ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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ダムツーリングのアイデンティティが危機に直面したツーリング

久々に1日晴れて遠乗りできそうな日曜日。まずは奥多摩に行って、フルーツライン近辺でシャインマスカット購入を目論んで出発。帰りは上日川ダムに寄って富士山が見えたら…。

小河内ダムの貯水率が高い

月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から奥多摩湖+小河内ダムをみると、洪水吐手前のテラスが見えていません。貯水率が高くなっています。調べてみると84.4%。近年どちらかといえば70%程度のことが多かったのですが何か事情があるのでしょうか。

もしかすると東京都の水源、利根川上流域のダムの貯水率が例年よりかなり低いので小河内ダムで水を確保する意図でしょうか?

秋はそこまで来ているようで

ススキと小河内ダム(2023年9月)
ススキと小河内ダム(2023年9月)

ススキが穂を出していました。赤っぽいのは種類なのか、個体差なのか。秋はそこまで来ている様子。

フルーツラインで挙動不審な私

NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)
NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)

今回フルーツラインに行った目的の一つは水音の撮影。フルーツラインの各果樹園の脇には小さな用水路が通っており、その水音がなかなか良いのです。いつか撮影しようと思っていたので今回実行。

ただし、バイクで来てただの用水路をあちこちのぞき込んで思案顔の管理人は周りの果樹園の方から「不審」と思われたかも。でもそのかいあって撮影したのが下の映像。

甲州市フルーツラインの用水路

上日川ダムに向かうも…

時系列反対で前回のブログで紹介した通り上日川ダムは閉鎖中でした。仕方がなく国道20号にでて帰途につきます。大月から中央自動車道で…と考えていましたが「渋滞2時間以上」の表示。20号をそのまま東京まで…猿橋まで行きましたがこれも渋滞。

渋滞を避けて小菅に抜けて深城ダムと小河内ダムを見て青梅街道で帰ることにします。

相変わらずいい音してる深城ダム

深城ダム(2023年9月)
深城ダム(2023年9月)

深城ダムの減勢工下流の段差が放流時にはいい音を立てます。

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

小河内ダムの堤体と余水吐き。湖水面近くの高さから一度に見える場所は意外と少なく、この写真も青梅街道の途中で撮影しています。シャインマスカットは購入できませんでしたが…2つのダムを撮影できてダムツーリングのアイデンティティは保たれました。

予定よりだいぶ遅くなりましたが、この後青梅街道は渋滞なく順調に帰宅。中央自動車道+国道20号(甲州街道)渋滞の際の青梅街道への迂回は定番化しそうです。

燃費と日本に関して思うこと

頂きものの仁淀川産鮎

頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)
頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)

夏休みに実家に帰った際にいただいた鮎。田舎のことなので近所付き合いは東京に比べると格段に濃いものです。勿論、頂きっぱなしという訳ではなく、実家の母の日頃のやり取りの一環です。

都会でしか生活したことがない人にとっては、近所付き合いは煩わしくプライバシーがなくなるネガティブ面ばかりが気になるかも知れません。一方で「遠くの家族よりご近所さん」というのはよく当たっていて日常的に頼りになるのはご近所さんです。

人が多い都会が苦手な管理人は田舎暮らしを好みますが諸般の事情で実現は簡単ではありません。

高知→土山SAの燃費

高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)
高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)

高知を出て瀬戸大橋経由で新名神土山SAまで。(三木PAは食事+休憩)ペースはほぼ法定速度。40km/lを達成した下りに比べると若干燃費は悪化して37.7km/l。発熱量が全体的に少なく冬場はオーバークール気味になりがち+グリップヒーター使用のNC750Sの特性なのか気温が高い方が燃費が良いようです。

後半は渋滞で燃費は今ひとつ伸びず

新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)
新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)

高知→東京の高速区間で渋滞する場所は名神高速高槻JCT〜大津IC付近伊勢湾岸道四日市JCT〜東海IC付近東名高速御殿場SA〜大和トンネル付近(断続時によって連続!)です。この日は足柄PA付近から大和トンネル付近までほぼ連続。燃費も36.4km/lまで悪化しました。(その上+2時間)

