ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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房総半島へ小旅行2ー宿からの風景など

晴れていれば多分絶景

内房の宿泊場所からの風景(2021年6月)
内房の宿泊場所からの風景(2021年6月)

この日は雨こそ降らなかったものの残念ながら雲が多い日でした。宿泊場所から横須賀方面を見ると…晴れていれば富士山がバックに見えるはずですが雲隠れしていました。それでも日が落ちてきて夕焼けの時間帯になると空の色が素晴らしくしばし風景を堪能しました。この写真の右側に見えているビル群が横浜で手前に見えている岬が富津岬です。

地元のスーパーが意外とよかった

房総半島小旅行で食べたコハダ(ナカズミ)(2021年6月)
房総半島小旅行で食べたコハダ(ナカズミ)(2021年6月)

晩御飯は自分たちで準備すべく近所の地元スーパーに買い出し。意外とこのスーパーが品ぞろえがよく、買ってきたのは「マアジ(刺身用)」「コハダ」「ナガラミ」「スミイカ」など。コハダは非常に安く大丈夫か?と思いつつ3枚におろして軽く塩をして食べると立派なコハダ…というかこのサイズだとナカズミといった方が良いかもの風味を楽しめました。これは美味しかった。

内房は船釣りのメッカです

富津沖に向かう釣り船(2021年6月)
富津沖に向かう釣り船(2021年6月)

次の朝起きてみるとちょうど釣り船が富津沖に出船したところでした。沖向きに大都会横浜が見えているのも少し不思議な風景です。写真右側に写り込んでいるのは第一海堡。その昔、大砲を据えて東京湾の守りの一翼を担っていたことはこの回で紹介しました。

次回はマザー牧場へ。

房総半島へ小旅行

少し遅くなったお昼は…

保田漁港ばんやの様子(2021年6月)
保田漁港ばんやの様子(2021年6月)

東京を9:30に出てアクアライン経由で房総半島に向かうものの…首都高湾岸線のアクアライン入り口まで大渋滞。アクアラインに入るまでに2時間弱かかりました。アクアライン通過で30分。そのあとは館山道を順調に走って最初の目的地、保田漁港ばんやに到着。お昼はここで…と思ったのですが待ちが30組弱。どれだけ待つかわからないので、次なる目的地猟師工房のジビエバーガーを期待して鴨川方面に移動。

ジビエバーガーはなくなっていた

ジビエバーガー終了のお知らせ(2021年6月)
ジビエバーガー終了のお知らせ(2021年6月)

なんと、猟師工房の脇で営業されていたバーガー屋さんはすでに撤退してしまったとのこと。コロナで客足が途絶えたのが痛手だったそうです。何年か前に初めて寄った時から「いつかは食べよう」と思っていたのに残念。目についたものはその場で食べておかないとだめですね。ジビエうどんを出したもらったのですが3人に2人前しかなかったので同行のお二人に譲って店内を色々撮影させてもらいました。

この後、御二人が念のため持参していた惣菜パンを頂いてお昼ご飯にしました。

あちこちからコレクション

猟師工房の店内?(2021年6月)
猟師工房の店内?(2021年6月)

イノシシはまあいいとして「埼玉県」と「CANADA」ってどういうこと。肝心の千葉県の標識は…どこかにあると思うのですが…。イノシシの下は薬莢を収めたベルトです。ちなみに前回紹介したように猟師工房で販売されているジビエはすべて罠猟で狩猟されたものです。矛盾しまくっているのですがまあそのワチャワチャした感じもここの魅力です。

次回は宿泊する宿へ。

金谷港から対岸を望む

横浜はちょっとかすんでました

金谷港から横浜方面を望む(2021年2月)
金谷港から横浜方面を望む(2021年2月)

猟師工房から保田に抜けて、国道127号を北上してアクアライン方面に向かう途中にある金谷港に立ち寄り写真を撮影しました。横浜方面は少し霞み気味でしたがランドマークタワーや大黒ふ頭のガントリークレーンなどが見えていました。

横須賀火力発電所は工事中

金谷港から横須賀火力発電所を望む(2021年2月)
金谷港から横須賀火力発電所を望む(2021年2月)

金谷港からは東京湾を挟んで対岸の久里浜にフェリーが運航されています。その久里浜港のすぐ横には横須賀火力発電所があります(ありました)。老朽化に伴い全機廃止して発電所を新たに建設中のようです。ここの3本煙突は良く目立っていて特徴的だったのですが、無くなってしまいました。少し残念。

しははま丸のチーバくんが可愛い

金谷港のしらはま丸(2021年2月)
金谷港のしらはま丸(2021年2月)

金谷と久里浜を結ぶフェリーはしらはま丸とかなや丸の2隻体制で運航されています。写真はしらはま丸。チーバくんのペイントがとても印象的です。神奈川県側のキャラクターはいないのか?と思い、調べてみましたがチーバくんほどアピールしているキャラクターはいなさそうです。

