ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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矢木沢ダムを目指したツーリングー2

谷川岳の頂上は見えませんでした

谷川岳の西側(2021年4月)
谷川岳の西側(2021年4月)

水上ICで降りてしばらく走ったところから谷川岳を望むと…霧で頂上は見えませんでした。写真右側が頂上です。よく見ると鉄塔の上で作業をしている人が見えます。さらによく見ると結構な厚着をしていて、寒いのが分かります。温度計は8℃と表示されていました。(この日、東京は20℃を超えていました)

小森ダムを過ぎて藤原ダムは突然現れます

轟轟と水音を立てて藤原ダム(2021年4月)
轟轟と水音を立てて藤原ダム(2021年4月)

藤原ダムは堤高94mで大規模な重力式コンクリートダムです。機械室がダム天端にあるのは古いダムが多いですが、藤原ダムも昭和34年(1959年)竣功です。古くても大規模でまたこの時期雪解け水を大量に放流している様子はダイナミック!の一言です。なおダムの天端は道路になっていて、ここを通過してさらに奥の矢木沢ダムに向かいました…が。

次回に続く。

矢木沢ダムを目指したツーリングー1

雪解けを 集めて轟轟 小森ダム

先日の東京は晴れた日、いつかは行かねばと思っていた矢木沢ダムを目指してツーリングに出かけましたが…。矢木沢ダムは群馬県の沼田を超えてどちらかといえば「日本海側」であることを忘れてました。寒いは、雨に降られるはで大変でしたが、それはそれで面白いツーリングになりました。

この一帯、いわゆる豪雪地帯で今の時期は雪解け水が凄い!矢木沢ダムの手前の藤原ダムの手前の小森ダムです。音量が凄いです。

柳沢峠から富士山を見ようとするも…

奥多摩湖の水位が低かった

水位の低い小河内ダム(2021年4月)
水位の低い小河内ダム(2021年4月)

少し時系列を巻き戻して月夜見第一駐車場からみた小河内ダム。この時期奥多摩湖の水位は低く、洪水吐の手前は湖底が見えてしまっています。ダムによっては雪解け水の時期ですが奥多摩はそこまで雪が多くないということでしょう。

ヤマザクラの足元を見ると…

オドリコソウとオオイヌノフグリ(2021年4月)
ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ(2021年4月)

ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリが可愛らしく咲いていました。華々しく咲いているヤマザクラの足元で可憐に咲いているという風情は好ましいものです。

柳沢峠から富士山は…

富士山の見えない柳沢峠の風景(2021年4月)
富士山の見えない柳沢峠の風景(2021年4月)

留浦浮橋を後に青梅街道を甲州市方面に走って柳沢峠。晴れている日なら富士山が素晴らしくよく見える場所ですが…残念。写真左側にかろうじてすそ野が見えています。

次回は甲州市に向かいます。

東伊豆へのツーリングー奥野ダム(7)

栗のイガが残っていました

奥野公園の栗のイガ(2021年3月)
奥野公園の栗のイガ(2021年3月)

春というのに栗のイガが残っていました。勿論中身はからですし、もともと食用の木ではないのでイガも小さいです。奥野ダムの下流側下は奥野公園が整備されています。桜が植わっていたので開花時期はきれいだと思いますが、3月上旬では早すぎました。

這う這うの体で上がってきました

奥野ダム堤体を望む(2021年3月)
奥野ダム堤体を望む(2021年3月)

奥野ダムの堤体高は63mとそれほど大規模ではありませんが、階段を下って登るのは大変です。20階建てのビル相当ですから。奥野公園から階段を這う這うの体で登ってきて右岸側から下流側堤体を撮影したのが上の写真です。左上に見えているのが管理事務所の建物で、その右側に駐車場が見えています。

松川湖は水位が低かった

松川湖(2021年3月)
松川湖(2021年3月)

降水量が少ない時期のせいか松川湖の水位はとても低かったです。松川湖の名前は地元の人たちが伊藤大川をそう呼んでいたから…あれ前回書いたかも。松川湖周りは4.8kmの遊歩道が整備されているそうですが、階段下り上りですでに体力売り切れです。そろそろ帰途につきます。

