ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: ツーリング (3ページ目 (24ページ中))

金谷港→鴨川→猟師工房ツーリング(2)

金谷港を後にして鴨川→猟師工房へ

新しくなった猟師工房へ向かいます。久々だったので道を間違えて鴨川漁港まで行ってしまいました。少し引き返して国道128号方面から県道24号に入って、木更津方面へ北上。

元の場所にはロープが張られていました。その前を通過してしばらく行くと、大きな看板がありました。

猟師工房新しい看板(2023年9月)
猟師工房新しい看板(2023年9月)

立派な建物です!

道の駅化した猟師工房(2023年9月)
道の駅化した猟師工房(2023年9月)

この建物、入り口正面にあるように片倉ダムの記念館として建てられ、以前は…冴えない何かが入っていたような…記憶がありません。

内部の装飾は相変わらずです

猟師工房相変わらずの店内装飾(2023年9月)
猟師工房相変わらずの店内装飾(2023年9月)

なお以前の店内はこんな感じ。そのまま持ってきているものも多くありそうです。ちなみに猟師工房のある房総半島には上の写真にいるオオツノジカとツキノワグマはいません。

猟師工房 どこかで見たマネキンズ(2023年9月)
猟師工房 どこかで見たマネキンズ(2023年9月)

「クスリは 堀内薬局 電話五一番」の温度計も前の店舗からあって管理人のお気に入り。

猟師工房入り口(2023年9月)
猟師工房入り口(2023年9月)

手前のシカは可愛らしいですよね。後ろでイノシシ…おいっ。

併設の片倉ダム展示室(2023年9月)
併設の片倉ダム展示室(2023年9月)

本来、片倉ダム記念館なのですが展示は全くやる気がありません。会議室の一室にポスターが掲示されているだけです。ポスターも日焼けして…。見ている人も皆無でした。

片倉ダムは千葉県最大のダム

片倉ダムとNC750S(2023年9月)
片倉ダムとNC750S(2023年9月)

ですが比較的規模は小さいです。また比較的新しいダムなのでゲートがありません。中央2か所が常用吐、脇の2か所が非常用洪水吐と思われます。

常用吐から少しずつ放流されていてその水音が良かった。

ちなみに、今回は鹿バラ肉(木更津産)、イノシシシンタマ(木更津産)、ツキノワグマ(長野県産)を購入して帰途につきました。まだ鹿バラしか食べていませんが肉の味が濃く滋味豊かで美味しかった。

帰りはアクアライン経由でしたがかなり渋滞。暑さもあって体力消耗しましたが鹿バラの滋味に癒され、疲労回復に努めました。

次回はハーレーでツーリングの予定。

金谷港→鴨川→猟師工房ツーリング(1)

久々の房総半島ツーリング

猟師工房が新しくなると聞いてからしばらく経過しますが訪問することが出来ないままになっていました。そこで、金谷で海の風景を撮影して、保田→鴨川→猟師工房の道程でツーリング。

恋人の聖地

恋人の聖地@千葉県金谷港(2023年9月)
恋人の聖地@千葉県金谷港(2023年9月)

恋人の聖地だそうです。ソロツーリングの管理人。グワラグワラッと鳴らしてやりましたよ。あ、奥に見えるのがJERA横須賀火力発電所。更に晴れてれば富士山が…残念ながら雲隠れです。

NC750Sも撮影

横須賀火力発電所+釣り船+NC750S(2023年9月)
横須賀火力発電所+釣り船+NC750S(2023年9月)

JERA横須賀火力発電所の1号機は既に営業運転始めていたのですね、知らなかった。最新鋭の発電所で首都圏の電力を賄っているものと思われます。釣り客満載の釣り船。金谷辺りは金アジと呼ばれる東京湾でも屈指の美味しい味が釣れる場所。皆さん釣果はどうだったか?時間的に、「最後にポイント移動します」と思われました。

フナムシの動画を撮影

次回は猟師工房へ。

ダムツーリングのアイデンティティが危機に直面したツーリング

久々に1日晴れて遠乗りできそうな日曜日。まずは奥多摩に行って、フルーツライン近辺でシャインマスカット購入を目論んで出発。帰りは上日川ダムに寄って富士山が見えたら…。

小河内ダムの貯水率が高い

月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から奥多摩湖+小河内ダムをみると、洪水吐手前のテラスが見えていません。貯水率が高くなっています。調べてみると84.4%。近年どちらかといえば70%程度のことが多かったのですが何か事情があるのでしょうか。

もしかすると東京都の水源、利根川上流域のダムの貯水率が例年よりかなり低いので小河内ダムで水を確保する意図でしょうか?

