ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 小河内ダム (1ページ目 (4ページ中))

奥多摩ツーリング

初夏の奥多摩は新緑が目にも鮮やか

足元にはマンネングサ

マンネングサ@奥多摩(2024年6月)
マンネングサ@奥多摩(2024年6月)

林道はマムシグサの花盛り

マムシグサ@奥多摩(2024年6月)
マムシグサ@奥多摩(2024年6月)

林道の様子

マムシグサとNC750S(2024年6月)
マムシグサとNC750S(2024年6月)

林道入間白岩線の様子。完抜林道で基本的に舗装されていますが、一部舗装状態の悪い場所があります。NC750Sだと問題なし。XL883Nだと…避けるかな。

月夜見第一駐車場から奥多摩湖、小河内ダムを望む(2024年6月)
月夜見第一駐車場から奥多摩湖、小河内ダムを望む(2024年6月)

ここからの小河内ダム撮影は定番。昨シーズン一緒に撮影していたススキが刈られているのが少し残念。

道の駅たばやまのジビエバーガー(2024年6月)
道の駅たばやまのジビエバーガー(2024年6月)

道の駅たばやまで食事。さらに柳沢峠を越えて…と思っていましたが、日ごろの疲れが抜けておらず、この日はこのまま帰りました。

帰って、チェーンの錆を落として、フロントフォークを磨いて…少しだけNC750Sの手入れをしてやりました。次の機会は体調整えて、遠出しようと思ってます。

春まだ浅い奥多摩でニホンザルに会う

梅と桜の隠れ名所は梅の始まり

梅の花とNC750S(2024年3月)
梅の花とNC750S(2024年3月)

まだ奥多摩の山間部は春まだ浅く、が咲き始めたばかりでした。(山桜)のつぼみはまだ固く、もう少し時間がかかりそう。

ダムの貯水率は70%以下か

月夜見第一駐車場から小河内ダムを望む(2024年3月)
月夜見第一駐車場から小河内ダムを望む(2024年3月)

珍しく別のNC750Sに出会った月夜見第一駐車場から見た小河内ダム。貯水量が少なく70%は切っていそう。

小河内ダムを復習。大都市東京の成長を見込み、その飲用水を確保するための建設計画は大正15年に遡り、昭和13年起工。第二次世界大戦による建設中断を経て昭和32年に竣工しました。この事情から小河内ダムは目的W(上水道)専用のダムと言われ、管轄は国交省ではなく東京都水道局です。実際は多摩川第一発電所も設置されておりWP(上水道、発電)とされ、近年では関係各所との協定によりダム容量の一部がF(洪水調整)に利用されています。

堤高149m、堤頂長353m、有効貯水量1億8540立方メートルの重力式コンクリートダムです。特徴的なのは洪水吐がダム堤体ではなく別の場所に設置されている点です。この洪水吐は非常に特徴的で小河内ダムの見所です。上の写真の真ん中上の方に5枚薄青のゲートが移っているのが洪水吐。少し右、2つの白い塔が立っているのがダムの堤体です。

洪水吐前は広場に

小河内ダムの洪水吐(2024年3月)
小河内ダムの洪水吐(2024年3月)

なお、水がある(貯水率が高い)時の写真はこちらから。あまりの違いに驚くこと請け合いです。

この日の小河内ダムの貯水率は66%

小河内ダムの貯水量(2024年3月)
小河内ダムの貯水量(2024年3月)

上の画面でもわかりますが、小河内ダムは堤高149mでその高さなりにダム湖である奥多摩湖は「深い」のが特徴です。

小河内ダム堤体を右岸から望む

小河内ダム堤体を右岸から(2024年3月)
小河内ダム堤体を右岸から(2024年3月)

この時期、木の葉がおちて堤体が見やすくなっています。2つある塔、左岸側(奥)は保守用のエレベータが設置され、右岸側(手前)は展望塔として公開されています。

右岸側には3段の展望広場が整備されており、この時期は…

高確率で野生のニホンザルに出会える

冬を越して食欲旺盛のニホンザル(2024年3月)
冬を越して食欲旺盛のニホンザル(2024年3月)

