ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 春 ( Spring in Japan ) (7ページ目 (7ページ中))

内房から絶景の富士山を望む

某日、内房富津岬→明鐘岬の経路でソロツーリングに出かけました。この日は大変風が強い日でしたが、そのおかげで富津岬からは富士山が綺麗に見えていました。

富津漁港から富士山を望む
富津漁港から富士山を望む

富津漁港からは富士山がよく見えていました。この日は風が強く漁や遊漁も休みだったのか港は船でいっぱいでした。富津漁港からもう少し進むと富津岬の展望台に到着します。

第一海堡と富士山
第一海堡と富士山

展望台からは第一海堡と富士山が綺麗に見えていました。第一海堡は「 堡 」の名前の通り、東京湾奥の防衛のため大砲を据え付けるために明治時代に建設された人工の島であり基地です。東京のお台場の親戚筋とも言えます。その昔は実際に大砲が据え付けられ運用されていました。

富津岬の潮目
富津岬の潮目

少し目線を変えると海にははっきりとした潮目が出来ていました。富津岬の地形を見ると東京湾の奥と外を分けるようになっています。このためこの辺りは干満の際にはっきりとした潮目が出来やすいのです。こうした環境は内房名物「黄金アジ」をはぐくんでいるのかもしれません。(黄金アジの金谷は富津岬の外側、明鐘岬の極手前にあります。)

NC750Sと伊豆大島
NC750Sと伊豆大島

明鐘岬までいくと富士山は雲に隠れてしまいましたが。伊豆大島が綺麗に見えてきました。そこで明鐘岬の磯の手前にNC750Sを停めて記念撮影。明鐘岬下は内房では珍しく本格的な磯釣りが楽しめる場所です。特に初春のクロダイ釣りは有名ですが…管理人は一度も釣れたことがありません。場所の問題ではなく腕の問題だと思います。

NC750Sと海
なんとなくノスタルジックなNC750Sと海

そしてもう一枚記念撮影。なんとなくノスタルジックな雰囲気で自画自賛の一枚が撮影できました。まだまだ時間はあったものの、内房からの帰りは渋滞に巻き込まれる確率が高いので今日はここまでにして帰宅しました。

奥多摩檜原村某所で渓谷歩き

ため息が出るほど美しい渓流

今週も奥多摩にNC750Sでソロツーリング。前々から気になっていた払沢(ほっさわ)の滝に向かいましたが人が多くやめにして、更に奥の某所に行き写真撮影とプチ渓谷歩きを楽しんできました。人気が出ると人が増えそうなので敢えて地名は書かないことにします。写真のように本当に澄んだ渓流でした。澄んだ空気と澄んだ水のなす風景でリフレッシュできました。

渓流の清水にイワナがいました
渓流の清水にイワナがいました。水が透明なのでただの岩場を撮っているように見えます。真ん中にイワナがいて水なのが分かります。

ちょっとした冒険気分

某所は奥多摩の非常に澄んだ渓流が渓谷をなしている場所です。最上流部なので小さな滝や淵が沢山ある変化にとんだ地形が楽しめます。渓谷歩きと言っても沢を上っていくような本格的な装備は必要ありませんが、鎖場のようなところもあり チョットした 冒険気分に浸れました。

渓谷の渡橋とはしご
本格的な装備は必要ありませんが、ハイヒールではちょっと無理

巨大な岩をくぐって渓谷を上ると…

絶景が待っていました。この某所は地元の人たちにとっては信仰の場所にもなっています。確かに巨大な岩の間から光が差す様子は「神寂びた」風情でもあり、小さな渓谷と対照的な岩の巨大さに圧倒されました。下の写真は巨大な岩の下をくぐって渓谷を少し上ったところにある少し開けた場所からくぐってきた渓谷と岩を撮影したものです。左側が100m, 右側が80mあるそうです。

奥多摩の巨大な岩と渓谷
左下に看板が見えていますが「地元の人にとっての神域なのでキャンプとか禁止」って書いてあります。そりゃそうだ。

その他の写真もまとめて

渓流は本当に様々な表情を見せてくれました。のどが渇いたので渓流の水を一口飲んでみましたが、あまりの美味しさに三口追加して飲んでしまいました。この後、トイレに行きたくなってちょっと困ったのは内緒。

