ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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下久保ダムに向かうツーリング2 – 三波石峡の風景2

銘石がゴロゴロと…

三波石の写真(2021年5月)
三波石の写真(2021年5月)

山波石峡の名前の下になった山波石。石に白い縞模様が細かく入るのが特徴とのことです。赤や緑、白などの色は含有している鉱物によって違い、全体的には緑が多いようです。なお岩として生成したのはジュラ紀末~白亜紀初頭…と言っても…1億5000万年前位だそうです。その頃はまだ地表には出ていなかったことでしょう。

渓流は復活したものらしい

山波石峡の流れ(2021年5月)
山波石峡の流れ(2021年5月)

山波石峡を流れる山波川の水が少なく岩に苔が付いていたと先日書きましたが、流れているだけ良くてダム竣功直後は流れが途切れていたこともあるそうです。今ではそうならないよう最低限度の放流が実施されるとともに、持ち去られていた山波石の一部が有志によって戻されて以前の風景を取り戻しつつあるようです。ダムを見に行くツーリングで枯れた川や水量が少ない様子を見るのは複雑な心境です。

山波石は持ち出しが禁止されているので

山波石の石積み(2021年5月)
山波石の石積み(2021年5月)

山波石峡は全体が天然記念物で石の持ち出しは違法です。なのでこんなお遊びで石を楽しみましょう。なお、積んだのは私ではありません。下と奥の緑の石に白い筋が細かく入っていて山波石の特徴が良く分かります。色違いの石や全く性質が異なる石も混じっていて石を見るだけでこれだけ楽しめるとは思いませんでした。(地質学とかはあまり興味が…ないのですが楽しめます。)

これで山波石峡を後にして下久保ダムに向かいますが…。次回お楽しみに。

下久保ダムに向かうツーリング2 – 三波石峡の風景

下久保ダムを下流から望もうと…

三波峡へ続く道(2021年5月)
三波石峡へ続く道(2021年5月)

下久保ダムをまずは下流側から見てみようと思い、三波石峡方面へ進みます。舗装はされていますがやや状態が悪く、狭いところもありました。とりあえずNC750Sと記念撮影。ただ堤体は見えているもののゲートや機械室などのダム要素が全く見えず変だなーと思いましたが…これは下調べ不足。後から事情が分かりました。

三波石峡の風景

三波石峡の駐車場にNC750Sを停めて、石峡の遊歩道を歩いてみます。遊歩道に入ってすぐの所に橋が架かっており、そこから上流側を撮影したのが下の写真。どう見てもダムというよりは刑務所の壁のように見えます。渓流の風景は綺麗でしたが若干流量不足か石には苔がついていました。

下久保ダムを三波石峡から望む(2021年5月)
三波峡へ続く道(2021年5月)

三波石峡の天然記念物指定記念碑

三波石峡の天然記念物指定記念碑(2021年5月)
三波石峡の天然記念物指定記念碑(2021年5月)

遊歩道の入り口、橋の手前には天然記念物指定を記念した碑があります。記念碑に「採石植物採取をしてはならない」「紙くづ等を散らし美観を傷つけてはならない」って書いているのも珍しい様な気がします。石碑の下部には三波石峡の様子が彫られています。この石峡では特徴的な石には一つ一つ名前が付けられており48あるとされています。この碑に彫られている渓流の様子はこの48の石石をそれぞれ表しているようです。

次回はもう少し三波石峡。

下久保ダムに向かうツーリング1

下久保ダム…じゃないね

神水湖とキショウブ(2021年5月)
神水湖とキショウブ(2021年5月)

この日は夕方にタイヤ交換を予定していたので埼玉地方かつあまり遠くないところで地図を見ていると下久保ダムを見つけました。関越自動車道で行けば本庄児玉ICから国道462号ですぐですが、それもつまらないので国道17号線を走ることにしました。

国道17号線を左折し462号。関越自動車道の高架をくぐり国道254号線を横断してしばらく進むと関東平野の平らな場所から山間部に向かう道になりダムの雰囲気が出てきます。「鬼石」の地名が目立つなあと思っているとダム湖らしい水面が見えてきたので鬼石総合グラウンドでバイクを停めて確認するとダムが確認できました。下久保ダム?じゃないよねと思いつつ写真を撮影。手前に黄色く見えているのはキショウブ。美しい花ですが外来種だそうです。

ダム堤体をアップで

神水ダムを上流から望む(2021年5月)
神水ダムを上流から望む(2021年5月)

ダム堤体をアップで撮影するとこんな感じです。ダムの機械室の向こうに建物が見えていることから堤体があまり高くないことが分かります。また天端の通路?もあまり大きくは見えないので小型のダムですが比較的堤体長が長い特徴的なダムです。堤体近くで撮影するために少し引き返して、ダムの管理事務所に向かいます。