木が白くなっているのはニホンザルが皮をめくって食べた跡です。小河内ダム付近は野生動物が多く、ニホンザルニホンカモシカなどが見られます。これは見たくありませんが、ツキノワグマの目撃情報もあるので注意は必要です。

この時撮影したニホンザルの動画もアップしました。(画面小さいのでYoutubeでみるのをお勧めします)

[食欲旺盛] 春の奥多摩 ニホンザル

久々の奥多摩ツーリング

コロナにかかったり、仕事が忙しかったりあまり余裕もなかったのですが、何とかやりくりして土曜日はツーリング。秋まだ浅い奥多摩路へ。

月夜見第一駐車場からみる小河内ダム(2023年10月)
月夜見第一駐車場からみる小河内ダム(2023年10月)

ところどころ紅葉が見られますが、まだ少し早いですね。奥多摩は全般的には杉の人工林が多いので紅葉狩りにはあまり向きません。紅葉は秩父往還(国道140号)の山梨県側から雁坂トンネルに上るまでの経路が素晴らしいです。あと広瀬ダムがお勧め。

右側鷹ノ巣山、左奥やや低く七つ石山、その右奥雲取山
右側鷹ノ巣山、左奥やや低く七つ石山、その右奥雲取山

東京都最高峰は雲取山です。ススキの穂がまだ開きかけ。秋はこれからです。

水根沢でカモシカにであう

小河内ダム上流水根沢のカモシカ

小河内ダムを展望台から撮影しようと歩き始めましたが…体力が落ちているせいか途中で息が切れてしまい諦めました。代わりに水根沢方向に歩いてみると気配。見てみるとニホンカモシカが悠々といました。というわけで撮影。

人なれしているのか、カメラを向けても特に逃げ出す様子もなく悠々と。

余談ですがカモシカはカモでもシカでもなくウシの仲間です。なので、始終反芻しているのでモグモグしてます。

ダムツーリングのアイデンティティが危機に直面したツーリング

久々に1日晴れて遠乗りできそうな日曜日。まずは奥多摩に行って、フルーツライン近辺でシャインマスカット購入を目論んで出発。帰りは上日川ダムに寄って富士山が見えたら…。

小河内ダムの貯水率が高い

月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
月夜見第一駐車場からみる奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から奥多摩湖+小河内ダムをみると、洪水吐手前のテラスが見えていません。貯水率が高くなっています。調べてみると84.4%。近年どちらかといえば70%程度のことが多かったのですが何か事情があるのでしょうか。

もしかすると東京都の水源、利根川上流域のダムの貯水率が例年よりかなり低いので小河内ダムで水を確保する意図でしょうか?

秋はそこまで来ているようで

ススキと小河内ダム(2023年9月)
ススキと小河内ダム(2023年9月)

ススキが穂を出していました。赤っぽいのは種類なのか、個体差なのか。秋はそこまで来ている様子。

フルーツラインで挙動不審な私

NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)
NC750S@甲州市フルーツライン(2023年9月)

今回フルーツラインに行った目的の一つは水音の撮影。フルーツラインの各果樹園の脇には小さな用水路が通っており、その水音がなかなか良いのです。いつか撮影しようと思っていたので今回実行。

ただし、バイクで来てただの用水路をあちこちのぞき込んで思案顔の管理人は周りの果樹園の方から「不審」と思われたかも。でもそのかいあって撮影したのが下の映像。

甲州市フルーツラインの用水路

上日川ダムに向かうも…

時系列反対で前回のブログで紹介した通り上日川ダムは閉鎖中でした。仕方がなく国道20号にでて帰途につきます。大月から中央自動車道で…と考えていましたが「渋滞2時間以上」の表示。20号をそのまま東京まで…猿橋まで行きましたがこれも渋滞。

渋滞を避けて小菅に抜けて深城ダムと小河内ダムを見て青梅街道で帰ることにします。

相変わらずいい音してる深城ダム

深城ダム(2023年9月)
深城ダム(2023年9月)

深城ダムの減勢工下流の段差が放流時にはいい音を立てます。

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム

青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)
青梅街道から奥多摩湖と小河内ダム(2023年9月)