秋はそこまで来ているようで

ススキと小河内ダム(2023年9月)
ススキと小河内ダム(2023年9月)

ススキが穂を出していました。赤っぽいのは種類なのか、個体差なのか。秋はそこまで来ている様子。

フルーツラインで挙動不審な私

NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)
NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)

今回フルーツラインに行った目的の一つは水音の撮影。フルーツラインの各果樹園の脇には小さな用水路が通っており、その水音がなかなか良いのです。いつか撮影しようと思っていたので今回実行。

ただし、バイクで来てただの用水路をあちこちのぞき込んで思案顔の管理人は周りの果樹園の方から「不審」と思われたかも。でもそのかいあって撮影したのが下の映像。

甲州市フルーツラインの用水路

上日川ダムに向かうも…

時系列反対で前回のブログで紹介した通り上日川ダムは閉鎖中でした。仕方がなく国道20号にでて帰途につきます。大月から中央自動車道で…と考えていましたが「渋滞2時間以上」の表示。20号をそのまま東京まで…猿橋まで行きましたがこれも渋滞。

渋滞を避けて小菅に抜けて深城ダムと小河内ダムを見て青梅街道で帰ることにします。

相変わらずいい音してる深城ダム

深城ダム(2023年9月)
深城ダム(2023年9月)

深城ダムの減勢工下流の段差が放流時にはいい音を立てます。

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

小河内ダムの堤体と余水吐き。湖水面近くの高さから一度に見える場所は意外と少なく、この写真も青梅街道の途中で撮影しています。シャインマスカットは購入できませんでしたが…2つのダムを撮影できてダムツーリングのアイデンティティは保たれました。

予定よりだいぶ遅くなりましたが、この後青梅街道は渋滞なく順調に帰宅。中央自動車道+国道20号(甲州街道)渋滞の際の青梅街道への迂回は定番化しそうです。

燃費と日本に関して思うこと

頂きものの仁淀川産鮎

頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)
頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)

夏休みに実家に帰った際にいただいた鮎。田舎のことなので近所付き合いは東京に比べると格段に濃いものです。勿論、頂きっぱなしという訳ではなく、実家の母の日頃のやり取りの一環です。

都会でしか生活したことがない人にとっては、近所付き合いは煩わしくプライバシーがなくなるネガティブ面ばかりが気になるかも知れません。一方で「遠くの家族よりご近所さん」というのはよく当たっていて日常的に頼りになるのはご近所さんです。

人が多い都会が苦手な管理人は田舎暮らしを好みますが諸般の事情で実現は簡単ではありません。

高知→土山SAの燃費

高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)
高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)

高知を出て瀬戸大橋経由で新名神土山SAまで。(三木PAは食事+休憩)ペースはほぼ法定速度。40km/lを達成した下りに比べると若干燃費は悪化して37.7km/l。発熱量が全体的に少なく冬場はオーバークール気味になりがち+グリップヒーター使用のNC750Sの特性なのか気温が高い方が燃費が良いようです。

後半は渋滞で燃費は今ひとつ伸びず

新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)
新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)

高知→東京の高速区間で渋滞する場所は名神高速高槻JCT〜大津IC付近伊勢湾岸道四日市JCT〜東海IC付近東名高速御殿場SA〜大和トンネル付近(断続時によって連続!)です。この日は足柄PA付近から大和トンネル付近までほぼ連続。燃費も36.4km/lまで悪化しました。(その上+2時間)

渋滞するのは大都市圏です。特に日曜日の夕方、東名高速の上り線渋滞は大変です。これは東名に限らず中央道、関越道、東北道、京葉道路、東関道など東京に向かう全ての道路に共通です。

