ツーリング写真で関東の四季を楽しむ Seasons in Japan

海、湖、山、川、岬、ダムをめぐるツーリング with beautiful photos and exquisite sentences

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国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 分水第四発電所へ

「地域と共に」の正体

エネルギープラザ本川(2021年5月)
エネルギープラザ本川(2021年5月)

大橋ダムは本川発電所(揚水水力発電)の下池として使用されており、本川発電所にはエネルギープラザ本川が併設されています。(写真右、木に隠れています)この建物の前には「地域と共に」の文字が。この文字何かというとツツジの植栽です。冬は周りの草が枯れて茶色地に緑、この時期は緑地にツツジの朱色になります。気が利いています。

吾北村はいの町になりました

「写真文化」宣言の村ごほく(2021年5月)
「写真文化」宣言の村ごほく(2021年5月)

分水第四発電所に到着。写真は発電所下流の堰。堰の右側が自然越流式の洪水吐で左側の少し奥待っているところにゲートがあります。その上に橋が架かってキャプションの文句が書かれています。「ごほく」は2004年9月の伊野町、吾北村、本川村が「いの町」に合併するまであった村です。それから15年以上たっていますが、この橋の塗装はそのままです。今後も是非残してほしいものですね。

ダムではなく堰…か?

分水第四発電所の堰(2021年5月)
分水第四発電所の堰(2021年5月)

この堰は堤高が15m以下と思われいわゆる「ダム」ではなく堰のようです。調べてみましたが何という名前かわかりませんでした。なので、分水第四発電所の堰。堤体を下流側から見るとこんな感じ。ゲートの下流が緩斜面で、越流式の洪水吐が急斜面なのは何故でしょう?

このツーリングはこれで撮影終了。結果的に2ダム+1堰のツーリングになりました。

次回から高知→東京のダイジェストをお送りする予定。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 大橋堰堤のランプ特集

大橋堰堤のランプがおしゃれ

大橋堰堤のランプと機械室(2021年5月)
大橋堰堤のランプと機械室(2021年5月)

大橋堰堤の天端は自動車が通れる道路になっていますがその照明がこのランプ。ダム建設当初からあるものではないでしょうが、オシャレです。多分昔からオシャレなランプがあったのが引き継がれてきたものと思われます。奥はクレストゲートの機械室。ワイヤーやプーリーが見えています。

大橋堰堤のランプと天端(2021年5月)
大橋堰堤のランプと天端(2021年5月)

上の写真は右岸側から撮影したものですが、この写真は左岸側から。大橋堰堤は堤長が短いのであちこち歩いて撮影するのが楽です。大渡ダムとか小河内ダムは堤長が長いのでダム天端を往復するだけでも結構な運動になります。

本川大橋方面を望む

大橋堰堤のランプと本川大橋(2021年5月)
大橋堰堤のランプと本川大橋(2021年5月)

奥に赤く見えているのが本川大橋です。この写真の左側に本川発電所とエネルギープラザ本川がありますがこの角度では見えません。本川発電所は四国で最も発電出力の大きい水力発電所(揚水)です。大橋ダムは揚水発電の下池として利用されており上池は稲村ダム。このダムは未取材なので今後の宿題です。

次回は分水第四発電所へ。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 大橋ダムへ

さめうら湖を後にして

さめうら湖(2021年5月)
さめうら湖(2021年5月)

写真はさめうら湖です。早明浦ダムの堤体を渡って写真撮影を…と思いましたが工事中のため天端は通行禁止になっていました。さらなる撮影は諦めてさめうら湖を後にして大橋ダムに向かいます。県道17号線をさめうら湖に沿って上流に向かいますが…途中で通行止めになっていました。がけ崩れが発生したようです。う回路は県道265号線。県道17号がさめうら湖の北側、265号が南側を通っていますが、17号は幹線なので道路状況が良いですが265号は舗装はされているもののかなり狭いです。

大橋ダムは県道17号からよく見える

大橋ダムとNC750S(2021年5月)
大橋ダムとNC750S(2021年5月)

う回路の県道265号から県道17号に戻ってしばらく走ると大橋ダムが見えてきます。ここはダム堤体がコンディションの良い公道からよく見える特徴的な場所です。NC750Sを停めて記念撮影。なお、早明浦ダム側(吉野川下流側)からアプローチするとこの場所の手前に大橋ダムへの入り口があります。この入り口から大橋ダム天端への道は路面は良いのですが急斜面急カーブの道です。

