ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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南秋川の紅葉とススキ(奥多摩~大菩薩ラインツーリング)

南秋川の紅葉(2020年10月)
北秋川合流より上流の秋川は南秋川とも呼ばれます

昨日、大菩薩ライン近辺の写真をと書きましたが、この写真はだいぶ手前。奥多摩周遊道路に向かう日野原街道沿いで撮影したものです。日野原街道沿いは秋は紅葉が美しくツーリング時はよそ見注意です。川の名前も秋川、やはり秋の美しさを愛でてのことでしょう。春はあけぼの、秋はあきがわです。(枕草子は「秋は夕暮れ」)

南秋川の紅葉をバックにススキ
ススキの穂はまだ硬そうですが紅葉は始まっています

紅葉がかなり進んでいる一方でススキの穂はまだ硬そうでした。日野原街道は奥多摩周遊道路に向かって登っていきますが、この写真を撮影したのはまだあまり登っていない場所(350m位)です。下の月夜見第一駐車場で撮影したススキに比べるとその差が分かります。月夜見第一駐車場は標高が900mを超えますので気温は3~4℃違います。これだけ違えば体感でも分かりますし、ススキはさらに敏感なのでしょう。

月夜見第一駐車場のススキ

この前の週も全く同じ場所から撮影していますが、それに比べても明らかに季節は進んで秋が深まりつつある印象です。

柳沢峠から見る富士山(大菩薩ラインツーリング)

柳沢峠からみる富士山(2020年10月)
富士山を見るには運が必要です

東京から見ると青梅街道(国道411号)は東京都心から青梅までつながっている印象が強いですが終点は甲府です。青梅を抜けて奥多摩湖畔にいたりそこから更に山に向かって登っていき、甲府盆地に向けて下ります。奥多摩湖畔から大菩薩峠入り口までの上り下りの経路は「大菩薩ライン」と命名されています。

この大菩薩ライン、緩いカーブが続いたかと思うと突然ヘアピンカーブが登場するなどリズムの変化が楽しいワインディングで実際ツーリングの名所でもあります。奥多摩から山を登りきったところが柳沢峠です。上の一枚はその柳沢峠から富士山を望んだ風景です。普段から風景の良い場所ですが、空気が澄んでいるときでないとここから富士山を望むことはできません。この時は「最高」といっていいコンディションでした。

明日以降、大菩薩ライン近辺の秋の風景を掲載しようと思います。

月夜見第二駐車場@奥多摩周遊道路から小河内ダムを望む

月夜見第二駐車場から小河内ダムを望む(2020年10月)
奥多摩周遊道路の月夜見第二駐車場からは小河内ダムが良く見えます。

10月になると奥多摩周遊道路近辺はかなり秋の気配が濃くなってきます。まだ紅葉には早いとはいえ落葉が始まりますし、ススキの穂がきれいに出そろってきます。奥多摩周遊道路はいろいろな見どころがありますが、月夜見第二駐車場からの風景は代表的なものの一つです。小河内ダムの堤体(右上の直線状のコンクリート)、洪水吐(左上の5つの水色の門)が良く見えまた奥多摩湖を一望できます。

小河内ダムを背景にススキ(2020年10月)
全く同じ場所で着眼点を変えた写真

全く同じ場所でススキにピントを合わせて撮影したのがこの写真。ススキの穂も出始めの硬い穂ではなくだんだん種が飛び始めています。ここは管理人の好きな場所の一つです。

月夜見第二駐車場は奥多摩周遊道路で東京から向かう際の絶好の休憩所です。ただしトイレや自動販売機のような施設は一切ないので都民の森駐車場で済ませておくか、少し我慢して小河内ダム近辺まで降りる必要があります。

富津岬の展望台(下)からの絶景(内房ツーリング3 2019年4月の写真)