東京に人が多すぎるのが根本的な原因。基本的には人口が集中するとインフラや資源の効率は上がります。しかしそれも行き過ぎて周辺の地域から電力や水をかき集めないと成り立たない程度まで集中すると渋滞やヒートアイランドなど負の側面が強くなります。

管理人の実家のある高知県もそうですが、日本各地魅力的な場所は沢山あります。リモートワークが可能になったら家賃も安く、渋滞のない地方への移住は魅力的だと思います。

東京でも奥多摩は(ダム)ツーリングに行くのには最高です。あ、でも冬寒いから管理人はダメか、残念。

燃費40km/lを達成(NC750S)

高知に帰省しました。今回は中央自動車道経由で名神多賀で昼食+給油。明石海峡大橋大鳴門橋経由で高知までの予定でしたが…。

多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)
多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)

今回は昼食+給油。昼食はちゃんぽんにします。このちゃんぽん宿泊の時はコンビニで食事を買ったので食堂は使っていないのに見たことがあると思ったら新名神土山SAでした。(但しこの時は別メニュー)

北岳や八ヶ岳連峰は雲を被ってました

中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)
中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)

東京の自宅から多賀までは430km程度。14lの燃料タンクに2lの余裕を持たせて12lで走るとすると燃費は35.8km/l。アップダウンの多い中央自動車道ではまずまず厳しい数字です。そこで巡航速度90km/h(メーター読み)をひたすら守って多賀まで。風景は諏訪湖を超えて駒ヶ岳付近が最高でした。

NC750Sで40km/lを達成

自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)
自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)

かなりアクセルワークに気を付けながら、かつ流れに乗ることを留意して多賀までの道のりで40.1km/lを達成しました。その分、到着時間は予定より30分以上遅れましたが…。

多賀SAのレストイン(2023年8月)
多賀SAのレストイン(2023年8月)

多賀は最初にNC750Sで帰省した時に寄ったことがあり2度目。但し、この時は新東名経由で道を間違え湾岸長島まで行ってしまい、かなり遠回りしました。この時はレストイン多賀で宿泊しました。このレストインは休憩だけではなくて「宿泊」が可能な点で重宝します。

権現湖PAで小休止

小休止の権現湖PA(2023年8月)
小休止の権現湖PA(2023年8月)

お尻が痛くなってきたので痛み止めを飲むために権現湖PAで小休止。ついでに水分補給+トイレに行って後半の道のりに備えます。

後半、瀬戸大橋ではかなり風が強く、緊張感がありました。ペースを落としタンクに伏せて風の影響をやり過ごしました。その後、四国に上陸し川之江JCTを過ぎたあたりから天気が悪くなってきます。繁藤トンネル付近から前が見にくいほどの豪雨。ここでもペースを落としてずぶ濡れになりながらも無事到着。(雨具は持っていましたがもうすぐ到着だったので使用しませんでした。)

100mくらい前まで41.0km/lだったのにー

多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)
多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)

結局燃費は40.9km/l。前半と同じく90km/hペースを維持する予定でしたが、瀬戸大橋の強風、高知道の豪雨でペースを落としたため、結果的に燃費が向上しました。燃費を左右する要素は色々あるけど結局80~90km/hペースなら40km/lが見込めるという結果でした。冬の寒い時期グリップヒーターを使用するとどうなるかも興味深く、機会があったらトライしようと思います。

ちなみに燃費は良かったものの到着時間は予定より2時間遅れ。ペースを落とした分仕方ないですけど、これにはちょっと参った。

八ッ場ダムツーリング(八ッ場ダム前編)

八ッ場ダムに行こう

夏至を過ぎましたがまだまだ日の長いこの時期でないと日帰り出来ない場所を狙って地図を眺めて八ッ場ダムを目的地にしました。

非常に激しい建設反対運動があり、建設までの妥結まで非常に時間がかかった上に、建設途中で政権が変わり建設が一時中断、さらに政権が変わって建設が継続され令和2年にやっと竣工した八ッ場ダム。

八ッ場ダム堤体を下流正面から望む(2023年7月)
八ッ場ダム堤体を下流正面から望む(2023年7月)