神水ダムという群馬県営のダムらしい

神水ダム堤体(2021年5月)
神水ダム堤体(2021年5月)

このダム、神水ダムという名称で群馬県が運営する発電用のダムです。堤体が低くまたゲートが低い独特のルックスです。そういえば仁淀川水系の筏津ダムに規模感や構造が似ています。小規模な減勢工と消波ブロックの組み合わせは珍しいと思います。このダム「鬼石ダム」とも呼ばれていたようですが…小規模なためかGoogleマップではかなり拡大しないと名称が表示されず、下調べの段階では見落としていました。

ツーリングはやはり行ってみないと分かりません。

次回は下久保ダムに向かったはずですが…、お楽しみに。

矢木沢ダムを目指したツーリングー4

藤原ダムの天端は群馬県道63号線

藤原ダムの天端を通る県道63号線(2021年4月)
藤原ダムの天端を通る県道63号線(2021年4月)

藤原ダムの天端は群馬県道63号線。水上から片品に抜けるこの県道は主要道路に指定されていて舗装もきれいですし手入れが行き届いています。夏には絶好のツーリングコースになりそうです。勿論冬は豪雪地帯ですからバイクは無理ですが、道路沿いにスキー場が多くそちらで賑わうものと思われます。

古いゲート形式と堤体の大きさが不思議

藤原ダムの堤体(2021年4月)
藤原ダムの堤体(2021年4月)

藤原ダムの堤体高は94.5mで大規模ダムの部類に入ります。やや古く見えるゲートの配置と大規模な堤体は不思議な感じがします。ルックスでいうと吉野川上流の大橋ダムに似ていますがそこまでは古くありません。放流中の水の向こうに見えているのは残雪です。

NC750Sの記念撮影

藤原ダムのゲートとNC750S(2021年4月)
藤原ダムのゲートとNC750S(2021年4月)

あちこち撮影して回っていましたが雨が強くなってきました。山の天気は油断できません。寒くもなってきたのでそろそろ撤収です。実はこのツーリングログの一番最初に小森ダムの動画を掲載しましたが時系列は藤原ダム→小森ダムでした。

この後は水上ICまで戻り、関越で練馬IC→環八で帰宅です。関越の途中、4輪が数台絡む多重追突事故が追い越し車線で発生していました。安全運転を改めて心がけます。

矢木沢ダムを目指したツーリングー3

豪雪を避けるための屋根付き道路

屋根付きの県道63号(2021年4月)
屋根付きの県道63号(2021年4月)

豪雪地帯を走る群馬県道63号は落雪を避けるためか屋根付きの場所が多くありました。この写真は藤原ダムから撮影したもので、写真右側に藤原ダムの堤体があります。一見、秋の紅葉にも見える色合いですが、まだ芽吹きの浅い木々の色がそのまま見えてこのように見えるようです。

ヤマザクラが満開だ

藤原ダムのヤマザクラ(2021年4月)
藤原ダムのヤマザクラ(2021年4月)

藤原ダムにはヤマザクラが植えられていました。まさに満開でまだ葉芽が出ていませんでした。あれ?ヤマザクラだよね。ひょっとしたら別のサクラかも。詳しい方教えてください。

サクラと愛車を記念撮影

藤原ダムで山桜とNC750S(2021年4月)
藤原ダムで山桜とNC750S(2021年4月)

愛車NC750S、サクラ、藤原湖、群馬県道63号の記念撮影。そういえば、矢木沢ダムに向かったはずなのにと思った方、正しい。向かって県道63号を走っていたのですが山深くなるにつれて雨というか霙というか激しくなって、寒いし、到着しても写真を撮影する気になれそうもなかったので途中で引き返してきたのです。管理人、寒いの大嫌いです。

次回はもう少し藤原ダム。

矢木沢ダムを目指したツーリングー2

谷川岳の頂上は見えませんでした

谷川岳の西側(2021年4月)
谷川岳の西側(2021年4月)

水上ICで降りてしばらく走ったところから谷川岳を望むと…霧で頂上は見えませんでした。写真右側が頂上です。よく見ると鉄塔の上で作業をしている人が見えます。さらによく見ると結構な厚着をしていて、寒いのが分かります。温度計は8℃と表示されていました。(この日、東京は20℃を超えていました)

小森ダムを過ぎて藤原ダムは突然現れます

轟轟と水音を立てて藤原ダム(2021年4月)
轟轟と水音を立てて藤原ダム(2021年4月)

