ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

投稿者: seasons-japan-admin (4ページ目 (37ページ中))

燃費と日本に関して思うこと

頂きものの仁淀川産鮎

頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)
頂き物の仁淀川産鮎(2023年8月撮影)

夏休みに実家に帰った際にいただいた鮎。田舎のことなので近所付き合いは東京に比べると格段に濃いものです。勿論、頂きっぱなしという訳ではなく、実家の母の日頃のやり取りの一環です。

都会でしか生活したことがない人にとっては、近所付き合いは煩わしくプライバシーがなくなるネガティブ面ばかりが気になるかも知れません。一方で「遠くの家族よりご近所さん」というのはよく当たっていて日常的に頼りになるのはご近所さんです。

人が多い都会が苦手な管理人は田舎暮らしを好みますが諸般の事情で実現は簡単ではありません。

高知→土山SAの燃費

高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)
高知→土山SAまでの燃費(2023年8月撮影)

高知を出て瀬戸大橋経由で新名神土山SAまで。(三木PAは食事+休憩)ペースはほぼ法定速度。40km/lを達成した下りに比べると若干燃費は悪化して37.7km/l。発熱量が全体的に少なく冬場はオーバークール気味になりがち+グリップヒーター使用のNC750Sの特性なのか気温が高い方が燃費が良いようです。

後半は渋滞で燃費は今ひとつ伸びず

新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)
新名神土山SA→自宅最寄りGSまでの燃費(2023年8月撮影)

高知→東京の高速区間で渋滞する場所は名神高速高槻JCT〜大津IC付近伊勢湾岸道四日市JCT〜東海IC付近東名高速御殿場SA〜大和トンネル付近(断続時によって連続!)です。この日は足柄PA付近から大和トンネル付近までほぼ連続。燃費も36.4km/lまで悪化しました。(その上+2時間)

渋滞するのは大都市圏です。特に日曜日の夕方、東名高速の上り線渋滞は大変です。これは東名に限らず中央道、関越道、東北道、京葉道路、東関道など東京に向かう全ての道路に共通です。

東京に人が多すぎるのが根本的な原因。基本的には人口が集中するとインフラや資源の効率は上がります。しかしそれも行き過ぎて周辺の地域から電力や水をかき集めないと成り立たない程度まで集中すると渋滞やヒートアイランドなど負の側面が強くなります。

管理人の実家のある高知県もそうですが、日本各地魅力的な場所は沢山あります。リモートワークが可能になったら家賃も安く、渋滞のない地方への移住は魅力的だと思います。

東京でも奥多摩は(ダム)ツーリングに行くのには最高です。あ、でも冬寒いから管理人はダメか、残念。

NC750Sオイル交換など

久々に晴れてかつ外出可能で時間が取れる週末。バイクの面倒を見る日にしました。NC750Sのオイル交換と前後タイヤ交換の見積もり。友人のXL883Nは10月の車検入庫に向けて、タンデムシートを取り付けましたが、その際には走行していないので2ヶ月近くエンジンを回していないのでそれもやってきました。

フィルターが固着して少し苦戦

NC750Sのオイルフィルター 潰れてる(2023年9月)
NC750Sのオイルフィルター 潰れてる(2023年9月)

オイル交換はいつもの桜井ホンダピアさんにお願いしました。前回オイルフィルターを交換していなかったので今回は交換しますが…普段なら簡単に取れるオイルフィルターが固着してなかなか取れずしばし苦戦。

前回交換した時の締め付けトルクが規定(20kN)より強かったのでしょうか?結局苦労して取れたので問題はなかったのですが、今回の取り付けでは念には念で締め付けトルク確認+トルクレンチ使用で作業して頂きました。お疲れ様でした。

タイヤは後ろはまだ大丈夫そうですが前がスリップサインが出てきました。前だけ交換する?も考えましたが、何かあったときに後悔しないように前後交換することにしました。後ろは一回釘が刺さってパンク、今日確認してもらったらもう一本刺さっていました。これはパンクには至りませんでしたが…。

2ヶ月走っていないとちょっと渋い

車検仕様のハーレーXL883N(2023年9月)
車検仕様のハーレーXL883N(2023年9月)

一方友人のXL883N。2ヶ月ぶりの走行。エンジンスタートっ…ちょっと掛かりが渋い…ものの掛かりました。1ヶ月だと余裕、2ヶ月だとギリギリ、3ヶ月空けるとブースターが必要そうです。車検と合わせてオイル交換は予定していますがバッテリーもやるか…。