奥野ダムを背景に記念撮影

奥野ダムをバックにNC750S(2021年3月)
奥野ダムをバックにNC750S(2021年3月)

NC750Sを記念撮影して、小室山公園椿園から始まったこのツーリングの写真の終わりにします。帰りは国道135号→小田原厚木→東名→環八経由。環八でやや渋滞しましたが順調に帰宅しました。

次回から…忙しくてツーリングに行けてません。どうしよう。

東伊豆へのツーリングー奥野ダム(6)

奥野ダムの特徴は洪水吐

奥野ダムの水の流れ(2021年3月)
奥野ダムの水の流れ(2021年3月)

奥野ダムの特徴はスキージャンプ台のような洪水吐です。二瀬ダムもスキージャンプ台に例えられますが、堤体に沿っています。奥野ダムはロックフィルダムなので別途ジャンプ台のような流路が設けられています。(上の写真中央部)

上から見るとこんな感じ

奥野ダムの非常洪水吐流路(2021年3月)
奥野ダムの非常洪水吐流路(2021年3月)

スキージャンプ台のような流路ですが斜度が大きすぎて上から斜面が見えません。残念。下には水の勢いを減じる減勢工が見えています。ちなみにこの写真の右側の壁沿いに下の奥野公園におりる階段があります。

下から見るとこんな感じ

奥野ダムの非常洪水吐流路下から(2021年3月)
奥野ダムの非常洪水吐流路下から(2021年3月)

階段を下って非常洪水吐の流路下から流路を撮影したのが上の写真。上の建物の見え方とか減勢工の大きさとかで距離感が分かると思います。結構階段を下ってきています。勿論この後、階段を上るのですが…大変でした。

次回は上りの道々撮影した写真を掲載します。

東伊豆へのツーリングー大室山~奥野ダム(5)

一碧湖の湖岸を抜けて大室山へ

大室山とNC750S
大室山とNC750S

小室山公園椿園を堪能した後は奥野ダムに向かうことにしました。奥野ダムへの経路は伊東市街地側からと一碧湖側からがありますが小室山からは後者が近道です。吉田交差点から一碧湖に抜けて一碧湖畔の別荘地を抜けると大室山に至ります。大室山は以前リフトや頂上からの写真を紹介したので今回は通過。でも、NC750Sの記念撮影は欠かせません。

奥野ダムは意外と市街地から近い

奥野ダムの下流側堤体
奥野ダムの下流側堤体

奥野ダムは巨大というほどではありませんが、比較的大きなロックフィルダムです。伊東市街地からは15分程度で到着できるアクセスしやすいダムです。奥野は地区の名前でダム湖の「松川」は地元の人たちが伊東大川のことをそう呼んでいたのを踏襲したようです。主な目的は治水で、上水道、水力発電の水源としても使用されているそうです。

自然越流式の非常洪水吐が特徴的

奥野ダムから松川湖を望む
奥野ダムから松川湖を望む

松川湖は冬の雨の少ない時期のせいか水位が非常に低かったです。手前に見えているのが自然越流式の洪水吐。越流側も特徴的ですが放流側は更に特徴的です。次回は放流側の写真を掲載します。

このところ本業多忙で掲載が滞っていました。今しばらくは忙しそうですが、引き続き掲載していきますのでよろしくです。

キョンを仕入れるツーリング(1)-片倉ダム

片倉ダムは千葉県最高堤高の多目的ダム

片倉ダムとNC750S(2021年2月)
片倉ダムとNC750S(2021年2月)

千葉県君津市にある猟師工房さんにキョンを仕入れに行くツーリングです。今になって気づいたのですが。君津は内房の京葉工業地域のイメージが強いですが、房総半島の脊梁山地の大きな部分を占めていることに改めて気づきました。久留里などの山間部や鹿野山、濃溝の滝などすべて君津市内に位置します。

片倉ダムの諸元表

片倉ダムの諸元(2021年2月)
片倉ダムの諸元(2021年2月)