大橋ダムの天端

特徴的な大橋堰堤(2021年5月)
特徴的な大橋堰堤(2021年5月)

大橋ダムは吉野川の上流部にあり、天端入り口左側に掲示されているように「皇紀二千六百年十月」(1940年)で戦前に竣功した大規模なダムの一つです。また当初の名称は「大橋堰堤」でダムという言葉が使われていません。更に特徴的なのはダム天端の欄干にあるライトがおしゃれ。小さく見えていますが、アップの写真は次回に。

次回は大橋堰堤の周りの写真を掲載。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 早明浦ダムの立ち位置

「四国のいのち」

四国のいのち(2021年5月)
四国のいのち(2021年5月)

早明浦ダムには「四国のいのち」の揮毫がある石碑が立っています。この言葉は当初「四国はひとつ」になる予定だったのですが、ダム建設地の県知事が「水は一つになったが、他のことはまだまだ」といって反対しこの言葉に落ち着いたとか。

四国は東西に山地が走っているため、山地の南部(高知県)で雨が多く、北部(香川県、愛媛県、徳島県)では降水量が少ないです。四国に降る雨のイメージとしては2/3が高知県に降るものの人口で見ると高知にいるのは1/5で、水需要が大きい地域に水が少ない地勢になっています。

徳島4割、香川3割、愛媛2割5分

四国のいのちの説明(2021年5月)
四国のいのちの説明(2021年5月)

残りの高知は4%です。上の看板を見ると四国四県で円グラフの面積が同じになっていますが中の数字に注目してください。高知と徳島では10倍以上早明浦ダムからの取水量が異なっています。また香川は特に降水量が少ない地域にも関わらず最も人口が多い地域で早明浦ダムから導水した香川用水への依存度が高い地域です。四国四県それぞれ個性がありますが、こと「水」という点では過去にもめ事が多かったとも言えます。

高知県内でもダムの固定資産税は所在地の本山町と土佐町に入りダム湖に沈む大川村には入らないなどもめ事要素満載です。

ちなみに高知県は人口が少ないうえに県庁所在地の高知市比較的近くに大渡ダムや鏡ダムまた仁淀川、鏡川水系の取水場があり地下水も豊富なため早明浦ダムへの依存度が低くなっています。

それでも早明浦ダムは四国のいのち

早明浦湖とダム堤体(2021年5月)
早明浦湖とダム堤体(2021年5月)

様々な紆余曲折を建設され、今でももめ事が時々ある早明浦ダムですが逆に言うと早明浦ダムの水源としての重要性が理由です。ちなみに早明浦ダムは関東でいうと小河内ダム位の規模ですが、ダム湖のさめうら湖は奥多摩湖の倍程度の水量があり、その水量をもって四国を支えています。

次回は早明浦ダムを出発して大橋ダムに向かいます。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング ダム直下のビオトープ

堤体側からキャンプ場側を見る

早明浦ダム直下流の水たまり(2021年5月)
早明浦ダム直下流の水たまり(2021年5月)

ダム堤体側からNC750S を停車したキャンプ場側を見るとこんな感じです。水が溜まっていますが、この水は流れていません。この小道を含めて写真に写っている場所はダムが本格的に放流するとすべて流路になります。時々完全に水没するので大きな木は生えておらず、たくさんの野草が見られます。

遠くに見えているのは県道263号線。早明浦ダムが本格的な放水をする様子はここから撮影されたものが多いです。

シランが目立っていた

早明浦ダムのシラン(2021年5月)
早明浦ダムのシラン(2021年5月)

綺麗に咲いていてよく目立っていたのがシランです。野生のものはかなり珍しいらしいのですが、栽培種が自然環境に逸漏してあちこちで良く咲いています。観賞用の種類なので花も大きく美しい。

ミズタビラコというらしい

早明浦ダムのミズタビラコ(2021年5月)
早明浦ダムのミズタビラコ(2021年5月)

キュウリグサに似た小さな白い花がたくさん咲いていました。花の付き方がキュウリグサとは少し違うので調べてみるとミズタビラコという別の種類の野草でした。写真で見ると可愛らしい花ですが、右に写りこんでいるスギナの大きさと比べると小ささがわかると思います。まあまあ頑張って撮影しています。

水たまりにはアメンボ

早明浦ダムのアメンボ(2021年5月)
早明浦ダムのアメンボ(2021年5月)

人生史上初めてアメンボを凝視しました。気づいたことは、やっぱり昆虫。よく見ると中心の大きいアメンボには羽がありませんが、写真右上の個体には羽があります。調べてみるとアメンボって飛ぶんですね。この年になって初めて知りました。まあ、早明浦ダムに行ったのも初めてなんですが。