次回は…今年初柳沢峠→フルーツラインのツーリング写真を掲載します。

香木原小学校の面影とか

猟師工房は香木原小学校跡にあります

香木原小学校の面影(2021年2月)
香木原小学校の面影(2021年2月)

猟師工房は廃校になった香木原(かぎはら)小学校跡にあります。建物は店舗や調理場、倉庫などに使用して、校庭は食事スペースやソロキャンプ場として使われています。片隅にはサビサビの鉄棒など小学校だったころの面影が残っています。(手入れをしていないので立ち入り禁止になってました。)

運動神経の悪い管理人は昔から鉄棒が大嫌いだったので郷愁を…という感じがしないのですが、通っていた人たちにとっては懐かしい空間なのだと思います。廃校が単なる更地になってしまったら寂しいですが、こんな残り方は割と素敵だと思います。

ジビエバーガーが食べられる

猟師工房の食事スペース(2021年2月)
猟師工房の食事スペース(2021年2月)

ジビエバーガーも名物の一つのようで、野外のオープンスペースで食べることが出来ます…。が、よく考えてみると食べたことないです。房総半島はゆっくりしすぎると帰りの渋滞がひどくなるので少し気ぜわしいのが原因。今度食べてみようと思います。

いい感じのNC750S

猟師工房にてNC750S(2021年2月)
猟師工房にてNC750S(2021年2月)

帰り際にNC750Sの写真撮影。光の加減でいい感じの写真になりました。

この後、鴨川まではいかずに保田に回って、金谷港に向かいました。次回は金谷港の様子をアップします。

キョンを仕入れるツーリング(2)-猟師工房

入り口はこんな感じ

猟師工房入り口(2021年2月)
猟師工房入り口(2021年2月)

「猟師工房」は千葉県君津市にあるジビエ販売を主体にソロキャンプ場なども運営しているお店です。久留里方面から鴨川に抜ける県道24号線沿いにあって先日掲載した片倉ダムから鴨川方面に少し行ったところにあります。

元小学校の風情がなんともよい

猟師工房の靴箱(2021年2月)
猟師工房の靴箱(2021年2月)

店舗は土足ではなくて、入り口でスリッパに履き替えます。このスリッパよく見ると元の小学校の名前が書いてあったりします。勿論靴箱も小学校当時の物の流用でしょう。

お店の中はこんな感じ

猟師工房店舗内(2021年2月)
猟師工房店舗内(2021年2月)

店舗に入ると正面はこんな感じです。様々なはく製やトロフィーが祀られています。左隅にちょっと映り込んでいるのが店主さん。日本の狩猟、害獣駆除状況など様々語って頂きました。一例を

・房総半島には熊は縄文時代からいなかった(遺跡から骨の出土がない)
・駆除された動物の肉は90%が産業廃棄物として処理される
・猟師工房で扱っているのは罠猟(血抜きが出来る)によって捕獲したもの
・血抜きが完全でない肉はペットフード用に(むしろペットが好む)
・大学の「狩部」とかとも協力関係
・全国でも狩猟獣の精肉販売のみで事業として成り立たせるのは珍しい

などなど。非常に印象深い情報ばかりでした。

キョンを仕入れるツーリング(1)-片倉ダム

片倉ダムは千葉県最高堤高の多目的ダム

片倉ダムとNC750S(2021年2月)
片倉ダムとNC750S(2021年2月)

千葉県君津市にある猟師工房さんにキョンを仕入れに行くツーリングです。今になって気づいたのですが。君津は内房の京葉工業地域のイメージが強いですが、房総半島の脊梁山地の大きな部分を占めていることに改めて気づきました。久留里などの山間部や鹿野山、濃溝の滝などすべて君津市内に位置します。

片倉ダムの諸元表

片倉ダムの諸元(2021年2月)
片倉ダムの諸元(2021年2月)

片倉ダムも君津市内にあり、千葉県最高堤高の多目的ダムです。といっても堤高は43m程度で大ダムではありません。千葉県はなだらかな地形が多く大ダムを建設できる地形があまりありません。片倉ダム規模のダムをいくつも建設して利水しているのが千葉県の特徴です。

明日は猟師工房に。

人生で初めて○○を食す

小型の鹿の仲間で台湾では高級食材

キョンのステーキ(2021年2月)
キョンのステーキ(2021年2月)

先日内房にツーリングに行った際のお土産に買ってきたジビエを夕食に頂きました。今回買ってきたのは「キョン」と「イノシシ」。イノシシは割とメジャーですがキョンは珍しいと思います。

そのお味は…身質がしっとりとして繊細な味の濃い鹿肉という感じでなかなか美味でした。但し、キョンは小型なので肉の単価が高いのが残念。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(6)ー犬吠埼周りの風景

フクロウ岩と勝手に名付けました

犬吠埼のフクロウ岩(2020年11月)
犬吠埼のフクロウ岩(2020年11月)