  • 渓谷入口から2つの岩を見る
    渓谷入口から2つの岩を見るとこんな感じですが、フレームに収まり切れません
  • 渓流の多彩な表情
    渓流の最上流なので規模は小さいですが表情が豊かです
  • 苔むした岩
    単なる苔むした岩ですが周りの雰囲気と合わさっていわくありげです
  • 昭和のレンズで撮影した渓谷
    昭和のレンズで渓谷を撮影してみました。露出オーバーですが雰囲気は出ていると思います
  • 若葉と渓谷
    時期は初春。木々の新緑が美しい季節でもあります。また紅葉も美しいことでしょう。
  • ヤマザクラと渓谷の大岩
    山の新緑とヤマザクラのピンクが対照的でした

奥多摩から道の駅小菅へ

2週連続、NC750Sで奥多摩へソロツーリング。檜原村役場先の橘橋交差点を左に曲がると奥多摩周遊道路。右に曲がると?ということで都道205号線を進みました。残念ながらこの道は途中で工事中で通行止め。橘橋まで引き返して奥多摩周遊道路を上りました。

山の中にも春の訪れ。都道205号の行き止まり直前で撮影しました。

梅の花が満開でしたが、考えてみれば3月。やはり標高の高いこの辺りの春は少し遅いのだろうと実感しました。

都道205号行き止まり手前
山の中の遅い春を実感させます

奥多摩周遊道路といえば先週も都民の森駐車場に来てました。何という風景の違いでしょう。今週の雪はほとんど解けて北向きの斜面に少し残っている状態でした。

  • 雪の都民の森 NC750Sと共に
    路面の雪は溶けていましたが木々には多くの雪が残っていました
  • 初春の都民の森
    先週の雪景色とは一変しています。

実は205号の行き止まりの前に入間白岩林道の入口までは行ってきました。この林道は比較的状態が良く奥多摩方面に抜けられるようですが初めて+一人ということもあり自重。引き返しました、大人ですから。

入間白岩林道入口
入間白岩林道の入口です。比較的状態の良い林道…らしいです。

いつもは奥多摩周遊道路を通過して小河内ダム方面に向かいますがこの日は大月方面に抜けることにしました。少々、疲れてきたので道の駅的なものがないだろうかと探していると丁度ありました、道の駅こすげ。レストランや物産館があり、隣接して温泉小菅の湯、フォレストパークなどがある充実したスポットです。が、ゆっくりする心構えをしていなかったのでまた来ようと大月に向かいました。

  • 道の駅こすげの看板
    ヤマメの看板が印象的。
  • 道の駅こすげから小菅の湯を望む
    右側の三角屋根の建物が小菅の湯の建物です
  • 道の駅こすげからフォレストパーク入口を望む
    Tokyo2020の看板が心持ち煤けて見える…

猿橋に抜け相模湖→高尾山→八王子まで20号線、16号線で奥多摩街道にでて、新小金井街道で青梅街道へ。途中のドラッグストアでトイレットペーパーを購入して帰宅しました。COVID-19の影響で近所のドラッグストアはトイレットペーパー売り切れ。そういえば、道の駅こすげのレストランもtake outのみの営業になっていました。早く普段を取り戻したいものです。

奥多摩へ単独ツーリング(NC750Sで)

暖かい土曜日は路面凍結の心配が少ないので奥多摩の小河内ダム+奥多摩湖に単独ツーリングに行ってきました。

奥多摩湖と小河内ダム
この時期は山の落葉樹は葉が落ち風景のいろどりは春までお預けです

写真の様に山は木の葉が落ちていろどりがありません。一方でだからこその楽しみが「アニマルウォッチング」。奥多摩は鹿やニホンザルが多いようですがそれでも木が茂っている時期は見つけるのは困難です。上の写真の2つの塔の奥側の右に山が開けているスペースがありますが、そこには…。

奥多摩湖のニホンザル
奥多摩湖のニホンザル

これだけ近ければ木の葉が茂っていても見えそうなものですが、そのような時期は山の上にも食べ物があって見やすいところにはいないのだろうと想像しました。

奥多摩湖の慰霊碑
奥多摩湖の慰霊碑

奥多摩湖と小河内ダムはその建設に際しては87名の方が犠牲になり、1000世帯近くの移転を伴ったそうです。 現在、安定した東京の水がめの一つであり四季の行楽地でもあることは 先人への感謝に堪えません。

