ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

タグ: 有間ダム

有間ダム、白丸調整池ダム、小河内ダムをめぐるツーリング(2)-有間ダムの洪水吐

有間ダムの洪水吐は特徴的

有間ダムの洪水吐(2020年11月)
ダム堤体から離れた場所にあるだけでなくトンネル式なのは珍しい

有間ダムの「洪水吐が特徴的」だというのは以前に有間ダムで撮影した後に調べ物をしていた時に知ったことです。一般的にダムの施設はダムの堤体周りに集中していることが多いので少し離れた場所にある洪水吐の存在に気づいていませんでした。そこで、ダム堤体を渡ってキャンプ場などに向かう道を進んでいくと…ありました、洪水吐。

風呂桶の逆か風呂に漬けた洗面器か?

有間ダムの洪水吐近くから(2020年11月)
風呂桶の逆みたいな感じ?

こうやって見ると巨大な空の風呂桶が湖に沈んているようにも見えます。あるいは風呂に沈めた洗面器?不思議な風景ですが水がトンネルに向かって流れ落ちているので音が素晴らしいです。水が落ちる音がトンネルに反響するのだと思います。音の良さでは深城ダムに匹敵します。

対岸から有間ダムの洪水吐を望む

対岸から有間ダムの洪水吐(2020年11月)
対岸から見るとトンネルが良く見えます

名栗湖沿いの道路は洪水吐から更に進むことが出来て、対岸にでます。対岸から洪水吐を撮影したのがこの写真です。洪水吐から放流するトンネルが口を開けているのが良く見えます。説明の看板によるとこの近辺の山は地盤が緩いそうなのでこのようなトンネル式の洪水吐になったのか?設計者がやってみたかったのか?不思議な構造です。

有間ダムトンネル洪水吐看板(2020年11月)
珍しい構造を紹介する看板

出来ればなぜこんな不思議な構造にしたのか書いておいてほしかった…。

明日は有間ダム周りの紅葉を含めた風景を紹介します。

有間ダム、白丸調整池ダム、小河内ダムをめぐるツーリング(1)

NC750Sは走行距離10000kmになりました

10000km@軍畑(2020年11月)
走行距離10000kmは奥多摩の手前軍畑でした

NC750S購入から1年と数日、走行距離が10000kmに達しました。場所は奥多摩の手前軍畑から都県道53号線に入って名栗方面に向かうところでした。無事故無違反できましたし、立ちごけもしてません。これからも安全運転でツーリングに行きたいと思います。

名栗湖は人がいっぱい、看板もいっぱい

軍畑から都県道53号線で有馬ダムへ(2020年11月)
有馬ダムの碑の前で撮影

有間ダム+名栗湖近辺は人がとても多かったです。おそらく紅葉狩りツーリングの人だと思われますが…。入り口の碑の脇は工事の看板とか公園の案内とかいろいろ立っていてそれもにぎわっている印象でした。でも正直言うとちょっと人が多すぎかと…。コロナ禍で人々がアウトドア志向になっているのかもしれません。

名栗湖をバックにNC750S

名栗湖をバックにNC750S(2020年11月)
1年たちましたがまだまだ新しい?

NC750S購入から1年たちました。1年の感想は別の機会に書こうと思います。流石に細かい傷とかは増えてきましたが、写真撮影するとまだまだキレイです。名栗湖近辺の紅葉も美しかったので明日以降掲載しますが、今日は10000kmを記念してNC750Sが主役の記事でした。

明日は、有間ダムの珍しい…を掲載します。

1日3ダム(有間ダム、二瀬ダム、合角ダム)ツーリング - 有間ダム編

1日3ダムのソロツーリング

某日、二瀬ダムと合角ダムをめぐるソロツーリングを検討していたところ、奥多摩の手前、軍畑から都道53号(青梅秩父線)に抜けると途中で有間ダムに寄ることが出来ることに気付いて1日3ダムのソロツーリングに出発しました。ちなみに管理人の好みで軍畑から都道53号に抜けましたが、青梅から直接向かうのが最短です。

有間ダムに到着

有馬ダムの前でNC750Sを撮影
有馬ダムの前でNC750Sを撮影

有間ダムは都道53号線から少し入ってすぐのところにあり、道に迷わずに行けます。更に道路沿いに目立つ形で上の写真の「有間ダム」の石碑があります。まずは記念撮影。なお有間ダムのダム湖は「名栗湖」と名付けられています。NC750Sの後ろツツジの植栽に隠れていますが「名栗湖」の石碑もありました。

有間ダムは埼玉県営ダムの第1号

彩の国 有間ダム
有馬ダムの堤頂は普通の道路です

有間ダムは1986年竣工の埼玉県営のダムです。埼玉県営のダムは2020年時点で2ダムあり有間ダムと合角ダムです。(埼玉県のHPには権現堂調整池の堰も記載されていますが堤高が15m以下なので、ここではカウントしません。)上の写真の「彩の国 有間ダム」の表示も埼玉県推しの雰囲気を漂わせています。

有間ダムは中央土質遮水壁型ロックフィルダム

有間ダムの堤体と下流側
単なる山にしか見えませんがダムの堤体です

上の写真は有間ダムの堤体を堤頂から撮影したものです。ロックフィルダムは夏が近づいてくると草が生えてきて単なる山に見えてしまいます。有間ダムの特徴は機械稼働の要素がほとんどなく放流も洪水吐からの自然越流(ある水位に達するとその分だけ下流に放流される)方式です。肝心の洪水吐の写真を撮影するのを忘れたので次の機会に必ず撮影しようと思います。道のりはまだ長いので都道53号に戻って秩父方面に向かいます。

左側の青い構造物の奥に洪水吐がある模様

道の駅芦ヶ久保は定番の休憩所

道の駅芦ヶ久保で出会った燕の親子
以前にツバメの急旋回を撮影した道の駅芦ヶ久保ではツバメが子育て中でした

都道53号線を秩父方面に抜けて国道299号線に合流してすぐの場所に道の駅 果樹公園あしがくぼ があります。ここは駐車場、駐輪場も広く、小川の流れる風景も管理人お気に入りです。そういえば以前にもここで休憩しツバメを撮影しました。今回は巣作りも終わって、子育ての真っ最中のようでした。親ツバメがひっきりなしに餌を採ってきては子供に与えていました。子供の姿を見るにまだ巣立ちまでは少しかかりそう…世の中の親ってのは大変だ。

NC750SとNC750X
赤いのが愛車NC750S、その奥は兄弟ともいえるNC750X

駐輪場はたくさんのバイクが止まっていましたが、愛車NC750Sの兄弟NC750Xが止まっていました。こうやってみると確かにそっくりというかマフラーを含めたリア周りは全く一緒です。このNC750Sの手前にはRGVΓ(’96年式?)が停まっていますが、ブルーのLucky Strikeペイントは結構珍しいんじゃないかと、このブログを書くときに気付いた次第です。

この後、二瀬ダムに向かいます。 続く