小河内ダムの堤体と余水吐き。湖水面近くの高さから一度に見える場所は意外と少なく、この写真も青梅街道の途中で撮影しています。シャインマスカットは購入できませんでしたが…2つのダムを撮影できてダムツーリングのアイデンティティは保たれました。

予定よりだいぶ遅くなりましたが、この後青梅街道は渋滞なく順調に帰宅。中央自動車道+国道20号(甲州街道)渋滞の際の青梅街道への迂回は定番化しそうです。

奥多摩ツーリング

小河内ダム+奥多摩湖は奥多摩ツーリングの定番

小河内ダムの湧水(管理人は飲みますが飲用可かどうかは不明)

奥多摩ー小河内ダム+奥多摩湖のツーリングは定番中の定番。そのまま直行するのも悪くはありませんが、ちょっと林道に寄ってみるのも楽しいです。

奥多摩の林道某所(2023年7月)
奥多摩の林道某所(2023年7月)

ニホンカワラトンボ@奥多摩

ニホンカワトンボの雄で無色翅型の成熟個体(2023年7月)
ニホンカワラトンボの雄で無色翅型の成熟個体(2023年7月)

林道の付近では昼なのにヒグラシが鳴いていました。またニホンカワトンボは近寄っても逃げず撮影に応じてくれました。

最近の小河内ダムは洪水調整を意識

小河内ダム堤体と洪水吐(2023年7月)
小河内ダム堤体と洪水吐(2023年7月)

「東京砂漠」と呼ばれた渇水があったころ小河内ダムは東京の主力の水がめでした。基本的に上水確保が優先され意図的に水位を下げることはなかったはずです。

翻って現在、東京都の水がめは利根川水系に移行し水不足が懸念される状況はかなり解消しています。逆に近年、水害の可能性が高くなったことから小河内ダムも多摩川の洪水調整を行う協定が結ばれています。

そのため、水位はこの時期高くても70%程度です。この位だと洪水吐前のテラスが見えています。

小河内ダムを右岸から(2023年7月)
小河内ダムを右岸から(2023年7月)
小河内ダムを右岸展望所から(2023年7月)
小河内ダムを右岸展望所から(2023年7月)

ちなみにこの展望台、春先は間近でニホンザルが観察できるスポットです。

また奥多摩ニホンザルが増えているのかこんな風景も(4月の左岸)。

ニホンザルの親子@奥多摩(2023年4月)

ちょっとブログ書くのが大変になってきたので編集方針変えました。それではまた次回!

富士山とダムを堪能するツーリング

すこし山が色づいてきた10月末

奥多摩→奥多摩周遊道路→青梅街道→柳沢峠→大菩薩上日川線→上日川ダム→大菩薩湖北岸展望広場→中日川峠→フルーツライン→青梅街道→柳沢峠→小河内ダムの経路でツーリングに行ってきました。記事をまとめるのが遅くなったので写真を中心に掲載。

奥多摩周遊道路月夜見第一駐車場から小河内ダム

ほんのり紅葉の奥多摩と小河内ダム
ほんのり紅葉の奥多摩と小河内ダム

柳沢峠 紅葉と富士山、空、雲

柳沢峠から富士山方面(2022年10月)
柳沢峠から富士山方面(2022年10月)

柳沢峠から富士山アップ

柳沢峠から富士山アップ(2022年10月)
柳沢峠から富士山アップ(2022年10月)

青梅街道上でNC750Sと富士山

青梅街道上でNC750Sと富士山(2022年10月)
青梅街道上でNC750Sと富士山(2022年10月)

この場所の撮影は午前中早い時間がベストショットになります。そこまでやるのは大変ですけどね。

上日川峠から北岳方面を望む

上日川峠から北岳方面を望む(2022年10月)
上日川峠から北岳方面を望む(2022年10月)

手前が甲府盆地、兜山。鳳凰山から高谷山に至る稜線。北岳ー農鳥山の稜線。雲、空。

富士山、大菩薩湖、NC750S

上日川ダム手前の撮影スポットから(2022年10月)
上日川ダム手前の撮影スポットから(2022年10月)