渋滞するのは大都市圏です。特に日曜日の夕方、東名高速の上り線渋滞は大変です。これは東名に限らず中央道、関越道、東北道、京葉道路、東関道など東京に向かう全ての道路に共通です。

東京に人が多すぎるのが根本的な原因。基本的には人口が集中するとインフラや資源の効率は上がります。しかしそれも行き過ぎて周辺の地域から電力や水をかき集めないと成り立たない程度まで集中すると渋滞やヒートアイランドなど負の側面が強くなります。

管理人の実家のある高知県もそうですが、日本各地魅力的な場所は沢山あります。リモートワークが可能になったら家賃も安く、渋滞のない地方への移住は魅力的だと思います。

東京でも奥多摩は(ダム)ツーリングに行くのには最高です。あ、でも冬寒いから管理人はダメか、残念。

燃費40km/lを達成(NC750S)

高知に帰省しました。今回は中央自動車道経由で名神多賀で昼食+給油。明石海峡大橋大鳴門橋経由で高知までの予定でしたが…。

多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)
多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)

今回は昼食+給油。昼食はちゃんぽんにします。このちゃんぽん宿泊の時はコンビニで食事を買ったので食堂は使っていないのに見たことがあると思ったら新名神土山SAでした。(但しこの時は別メニュー)

北岳や八ヶ岳連峰は雲を被ってました

中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)
中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)

東京の自宅から多賀までは430km程度。14lの燃料タンクに2lの余裕を持たせて12lで走るとすると燃費は35.8km/l。アップダウンの多い中央自動車道ではまずまず厳しい数字です。そこで巡航速度90km/h(メーター読み)をひたすら守って多賀まで。風景は諏訪湖を超えて駒ヶ岳付近が最高でした。

NC750Sで40km/lを達成

自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)
自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)

かなりアクセルワークに気を付けながら、かつ流れに乗ることを留意して多賀までの道のりで40.1km/lを達成しました。その分、到着時間は予定より30分以上遅れましたが…。

多賀SAのレストイン(2023年8月)
多賀SAのレストイン(2023年8月)

多賀は最初にNC750Sで帰省した時に寄ったことがあり2度目。但し、この時は新東名経由で道を間違え湾岸長島まで行ってしまい、かなり遠回りしました。この時はレストイン多賀で宿泊しました。このレストインは休憩だけではなくて「宿泊」が可能な点で重宝します。

権現湖PAで小休止

小休止の権現湖PA(2023年8月)
小休止の権現湖PA(2023年8月)

お尻が痛くなってきたので痛み止めを飲むために権現湖PAで小休止。ついでに水分補給+トイレに行って後半の道のりに備えます。

後半、瀬戸大橋ではかなり風が強く、緊張感がありました。ペースを落としタンクに伏せて風の影響をやり過ごしました。その後、四国に上陸し川之江JCTを過ぎたあたりから天気が悪くなってきます。繁藤トンネル付近から前が見にくいほどの豪雨。ここでもペースを落としてずぶ濡れになりながらも無事到着。(雨具は持っていましたがもうすぐ到着だったので使用しませんでした。)

100mくらい前まで41.0km/lだったのにー

多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)
多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)

結局燃費は40.9km/l。前半と同じく90km/hペースを維持する予定でしたが、瀬戸大橋の強風、高知道の豪雨でペースを落としたため、結果的に燃費が向上しました。燃費を左右する要素は色々あるけど結局80~90km/hペースなら40km/lが見込めるという結果でした。冬の寒い時期グリップヒーターを使用するとどうなるかも興味深く、機会があったらトライしようと思います。

ちなみに燃費は良かったものの到着時間は予定より2時間遅れ。ペースを落とした分仕方ないですけど、これにはちょっと参った。

高知から東京まで帰京ツーリング

連休が終わり、高知から東京まで帰京します。午前中、早い時間は四国地方雨が強く出発が少し遅め。東京で夜間走行しなくてよいように燃費はさておき、法定速度ペースを維持して800kmを平均約10時間で走る計画です。

お昼休みは宝塚北SAで

宝塚北SAの様子
宝塚北SAの様子

道のりの中間地点は新名神土山SA(外部サイト)付近ですが、出発が遅かったため手前の宝塚北SA(外部サイト)で休憩。給油は別途土山SAで行うことに。燃費は次の写真の通り。