藤原ダムは堤高94mで大規模な重力式コンクリートダムです。機械室がダム天端にあるのは古いダムが多いですが、藤原ダムも昭和34年(1959年)竣功です。古くても大規模でまたこの時期雪解け水を大量に放流している様子はダイナミック!の一言です。なおダムの天端は道路になっていて、ここを通過してさらに奥の矢木沢ダムに向かいました…が。

次回に続く。

矢木沢ダムを目指したツーリングー1

雪解けを 集めて轟轟 小森ダム

先日の東京は晴れた日、いつかは行かねばと思っていた矢木沢ダムを目指してツーリングに出かけましたが…。矢木沢ダムは群馬県の沼田を超えてどちらかといえば「日本海側」であることを忘れてました。寒いは、雨に降られるはで大変でしたが、それはそれで面白いツーリングになりました。

この一帯、いわゆる豪雪地帯で今の時期は雪解け水が凄い!矢木沢ダムの手前の藤原ダムの手前の小森ダムです。音量が凄いです。

スキーの後の楽しみは…

温泉でしょう

錦綉山荘の温泉(2021年2月)
錦綉山荘の温泉(2021年2月)

スキーで冷えた、疲れた体にはやはり温泉です。川場スキー場から20分程度の錦綉山荘に宿泊しました。泉質はアルカリ性単純温泉です。この泉質は肌の角質を良く落とし美肌の湯としての効能があります。実際入ると顔を含めて全身つやつやになります。良いです

温泉の後は…

錦綉山荘の夕食ー先付と前菜(2021年2月)
錦綉山荘の夕食ー先付と前菜(2021年2月)

食事です。写真は中心が先付け、左側が前菜です。右側は台の物の出汁を張った鍋です。先付では「カニ」、前菜では「ウナギ」が良かったです。前菜の上の方にある食前酒は李酒。まあ贅沢。

そのあとコースを楽しむ…お気に入りは

海老真薯道明寺蒸し(2021年2月)
海老真薯道明寺蒸し(2021年2月)

前菜の後、御造り、台の物などなど懐石料理の一通りを楽しみましたが一番のお気に入りは上の写真の海老真薯道明寺蒸しです。道明寺蒸しとは半殺し(水につけて粗く挽いた)にしたもち米と一緒に具材を蒸した料理ですが、この蒸し物出汁がとてもよかったです。ちなみに海老真薯はかぼちゃの下、手前左側は生湯葉を巻いて焼き目を付けたものです。

食べ過ぎて帰宅後体重がしっかり増えていました。

今シーズン初めてスキーに行く(2)

川場村、沼田市、昭和村と奥に赤城山

川場スキー場から赤城山を望む(2021年2月)
川場スキー場から赤城山を望む(2021年2月)

この日は信じられないくらいの快晴で空気も澄んでいました。川場スキー場の一番上の広場からは赤城山が良く見えていました。左のとがっているのが黒檜山、その右の丸いのが地蔵岳、さらに右奥とがっているのが荒山、その右手前が鈴ヶ岳です。

お昼ご飯はこんな感じ

川場スキー場でお昼ご飯(2021年2月)
川場スキー場でお昼ご飯(2021年2月)

スキー場のお昼ご飯はこんな感じでした。疲れた体にエネルギー補給…と思ったのですが、少し滑っただけで疲労困憊気味で食べきれませんでした。スキーは下手なので必要以上に力が入って体力を消耗していたようです。

赤城山に向かって華麗に…

赤城山に向かって華麗に…(2021年2月)
赤城山に向かって華麗に…(2021年2月)

シュプールを描きながら…と行きたかったのですが疲労のため這う這うの体で下り宿泊地に向かいました。

つづく。

今シーズン初めてスキーに行く

晴天にスカイツリーが映える

某所からスカイツリー(2021年2月)
某所からスカイツリー(2021年2月)

週末川場スキー場に行ってきました。その出発の前に都内某所から撮影したスカイツリーです。とても良い天気で晴天にスカイツリーが良く映えます。

川場スキー場到着

川場スキー場(2021年2月)
川場スキー場(2021年2月)

川場スキー場のゲレンデに出た所から撮影。コロナ下の緊急事態宣言の影響でスキーヤー、ボーダーは少ないかと思われましたがそんなことはなく賑わっていました。若い人たちはほとんどボードです。

無名峰は登山可能

川場スキー場から無名峰(2021年2月)
川場スキー場から無名峰(2021年2月)

川場スキー場の一番上に上るリフトの終点からは写真のような峰が見えます。特に名前が内容で無名峰と呼ばれていますが、登山可能でリフトに乗った登山/トレッキングの人たちも少なからずいます。望遠レンズで撮影すると登山している人たちの姿も捉えることが出来ます。

次回はこの続きを掲載予定です。

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