竣工したばかりのダム堤体はほとんど汚れておらず白さが眩しいくらいです。白いといえば石灰岩質の多いロックフィルダム南相木ダムも白いですが八ッ場ダムは重力式コンクリートダムなので雰囲気がまた随分違います。

八ッ場ダムの諸元

八ッ場ダム 諸元表示(2023年7月)
八ッ場ダム 諸元表示(2023年7月)

写真の諸元には記載がありませんが、八ッ場ダムの目的はFNWIPです。特に洪水調整は重視されていて公式HPで総貯水量の半分以上が洪水調整に充てられていることが確認できます。

2019年の台風19号が関東地方に接近した際にはまだ湛水試験が始まったばかりの八ッ場ダムが1日でほぼ満水になったのが話題になりました。(外部サイト その時のまとめ記事)八ッ場ダムがなかったら洪水被害が大きくなっていた可能性もありました。

八ッ場ダムはゲートが多い

八ッ場ダムを上流側から望む(2023年7月)
八ッ場ダムを上流側から望む(2023年7月)

八ッ場ダムにはクレストゲートが4門、コンジットゲートが3門設置されています。最近の重力式コンクリートダムでは非常洪水吐は自然越流式にしてクレストゲートが省略されるケース(宮ヶ瀬ダム湯西川ダムなど)がありますが八ッ場ダムでは4門。

細かな流量調整を目的にしているのか、設計がこれらのダムよりも前にされていたのか事情は判りませんがダムらしい姿なのは間違いないです。

洪水調整の容量が大きいと言うことは

八ッ場あがつま湖の風景(2023年7月)
八ッ場あがつま湖の風景(2023年7月)

洪水期(7月ー10月5日)のダム湖は水位が非常に低く上の写真のような風景になります。水不足なのではなく容量を空けて洪水調整量を確保しています。

奥に見えるキノコのような特徴的な岩は丸岩と名付けられています。

八ッ場ダム右岸の風景

八ッ場ダム建設で移転された墓地(2023年7月)
八ッ場ダム建設で移転された墓地(2023年7月)

ダム左岸側にダム建設に伴って新しく付け替えられた国道145号が走り、駐車場があり管理事務所や展示施設などが建てられています。またダム天端中心近いところにエレベータがあり下流側に降りることができます。

このため、右岸側は人があまりいません。そんな静かな風景の中に移転された墓地がありました。合掌。

また人がほとんどいない中、鳥たちが鳴き交わす声がとても綺麗でした。動画でお楽しみください。

八ッ場ダム右岸の鳥たちの鳴き交わし

次回はダム下流の様子。

上野ダムツーリング(上野ダム編)

上野ダムまでのトンネルは暗い

県道124号を東進して「しおじの湯 しおじや」の交差点で右折し南に向かいます。上野ダムまでは比較的近いのですが途中のトンネルが特徴的です。トンネル内のカーブが多くまた「暗い」です。トンネル内の照明が完全に消灯しているところもありNC750Sのヘッドライト頼り…なのはやや心細いです。

上野ダムの入り口は虎王トンネルを抜けてすぐ、長岩トンネル手前の数十メートルの間なので行きすぎないように注意しましょう。(管理人は行き過ぎ…かけました)

駐車場から堤体を望む

上野ダム堤体を駐車場から望む(2023年6月)
上野ダム堤体を駐車場から望む(2023年6月)

駐車場からは堤体の上流側が見えます。堤体はアーチしているように見えます。また水位はやや低く揚水発電の上池である南相木ダムに貯水されていることが察せられました。なお上野ダムのダム湖は奥神流湖と命名されています。

上野ダム「水の恵」碑(2023年6月)
上野ダム「水の恵」碑(2023年6月)

上野ダムには「水の恵」の碑があります。揚水発電の下池という奥神流湖の特性を考えるとやや唐突な感じがしないでもありませんが…。おそらく重要なのは揮毫の「黒澤丈夫(くろさわ たけお)」氏。

氏は昭和40年から平成17年の40年間に渡り上野村村長を務め、引退した時点で日本で最年長の首長でした。上野村の振興に務めただけではなく、村内の御巣鷹の尾根(これは事故後氏によって命名された地名)に墜落したJAL123便墜落事故での賞賛に値する対応したことでも有名です。

