。10月に車検なのでその時に前後タイヤのバルブパッキンは交換してもらおうかと思います。

走行距離まもなく20,000kmになります、オーナーさんの2輪復活を心より待つ…XL833nです。

Harley Davidson XL883n@東京某所
Harley Davidson XL883n@東京某所

インドからの帰国便から撮影したベストショット

駿河湾沖上空で撮影しました、ちゃんと写ってます

洋上上空より彼方に富士山を望む(2025年8月)
洋上上空より彼方に富士山を望む(2025年8月)

うーん、ちょっと解像度が悪いけどちゃんと写ってます。主翼の上、画面の右上に富士山が写ってます。陸側に雲が多く、海側の航路を採ったようでかなり遠方に見えました。この後は雲が多く成田まで風景の撮影はできませんでした。

座席がギャレーに近かったので窓をずっと覗いているのが珍しかったらしくCAさんに「風景見えますかー」的に声をかけられました。CAさんは仕事なので風景見る暇ないですから大変ですねー、的な話をしました。機中快適に過ごさせてもらいました、感謝。

インドムンバイのバイク事情

バイク大国インドでは125ccクラスが大人気

ある会社前の路肩の様子
ある会社前の路肩の様子

ムンバイの道路は中央が舗装されていて、広い路肩、場所によって一段高い歩道があるという作りになっています。なお歩道はない場所も多く、また路肩を含めて歩きにくいことから人は多くの場合、中央の舗装された車線を歩きます。本来車道なのかもしれませんがごく普通に人も犬も歩いています。管理人が宿泊した近辺は名物の野良牛はいません。

路肩にバイクを止めることが多いのですがほぼ未舗装です。大型のバイクは取り廻すのがまず無理なので125ccクラスが人気なのも納得できます。

仁義なき戦いの勃発と野次馬

ある朝の通勤途中(2025年8月)
ある朝の通勤途中(2025年8月)

上の写真で手前側の写真、なぜか一見何もないところでみんな止まっています。先頭の三輪車の裏側で仁義なき戦い(交通トラブルが原因のただの喧嘩)が繰り広げられていました。

このあたりを含めてムンバイの道路の特徴は交差点以外の信号がほぼありません。なので、人の横断や自動車・バイク・三輪車(rikisha)のUターンは信号がない場所ですきを見て行います。と書くと危なそうで実際危ないのですが、歩行者は素早くかつ堂々と車両はクラクションを鳴らしながら横断、Uターンします。これに対してほかの車両もクラクションを鳴らすので基本的に常にクラクションが聞こえる状態です。

色々入り乱れて大渋滞

この動画で走っている場所は片側2車線の1車線目ですが、インドムンバイでは車線の概念はあまり無いようです。隙間さえあれば引いてある車線を跨いで通行するのは当たり前のようです。

125cc以上ではRoyal Enfieldが人気

Royal Enfieldの宣伝
Royal Enfieldの宣伝

125ccクラスが圧倒的な多数を占めますが、それ以上の排気量の車種がいないわけではありません。特にRoyal Enfieldの350ccクラスは人気のようでよく見かけました。HONDAのHighness350が大人気と思っていましたが一週間で2回程度しか見ていません。ムンバイ特有なのか人気が終わってしまったのか?やや驚いたのはKAWASAKIのNINJA650がいたことでした。

日本ではよく見る車種でもムンバイで見かけると感慨ひとしおです。

インドのバイクムンバイの事情でした。

猟師工房にクマ肉を買いに行く

なんか雰囲気変わってた

デミグラスシチューとキョンカレー
デミグラスシチューとキョンカレー

今回は撮影をしなかったので写真はお土産のパッケージ。猟師工房ドライブインにクマ肉を購入しようとNC750Sでツーリングしましたが、前に来た時から比べると雰囲気が変わってました。

写真のパッケージでいうともともとキョンカレーの雰囲気だったのがデミグラスシチューに変わったというか…上品になって、価格も上品になってました。レジで話を聞くと猟師工房ランドは元々の香木原小学校跡の店に戻って独立したとのこと。

というわけで、香木原小学校跡の店に。

キョン@猟師工房(2022年10月)
キョン@猟師工房(2022年10月)

今回撮影しなかったので、古い写真ですが。

到着後はお店の話などを聞かせてもらいました。
・独立したのでランドの方は中小型獣中心でいければと思っている
・奥に解体場を整えて、より独立してやっていけるようにしたい
・タイワンリスもラインナップにはいるかも
・房総半島のキョンは台湾系で小さい(中国南部には大きい群がいるそうです)
・キョンの毛皮最高!でも、皮を剥いでなめして製品化するのは本職じゃないととても無理!(実際、しっとりした手触りは最高です。 管理人追記)
・鹿、イノシシは狙って取る人がいるがキョンは狙っている人がすくない
・でも、房総半島でかなりのペースでキョンが増えているのは間違いない
・小学生を招いて命の授業をやる予定
などの話を聞かせていただきました。こういう話が聞けるのが猟師工房ランドの楽しみです。