富士山が見えています。木の陰になっていますが大菩薩湖。手前にNC750S。

上日川ダムから富士山を望む

上日川ダムから富士山を望む(2022年10月)
上日川ダムから富士山を望む(2022年10月)

上日川ダムからはタイミングが良ければ富士山が良く見えますがもれなく鉄塔が付いてきます。

大菩薩嶺の風景

上日川ダムの取水口(2022年10月)
上日川ダムの取水口(2022年10月)

手前に見えるのは上日川ダムの導水口。葛野川ダムに繋がっているはずです。(葛野川ダムは手前で通行止めで到達できないのが残念。)

大菩薩湖北岸からの風景

大菩薩湖北岸展望所から富士山、上日川ダム、大菩薩湖(2022年10月)
大菩薩湖北岸展望所から富士山、上日川ダム、大菩薩湖(2022年10月)

ピントが中途半端だ。

中日川峠手前の紅葉

中日川峠手前の紅葉(2022年10月)
中日川峠手前の紅葉(2022年10月)

中々綺麗だった。ただ落ち葉が凄くて慎重な運転が必要でした。

中日川峠の絶景スポット

中日川峠から富士山+NC750S(2022年10月)
中日川峠から富士山+NC750S(2022年10月)

この場所で撮影するベストな時間は夕方です。でも山の中なのであまり夕方に通過したくないのが本音。

この日二回目の柳沢峠

夕焼け少し前の富士山ー柳沢峠から(2022年10月)
夕焼け少し前の富士山ー柳沢峠から(2022年10月)

少し夕焼け気味。

多摩川第一発電所

小河内ダム(2022年10月)
小河内ダム(2022年10月)

紅葉気味です。

夕焼けに映える奥多摩湖

夕焼けの奥多摩湖(2022年10月)
夕焼けの奥多摩湖(2022年10月)

小河内ダムで夕焼け。

因みにこの記事の作成が遅くなったのは、忙しかったのと写真が多くてどうまとめるか考えているうちに…忘れてたから。

次回は車検の話題。

奥多摩→柳沢峠→上日川ダムツーリング 前編

8月最後の土曜日、天気はいま一つさえないものの久々のツーリングに出かけます。少々、夏バテか疲れが溜まっていたので長距離は避けて、涼しい奥多摩→柳沢峠→上日川ダムのツーリングに決定。

入間白岩林道は復旧していましたが…

入間白岩林道入り口でNC750S(2022年8月)
入間白岩林道入り口でNC750S(2022年8月)

このところずっと閉鎖になっていた入間白岩林道は復旧して、藤原地区側のゲートも空いていました。NC750Sの右側に見えている黄色いのがゲートです。

スーパーカブのライダーが登って行ったあと戻ってきました。話を聞くと落石が多く、一部水が越流している場所があったので戻ってきたとのこと。コンディションはあまり良くないようです。

ミヤマカラスアゲハが沢山いました

奥多摩のミヤマカラスアゲハ(2022年8月)
奥多摩のミヤマカラスアゲハ(2022年8月)

しばらく林道入り口で植物や昆虫の撮影。この日はミヤマカラスアゲハが水場に水を飲みにたくさん飛んできていました。意外と動きが素早くなかなか撮影が出来ませんでしたが偶々、まずまずに撮影できたのが上の写真です。羽の色が非常に独特でおそらく構造色の一種と思われます。

撮影が終わり、林道に進むべきか否か迷いましたがヤバそうだったら引き返すことにしてとりあえず進みます。

進むことしばらく…路上に木の枝が重なっているようで避けて通ろうとしたら、進路上に伸びてきました…。乗り越えた時にタイヤから伝わるグリっという感触、ミラーで後方確認するとのたうっている様子…。ヘビでした。引き返して状態や種類を確認する気にもなれず「すまんヘビ」を頭の中で繰り返しながら進みました。

結局越流と落石はそんなに酷くなかった

月夜見第一駐車場から小河内ダムを望む(2022年8月)
月夜見第一駐車場から小河内ダムを望む(2022年8月)

なお入間白岩林道の越流と落石はそこまでひどくはなく通過することが出来ました。但し、泥がはねたので後日の洗車の大変さが思い遣られましたが…。数馬まで抜けて奥多摩周遊道路で月夜見第一駐車場へ。