宝塚北までのメーター
宝塚北までのメーター

高知~高松~淡路~神戸はアップダウンが多く燃費は伸びにくい行程。法定速度で33.5km/lは通常のミドルクラスなら十分良いと言えますがNC750Sとしては今一つです。

新名神からは燃費が良くなる

土山SAでのメーター
土山SAでのメーター

宝塚北を出発して土山SAで給油。適当に撮影したら見にくい写真になってしまいました。TRIP 431.5km AVG. 35.4km/lで宝塚北から100km程度で平均燃費が2km/l程度改善しています。新名神の区間はアップダウンが少なく、燃費が良いです。

長泉沼津で休憩

長泉沼津SAの風景
長泉沼津SAの風景

土山で給油した後、長泉沼津で休憩を取ります。浜松から御殿場までは120km/h区間。この区間はペースも法定速度に合わせます。メーターは撮影し忘れましたが34km/l程度の数字。ペースの割にはさほど悪化しませんでした。この時間帯は天気も良く風は弱く穏やかだったことも影響しているかもしれません。

東京到着

東京到着時のメーター
東京到着時のメーター

東京に到着し最寄りのガソリンスタンドでのメーター。行程398.8kmで平均燃費35.1km/l。10時間で走る予定でほぼ10時間、予定通りでした。

結論から言うと、やはりペースを上げた分前回の「東京→高知」に比べて平均燃費で3km/l程度悪化しています。とはいえ10%程度なのでさほど気にならないといえば気にならない程度です。

次回は長距離走ったのでいろいろメンテです。

NC750Sの生産中止の理由

NC750Sの生産中止の理由

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NC750Sインプレはこちら

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NC750Sの生産中止発表は2020年11月でした。

その理由は単純に言えばバイクに乗るのは趣味だが設計、製造して売るのはビジネスということでしょう。NCがNew mid Conceptに基づいて「求めやすい価格」を志向するとしてもビジネスとしてみれば安すぎれば問題です。またNCのコンセプトが説得力があればあるほど、他社ブランドとの差別化が図れる一方でNC750Sの存在は自社のCB系のブランドとのカニバリ(共食い)とブランドの希薄化が発生してしまいます。

実際、管理人がNC750Sを購入した際は、NC750SとCB650Rを比較しました。荷物の積載量、航続距離、価格などの点でNC750Sに軍配を上げました。「クロスオーバー」としてNC系でNC750Xがありまた、 着座位置を下げたNC750X -LDもリリースされていましたが比較はしませんでした。Sはストリート、Xはクロスオーバーのイメージが強く別物だと思っていたのが理由です。NCのブランドの中にSとXを一緒にした段階でブランドマッピングが少しおかしくなっていたのです。

VFR系のブランドもX, FがありますがこれもVFR800XとVFR800Fで迷う人は居ないでしょう。VFR800XとNC750Xで迷う人は居るかもしれませんが「価格」の敷居でブランド差が明確になってます。

富士山とNC750S(2021年5月)
神回 奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング 5 
富士山とNC750S(2021年5月) クリックしてこのツーリング記録をご覧いただけます

ブランドイメージからNC750Sのカタログ落ちを見る

NC750Sの位置づけはブランドの観点から見るとCBとNCの中間にあってグラデーションの中間に位置していたと考えます。ブランドマネージメントの観点からいうと各ブランドは個々として明瞭であるべきで中間の存在は好ましくない。直2OHCと直4DOHCの大きな違いがあるものの同程度の排気量でストリートという点で「混ざって」しまいます。

またNC750Sの存在は教習車のNC750Lと市販NC系のブランドを直結しました。教習者用のNC750Lはその目的から低出力化されて教習車として使用されNC750Sとのルックスの相似性からNC系のブランドそのものの低出力イメージや初心者イメージに繋がってしまっていました。そこでNC750Sを切りルックスが大幅に異なるNC750Xを活かして、NC750Lのイメージと市販NC系ブランドのイメージを分離したのです。

NC750Sと背景に大渡ダム(2021年5月)
NC750Sと背景に大渡ダム(2021年5月)
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残念だがもうあなたには買うことが出来ない