引退した年(当時91歳)に上野ダムは竣工しており、上野ダム関連の仕事は氏の村長としての最後の仕事だった可能性もあります。

上野村の主力産業の一つ木工

上野ダム管理事務所と記念オブジェ(2023年6月)
上野ダム管理事務所と記念オブジェ(2023年6月)

その木工を活かしたと思われるオブジェが管理事務所の壁に飾られています。上野の森に7人の小人がいます。右上の丸いのは…なんだろう。

管理事務所前からダム堤体を望む

上野ダム左岸から堤体を望む(2023年6月)
上野ダム左岸から堤体を望む(2023年6月)

上野ダムは堤高120mの重力式コンクリートダムです。左岸から見ると若干アーチしているように見えますが、手前と奥は副ダムで上の写真中央部の直線になっているのが主ダムです。

上野ダムは大小2つの沢を跨いで建設されており堤頂長350mで比較的長い堤体を持ちます。この構造を合理的に建設するため右岸側小さい方の沢と左岸側は主ダムに対して角度がついた副ダムとして建設し、中央に主ダムが配置されているためアーチしているように見えるのです。

上野ダムのダム湖は奥神流湖

奥神流湖と上野ダムのプレート?(2023年6月)
奥神流湖と上野ダムのプレート?(2023年6月)

上野ダムのダム湖は奥神流湖を名付けられています。ダム湖は「奥〇〇湖」が多いですね。矢木沢ダムの奥利根湖滝沢ダムの奥秩父もみじ湖小河内ダムの奥多摩湖など。

上野ダム天端の風景(2023年6月)
上野ダム天端の風景(2023年6月)

上野ダム天端左岸側にはトンネルがありますが、立ち入り禁止です。このトンネルどこかに繋がっているようには見えずダムの管理用ではないかと思われます。おそらく監査廊へのエレベーターなどがあるのではと思われますが、不詳です。

右岸からダム堤体を望む

上野ダム右岸から堤体を望む(2023年6月)
上野ダム右岸から堤体を望む(2023年6月)

上野ダム堤体を右岸から望みます。クレストゲートの洪水吐はローラーゲート2門、オリフィスゲートと放流用バルブがあるのですがこの写真では見えません。放流用バルブからは放水中でした。おそらく下流神流川の流量維持のためと思われます。上野ダムの目的はP(発電)のみでN(流水の正常な機能の 維持)は含まれませんが環境には配慮しているということでしょう。

次は…御巣鷹の尾根。

新名神甲南パーキングエリア(上り線) は惜しい!

忍者押しが楽しい甲南PA

新名神上り甲南PAの建物正面入り口(2023年5月)
新名神上り甲南PAの建物正面入り口(2023年5月)

いきなりの忍者。忍者が壁を突き破ったり、あまり高そうでない塀をはしごで上から降りてきてたりツッコミどころ満載のイラスト。勢いは感じられます、はい。

新名神甲南PAの風景(2023年5月)
新名神甲南PAの風景(2023年5月)

周りの風景はこんな感じです。基本的には何もない紀伊半島の山の中に通した新名神高速道路のPAなので回りは山です。

内装ももちろん忍者

新名神上り甲南PAの内装(2023年5月)
新名神上り甲南PAの内装(2023年5月)

内装ももちろん忍者。謎の怪人と対決中。避難口誘導灯が良いアクセントになっています。

新名神上り甲南PAのお願い掲示(2023年5月)
新名神上り甲南PAのお願い掲示(2023年5月)

食堂のお願い掲示も忍者。

忍術焦がし醤油黒ラーメンの食券(2023年5月)
忍術焦がし醤油黒ラーメンの食券(2023年5月)

チケットも忍術。

惜しいっ!惜しいぞ甲南パーキングエリア

忍術焦がし醤油黒ラーメン(2023年5月)
忍術焦がし醤油黒ラーメン(2023年5月)

忍術の出来栄えに期待し、一口…。イマイチ…。麺は茹ですぎでスープは作り置きなのか焦がし醤油の香りはせず醤油の酸味のみ感じられ、スープの温度が低すぎです。

麺のゆで時間と茹でるお湯の温度設定、スープの作り方と温度の見直しだけでも良くなると思うのでもしこのブログを見ていたら是非改善してくれー甲南PA。惜しい、惜しいぞ甲南PA。

(とはいえ、お腹すいてたので完食しました。)

ベルハンマーゴールド効果は如何に?