少し走行した後の再始動は問題なかったのでもうしばらく様子を見てみることにします。バッテリー交換の手順は確認しているので自分でやるのも選択肢の一つにはあります。

XL883Nで桜井ホンダピアさんに戻って、タイヤの注文をお願いしました。それにしてもXL883Nでこの時期の渋滞は辛かった。

明日は天気が不安定になりそう。奥多摩行きたのですがどうしましょう。

高速道路でやってはいけない運転3選

先日、高知から東京に帰ってくる際に高速道路で目立っていた事故を誘発するやってはいけない運転3選を三木SAの画像と共に紹介します。

世界一忙しいラーメン屋のラーメン+チャーシュー丼(2023年8月@山陽自動車道下り 三木SA)
チャーシュー丼はやっつけ仕事感が否めませんでしたが、ラーメンはおいしく、特に麺とスープの組み合わせが良いと思いました。

車間距離が短すぎ

車間距離が短い車が多かったです。特にハイエースとミニバン。空いている場所なら追い越してもらえばいいのですが、なぜか車間を詰めて後ろについてくるケースがありました。「あおっている」という感じではなく単に車間が狭いのですが、車間距離は長めにお願いします。

渋滞時は顕著で、急いでいるのか車間距離がとても短くかつブレーキを頻繁に踏む車がいました。この車、車線変更も頻繁で明らかに渋滞の原因の一部になっていました。渋滞中もある程度の車間を空けて極力アクセルで車間を制御しブレーキは最小限にして欲しいものです。

山陽自動車道三木SA(2023年8月)
予定では新名神土山SAで昼食の予定でしたがあまりの暑さにかなり手前の三木SAで昼食をとりました。

トンネル内無灯火

トンネル内無灯火の車が結構いました。明るくて自分は前が見えるかもしれませんが、後ろからの視認が非常に難しく危険です。ブレーキを踏んだタイミングでランプがついて意外と近くにいたことに気づいてハッとするケースがありました。

高速道路の場合、走っている車の速度差が大きい場合もあり後ろからの視認はとても重要です。必ずライト点灯をお願いします。

三木市の観光看板@山陽自動車道三木SA(2023年8月)
観光客急募が面白いですね。検眼表の一番右はカンナ、酒造米、ゴルフ、酒、乗馬、ブドウなど果物、不明、刃物達 か?名物が並んでます。

スマホ見ながら運転

後ろから見ていると車線間を右左して時々車線区分線をまたぎながら走っている車がいました。やばそうなので追い越してみると…スマホを見ていました。この日だけで3例。

自動運転?と疑う余地のない車種で実際かなりふらふらしていました。現状では自動運転でも前を向いて安全を確認し、非常時には即時に人間が制御することが前提になっている車種がほとんどです。

運転時はスマホは操作せず、運転に集中してください。

以上、高速道路でやってはいけない運転3選でした。

ツーリングには行けなかった夏休み

管理人久々に海水浴など

今年の夏休みは実家に家族が勢ぞろいしたり、台風が来てどこにも行けなかったりツーリングに行かずに終わってしまいました。その中でも印象的なのは20年以上ぶりに海水浴に行ったこと…。

元々はそこそこ泳いだり潜ったり出来たのですが、立ち泳ぎしているだけで足が疲れてくる始末で体力の衰えを感じました。というわけで、近所で草木や動物の写真などを撮影。一部を紹介します。

近所の畑で咲いていた野菜の花です

オクラの花(2023年8月@高知)
オクラの花(2023年8月@高知)

高知県はオクラの生産量が多いですが、家庭菜園で自家用に栽培している方も多くいますそのうちの一本です。」

東京では珍しいハグロトンボ

ハグロトンボ(2023年8月@高知)
ハグロトンボ(2023年8月@高知)

昆虫のことは詳しくありません。ハグロトンボと思われるトンボです。東京では珍しいらしいですが、高知ではあちこちで飛んでました。

基本的に害虫の幼虫

セスジスズメの幼虫(2023年8月@高知)
セスジスズメの幼虫(2023年8月@高知)

セスジスズメという蛾の幼虫です。この蛾の成虫がどこかに停まっているときの羽は旅客機の後退翼に似ています。蛾の目はモスアイ構造というナノ構造になっていて光を反射せず夜行動したときに天敵から見つかりにくくなっているというのは有名です。(本当か?)