富士山、丹沢、第一海堡(2019年4月)
絶景ですが潮が早く水深が浅い富津岬周りは濁ってます

昨日、富津岬の展望台からの風景を掲載しましたが、富士山が見えていませんでした。見えているときは上の写真のように見えます。ただしこの写真の撮影時期は4月。富士山が見えやすいのは夏より冬の晴れの日でまた少し風がある日の方が見える可能性が高いです。奥から富士山、丹沢(右側にちょっと切れている)、八景島(右側)、第一海堡が映り込んでます。

この写真は展望台の上ではなく下で撮影して足元の護岸を少しフレームに入れています。そのせいで手前の海がかなり濁っているのがよく分かります。富津岬周辺は水深が浅く、また地形的に干満の際の流れが速くなり海水が濁ります。下の写真のような潮目がはっきりと見えるのが非常に特徴的です。

横浜のランドマークタワーが見えています。

晴れた、少し風のある日が絶景のねらい目ですが、都心からアクセスする場合風が強すぎると東京湾アクアラインが通行止めになります。また強風時アクアライン通行可の場合もバイクの転倒事故(怪我しなくてもこけてる人含む)は非常に多いです。ご注意を。

写真の時期がずれててごめんなさい。明日は最近の写真掲載の予定。

富津岬展望台と第一海堡(内房ツーリング2)

富津岬展望台と第一海堡
運が良ければ富士山も見える場所

昨日の投稿と時系列が反対になってしまいますが、郡ダムの前に立ち寄った富津岬の展望台。右側に第一海堡が見えています。この場所はマリンスポーツのメッカになっていて夏を過ぎてもジェットスキーや水上パラグライダースキーなどを楽しむ人たちがたくさんいます。特に水上パラグライダースキーは華やかでかなり目立つのですが個人が特定される可能性があるので敢えて掲載はしません。

この展望台はかなり大規模なものなので海側からも見えます。下の写真はこのツーリングではなく別の機会に海側から撮影した展望台の写真です。内房は海側から見ると自然のままの海岸線が続きますが、富津岬を超えると日本製鉄の高炉や発電所煙突が見え始め京葉工業地域の趣に変わります。

海側から見る富津岬展望台
海側から見るのって珍しいですよね

遠出して都心に向けて帰ってくるとき、どこかで「帰ってきたな」って思う場所がありますよね。東海道新幹線で横浜過ぎて車内に人が少なくなって、ほーっとしている雰囲気とか高速道路で東名や関越/外環道から首都高に接続するところとか。伊豆大島からの帰り(ジェットフォイルから)富津岬の展望台が見えるともう少しだなって思うのです。

郡ダム(内房ツーリング)

郡ダム
NC750Sの初ツーリングは房総半島でした

NC750Sの納車は昨年の11月9日でした。その翌日に内房にツーリング。東京湾アクアライン~富津岬~郡ダム~鹿野山~東京湾アクアラインの経路。その経路の一つ郡ダムで撮影した一枚です。郡ダムはアースダムで低くて長い堤体が特徴です。さらに特徴的なのは目的が「工業用水」で治水や上水道・発電などの目的がありません。

郡ダムは千葉県君津市にあります。君津市といえば日本製鉄東日本製鉄所君津地区が思い出されます。もちろん、郡ダムが建設された当時は新日本製鐵君津製鉄所でした。ダムの案内や君津市のダム紹介には日本製鉄の名前はありませんが、ダムが必要になるレベルで水を使う工業は製鉄ではないかと推測されます。

最近の写真ばかり掲載していると過去の分を掲載する機会がなくなるので時々過去の写真も掲載しようと思います。

ツーリング先でNC750Sを撮影

ツーリング先のNC750S
何の変哲もない場所で撮影した一枚です。

ツーリングで寄った先で何気なく撮影した一枚です。場所としては何の変哲もありませんがなんとなく良い感じに撮れていると思いませんか。愛車は「キャンディクロモスフィアレッド」という色で指定されていますが要は「赤」です。同じ車種で「青」もあるのですが管理人としては「赤」一択です。これは正解だったと思っています。山にしろ海にしろ緑や青の風景が多いので赤の方が映えるよねっていうのが管理人の感性。

