ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: ツーリングルメ

ダムの水位確認と食材仕入れのツーリング

久々に暖かくなった週末。ダムの水位がどうなっているか見に行きながら、鮮魚+ジビエを買う食材仕入れツーリング。アクアライン→内房→鴨川→猟師工房→アクアラインの経路で行ってきました。

猟師工房で聞いた話なども含めて。

まずは郡ダム

郡ダム堤体とNC750S(2026年2月)
郡ダム堤体とNC750S(2026年2月)

NC750Sの奥に見えているのが郡ダム堤体です。NC750Sを購入した最初のダムツーリングは郡ダムでした。単なる土手に見えますが、千葉県に多いアースダムの一つです。このダム、工業用水の取得を目的に建設されましたが、資材として鉄工所からの廃棄物である鉄鋼スラグを使用したことで問題が発生しました。具体的にはためた水が強アルカリ性になってしまい…結局工業用水としてはほとんど使用されることがないまま現在に至っています。

強アルカリ性なので魚の生息も困難でかつ千葉県のダムに多い釣りサイトとしての活用もされていません。(というより釣り禁止)苦肉の策として現在はウォータースポーツの聖地として活用する方向です。

郡ダム水面とNC750S(2026年2月)
郡ダム水面とNC750S(2026年2月)

猟師工房ランド

猟師工房ランド内装(2026年2月)
猟師工房ランド内装(2026年2月)

数多くの牡鹿のトロフィー。もちろん本物でかつ売り物です。作り方はいろいろあり、「地面に埋める」、「2時間煮る」、「放置してウジ虫に食べさせる」…など。写真に写っているのは煮たものが主だそうです。ちなみにウジ虫に…のものは骨の成分が残るのか艶のある仕上がりになるとか。

じっくり見てみるとそれぞれに個性があります。角が立派なもの、小さいもの、左右非対称のものなど。

特に個性的だったのは老牡鹿

老牡鹿のトロフィー(2026年2月)
老牡鹿のトロフィー(2026年2月)

これは牡鹿のトロフィーです。下が鼻先、手のあたりが角の付け根です。その途中に左右に並んでいるのが歯…のはずですが、数本の奥歯を除いて歯根の穴しか残っていないのが分かります。鹿も年を取ると歯が少なくなっていくようです。また角も元気なうちは3段に成長し、またケンカ角(左側奥の鹿の角の付け根から分岐して出ている角)が出るのに年を取るとこれも小さく、あるいは出なくなるとか…。何か身につまされます。

狩猟されたキョンを見学しながらお話

止め刺しされたキョン(2026年2月)
止め刺しされたキョン(2026年2月)

ジビエとして利用する場合、捕獲は罠猟です。生きた状態で捕獲し現場で止め刺しします。そのあと運搬、解体、精肉となるのですが運搬してきたところを撮影。

この後しばらくお話をさせていただき

  • とった鹿やキョンなどにはマダニがついているケースがあるので要注意
  • 食用には止め刺しから2~3時間で内臓を出す必要がある
  • 角はキーホルダーなどに加工するのがおすすめ
  • 最近、キョンがとてもよく取れて鹿、イノシシも増えてきた、ニホンザルはそれほどでもない
  • この時期のメスはどの動物もお腹に子供がいることが多い
  • 房総半島のキョンは椿や山茶花の花や落花をよく食べるが、大島のキョンはあまり食べないらしい(明日葉をよく食べる)
  • キョンは背が低いので低い位置の草花が特に大好き。パンジーは植えたはなから食べられる(泣)
  • 鹿は草食性で分布域にその背丈が届く範囲で葉や皮が食べられるdeer lineを形成するが、それより小さいキョンはより低いキョンラインを形成する
  • 鹿は草食性だが鉄分が必要な時は鉄道の線路をなめに来て、時にはねられる。これを防ぐため古い線路を脇に置いたが効果なし。毎日、車輪で削られている線路の方がおいしいらしい。
  • 耕作放棄地は鹿やキョンの楽園になりがち。

などなど興味深い話をお伺いしました。また、解体所の準備も進んでいて近日中にキョンを購入できるようになるかも…とのことでした。再訪をもくろんでいます。

猟師工房看板とNC750S(2026年2月)
猟師工房看板とNC750S(2026年2月)

奥の看板「猟師工房」の下に「命の学校」と書いてあります。地元の子供たちに狩猟を通じてさまざまなことを伝えているようです。えらいことです。

低水位ではあるがカラカラでもなかった笹川湖

かなり定水位の笹川湖(2026年2月)
かなり低水位の笹川湖(2026年2月)

今年の冬は雨が少なかったので各地で渇水気味とのニュースがあります。片倉ダムの笹川湖の様子は低水位でした。いつもいる釣りボートがいないのは低水位が関係しているのか時期の問題か?

