よく晴れた6月の土曜日。日の長いこの時期、更に梅雨時にも関わらず雨の心配がないこの日は絶好の遠出のチャンスです。そこで取材できていなかった、上野ダムを目指すことにして出発。
経路は環八→中央自動車道調布I C→須玉IC→国道141号→県道124号→上野ダム・御巣鷹の尾根方面です。
八ヶ岳の絶景
佐久往還(国道141号)は須玉からアプローチすると正面に八ヶ岳がまず見えます。佐久方面に北上すると八ヶ岳の東側を通過しますがこの間の風景はまさに絶景です。
上の写真、最も高く見えるのが赤岳(2899m)その右側尾根に沿って横岳、更に少し右奥に向かって硫黄岳。写真で更に右奥、硫黄岳に隠れた夏沢峠を挟んで根石岳。夏沢峠を挟んで南八ヶ岳、北八ヶ岳と呼ばれ浸食作用で険しい稜線の南となだらかな稜線の北の対比が特徴的です。
手前の白く見えているのはレタス畑のビニールマルチです。国道141号の八ヶ岳東側野辺山高原は日本有数のレタス産地です。以前に紹介した清川村もレタスの産地でこの両方を含む長野県は都道府県単位で全体の30%以上のシェアを誇る日本一の産地です。
なお、写真の通り空気がとても澄んでいます。この特徴を活かした国立野辺山天文台も近くにあります…が今回は通過。
加和志湖の風景
国道141号を北上し小海で県道124号を東進します。しばらく走ると見えてくるのが加和志湖。なんでも長野県にしかいないシナノユキマスが釣れるポイントだとか。
なお湖と呼ばれていますが、正確には砂防ダムに堰き止められた相木川の一部です。長野県にはこのタイプの砂防ダムに堰き止められた湖的な川が多いようです。以前のあちばけ湖もその一つでした。
長野県、群馬県境のぶどう峠
この時期、県道124号はツーリングのバイクが多くよくすれ違いました。夏の時期、この周辺は涼しくツーリングには最高のロケーションです。長野県ー群馬県境はぶどう峠です。
ぶどうは葡萄🍇ではなくて武道です。残念ながら特に景色が良いという訳でもなく…草が少ない時期ならもしかすると…。
写真左側長野県の表示があるのが群馬県、群馬県の表示がある右側が長野県です。何故か看板の大きさの差が気になります。なおぶどう峠から群馬県側は特にカーブが多く運転に注意が必要です。(実際地形的にも難所で過去に崩落したことがあるそうです。)
更に県道124号を進んで上野ダムへ。
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