小河内ダムー水道局の皆さん
小河内ダムは東京都水道局が管理しています。ヘルメットの「東京都水道局」の文字がその証明です。

本日のNC750Sインプレッション
久々の奥多摩湖で道を間違えました。往復とも奥多摩周遊道路を使うつもりでしたが往路で都道5号から国道411号経由で奥多摩湖まで。
帰りは奥多摩周遊道路経由。楽しいワインディングが続き、暖かいので凍結の心配はないとはいえ速度控えめ安全運転。 コーナリング のきっかけはカーブ前の減速が終わりブレーキをリリースして重心が後輪に戻るタイミングで良かったんだっけ?と考えながら走りました。反射神経で運転できるほど若くはありません。
コーナーで切れ込む特性がないのは何故だろうと色々調べていると全長(2215mm)がCB1300(2200mm)より長いことに気づきました。NC750xと共通設計なのでこのような設定なのでしょう。全長長くて低重心といえばクルーザーですから、確かに「切れ込む」特性ではないことは頷けます。

NC750Sと奥多摩湖近辺
言われてみればホイールベースが長いかも。エンジンの前傾を大きくしたのも一因か?

城ケ崎海岸へツーリング(NC750S)

最近の休日はスキーやワカサギ釣りに自動車や新幹線で行っていたので久々のNC750Sでのツーリング。行き先は迷った末に、小室山公園椿園でツバキ撮影が良いかと思い環八→東名→小田原厚木→135号経由で伊東まで行ってきました。
この時期、熱海-梅まつり、河津-河津桜まつりと伊豆半島の各所でイベントが多く小田原厚木道路→西湘バイパスの小田原側出口石橋ICは大渋滞。私は石橋ICの手前で降りて渋滞を回避。熱海から網代を過ぎて川奈・富戸辺りまで走ると道路わきで満開の河津桜を楽しめました。途中で気が変わり目的地を城ケ崎海岸に変更。

この時期の伊豆半島は河津さくらが満開です。というか、少し散り加減でした。

城ケ崎海岸は「海岸」の名前からはイメージしにくい、ごつごつとした岩でできた磯場が続く独特の地形です。遊泳には向きません。案内看板は城ケ崎海岸の中心近くにあるいがいが根駐車場に設置されたもので、この駐車場から海岸に出るには10分程度山道を歩きます。海岸に出ると視界が開け目の前に伊豆大島を見ることが出来ます。

城ケ崎海岸の案内看板。ジオパークの認定がされてから新しい看板が整備されました。
伊豆大島が見えていました が少しかすみ気味でした
  • 河津桜
    河津桜は伊豆半島の河津を産地として1月下旬から2月にかけて咲く極早咲きの桜です。ソメイヨシノに比べるとピンクが濃いのが特徴です。
  • 梅(城ケ崎にて)
    梅も満開でした。
  • 太郎冠者(城ケ崎にて)
    太郎冠者はツバキの中でもメジャーな品種で「侘助」と呼ばれる椿の元となった品種です。
  • ヤブツバキ(城ケ崎)
    海岸近くの林に自生しているヤブツバキが綺麗な花をつけていました。

また、この時期は太郎冠者やヤブツバキなどが満開で美しい花を咲かせていました。梅、(河津)桜、椿を同時に鑑賞できるのはこの時期の伊豆半島の楽しみです。

NC750S(城ケ崎)
NC750S エンジン・シート下燃料タンク・リアの足回りがほぼ同じ高さに配置されているのがよくわかります。

今日のNC750Sインプレッション
3週間程度間が空いて久々にエンジンを掛けるときは少々不安もあったものの順調にエンジンスタート。排気の触媒が暖まるまでアイドリングの回転数が高いのもいつも通りですが、寒さのせいかいつもより余計に回転数が高い時間が長い印象。
しばらく走っているうちに手が冷たくなってきてグリップヒーターをつけ忘れていることに気づきました。エンジンを切るたびにOffになる仕様ですが切った時の状態に戻すの方が便利じゃないかと思うところです。
城ケ崎まで片道150km程度で変な渋滞さえなければ給油なしで往復できます。燃費の良さはこういう便利さにもつながります。
湯河原から真鶴に抜けるには真鶴道路、国道135号、県道740号の代表的な3ルートがあります。往路は無難に国道135号、復路は県道740号を選びました。県道740号は適度なワインディングの楽しいルートです。前輪の挙動を邪魔しないことをテーマに自分のペースで走って前後に他車がいない時間帯が多く久々に楽しめました。
往復の燃費は31km/l程度でした。

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