片倉ダム堤体とNC750S (2026年2月)
片倉ダム堤体とNC750S (2026年2月)

まだ早い時間(14:30)でしたが、アクアラインの渋滞を避けるため帰途につきました。が、表示された料金をみてびっくり!高ってなりました。13:00~19:00は1600円×0.8の1280円。だから、京葉道路側が渋滞していたのですね。

猟師工房にクマ肉を買いに行く

なんか雰囲気変わってた

デミグラスシチューとキョンカレー
デミグラスシチューとキョンカレー

今回は撮影をしなかったので写真はお土産のパッケージ。猟師工房ドライブインにクマ肉を購入しようとNC750Sでツーリングしましたが、前に来た時から比べると雰囲気が変わってました。

写真のパッケージでいうともともとキョンカレーの雰囲気だったのがデミグラスシチューに変わったというか…上品になって、価格も上品になってました。レジで話を聞くと猟師工房ランドは元々の香木原小学校跡の店に戻って独立したとのこと。

というわけで、香木原小学校跡の店に。

キョン@猟師工房(2022年10月)
キョン@猟師工房(2022年10月)

今回撮影しなかったので、古い写真ですが。

到着後はお店の話などを聞かせてもらいました。
・独立したのでランドの方は中小型獣中心でいければと思っている
・奥に解体場を整えて、より独立してやっていけるようにしたい
・タイワンリスもラインナップにはいるかも
・房総半島のキョンは台湾系で小さい(中国南部には大きい群がいるそうです)
・キョンの毛皮最高!でも、皮を剥いでなめして製品化するのは本職じゃないととても無理!(実際、しっとりした手触りは最高です。 管理人追記)
・鹿、イノシシは狙って取る人がいるがキョンは狙っている人がすくない
・でも、房総半島でかなりのペースでキョンが増えているのは間違いない
・小学生を招いて命の授業をやる予定
などの話を聞かせていただきました。こういう話が聞けるのが猟師工房ランドの楽しみです。

命の授業は管理人も受けてみたいな。

ジビエを買いにツーリング

猟師工房さんへジビエを買いに

NC750Sとハーレー(2024年6月)
NC750Sとハーレー(2024年6月)

少し疲れがたまったこの頃、ジビエパワーで体力回復を目論んで房総の猟師工房さんにツーリング。

猟師工房のエントランス(2024年6月)
猟師工房のエントランス(2024年6月)

エントランスで店主の原田さんとしばしお話。
・大島のキョンを活用できるように島内に解体施設ができた
・キョン推しの町長が生まれるか…と思ったら落選、残念
イノシシシカは米糠の餌でおびき寄せて捕獲…
・イノシシは発酵臭を好むらしいので酒粕などを糠に混ぜておびき寄せる
・だが、コメの味を覚えてしまって田んぼのコメを食べ始めてしまった
・キョンの食性が今一つ把握できておらず狙って捕獲するのが難しい
・ジビエ用は罠猟でもくくり罠が主

キョンは美味しいのでぜひ大島のキョンは活用してほしいところです。

ジビエ料理食べ放題

ジビエ料理(2024年6月)
ジビエ料理(2024年6月)

左から、ジビエポテトサラダ、ジビエ麻婆豆腐、さらだ、ジビエチャーハン、ジビエおでん。麻婆豆腐とおでんが良かったです。欲を言えば1枚or1本でいいのでジビエのグリル的な肉肉したものがあると最高と思いました。

レストランの内装(2024年6月)
レストランの内装(2024年6月)

ニホンカモシカはジビエとしては販売されていません。ウミガメのはく製と天狗は…相変わらず何でもありです。なお猟師工房さん、基本的に害獣駆除で捕獲された動物を販売しているので、雉や鴨など鶏類は販売してません。

この後、アクアラインの渋滞を避けるためにさっさと帰途につきました。このところ体力不足だなあ。