となりのトトロの皿

トトロ皿(2023年8月@高知)
トトロ皿(2023年8月@高知)

よく見るとこのトトロなりは映画に出てきた成獣?と思われますが、木の葉や実の大きさからみてかなり小さいです。

この花が何の花か分かったら花博士の称号を

落花生の花(2023年8月@高知)
落花生の花(2023年8月@高知)

差し上げたい。落花生の花です。すでにかなりの数が落花して地中で実が育っているようでした。この初秋に収穫できるといいなあ。(栽培は初めてです。)

そして夏休みが終わってしまった。

燃費40km/lを達成(NC750S)

高知に帰省しました。今回は中央自動車道経由で名神多賀で昼食+給油。明石海峡大橋大鳴門橋経由で高知までの予定でしたが…。

多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)
多賀SAちゃんぽん亭(2023年8月)

今回は昼食+給油。昼食はちゃんぽんにします。このちゃんぽん宿泊の時はコンビニで食事を買ったので食堂は使っていないのに見たことがあると思ったら新名神土山SAでした。(但しこの時は別メニュー)

北岳や八ヶ岳連峰は雲を被ってました

中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)
中央自動車道 八ヶ岳連峰の表示(2023年8月)

東京の自宅から多賀までは430km程度。14lの燃料タンクに2lの余裕を持たせて12lで走るとすると燃費は35.8km/l。アップダウンの多い中央自動車道ではまずまず厳しい数字です。そこで巡航速度90km/h(メーター読み)をひたすら守って多賀まで。風景は諏訪湖を超えて駒ヶ岳付近が最高でした。

NC750Sで40km/lを達成

自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)
自宅~多賀SAの道のりと燃費(2023年8月)

かなりアクセルワークに気を付けながら、かつ流れに乗ることを留意して多賀までの道のりで40.1km/lを達成しました。その分、到着時間は予定より30分以上遅れましたが…。

多賀SAのレストイン(2023年8月)
多賀SAのレストイン(2023年8月)

多賀は最初にNC750Sで帰省した時に寄ったことがあり2度目。但し、この時は新東名経由で道を間違え湾岸長島まで行ってしまい、かなり遠回りしました。この時はレストイン多賀で宿泊しました。このレストインは休憩だけではなくて「宿泊」が可能な点で重宝します。

権現湖PAで小休止

小休止の権現湖PA(2023年8月)
小休止の権現湖PA(2023年8月)

お尻が痛くなってきたので痛み止めを飲むために権現湖PAで小休止。ついでに水分補給+トイレに行って後半の道のりに備えます。

後半、瀬戸大橋ではかなり風が強く、緊張感がありました。ペースを落としタンクに伏せて風の影響をやり過ごしました。その後、四国に上陸し川之江JCTを過ぎたあたりから天気が悪くなってきます。繁藤トンネル付近から前が見にくいほどの豪雨。ここでもペースを落としてずぶ濡れになりながらも無事到着。(雨具は持っていましたがもうすぐ到着だったので使用しませんでした。)

100mくらい前まで41.0km/lだったのにー

多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)
多賀SAから実家までの道のりと燃費(2023年8月)

結局燃費は40.9km/l。前半と同じく90km/hペースを維持する予定でしたが、瀬戸大橋の強風、高知道の豪雨でペースを落としたため、結果的に燃費が向上しました。燃費を左右する要素は色々あるけど結局80~90km/hペースなら40km/lが見込めるという結果でした。冬の寒い時期グリップヒーターを使用するとどうなるかも興味深く、機会があったらトライしようと思います。

ちなみに燃費は良かったものの到着時間は予定より2時間遅れ。ペースを落とした分仕方ないですけど、これにはちょっと参った。

Sportsstar XL883n IRON883を車検仕様に戻す

時々、面倒をみがてら乗らせてもらっているXL883nの車検が10月。車検の予約は既に入れましたが、ディーラーではなく2りんかんのバイク車検を使うことにしたので持ち込み時に車検仕様に戻す必要があります。(ディーラーさんごめんなさい、今回は諸般の事情で許して。)

灯火類やハンドルのサイズは車検適合することを確認していましたが、二人乗りで登録されておりカスタムのシングルシートでは車検を通りません。このため、ノーマルのシート+タンデムシートが必要。ノーマルのシートは現オーナーが持っていましたがタンデムシートはなく、別途購入。

基本的に問題なく取り付けられましたが、タンデムシートボルトの長さが足りず、台座のデコレーションを外さないと取り付けできませんでした。外したら外したでボルトが長く、ワッシャーを追加して調整しました。あまり格好の良い仕上がりではないですが車検仕様ということで妥協。

またクラッチが少しずれているようでクラッチレバーを完全に握っても、少しクラッチを引きづっているのに気づきました。これは後日調整をするかも。

やっぱり、カスタムの方が格好いいですね。

Before

カスタムXL883n(2023年8月)
カスタムXL883n(2023年8月)