そんなNC750Sですが販売当初の大人気に反して2018年式はほとんど売れておらず、そのうちの一台を管理人が乗っていることになります。実際色違いを含めて2018年式に会うことはほとんどありません。つまり、新車は勿論、中古車でも市場にほとんど出ることがなく、もう読者の皆さんが入手することが難しいでしょう。尤、無理して入手して乗るという車種ではありませんが…。

ビジネス、ブランドなどの観点からカタログ落ちしてしまったNC750Sですがロングツーリングの相棒としては最高です。街中を乗っていて扱いやすいトルク特性、田舎道をゆったり走った時の楽しいパルス感、ワインディングを十分に楽しめる性能、高速道路を安心して走れる安定感。

まあ性能に関して言えば、反論のある人はいるかも。非力な割に重いとか。そう思われる方は別の車種に乗るでしょうし、そもそも買うのが難しいのです。

NC750S(2020年4月)
NC750S(2020年4月)
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100,000kmは乗りたいなあ

購入から2年弱ですがトラブルは全くなく好調そのものです。オイルはまずまずこまめに交換し、タイヤは前後18,000km走行後辺りに交換しました。後ろはまだ残っていたのですが前が先にダメになってしまいました。うまく乗れていない管理人の腕の問題もあるかも知れません。次はチェーンの交換を考えています。

マメに手入れしていけば100,000kmはまあ余裕で行けそうな感じです。むしろ管理人が多忙になってツーリングに行く機会が減っている方が心配。なので最近は一日で遠出するようにしてます。何せ航続距離400kmオーバー。関東地方はほぼ無給油で往復できます。今はとても忙しくてあまり本格的なツーリングに行けてませんが、人生史上あまり行ったことの無い東北地方や北海道も泊りがけで行く時間を作りたいと思ってます。

まあ100,000km乗っても日本のすべてのダムは見れないと思いますが。

雪の都民の森 NC750Sと共に
路面の雪は溶けていましたが木々には多くの雪が残っていました

奥多摩経由深城ダムツーリング

入間白岩林道は通行止め

入間白岩林道の入り口(2021年7月)
入間白岩林道の入り口(2021年7月)

7月某日、ちょっと天気が悪いけどツーリングに出かけました。天気予報も「曇り」。予定は都心から青梅街道、秋川街道を経由して檜原村。入間白岩林道で数馬に抜けて奥多摩湖。奥多摩湖から大菩薩ライン経由で上日川峠に向かい、上日川ダム北岸。林道を抜けて、大菩薩初鹿野線経由で甲州街道に抜けて都心に帰るルートを想定していましたが…残念。周りの植物たちを撮影して引き返します。

山野草とニホンミツバチ?(2021年7月)
山野草とニホンミツバチ?(2021年7月)

夏が本番になってきて花に変わって昆虫が主役になってきました。あちこちで幼齢のバッタや跳ねたり、ミツバチが蜜を集めるのに忙しそうに飛び回っていました。写真のミツバチはセイヨウミツバチかニホンミツバチか?撮影場所から2~3km以内には養蜂所はなさそうなのでニホンミツバチと思われますが、巣箱を置いている可能性もありはっきりとは分かりません。

マムシグサの実(2021年7月)
マムシグサの実(2021年7月)

マムシグサの若い実です。このマムシグサ6月ごろからずっと撮影しているのですがなかなか実が赤くなってきません。記事をまとめている8月は雨が多く出かけられていません。撮影のタイミングを逃さないか心配しているところです。

深城ダム方面にツーリングルートを変更

奥多摩湖方面へ。奥多摩湖近辺から想定していたルートの柳沢峠方面を見ると、キリ?というか雨。大菩薩初鹿野線で大雨に降られた過去を思い出し経路変更。久々に国道139号方面に抜けて深城ダムを訪ねることにしました。

深城ダムは山梨県営の重力式コンクリートダムで上日川ダム、葛野川ダムで構成される揚水発電所の下流に位置します。アクセスはごく簡単で国道139号を小菅村から大月方面に南下し松姫トンネルを抜けてすぐの国道沿いにあります。ダムの上流側手前に展望所がありまずそちらに立ち寄り撮影。(晴れた日の深城ダムの様子はこちらー2020年9月)

深城ダム展望所でNC750Sを撮影(2021年7月)
深城ダム展望所でNC750Sを撮影(2021年7月)