小河内ダムは余水吐きゲートの直下まで水位があり、おそらく貯水率70%以上と思われます。一時は余水吐きゲート前の三角形のコンクリートから更に10m近く水位が下がっていたのは敢えて下げていたのか?事情をご存じの方教えてください。

そろそろ秋の雰囲気

月夜見第一駐車場の赤とんぼ(2022年8月)
月夜見第一駐車場の赤とんぼ(2022年8月)

ダムを撮影していると目の前に赤とんぼが止まりました。そろそろ秋の気配です。

今一つ天候に恵まれなかった

富士山が見えない柳沢峠(2022年8月)
富士山が見えない柳沢峠(2022年8月)

青梅街道の道の駅たばやま手前通行止めはまだ開通していないので県道18号線を経由して青梅街道(大菩薩ライン)へ。柳沢峠で富士山を見ようとしますが…。全く見えません。

こんな時は、食事で時間稼ぎ…してもやっぱり見えません。上の写真で薄く稜線が見えているのは富士山の手前、黒岳の尾根です。

気を取り直して、上日川ダム方面に向かいます。

人生初長野県を含むツーリング(佐久往還まで 編)

7月某日少々早く目が覚めた日。折角なので少し遠出するかと思いつつ、しかし東京はどんより曇り空…。特に最終目的地は決めずに奥多摩→大菩薩ライン方面に向かいます。

入間白岩林道は未だ復旧せず

入間白岩林道入り口でNC750S(2022年7月)
入間白岩林道入り口でNC750S(2022年7月)

入間白岩林道は昨年復旧しお気に入りの経路でしたが、昨年に再度崩落が発生し未だに不通になっています。なお入間白岩林道の入口は倉掛林道の入口も兼ねています。ちなみに倉掛林道はこの先すぐに行き止まりになっています。

入間白岩林道の復旧は7月中と掲示されているのでそろそろではないかと思いつつ、引き返して奥多摩周遊道路を奥多摩方面へ。

小河内ダムの貯水率が少し上がってきました

月夜見第1駐車場から小河内ダムを望む(2022年7月)
月夜見第1駐車場から小河内ダムを望む(2022年7月)

奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から小河内ダムを見ると貯水率が以前より上がっています。恐らく 80%程度です。75%を切ると余水吐前に三角形の広場が出現しますがこの時は水面下でした。

甲府盆地は晴れる

フルーツラインから甲府盆地を望む(2022年7月)
フルーツラインから甲府盆地を望む(2022年7月)

林道も通行止めでしたが、6月に発生した落石のために青梅街道も奥多摩⇆丹波山間が不通になっています。この情報をインターネットで検索すると昨年の坂本トンネル付近の崩落→開通の記事の方が多く出てくるので注意してください。

奥多摩からは国道139号線で小菅方面に向かい、山梨県道18号線で丹波山方面に抜けて迂回することができます。この県道18号、舗装はしっかりしていますが、急傾斜・急カーブが多くまた路面濡れているところが多いです。楽しいワインディングですがくれぐれも安全運転でお願いします。

柳沢峠の富士山は雲隠れで影も見えません。通過。大菩薩ラインを下って甲州市に近づいてくると空は晴れてきました。富士山、大菩薩山嶺、南アルプスに囲まれた甲府盆地は本当に晴れ率が高い。晴れるのは嬉しいのですが、甲府盆地のもう一つの名物「暑さ」もセットです。

国道20号に合流する手前で撮影したのが上の写真。暑さ対策のため持参したお茶を飲んで休憩後、出発します。この後どこに向かうか決めていませんでしたが、ひとまず国道20号を諏訪方面に進んでみることにしました。

甲府市内の国道20号渋滞の後

須玉IC入口近辺から茅ヶ岳、金ヶ岳方面を望む(2022年7月)
須玉IC入口近辺から茅ヶ岳、金ヶ岳方面を望む(2022年7月)

国道20号線は甲府市内に入るまでは渋滞は少ないですが、市内に入ると高確率で渋滞します。更に東京を朝に出て、通過するのはお昼頃なので「暑い」。しばらく我慢して竜王あたりまで進むと渋滞は解消します。