After

車検対応済みXL883n(2023年8月)
車検対応済みXL883n(2023年8月)

せせらぎ撮影 奥多摩ツーリング

奥多摩のせせらぎを撮影に行く

水音撮影場所から山側(2023年8月)
水音撮影場所から山側(2023年8月)

最近管理人、自分が仕事中のBGMにするため水辺を撮影/録音して動画編集するのに手を出しています。この撮影のため奥多摩の神戸岩の渓谷を目指しますが…人が多すぎて撮影せず撤退。

もう一つ候補に考えていた場所に向かいます。

夏のこの時期コケが綺麗

水音撮影場所のコケ(2023年8月)
水音撮影場所のコケ(2023年8月)

夏のこの時期、各所のコケが緑緑していてとてもきれいです。

撮影+編集した動画

ダムはどうしたっ!って言われそうですが雨が降ってきたので、この撮影終了後そのまま帰途に。そのまま帰るのは勿体ないと思い、秋川街道、日の出町の坂本交差点から北大久野川沿いを走って日向和田に抜ける経路を確認してから帰宅。

今週は台風が通過した後、高知の実家に帰省する予定なので体力を温存しました。

奥多摩ツーリング

小河内ダム+奥多摩湖は奥多摩ツーリングの定番

小河内ダムの湧水(管理人は飲みますが飲用可かどうかは不明)

奥多摩ー小河内ダム+奥多摩湖のツーリングは定番中の定番。そのまま直行するのも悪くはありませんが、ちょっと林道に寄ってみるのも楽しいです。

奥多摩の林道某所(2023年7月)
奥多摩の林道某所(2023年7月)

ニホンカワラトンボ@奥多摩

ニホンカワトンボの雄で無色翅型の成熟個体(2023年7月)
ニホンカワラトンボの雄で無色翅型の成熟個体(2023年7月)

林道の付近では昼なのにヒグラシが鳴いていました。またニホンカワトンボは近寄っても逃げず撮影に応じてくれました。

最近の小河内ダムは洪水調整を意識

小河内ダム堤体と洪水吐(2023年7月)
小河内ダム堤体と洪水吐(2023年7月)

「東京砂漠」と呼ばれた渇水があったころ小河内ダムは東京の主力の水がめでした。基本的に上水確保が優先され意図的に水位を下げることはなかったはずです。

翻って現在、東京都の水がめは利根川水系に移行し水不足が懸念される状況はかなり解消しています。逆に近年、水害の可能性が高くなったことから小河内ダムも多摩川の洪水調整を行う協定が結ばれています。

そのため、水位はこの時期高くても70%程度です。この位だと洪水吐前のテラスが見えています。

小河内ダムを右岸から(2023年7月)
小河内ダムを右岸から(2023年7月)
小河内ダムを右岸展望所から(2023年7月)
小河内ダムを右岸展望所から(2023年7月)

ちなみにこの展望台、春先は間近でニホンザルが観察できるスポットです。

また奥多摩ニホンザルが増えているのかこんな風景も(4月の左岸)。

ニホンザルの親子@奥多摩(2023年4月)

ちょっとブログ書くのが大変になってきたので編集方針変えました。それではまた次回!

八ッ場ダムツーリング(嬬恋、野反ダムなど)

八ッ場ダムを出発して長野県の上田方面に向かいます。その途中で「野反湖」の標識を見つけて、そちらに向かいます。が、意外と距離がありました。

野反湖に到着すると展望所があり、トレッキングを楽しんでいる人たちで賑わっていました。そしてその展望所の脇にはニッコウキスゲ。どうやらこの花を目当てに来ている人も多かったようです。

ニッコウキスゲ@野反湖畔(2023年7月)
ニッコウキスゲ@野反湖畔(2023年7月)

野反湖、野反ダム

野反湖と面白い雲(2023年7月)
野反湖と面白い雲(2023年7月)

野反湖は野反ダムのダム湖です。野反ダムができたのが1953年。長い年月を経て、もう一つの自然になっています。なお、この写真の中央、野反湖の奥にダムがあります。雲の様子が不思議。

八間山と青い空、白い雲(2023年7月)
八間山と青い空、白い雲(2023年7月)

美しい空の青、雲の白、林の緑。トレッキングを楽しむ人たちが小さく映り込んでいます。

野反湖をバックに野反ダム天端でNC750S(2023年7月)
野反湖をバックに野反ダム天端でNC750S(2023年7月)

