2022年になって多忙のためツーリングの時間が取れず悶々と過ごしていましたが、1月の下旬になってやっと時間が取れました。2022年はこれまであまり開拓できていなかった神奈川、静岡地方のダムも周りたいと思います。
そこで相模ダム、城山ダム、宮ケ瀬ダムとの統合運用で重要な役割を果たしている道志ダムに向かいました。
ちょっとお疲れ気味なので中央自動車道相模湖まで行き、それから県道76号(道志道)を道志方面に向かいます。山中湖まで行って、南下し東名高速御殿場から都内に戻るルートを計画しましたが…
道志ダムは意外と近い
413号線に入ってしばらく進むと道志ダムに到着します。千葉県のダムで入り口が分からず右往左往した経験がある管理人にとっては、天端が経路上の道志ダムは嬉しいものです。道志ダムの天端は413号線が通過しており、近所に駐車場のようなものはありませんが、2輪を停めて写真撮影するスペースは十分にあります。
道志ダムのダム湖は「奥相模湖」
道志ダムの天端から上流方面を撮影したのが上の写真。ダム湖は奥相模湖と名付けられています。多摩湖と奥多摩湖は奥多摩湖の方が圧倒的に大きいですが、相模湖と奥相模湖は逆で奥相模湖の方がかなり小さいです。写真左側奥に見えているのは大室山(伊豆半島の大室山とは別)です。
道志ダムは中型の重力式コンクリートダム
道志ダムは中小型の重力式コンクリートダムです。堤体に比べてゲートが大きく見えるのが特徴です。道志ダムは用途は発電とされていますが、発電量は小さく実際に重要な用途は宮ケ瀬湖へ道志導水路を経て給水することです。(神奈川県の統合運用に関するHP 外部サイト)
昭和30年竣功のダムはやや古くなっているためかゲート下から水が漏れています。先輩の相模ダムはリニューアル計画があるようですが、道志ダムのリニューアルも近いことでしょう。
道志ダムの天端、テラスはオシャレ
道志ダムの天端は下流側がテラスになっています。この部分は立ち入ることが出来て下流の風景を楽しめます。そういえば四国の大橋ダムもこんな感じのテラスがありますが、こちらは立ち入りできません。造形的になかなかオシャレですよね。
道志ダム天端から下流を望むとこんな感じです。「立入禁止」が目立ちますがダム側からは立ち入るのは無理です。が、直下流にはキャンプ場があり下流側からダム下流にはアクセスできそうです。ダム直下流が危険なのは当たり前ですが…見てみたい気もします。
道志ダムとNC750S
NC750Sと道志ダムの記念撮影。この後、道志道を直進し山中湖を目指す…はずでしたが道を間違えました。ダムを渡った直後、タイトなカーブを曲がってやや急な坂を上って防空監視塔跡方面に向かうのが正しいのですが、直進し413号に合流。更に左折してしまい、そのまま気づかず厚木方面に向かってしまいました。
途中で気づいたのですが、このところ少しお疲れだったので大人しく厚木方面に向かいます。厚木で東名高速にのり都心に向かい、結局150km程度のショートツーリングになってしまいました。必ず、近日中に道志道を堪能したいと思っています。