大室山のリフト乗車口
ツーリングではありませんが、伊豆方面に行く機会があり少し時間が余ったので大室山に登ってみることにしました。過去には徒歩でも登山できたらしいのですが現在は禁止され、リフトの使用が必須です。大室山には浅間神社がありその鳥居がリフト乗り場の前にあります。リフトは大人700円。登る前は結構高いなと正直思いましたが、登った後は納得です。お勧めできます。
リフトから富士山を望む
上りのリフトから右手に富士山が見えます。方向的には大室山から富士山は北北西に当たります。残念ながら雲が多く隠れ気味ですがそれでも西側の稜線がきれいに見えています。まだ冠雪していないようでした。
大室山の表面は「ススキ」
登りのリフトで左側を見るとススキが密生しているのが良く分かります。大室山は樹木類がなくほとんどススキに覆われているために夏には緑一色、冬にはススキの枯れ葉色一色になります。これは大室山が火山岩でできており土壌が堆積していないことも一因ですが、もっとも大きな理由はこのような植生を維持するために年に一度山焼きが行われます。なので、樹木はそもそも育たないのです。
明日はリフトを登って、火口周りの散策道からの風景を掲載します。