片倉ダムも君津市内にあり、千葉県最高堤高の多目的ダムです。といっても堤高は43m程度で大ダムではありません。千葉県はなだらかな地形が多く大ダムを建設できる地形があまりありません。片倉ダム規模のダムをいくつも建設して利水しているのが千葉県の特徴です。

明日は猟師工房に。

去年の今頃は…

奥多摩にツーリングだった

小河内ダムのサルノコシカケ(2020年2月)
小河内ダムのサルノコシカケ(2020年2月)

先日、キョンを購入に行ったときのツーリング写真を掲載しようと思ったらメモリカードがカメラに入りっぱなしだったので去年の振り返り。去年のこの時期は…奥多摩ツーリングで小河内ダムの展望台広場で写真を撮影していました。

上の写真は登り口のサルノコシカケ。サルノコシカケという標準和名をもつキノコはないらしく、こんな形のキノコの総称だそうです。サルノコシカケを撮影した後、ニホンザルを撮影したのは以下の投稿でご覧ください。

今年最初の関東地方ツーリングー小河内ダム天端から

奥多摩湖の管理をする東京都水道局の船

奥多摩湖のみやま丸(2021年1月)
奥多摩湖のみやま丸(2021年1月)

奥多摩湖の水は小河内ダムで取水され発電や水道水に使用されるため取水施設に支障がないように水質調査や流木を取り除くなどのメンテが必要です。その水質調査を担当するのが写真のみやま丸。東京都のロゴが目立つのと湖ーみやま(深山)の命名センスに好感が持てます。

渓流は今が一番寂しい時期か

小河内ダム下流の景色(2021年1月)
小河内ダム下流の景色(2021年1月)

小河内ダム下流の渓流は周りの木々の葉が全て落ちてすこし寒々しい風景に見えました。これが春の萌黄、初夏の新緑、夏の緑、秋の紅葉と一年で移り変わるのは四季を感じさせます。

多摩川第一発電所には2基の…

小河内ダムから発電所への導水路(2021年1月)
小河内ダムから発電所への導水路(2021年1月)

小河内ダムで取水された水は直下の多摩川第一発電所で発電に使用されます。この発電所には2基の立軸フランシス水車と発電機があり合わせて20000kW(約15000戸分)の電気を発生させることが出来ます。一本の太い導水管から最終的に二つに分かれて発電所に導水されていることがよくわかる一枚です。

…前も書きましたがこの後、広角で撮影しようとしてレンズ交換し撮影しようとした瞬間にきちんと取り付けられていなかったレンズがダムの堤体上を落ちていきました。合焦、じゃなくて合掌。

次回から雪の風景を掲載予定です。

今年最初の関東地方ツーリングー小河内ダム天端~展望広場の風景

東京都水道局の文字がはっきりと

小河内ダムのヘルメット(2021年1月)
小河内ダムのヘルメット(2021年1月)

国内の大規模なダムは国土交通省管轄のものが多いですが、小河内ダムは東京都水道局の管轄です。もともと東京都心部の水源として開発された経緯が今も残っています。小河内ダム天端には2つ建屋がありますが、右岸側は展望台ですが左岸側は一般の人立ち入り禁止でおそらくメンテナンス用の建物になっています。東京都水道局のヘルメットが並んでいるのが壮観ですが、時々横に並べているときもあったり見てみると面白いです。

水力発電機は2基

小河内ダム堤体と発電所(2021年1月)
小河内ダム堤体と発電所(2021年1月)

小河内ダムにある発電所は多摩川第一発電所(写真右下)で2基の発電機で19000kWの電力を発電します。2基なので変電・送電設備も2つあるのが見えています。

ヒヨドリさんこんにちは

小河内ダム近辺のヒヨドリ(2021年1月)
小河内ダム近辺のヒヨドリ(2021年1月)

冬場の小河内ダム近辺は実のなる木が少ないので小鳥の類は多くはないのですが、この日はヒヨドリに会いました。春は近いか?

次回はこのツーリングの最終回にします。

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