更に韮崎まで進むと国道141号線への分岐がありました。国道141号といえば大門ダムから清里を抜けて佐久穂に向かうことができます。諏訪ではダムが思いつかなかったので国道141号線へ。途中、須玉IC付近で茅ヶ岳、金ヶ岳がよく見えていたので撮影。天気が良ければ奥に金峰山が見えるはずですが…残念。

佐久往還の山の風景が素晴らしい

佐久往還から男山を望む(2022年7月)
佐久往還から男山を望む(2022年7月)

国道141号を北上すると少々雲が多いものの素晴らしい山々の風景が続きます。また標高にして1000m、熱暑の甲府盆地を通過して熱々の身体を涼しい風が癒してくれます。また国道141号は幹線道路だけあって道路状態も最高で渋滞もなく快適なツーリングが楽しめます。(冬は恐ろしいですが…)

ひとまずこの回はここまで。これから先、国道299号沿いのダムを訪ねます。

塩川ダム・大門ダムツーリング(塩川ダム編)

山梨県営ダムは6基(深城ダム荒川ダム琴川ダム広瀬ダム、塩川ダム、大門ダム)ありますが未取材だった塩川ダムと大門ダムにツーリングに行ってきました。経路は青梅街道→秋川街道→檜原街道→奥多摩周遊→大菩薩ライン→国道20号→県道23号で塩川ダム+みずがき湖へ。うん、東京から行くと遠いです。

奥多摩周遊道路 月夜見第一駐車場

奥多摩湖と小河内ダムを月夜見第一駐車場から(2022年6月)
奥多摩湖と小河内ダムを月夜見第一駐車場から(2022年6月)

奥多摩周遊道路を楽しんでその途中月夜見第一駐車場から奥多摩湖と小河内ダムを撮影。余水吐き前のテラス?の上まで水が来ていて以前より貯水率が高いことが分かります。梅雨ですしね。

そういえば、直接柳沢峠方面に向かおうとしたのですが、崩落があって青梅街道が途中で通行止めになっていました。小菅から県道18号で丹波山に抜けました。県道18号は急こう配、急カーブが多く慎重な運転が必要ですが、舗装状態は良くツーリングすると楽しい経路の一つです。

柳沢峠から富士山は…見えず

柳沢峠から富士山が見えない(2022年6月)
柳沢峠から富士山が見えない(2022年6月)

大菩薩ラインに抜けて柳沢峠。富士山の眺望が有名な峠ですがこの日はあいにく雲隠れ。とろろそばなど食べて腹ごしらえして少しタイミングをずらしましたがこの日は姿を見ることは出来ず。いつも絶景とはいきません。まあ、梅雨ですしね。

大菩薩ラインを下って国道20号線へ。直進して途中で県道23号に入ればOKなのですが、行き過ぎました。さらに雨が降ってきます。雨具を着るついでに地図を確認。国道20号が釜無川を渡る午頭島公園前でUターンして県道23号方面へ。この途中は方向感覚だけを頼りに移動したので経路不明。管理人得意技の迷子です。

迷い道もツーリングの魅力でしょ

韮崎市から富士山を望む(2022年6月)
韮崎市から富士山を望む(2022年6月)

道を迷っていると雨が上がり富士山が姿を現しました。最短距離で目的地に行く必要のないツーリングのだいご味でもありますね。

塩川ダム到着

塩川ダムの天端(2022年6月)
塩川ダムの天端(2022年6月)

県道23号を北上すると塩川ダムに到着します。トンネルを抜けると直接ダムの天端というのは割と珍しいように思います。下久保ダムや白丸調整池ダムもトンネルを抜けていきますが、出口が天端という訳ではありません。ダムの施設のデザインが琴川ダムに似ているように思いました。

塩川ダムを右岸から望む

塩川ダムの堤体を右岸から望む(2022年6月)
塩川ダムの堤体を右岸から望む(2022年6月)