東京→高知1回給油の帰省ツーリング

東京→高知の帰省ツーリングもすでに数回目。これまでは1回給油で少し余裕をもって問題なかったのですが、このところ普段のツーリングでの燃費が体感できるレベルで低下。

1回給油の場合、余裕を見ると35km/lを目指す必要があります。そこでYoutubeなどで紹介されているベルハンマーゴールドを購入。チェーン・ドリブンスプロケ清掃+注油した上で1週間放置。そして出発。前半は自宅から新名神土山SA、後半は土山SAから高知道伊野IC最寄りの一般道GSです。

経路の見どころ動画

富士山ー名港トリトンー姫路城?ー瀬戸大橋ー讃岐富士など

連休前というのにあちこち渋滞した前半

出発してすぐの環八から渋滞。東名にはいって綾瀬バス停前後からまた渋滞。当然、燃費は伸びません。海老名SAを過ぎたあたりから渋滞解消90km/h走行のトラックにペースメーカーをお願いして(単に車間とってついていっただけですが)燃費を稼ぎます。

新東名区間は110km/h前後で巡行します。ここでやはり燃費は伸びなくなりむしろ32.5km/l程度まで悪化します。そして伊勢湾岸自動車道へ。この区間は燃費には最も有利な70~80km/hで流れるので素直に流れに乗ります。そして前半中継地点土山SAへ。SA直前数百メートルでリザーブ表示に変わりました。

東京→土山SAの走行距離と燃費(2023年4月)
東京→土山SAの走行距離と燃費(2023年4月)

前回はSAで休憩後、給油直前にResv表示になったので燃費もほぼ同じはずですが…。今回の燃費は35.6km/l。前回を確認すると燃費は約2km/lよくて37.5km/l。あれー?なんでだろ。

渋滞なく順調に走行した後半

土山SAで食事+給油した後出発。ちなみに給油量は10.97L@186円で2,040円。NC750Sで2,000円越えは初めてかも。

土山SAからは緩やかな下りが続き、京都→神戸の区間は90km/lペースなので燃費は伸び38km/l程度で走行できます。神戸から瀬戸中央道まではほぼこの燃費を維持しますが、上り下りの多い四国に入ると燃費が徐々に悪化します。立川PA過ぎたあたりでResv表示に変わりました。(「たちかわ」ではなく「たぢかわ」と読みます)前回は最寄りICでResv表示だったので誤差ではなくはっきりした手前。

土山SA→伊野IC(最寄りのGS)の燃費と走行距離(2023年4月)
土山SA→伊野IC(最寄りのGS)の燃費と走行距離(2023年4月)

今回の燃費は36.4km/lで前回は38.5km/l。結局、前後半共に2km/l程度燃費が悪化しています。ベルハンマーゴールド効果は「ない」のか…。

ベルハンマーゴールド効果はあると思う

ただ、実際に走っているときのチェーンのばたつき感軽減取り回し時に感じる重さは軽くなっています。なので、燃費も向上しそうなのですが寄せる年波にはNC750Sも勝てないのか…。詳しく調べるため前々回からデータをまとめると

2021年GW 前半 37.5km/l 後半 37.0km/l 平均 37.25km/l
2022年GW 前半 37.5km/l 後半 38.5km/l 平均 38.0km/l
2023年GW 前半 35.6km/l 後半 36.4km/l 平均 36.0km/l

2022年GW時はオイルが5W-30だったので10W-30の2021年GWと比較するのが妥当。2021年GW前半は土山SAではなく一つ先の草津PAで給油しているのでその分燃費が伸びています。平均で比較すると1.25km/lの違い。