犬吠埼下の磯にある奇岩をよく見るとフクロウに似てませんか?写真右側のとがった先を見つめているように見えます。ので、勝手に「フクロウ岩」と名前を付けました。これは管理人自身が気づいたわけではなく、写真を見せた知人が気づきました。

白いポストはちゃんと現役

犬吠埼灯台のポスト(2020年11月)
犬吠埼灯台のポスト(2020年11月)

灯台の入り口には白いポストがありました。この前で記念撮影をする人が多いようです。このポストもちろん飾りでなく現役で、収集時間が記載されています。投函してみたくなりましたが、絵葉書と切手はどこで入手するのでしょう?てらすテラス(売店施設)で買えるのかもしれませんが、そこまではしませんでした。

犬吠埼はキャベツ畑が多い

犬吠埼近くのキャベツ畑(2020年11月)
犬吠埼近くのキャベツ畑(2020年11月)

犬吠埼近辺ではキャベツ畑が多く、この時期定植作業の真っ最中でした。犬吠埼に向かう道もトラクターが行き交って忙しそうでした。そんなキャベツ畑の一つ。時期をずらして出荷するために少しずつ成長の具合が異なっていますが、この畑は比較的定植してすぐのようです。調べてみると砂地での栽培は通常の土壌とは異なり大変なことも多いようですが、品質が高いものが出来るようです。てらすテラスでも販売していたので一個買って来ればよかったとちょっと後悔しています。

この後、銚子連絡道、東関道、京葉道路、環七経由で帰宅しました。相変わらず京葉道路は渋滞していました。これさえなければ千葉方面のツーリングも最高なのですが…。

明日からは別の機会の写真を掲載します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(5)ー灯台周りの花々

イソギクがとても目立っていました

犬吠埼のイソギク(2020年11月)
犬吠埼のイソギク(2020年11月)

犬吠埼灯台の周りには特徴的な植生が多く、その観察のためとして遊歩道が整備されています。残念ながら「特徴的」と言われるような花は時期外れでしたが、それでも可憐な花々が楽しませてくれました。一番目立っていたのはイソギクです。栽培もされていますがそれらに比べると野趣にあふれていると思うのは思い込みでしょうか?

シャリンバイの花が印象的

犬吠埼のシャリンバイ(2020年11月)
犬吠埼のシャリンバイ(2020年11月)

シャリンバイの花も咲いていました。植栽で咲いているようにたくさんの花が着くというよりはところどころに可憐な花を力強く咲かせている印象でした。蕊周りの赤の色がよく見るものに比べて濃い印象で、紅色と言った方が良いかもしれません。

ツワブキもちょっとワイルド

犬吠埼のツワブキ(2020年11月)
犬吠埼のツワブキ(2020年11月)

ツワブキの花も咲いていましたが風が強いせいか完全花が少なく花びらが撚れているものが多かったです。思い出してみると少し葉も小ぶりで低く生えていました。これも風のせいでしょうか?

またススキを撮影してしまった

犬吠埼のススキとスズメ(2020年11月)
犬吠埼のススキとスズメ(2020年11月)

植物の写真を掲載するときにススキの写真が入るのが定番になりつつありますが…。犬吠埼のススキの穂はボリューム感があって今が穂の盛りという感じでした。奥にいるのはスズメの御一行様。写真に写っているのはご一行の半分くらいでこの後、みんな地面に向かって降りていきました。一番手前のスズメが降り始めた瞬間です。

明日は犬吠埼周りの掲載していない見所を掲載します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(4)ー灯台資料館ダイジェスト

川柳?でお出迎え

銚子の川柳?(2020年11月)
川柳?ですかね。

資料館の入り口には「ほととぎす 銚子は 国のとっぱずれ」の川柳?が。銚子の枕詞はほととぎすなのか、ほととぎすはとっぱずれの縁語なのか、単なる駄洒落なのか。ちなみに魚眼風に撮影された灯台の影は、私も撮影しました。同じような時期と時間に撮影したのか同じような向きと長さです。

巨大な扇風機…ではない

犬吠埼灯台の一等レンズ(2020年11月)
奥の人と比べて大きさが分かります

写真で見ると昭和の扇風機のようにも見えますが…灯台に使われていたレンズです。このレンズは犬吠埼灯台のものではなく福岡県沖の沖ノ島灯台で平成19年まで約100年間使用されていたものだそうです。奥にいる人と比べてその大きさが良く分かります。

遠くに光を届けるのは大変

レンズのお勉強(2020年11月)
資料館でレンズのお勉強

灯台の光が遠くから見えるのは当たり前のようですが、それを実現するためにはちゃーんと設計されているのですね。この資料館、レンズだけでなく灯台の歴史的な背景や構造、変遷などが良くまとめられていて300円の入場料で十分楽しめる内容です。また何故か萩尾望都さんのサイン入り漫画が数ページ掲示されているのもポイントです。権利関係分からないので写真掲載は無し。是非現地でご覧ください。

明日は灯台回りの植生の写真を紹介します。

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