この展望所からは深城ダムの堤体正面が良く見えます。更に降雨期を前にして放水中で水位が低くいつもにも増して堤体が良く見えました。

深城ダムの堤体正面(2021年7月)
深城ダムの堤体正面(2021年7月)

天気が少しだけ回復して良いタイミングで明るくなりました。堤体中央にオリフィスゲートとクレストゲートが見えています。この時はオリフィスゲートから放流中でした。というか、水位が低くてクレストゲート丸見えです。

深城ダムの天端とNC750S(2021年7月)
深城ダムの天端とNC750S(2021年7月)

深城ダムはほとんど訪れる人がいません。なので、良いアングルの記念撮影もしやすいのが良いところです。ダム天端は車両通行止めですが、歩いて散策することが出来ます。しかし、深城ダムのだいご味はやはり階段状になった減勢工下流を流れ落ちる水の音。NC750Sを駐車場に停めなおして国道を徒歩で大月側に数百メートル移動します。

深城ダムは人工の名瀑だと思う

人口の名瀑、深城ダムの放流音をお楽しみ下さい

ダム堤体に戻ってきて天端から放流の様子を録画しました。

深城ダム天端から放流の様子を撮影。

ダム天端から下流側を撮影するとこんな感じでした。オリフィスゲートからの放流に加えて下の建物横からも放流されています。これは深城ダムに併設された深城発電所の放流と思われます。深城発電所は認可出力340kWでいわゆる小型水力発電所です。周囲に電線がなくどうやって送電しているのか分かりませんが、もしかしたらダムの運用用に使用されているのかもしれません。

動画の30秒過ぎくらいにちらちらと何かが飛んでいるのが分かります。

堤体下流側をよく見るとイワツバメがたくさん

深城ダムのイワツバメ(2021年7月)
深城ダムのイワツバメ(2021年7月)

ダム堤体下流側をよく見ると小さな動物が群れていました。肉眼では確認しにくかったのですが、カメラの望遠でみて分かりました。どうやらイワツバメの群れのようです。天敵である猛禽類から身を守るのに天然の環境では断崖絶壁に群れたりするようですが、人口の断崖絶壁ダム堤体表面に群れていたようです。イワツバメも大変だ。

深城ダムを満喫した後は国道139号を南下して猿橋まで抜けて甲州街道。国道16号→青梅街道の経路で帰宅しました。深城ダムの放流動画が大収穫のダムツーリングでした。

次回は大場所。矢木沢ダムへ。

東伊豆へのツーリングー大室山~奥野ダム(5)

一碧湖の湖岸を抜けて大室山へ

大室山とNC750S
大室山とNC750S

小室山公園椿園を堪能した後は奥野ダムに向かうことにしました。奥野ダムへの経路は伊東市街地側からと一碧湖側からがありますが小室山からは後者が近道です。吉田交差点から一碧湖に抜けて一碧湖畔の別荘地を抜けると大室山に至ります。大室山は以前リフトや頂上からの写真を紹介したので今回は通過。でも、NC750Sの記念撮影は欠かせません。

奥野ダムは意外と市街地から近い

奥野ダムの下流側堤体
奥野ダムの下流側堤体

奥野ダムは巨大というほどではありませんが、比較的大きなロックフィルダムです。伊東市街地からは15分程度で到着できるアクセスしやすいダムです。奥野は地区の名前でダム湖の「松川」は地元の人たちが伊東大川のことをそう呼んでいたのを踏襲したようです。主な目的は治水で、上水道、水力発電の水源としても使用されているそうです。

自然越流式の非常洪水吐が特徴的

奥野ダムから松川湖を望む
奥野ダムから松川湖を望む

松川湖は冬の雨の少ない時期のせいか水位が非常に低かったです。手前に見えているのが自然越流式の洪水吐。越流側も特徴的ですが放流側は更に特徴的です。次回は放流側の写真を掲載します。

このところ本業多忙で掲載が滞っていました。今しばらくは忙しそうですが、引き続き掲載していきますのでよろしくです。

仁淀川中流から河口を巡るツーリング(1)仁淀川橋近辺

仁淀川は水辺利用率100%近い

仁淀川橋から上流方向を望む(2020年12月)
仁淀川橋から上流方向を望む(2020年12月)