次回も早明浦ダム周辺の風景を紹介します。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング

早明浦ダムは国道439号からすぐ

早明浦ダムとNC750S(2021年5月)
早明浦ダムとNC750S(2021年5月)

ダムツーリング次の目標は四国最大のダム、早明浦ダムです。ちなみに経路は国道194号→国道439号。国道439号はヨサクのあだ名で知られる有名な酷道ですが194号から早明浦ダムまでの経路は非常に整備されて走りやすくなっています。

早明浦ダムは吉野川流域の上流、高知県長岡郡本山町と土佐郡土佐町にまたがり、治水や上水道や発電を含む様々な利水を目的とした重力式コンクリートダムです。ダムも大きいですがダム直下流の広場(キャンプ場?)も広いです。

距離感が分かるようにダム堤体の前にNC750Sをおいてキャンプ場の橋の方から撮影したのが上の写真です。右側の親子連れとNC750Sの大きさ関係を見ると距離がどんなものか分かると思います。実際にはダム堤体から300mくらい離れて中望遠で撮影しています。

ダム堤体直下に続く小路

早明浦ダム堤体に続く小路(2021年5月)
早明浦ダムとNC750S(2021年5月)

NCを停めたキャンプ場の堤体よりの橋からは小路があって堤体にさらに近づくことが出来ます。もうススキが穂を出していたのが印象的です、また小路の周りには色々な野草(これは後日紹介)が咲いていました。コンジットゲートが2箇所堤体下部に見えています。

更に進んで減勢工の直下流から

早明浦ダムを減勢工直下流から(2021年5月)
早明浦ダムを減勢工直下流から(2021年5月)

更に進むとダムの減勢工直下流で立ち入ることが出来ます。更に柵なども設置されていないので水面を触ることも出来ます。勿論、ダム堤体下の正面に見えるコンジットゲートから放流があるときは立ち入り禁止になるのでしょう。とは言え、通常は写真右に見えている水力発電所、早明浦発電所側から放流されるのでコンジットゲートからの放流は通常はないそうです。

ちなみに早明浦ダムのダムカードはクレストゲートの放水で、この写真を撮影した場所が余裕で流路になっている写真が採用されています。(水資源機構の早明浦ダム公式で見ることが出来ます。)

次回は小路の野草とか紹介しようかと。

国道33号線3ダムツーリング 最後に沈下橋に寄る

大渡ダム直下流の沈下橋(大森橋)

仁淀川の沈下橋(’大森橋)(2021年5月)
仁淀川の沈下橋(’大森橋)(2021年5月)

大渡ダムを後にして大渡ダム直下流にある大森橋に寄りました。大森橋は沈下橋ですがあまり有名ではありません。規模が非常に小さいことやダム直下流で普段は流量が少なく「清流」のイメージもあまり強くないためかもしれません。一方で意外と交通量があり、沈下橋は本来「観光資源」ではなく「日常生活を便利にするインフラ」なのだと強く感じさせられます。

NC750Sを記念撮影

大森橋とNC750S(2021年5月)
大森橋とNC750S(2021年5月)

大森橋を渡ってNC750Sを停めて記念撮影。なかなかいい感じに撮れていると思います。その理由は橋を渡ってすぐ少し上った位置に車の行き違いスペースがありそこが丁度いい感じの角度で撮影できるスペースでした。が、このスペース車1台分しかなくNCが停まっている位置からまっすぐ行くと河原に突っ込みます。後ろに取り回してから乗るのですが、写真の通り結構な下り坂。ブレーキとクラッチを使いながらの取り回しですが…正直苦手。

とはいえ無事に帰路につきました。

さまざまな鳥の声が聞こえてました

大森橋の近所では様々な鳥の声を聴くことが出来ました。鳥には詳しくないのですが、ホトトギスは分かります。この後帰宅しましたが、考えてみれば午前9:00頃出発して帰宅が12:00頃。それで3ダム1沈下橋の取材って天国じゃないか?