2021年GWは渋滞はなくペースは今回より遅いです。今回は少し遅く出発し渋滞があったので燃費はほとんど同じと考えてよいと思います。

2022年GWに関してはペースはほぼ一緒ですが、一点重要なことを忘れていました。2022年→2023年で管理人5kg以上10kg以下の範囲で太りました。というか前回が色々あって痩せていました。オイル+体重違いで2km/lの燃費変動は可能性としてはあり得ますね。

燃費比較では数値的には明確な結果は出せませんでしたが、経年劣化分を改善し、体感出来る部分の効果はあるということで今回の結論としておきます。

鬼怒川4ダムのうち3ダムツーリング(川治ダム編)

雪がちらつく湯西川ダムから五十里ダム方面に少し戻り、途中の葛老トンネルを抜けて川治ダムへ。実は管理人、下調べしておらずここまで大規模なダムとは思っておらず…

とても高度感のあるアーチ式コンクリートダム

高度感半端ない川治ダム(2023年4月)
高度感半端ない川治ダム(2023年4月)

川治ダムの駐車場にNC750Sを停めて、ダムを覗くと意外にも大規模なアーチ式コンクリートダムでした。堤体高140mとアーチ式コンクリートダムでは日本で4番目の高さを誇ります。高さだけで言えば矢木沢ダムの131mよりも高く、このブログで取り上げたアーチ式コンクリートダムでは一番の高さです。

目的はFNAWIです。このダムアーチの反りが大きく高度感が半端ないです。この反りは一見する価値があります。

ダム天端は県道23号

川治ダム天端の歩道(2023年4月)
川治ダム天端の歩道(2023年4月)

川治ダムの天端は栃木県道23号が走っており、比較的交通量もあります。下流側の歩道を歩くと、オーバーハングした堤体のおかげで高さを楽しめます。というか、この日は強風だったこともあり管理人高所恐怖症なのでとても怖かったです。歩道からも勇気を奮って写真を撮影したのですが、恐る恐る撮影したので高度感が伝わる良い写真は撮れず…。右岸へ。

右岸から見ても高度感が…

右岸から見ても高度感たっぷりの川治ダム(2023年4月)
右岸から見ても高度感たっぷりの川治ダム(2023年4月)

右岸から見るとダムのゲートがおよそ確認できます。6門のクレストゲート(非常用洪水吐)に2問のコンジットゲート(常用洪水吐)が見えます。クレストゲート上にはゲートの機械室がありますが、ここには天端を通る県道23号の歩道からアクセスするようになっています。(もちろん通常は立ち入り禁止)

上流側歩道は安心して歩ける

八汐湖を望む(2023年4月)
八汐湖を望む(2023年4月)

川治ダムのダム湖は八汐湖と命名されています。ダム周辺で咲き誇るヤシオツツジから採られたとか。植物の名前をダム湖名にした例は珍しいのではないかと思います。

おなじコンクリート式アーチダムで比較すると、川治ダムの堤高は矢木沢ダムよりも高いですがダム湖の容積は八木沢ダムの奥利根湖の3分の1程度です。

とはいえ、豊かな水量を生かして奥利根湖が東京に水を供給しているのに対して八汐湖は用水の半分近くを千葉県に供給しています。首都圏というのは本当に周辺地域の水源がなければ成り立たないことがわかります。

何故か漢文の記念碑

李佩成の記念詩(2023年4月)
李佩成の記念詩(2023年4月)

川治ダムの管理事務所前駐車場にある記念詩碑です。作者は李佩成 氏。wikiによると中国の水資源と環境に関する研究家だそうです

昔日の鬼怒川 今朝は公園と成り 高峡に平湖が出る 人力天に勝つべし

と読み下すのでしょう。これだけ率直に人間の技術の力を肯定する詩は珍しいように思います。大橋ダムの記念碑並みと管理人は感じました。

川治ダムの記事はこれでおしまい。

帰途につきますが、往路の燃費(26.5km/l)が悪かったので1タンクで帰宅できるか微妙な燃料の残り具合。日光道ー東北道を燃費走行に徹した結果、結局帰宅前の平均燃費は33.5km/l程度まで改善。余裕で帰り着きました。

途中の東北道追い越し車線で多重追突事故が発生していました。安全運転を改めて心がけた次第。次回は五十里ダム湯西川ダム、川治ダムが活躍した話題を取り上げる予定です。

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