仁淀川は全国屈指の清流として有名ですが、それよりも特徴的なのは「水辺利用率がほぼ100%」という点かもしれません。端的に言うと全流域で泳いでいる人や釣り師、水辺でキャンプする人などがいるということです。2020年大晦日にもバーベキュー?をやっている人たちがいました。(写真左の方)

割と自由に出入りができる

仁淀川の岸に4WD(2020年12月)
仁淀川の岸に4WD(2020年12月)

仁淀川橋近辺は河原が広く4WDの車であれば比較的簡単に乗り入れることが出来ます。(夏には)キャンプやバーベキューを楽しむ多くの車が河原に降りていますが、この日も一台いました。(この後すぐ帰っていきましたが…)

オフロード車なら2輪も行けます

仁淀川橋とNC750S(2020年12月)
仁淀川橋とNC750S(2020年12月)

オフロード車なら2輪でも河原に降りられますが、管理人の腕前と車種を勘案して無理はしません。舗装路で記念撮影。なおこの場所はゴールデンウィークの時期(5月3日~5日)には「紙のこいのぼり遊泳会場」としてとてもにぎわいます。でも、冬は閑散とした清流の中流の風景です。

次回は仁淀川流域の街をしょうかい。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(4)-しんげんばし周りの風景

橋の名前は信玄橋

富士山と武田花菱(2020年11月)
富士山と武田花菱(2020年11月)

橋の上から撮影していますが、釜無川にかかるこの橋の名前は「信玄橋」。欄干には「しんげんばし」の標記があり、また武田家の家紋である花菱が飾られているなど「武田」推しです。富士山と花菱の写真ですが、富士山が少し雲に隠れてしまっています。残念。

間隔の狭い割菱は武田菱と呼ばれる

武田菱に騎馬武者の浮彫細工(2020年11月)
武田菱に騎馬武者の浮彫細工(2020年11月)

花菱の反対車線側(釜無川上流側)の欄干には騎馬武者が浮彫細工された武田菱と呼ばれる四つ菱紋が飾られています。鉄砲に云々などど言っていたら釜無川に放り込まれそうな雰囲気です。

そろそろ帰途に…

NC750Sと八ヶ岳(2020年11月)
NC750Sと八ヶ岳(2020年11月)

帰りの渋滞を避けるためにはそろそろ出発の時間です。八ヶ岳をバックに愛車を撮影。高知で育って九州、東京と過ごしてきた管理人の履歴のせいか「冠雪した山」というのは何か格別なものに思えます。この近辺の人にとっては当たり前なのかもしれませんが…。

明日は帰途の「ぶどうの丘」周辺の写真を掲載します。

有間ダム、白丸調整池ダム、小河内ダムをめぐるツーリング(1)

NC750Sは走行距離10000kmになりました

10000km@軍畑(2020年11月)
走行距離10000kmは奥多摩の手前軍畑でした

NC750S購入から1年と数日、走行距離が10000kmに達しました。場所は奥多摩の手前軍畑から都県道53号線に入って名栗方面に向かうところでした。無事故無違反できましたし、立ちごけもしてません。これからも安全運転でツーリングに行きたいと思います。

名栗湖は人がいっぱい、看板もいっぱい

軍畑から都県道53号線で有馬ダムへ(2020年11月)
有馬ダムの碑の前で撮影

有間ダム+名栗湖近辺は人がとても多かったです。おそらく紅葉狩りツーリングの人だと思われますが…。入り口の碑の脇は工事の看板とか公園の案内とかいろいろ立っていてそれもにぎわっている印象でした。でも正直言うとちょっと人が多すぎかと…。コロナ禍で人々がアウトドア志向になっているのかもしれません。

名栗湖をバックにNC750S

名栗湖をバックにNC750S(2020年11月)
1年たちましたがまだまだ新しい?

NC750S購入から1年たちました。1年の感想は別の機会に書こうと思います。流石に細かい傷とかは増えてきましたが、写真撮影するとまだまだキレイです。名栗湖近辺の紅葉も美しかったので明日以降掲載しますが、今日は10000kmを記念してNC750Sが主役の記事でした。

明日は、有間ダムの珍しい…を掲載します。

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