野反ダムの天端。野反ダムは堤高44mのロックフィルダムです。ただし遮水方式が珍しく鉄筋コンクリートフェイシングです。

鉄筋コンクリートフェイシングの野反ダム(2023年7月)
鉄筋コンクリートフェイシングの野反ダム(2023年7月)
野反ダム堤体(2023年7月)
野反ダム堤体(2023年7月)

嬬恋といえばキャベツ

浅間山と嬬恋のキャベツ畑(2023年7月)
浅間山と嬬恋のキャベツ畑(2023年7月)

小学校の社会の授業で嬬恋村のキャベツについて習ったのはいつの日か(遠い目…)今でも嬬恋はキャベツ畑がたくさん。奥には育ったキャベツ、手前は植え付け前の畑です。

浅間山を反対の小諸から

剣ヶ峰と浅間山、NC750S(2023年7月)
剣ヶ峰と浅間山、NC750S(2023年7月)

浅間山の北の嬬恋から、上田を経由して小諸。北向きに見える浅間山とNC750S。この日はとにかく空が美しかった。

ちなみに総走行距離ちょうど500km。日帰りツーリングの途中で給油しないと明らかに足りなかったのは初めてかもしれません。

次回は奥多摩の記事の予定。

八ッ場ダムツーリング(八ッ場ダム後編)

八ッ場ダム堤体下から

八ッ場ダム堤体と副ダム(2023年7月)
八ッ場ダム堤体と副ダム(2023年7月)

最近竣工したダムだけに一般の訪問者が堤体周りのあちこちを無料で行き来できます。ダム堤体には監査廊へ続くエレベーターがありますが、通常は監査廊階を除いて止まる運転で自由に乗ることができます。

エレベータを降りて吾妻峡レールバイク アガッタンに向かう途中振り向いて撮影したのが上の写真です。廃線になったJR吾妻線の線路を一部使用して新しくできたもので興味深々ですが…二人乗りで一人では乗れなそうです。残念。

ダム堤体や赤い八ッ場もみじ橋、副ダムなどが見えていますがダム堤体を天守閣に見立てると城郭の三の丸から見たような風景にも見えます。

残された吾妻峡の風景(7:10から ※その前はダム横の小滝)
ダム堤体下から見る吾妻峡(2023年7月)
ダム堤体下から見る吾妻峡(2023年7月)

ダム建設は当初現在より500m程度下流に予定されていました。が、地元の強い要望により吾妻峡の風景を少しでも多く残すために現在位置に建設されました。もし、当初案ならダム湖の底に沈んだはずの風景です。残されるだけの美しい風景、秋の紅葉はなお格別と思われます。

吾妻峡展望台からの風景

吾妻峡の風景(2023年7月)
吾妻峡の風景(2023年7月)

ダム建設前から残る、渓流の風景です。渓流といえば釣りですが、吾妻川本流は近隣から湧出する温泉が多く流れ込み元来強い酸性でした。これが理由で魚類はほとんど住んでいなかったそうです。釣りも温泉も好きな管理人ですが、意外な「害」があることに初めて気づきました。

現在では下流の利根川の水質保持や吾妻川そのものの利水のため、酸性が特に強い支流で酸性水の中和が行われ、一部では水棲生物も見られるようになったとか。もちろん八ッ場ダムの水も上水道、農業用水、工業用水に使用されています。

VRでのダム紹介が今時

八ッ場ダムVRによる展示(2023年7月)
八ッ場ダムVRによる展示(2023年7月)

立派な展示館の2階にはVRによるダムの紹介があります。悪くはなかったのですが、音声があるともっと良かったかも。

長野原町「もっと前へ。」

もっと前への長野原町ポスター(2023年7月)
もっと前への長野原町ポスター(2023年7月)

ダム建設で多くの地区がダム湖に沈んだ長野原町のポスターです。ダム建設の補償の一環として温泉地の再開発を含め様々なアトラクションも設置されました。その一つ、ダム建設に伴って高く架け替えられた八ッ場大橋からのバンジージャンプをモチーフにした「もっと前へ。」(洪水調整で水位が低い時期の営業)

小河内ダム建設時の移転はダムから離れた場所に移転した人々が大半でしたが、八ッ場ダムの場合は新たに建設された高台にコミュニティを維持した形で移転されています。ダム建設がなければ橋もなくバンジーもなく…。水没した地域に住んでいた方々の気持ちは複雑なのではと思い遣られます。

八ッ場ダムは以上、次回は予定していなかった、もう一つのダムに向かいます。

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