このときは刈り取りの最盛期でとなりの田んぼにはまだ稲穂が残っていました。房総半島にある三島ダムのちょっとした展望所でダム堤体を撮影して戻ってくるときにいい風景だなあと思って撮影した一枚。あれ?これ野島崎の帰りだ。このツーリングの写真打ち止めって書いた記事が嘘になってしまった。まあ、許して。

野島崎から伊豆大島、釣り人、かもめ丸、スロープ、NC750S(南房総ツーリング7)

野島崎の風景とNC750S
色々なものが詰まった野島崎の風景

奥から伊豆大島、堤防の釣り人、海底透視船かもめ丸、漁港のスロープ、NC750S。私の心をくすぐる色々なものが映り込んだ一枚です。スロープの前にNC750Sを停めて撮影していますが、撮影時だけ一時的に停めたものです。一般的にスロープ周りは漁師の方が作業することが多いので駐車は避けましょう。

この日のツーリングは東京湾アクアライン→国道127号→国道410号→県道86号→野島崎の経路でした。アクアラインが少し渋滞しましたが、他はほとんど渋滞なく東京から順調なツーリングでした。この後は国道410号経由で、安房中央ダムや三島ダムに寄って撮影しながらの帰途でした。東京湾アクアラインさえ渋滞しなければ一般道を走っても渋滞の少ないとても楽しいツーリングルートです。ワインディング要素が欲しければ途中で鹿野山に登る経路を入れるのがお勧めです。

帰路の写真はまた後日。明日からまた別方面で撮影した写真掲載にします。

野島崎のトビウオ(南房総ツーリング6)

野島崎のトビウオ
主催 白浜町歴史千年祭事業実行委員会 白浜町漁業協同組合 とあります 

野島崎の見どころはたくさんありますが、すべてを回ることはできないのでNC750Sを停めた場所近くに戻ってきました。海岸沿いの遊歩道を戻ってくるとトビウオの像が目立ちました。比較的新しそうなもので「主催 白浜町歴史千年祭事業実行委員会 白浜町漁業協同組合」と書いてあります。白浜町は平成の市町村合併時に南房総市に組み込まれる形でなくなりました。その時の記念碑としての像か?歴史千年とありますが由来は分かりません。とはいえトビウオの姿が印象的です。

千年の歴史はよくわかりませんが、トビウオの像の後ろに見える、スロープやら鉄筋コンクリート造りのお家やお店の雰囲気がなんとなく懐かしく感じるのです。幼少時通っていた保育園の裏にもスロープがあったなあ、とかね。

そろそろ最後の写真を撮って野島崎を出発します。

野島崎の海底透視船(南房総ツーリング5)

野島崎の海底透視船(かもめ丸)
昔、高知県土佐清水市の竜串で乗ったような…

南房総の海は珊瑚の北限とされています。海水温が上昇している現在から未来にかけては少しずつ北上するかもしれませんが、黒潮が房総半島で一度外洋側に流れるのでしばらくは北限のままでしょう。珊瑚のある海に付き物なのがグラスボート。尤も野島崎のそれは「海底透視船」と称されています。どちらの呼び方が一般的なのでしょう?

この日は残念ながら乗船はしませんでしたが、その昔、管理人が幼少のころ在住していた高知県土佐清水市の竜串でグラスボートに乗ったような記憶があります。テーブルサンゴが見物だったはずですが、幼少の私にとっては泳いでいる魚の方が興味がありました。とはいえ、サンゴ礁の美しい魚はおらず、普通に売っているウマヅラカワハギ(ハゲ)とかメジナ(グレ)ばかりだったような…。

古い話なので一部記憶が入れ替わったりしているかも。

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