次回から早明浦ダム編。

国道33号線3ダムツーリング 大渡ダムとNC750S、3枚の写真

ダムの立地がよく分かる一枚

NC750Sと遠景に大渡ダム(2021年5月)
NC750Sと遠景に大渡ダム(2021年5月)

大渡ダム直下にある広場に行く途中の木材集積所の前で大渡ダムを背景に撮影したNC750S。仁淀川が刻んだ谷にダムが立地していることがよく分かる一枚です。この辺りは落葉広葉樹が多く黄緑色に見えているのは春萌の葉の色です。

ガントリークレーンとゲートの規模

NC750Sと背景に大渡ダム(2021年5月)
NC750Sと背景に大渡ダム(2021年5月)

少しダムに近づいて撮影した一枚。こうやってみると前回紹介した力強いガントリークレーンも可愛らしいものです。ガントリークレーンの幅と赤いクレストゲートの幅やコンジットゲートの間隔がほぼ同じなのは偶然ではなくゲートの幅に合わせたクレーンを設置しているからでしょう。また管理事務所のデザインがなんとなくゲートに似ているのは偶然でしょうか?管理事務所のデザインに含みがあるのは合角ダムの例もあります。

大渡ダムとNC750S

大渡ダム直下にNC750S(2021年5月)
大渡ダム直下にNC750S(2021年5月)

大渡ダム直下からダム堤体を撮影しました。赤いクレストゲートから流れ落ちた水が柵越しに黒く見えるコンジットゲートから放出される水に干渉しないようモアイの鼻のような構造物が設置されているのが目立ちます。

写真の中にNC750Sはちゃんといます。どこにいるか分かりますよね。はい、ガントリークレーンの直下にいます。

次回は大渡ダム下流の大森橋(沈下橋)を紹介。

国道33号線3ダムツーリング 大渡ダムのガントリークレーン

大渡ダムの堤体を右岸側から望む

大渡ダム堤体を右岸から望む(2021年5月)
大渡ダム堤体を右岸から望む(2021年5月)

大渡ダムの堤体を右岸から望みます。左岸と比べてゲートまで距離があるので堤体全体を見渡しやすくなっています。ゲートが見えていませんが赤く見えているのが4門のゲートの取り付け位置です。大渡ダムの特徴はガントリークレーンです。

大渡ダム天端とガントリークレーン

大渡ダム天端とガントリークレーン(2021年5月)
大渡ダム天端とガントリークレーン(2021年5月)

大渡ダム天端は自動車が通れる道路になっており、その道路をまたぐ形でガントリークレーンが設置されています。このガントリークレーンはコンジットゲート(普段放流で使用するゲート)を保守する際にゲートの吞み口をふさぐゲートを操作するために使われます。なお写真左側の緑の建物は取水設備です。

ガントリークレーンを備えたダムは結構珍しく、関東では薗原ダムがあります。

メカがたくましいなあ

大渡ダムのガントリークレーン(2021年5月)
大渡ダムのガントリークレーン(2021年5月)

ガントリークレーンの駆動部分です。赤色回転灯を備えて大きなクレーンを支えて移動するための駆動部はなかなかの迫力です。移動する様子も見てみたいものですが…コンジットゲートの保守点検時という一般には分からないタイミングなのでチャンスはなかなかつかめないかも。

次回は大渡ダムを下流側から。

国道33号線3ダムツーリング 大渡ダム到着

大渡ダムに到着

大渡ダムに到着(2021年5月)
大渡ダムに到着(2021年5月)

加枝ダムを出発して更に松山市側に国道33号線を走ると大渡ダムに到着します。大渡ダムは国道33号線沿いにありまず見落とすことはないでしょう。四国を象った大渡ダムの表示の前で記念撮影。穴が開いているのは大渡ダムの位置です。高知県中部の山の中です。

左岸からは堤体は見にくい

ダム堤体を左岸側から(2021年5月)
ダム堤体を左岸側から(2021年5月)

ダム堤体を左岸から望みます。上の大渡ダム表示や案内板などが堤体の直前に配置され、左岸側から堤体を撮影しようとしても全体がフレームに入りません。国道33号線からも堤体が見える場所はあまりありませんでしたが、堤体下に広場(写真左下)があるので本格的な撮影はそこからすることにして周囲の撮影。

ちょっと変わった記念碑

大渡ダムのダム湖記念碑(2021年5月)
大渡ダムのダム湖記念碑(2021年5月)

ダムの記念碑は「沈んだ村を偲ぶ」、「工事でなくなった人を偲ぶ」、「技術的・社会的貢献を謳う」などのパターンがありますが、この記念碑は「ダム湖」の記念碑。大渡ダムのダム湖は茶霧湖と今では呼ばれていますがこれは昭和63年に命名されたものでダム建設当初は名前がありませんでした。またダムの記念碑ではなく湖の記念碑なのは漁協の建立だからかと思われます。

次回に続きます。

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