命の授業は管理人も受けてみたいな。

竹森林道からの南アルプスの風景

柳沢峠に向かう途中の風景

奥に見えるの赤石岳、聖岳、その手前笊が岳、さらに手前櫛形山、一番手前は無名尾根
奥に見えるの赤石岳、聖岳、その手前笊が岳、さらに手前櫛形山、一番手前は無名尾根

高度地図で照合して見えている山々は、↑ではないかと思います。違ってたらごめんなさい。

運よく竹森林道、塩山側から柳沢峠完抜しており美しい風景やカエルの鳴き声を楽しめました。

愛媛県3ダムツーリング 黒瀬ダム

赤いクレストゲートはどこかで見たような…

県道12号線から黒瀬ダム堤体を望む(2025年5月)
県道12号線から黒瀬ダム堤体を望む(2025年5月)

志河川ダムを後にして次に向かうのは帰途の国道194号線から県道12号線に入ってすぐの場所にある黒瀬ダム。黒瀬ダムは堤高61mで中型の重力式コンクリートダムです。赤い2門のクレストゲート(ラジアルゲート)が四国で昭和40年代から昭和50年代に竣功したダムの特徴?(鏡ダム大渡ダムなど)

ダムの目的はF(洪水調整)N(不特定用水)I(工業用水)P(発電)です。当初FNIでしたが、昭和50年代の水力発電ブームで昭和57年にPが追加されたそうです。(公式)

県道から直接堤頂上道路につながるダム

黒瀬ダム標識とNC750S(2025年5月)
黒瀬ダム標識とNC750S(2025年5月)

神奈川の城山ダムのような幹線道路ではありませんが、黒瀬ダムの堤頂も道路になっており自動車やバイクでも通行可能です。

黒瀬ダムを上流側から望む

黒瀬ダム堤体を上流左岸から望む(2025年5月)
黒瀬ダム堤体を上流左岸から望む(2025年5月)

手前に取水設備があり、奥に二門のラジアルゲートの上流側が見えています。かなり放水した状態で、雨が少なかったためにこのような水位になっているのか洪水のための事前放流かは分かりませんが、時期的には前者と思われます。

おかげでゲートが良く見えますが、これからの農繫期にかけて水不足にならないことを祈りましょう。

これでこのツーリングのダム巡りは終了。国道194号を高知県側に走って帰途につきます。往路の国道494号線に比べると圧倒的な快走路。途中には大橋ダム長沢ダムなどアクセスのよいダムがありますがおとなしく帰宅しました。

総走行距離267kmで燃費は33.1km/l。信号が少ないのですが、494号では流石に燃費は伸びません。

次回は、439号を走ります。

愛媛県3ダムツーリング 志河川ダム

国道11号線からすぐの重力式コンクリートダム

ダムアプローチの道路から志河川ダムを望む(2025年5月)
ダムアプローチの道路から志河川ダムを望む(2025年5月)

このツーリング、予定では次は黒瀬ダムでしたが、国道11号線を走っていると「志河川ダム」の標識を見つけたので急遽立ち寄り。あまり予定に拘らない管理人のツーリングはいつも「急遽」なのですが…。

国道11号線から南向きに山のほうに走るとすぐにまだ綺麗なコンクリートの堤体が見えてきます。堤高48.2mの重力式コンクリートダム。規模でいえば千葉県の片倉ダム保台ダムより少し大きい。ちなみに愛媛県の東部は降水量が少ないため千葉県に似て中小型のダムが散在しています。

目的は現状でAP(農業用水、発電)ですが主目的は前出の面河ダムの利水権がない冬季の農業用水です。(発電は最大49.9kWの小水力発電)このダム貯水量が少ないのが特徴ですが、逆に言うと比較的満水越流していることが多いようです。見てみたかった。

なお志河川の読み方は「しこがわ」です。

碑文が詩的なのは愛媛だから?

「志河の恵水」碑(2025年5月)
「志河の恵水」碑(2025年5月)

写真の「志河の恵水」。「しこのめぐみ」って読むんでしょうね。普通読めないと思います。やや詩的な印象があるのは、正岡子規の故郷愛媛県だから…か?

慰霊碑ではないのは良いことだ

志河川ダムの記念碑(2025年5月)
志河川ダムの記念碑(2025年5月)

古いダムでは立ち退きに協力した住民への記念碑と建設中に事故死した方の慰霊碑がしばしばありますが志河川ダムには見当たりませんでした。最近建築で安全に建設され事故がなかったものと思われます、よいことです。

導水構造がスタイリッシュだ志河川ダム

志河川ダム堤体前でNC750S(2025年5月)
志河川ダム堤体前でNC750S(2025年5月)

堤体を正面から見るとゲート類は隠れていて、左右の導水構造が非常に特徴的です。まだ新しい志河川ダム、これからも愛媛県の道前道後地方の冬季農業用水源として活躍していくことでしょう。(参考 冬の志河川ダム

次は3ダム目、黒瀬ダム。

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