塩川ダムの堤体ゲートを正面から見える場所はダム直下の発電所からですが、立ち入りは平日の申込制です。残念ながら立ち入ることが出来ないので右岸で我慢。

山梨県営塩川ダムは堤高79mの重力式コンクリートダム目的はFNAWPです。常用洪水吐のゲートが三門、非常用洪水吐は自然越流式になっていますが上の写真ではゲートが見えない。

ロックフィルダムそのものの遮水工が特徴的

塩川ダムと遮水工(2022年6月)
塩川ダムと遮水工(2022年6月)

塩川ダムを上流側から見るとゲート3門を確認できます。また上の写真左側に「遮水工」が見えています。この地域は火山噴出物で出来た台地(Wikipedia)で透水性が高いために遮水工を施工して水漏れを防いでいます。遮水工と言っても元の山体の1/3を堤体の一部にしてその上に遮水土とロックを積み上げた構造になっていて見た目はロックフィルダムですし、2/3は実質ロックフィルダムです。

途中道を間違ったせいで時間に余裕なく次の目的地大門ダムに向かいます。

小河内ダムツーリング

チェーンの交換後、とりあえず少し走ってから初期伸びの分を調整してもらうため夕方にはショップに着きたいのであまり遠出はできず。マムシグサの様子も気になっていたので小河内ダムにツーリング。

途中、青梅辺りでいい音で走っているVespaと遭遇。いい感じでしばらく並走するも青梅の山登り手前で信号待ち。私は右へ、Vespaは左へ。目礼してさようなら。

格好いいとはこういうことだと思う

と思ったら、小河内ダムの駐車場でカメラの準備をしているとVespa登場。思わず、ああっ!こんにちはとお互い声を掛け合いました。それからバイク四方山話。Vespa氏、30年位前のDucatiの750ccエンジンを積んだBimota (DB1)にも乗っているけどパーツないし何かあると大変なんで年に2〜3回くらいしか乗らずVespaを主に楽しんでいるそう。

Vespaもどう見ても聞いてもノーマルではないので聞いてみたらエンジン+マフラーは交換していて排気量も大幅アップしているとのこと。Vespa、Bimotaと言えばイタリア、4輪も?と思ったらこちらはドイツ車でした。

更に色々四方山話。Vespa氏、温泉好きで小菅の湯が目標とのこと。私は小河内ダムの取材なのでここでさよなら。乗り込んだVespaで立ち去る氏。格好良い大人ってこんなだなあって思った次第。

格好いいVespa使い
格好いいVespa使い

イワツバメが巣立ちの時期

大きくなったイワツバメ
大きくなったイワツバメ

小河内ダムの奥多摩湖に面して屋根のある休憩所がありますが、今年はたくさんのイワツバメがその梁に巣を作っています。もう巣立ちの時期でいくつかの巣は空で残っている子供ももう立派なイワツバメです。

多摩川第一発電所
多摩川第一発電所

この日の多摩川第一発電所は下流側の運転のようでした。新緑が水に映えて緑が濃いです。

小河内ダム右岸から堤体と洪水吐
小河内ダム右岸から堤体と洪水吐

最近の小河内ダムはいつもこの位の水位。随分水位が低いなあと思っていましたが、最近は慣れてきました。なおこれで貯水率70%程度です。渇水を心配するような状況では全くありません。ちなみに水位が高い時はこちら

小河内ダムの洪水吐をバックにNC750S
小河内ダムの洪水吐をバックにNC750S

時系列が反対になりますが、小河内ダムの洪水吐をバックにNC750S記念撮影。空の青、山の緑、コンクリートのグレー、NCの赤。何もかも色が濃いです。いい季節だ。

マムシ先生に挨拶してからショップへ

マムシグサのマムシ先生
マムシグサのマムシ先生

今回のツーリングの目的はマムシグサの様子観察も含まれます。小河内ダム奥の三頭山登山口近辺のマムシグサは一部は刈られたようでなくなっていました。が、残っていた個体については写真を撮影。

この後、去年から観察(去年の姿はこちらから)している檜原村倉掛のマムシグサの大きな個体(私の勝手な命名「マムシ先生」)に挨拶してショップに向かいます。

ショップでチェーンの張り具合を調整してもらい帰宅。この回はこれでおしまい。

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