ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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鬼怒川4ダムのうち3ダムツーリング(湯西川ダム編)

県道249号西川を過ぎたあたりで堤体が見えます

途中で見える湯西川ダム(2023年4月)
途中で見える湯西川ダム(2023年4月)

管理人、いくつかのダムをツーリングしてきましたがダム堤体が見えてくるまでは道が正しいか割と心配になります。このところ遠くのダムに行くときは迷って行きつけないのは嫌なのでスマホのナビを見ます。ナビ嫌いですけどそうもいっていられません。

ナビがあってもダム堤体が見えてくるとやっぱり安心です。新しい重力式コンクリートダムでクレストゲートが自然越流方式になっていることがわかります。

雪がちらついている…

雪とNC750S(2023年4月)
雪とNC750S(2023年4月)

ダムの堤体が見えて安心した一方、雪がちらついています。路面は融雪剤の効果か濡れていますが凍結した様子はないのでひとまず安心ですが…寒い。

展望台が設置されている湯西川ダム

湯西川ダム展望台へ向かう階段(2023年4月)
湯西川ダム展望台へ向かう階段(2023年4月)

湯西川ダムの駐車場に到着。展望台があるようなのでまずは登ってみますが…階段には雪。もちろん足跡は私が昇ってきたときのものです。

湯西川ダム堤体を展望台から望む

右岸展望台から湯西川ダム堤体を望む(2023年4月)
右岸展望台から湯西川ダム堤体を望む(2023年4月)

湯西川ダム(ゆにしがわだむ)は2012年に竣工した重力式コンクリートダムです。堤高は119mで目的はFNAWIの多目的ダムです。特徴的なのは千葉県の上水道、工業用水を供給する点です。

写真の通り、天端下のクレストゲートは自然越流式の非常用洪水吐になっています。その少し下に常用洪水吐が見えています。利水放流施設は上の写真右下の死角になっています。

湯西川ダムは五十里ダムの上流に位置し五十里ダムの貯水容量が少ないという点をカバーしてダム群による治水能力を向上させています。これについては後の記事で詳しく紹介します。

湯西川湖の風景

湯西川ダム天端から湯西川湖を望む(2023年4月)
湯西川ダム天端から湯西川湖を望む(2023年4月)

湯西川ダム天端左岸から湯西川湖をみるとダムにアクセスしてきた道がトンネルをくぐったあと橋を渡っている様子が見て取れます。この橋が架かっている場所はオクダブリ沢といいます。

その上に見えている高い峰が横瀬山。県道249号は数々のトンネルを通過して県道350号に繋がっています。この地域の国道、県道は山間を縫うようにしてそれぞれが繋がっています。夏のツーリングには最高ではないかと思われます。

湯西川ダム下流側の風景

湯西川ダム天端から下流側を望む(2023年4月)
湯西川ダム天端から下流側を望む(2023年4月)

晴れた空と山々のコントラストが美しい風景です。写真中央やや右側に斜面に雪を積もられて高く見えているのが「関東平野一望台」、少し左奥が前黒山です。関東平野一望台の雪はスキーのゲレンデです。ちなみにこの時点で滑走可能だったようです。そりゃ、寒いはずだ。

この後は展示室に向かいました。ここの展示はとても充実していましたが、紹介は後回しにして先に川治ダムの記事を次に掲載します。