ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング2(南秋川の紅葉)

運転中はよそ見注意

紅葉とNC750S(2020年11月)
道路わきにキレイな紅葉があるのでよそ見注意です

奥多摩の紅葉の特徴は紅葉や黄葉が道路わきの近い場所にある点です。山の上の方は針葉樹(スギ、ヒノキ)の人工林も多いので意外と紅葉していないところもあります。逆に言えば近くが紅葉して非常にキレイですが運転中はよそ見注意です。

南秋川の紅葉と人工林(2020年11月)
奥多摩は人工林も多いです。

手前にモミジ、奥にスギの人工林です。モミジの朱色とスギの緑、空の青が印象的でした。赤、緑、青は色の三原色です。自然がこのような組み合わせになっているのは偶然なのか必然なのか?

南秋川の紅葉(2020年11月)
紅葉と黄色、緑、空の青が印象的です

山全体を見ると色味はさらに複雑になります。黄葉や枯れた草の色、山の色を映した川の色。山全体が朱色や黄色に染まる風景はもちろん美しいですが、むしろいろいろな色が混じっている様子が「さとの秋」の印象が強いです。

フルーツラインから望む富士山

フルーツラインから富士山を望む(2020年10月)
奥に見えているのはブドウ畑です

国道411号(青梅街道)を柳沢峠から下って、甲府盆地に入ったところが甲州市です。盆地に降りる途中に大菩薩峠方面に向かう県道がありますが、この日は素直に降りてフルーツラインを国道140号(秩父往還)方面へ。フルーツラインの途中にちょうど休憩して写真を撮影するのによい場所があります。

この日は富士山がばっちり見えて素晴らしい景色。フルーツラインはブドウ、モモ、柿などの果樹園が両側に続いていますが、今は収穫がひと段落しているのは静かな雰囲気。写真は奥から富士山、黒岳、大菩薩嶺の山すそ、ブドウ畑にNC750S。最高の一日ここから秩父方面或いは富士吉田方面に向かうか迷いましたが、自重して大月方面に向かいました。

奥多摩周遊道路はいつ来ても楽しい(安全運転よろしく)

奥多摩周遊の月夜見第一の風景
いつ来ても楽しいワインディングです。安全運転を心がけます。

奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から道路側を見るとこんな感じです。多くのツーリングの人たちがコーナー通過中。いつ来ても本当に楽しんワインディングロードですが事故も少なくありません。

いわゆるバイクだけではなくて自転車の事故も多いです。本当に楽しい道なので安全運転で楽しみましょう。

NC750S@初秋の奥多摩(月夜見第二駐車場)

NC750S@奥多摩(2020年10月)
奥多摩は色づく木もあって初秋の雰囲気です

奥多摩周遊道路の月夜見第二駐車場でNC750Sを撮影しました。紅葉はまだまだ始まったばかりで色づいた木がぽつぽつみられる程度でした。思い返せば今年の春から夏はコロナ騒ぎに紛れていましたけど、梅雨は長いし、夏が短い何か変な1年の前半でした。

コロナ騒ぎの間にもNC750Sでソロツーリングはあちこち行ってました。時期によっては奥多摩も「来るな」アピールが凄まじい時期がありました。でも、初夏辺りからは逆にお客さん大歓迎な雰囲気。皆さん生活が懸かっていますから長期の自粛なんて無理なのが当然ですね。

そういえば、夏休み期間の後半、キャンプ客の車がものすごく多くて普段閑散としている道路が渋滞して驚いたこともありました。そんな夏は終わって初秋です。

ツーリング先でNC750Sを撮影

ツーリング先のNC750S
何の変哲もない場所で撮影した一枚です。

ツーリングで寄った先で何気なく撮影した一枚です。場所としては何の変哲もありませんがなんとなく良い感じに撮れていると思いませんか。愛車は「キャンディクロモスフィアレッド」という色で指定されていますが要は「赤」です。同じ車種で「青」もあるのですが管理人としては「赤」一択です。これは正解だったと思っています。山にしろ海にしろ緑や青の風景が多いので赤の方が映えるよねっていうのが管理人の感性。

このときは刈り取りの最盛期でとなりの田んぼにはまだ稲穂が残っていました。房総半島にある三島ダムのちょっとした展望所でダム堤体を撮影して戻ってくるときにいい風景だなあと思って撮影した一枚。あれ?これ野島崎の帰りだ。このツーリングの写真打ち止めって書いた記事が嘘になってしまった。まあ、許して。

野島崎から伊豆大島、釣り人、かもめ丸、スロープ、NC750S(南房総ツーリング7)

野島崎の風景とNC750S
色々なものが詰まった野島崎の風景

奥から伊豆大島、堤防の釣り人、海底透視船かもめ丸、漁港のスロープ、NC750S。私の心をくすぐる色々なものが映り込んだ一枚です。スロープの前にNC750Sを停めて撮影していますが、撮影時だけ一時的に停めたものです。一般的にスロープ周りは漁師の方が作業することが多いので駐車は避けましょう。

この日のツーリングは東京湾アクアライン→国道127号→国道410号→県道86号→野島崎の経路でした。アクアラインが少し渋滞しましたが、他はほとんど渋滞なく東京から順調なツーリングでした。この後は国道410号経由で、安房中央ダムや三島ダムに寄って撮影しながらの帰途でした。東京湾アクアラインさえ渋滞しなければ一般道を走っても渋滞の少ないとても楽しいツーリングルートです。ワインディング要素が欲しければ途中で鹿野山に登る経路を入れるのがお勧めです。

帰路の写真はまた後日。明日からまた別方面で撮影した写真掲載にします。

野島埼灯台(夏の南房ツーリング)

国道410号線から野島崎灯台を望む
NC750Sの前に止まっているのはXJR1300

今日は2020年10月10日。数字の並びが特徴的ですが残念ながら台風14号の影響で天気も悪くツーリングは断念。肌寒い曇天で滅入りそうなのでこの数日は夏場のツーリングから写真紹介します。

NC750Sと野島埼灯台。野島埼は関東地方の最南端として有名です。地図で見ると確かに少しだけ周囲より南に張り出しています。元々は現在灯台のある位置が小島で陸側と小島がつながった陸繋島のようにも見えますがその辺りは不詳です。

この日は日差しがきつく、ツーリングにはちょっと辛い日でしたが、渋滞はなく少なくないツーリングを楽しむ人たちに会いました。NC750Sの前に止まっているのはYAMAHA XJR1300. ヘルメットが二つかかっているところを見るとタンデムツーリングのよう。ノーコメント。

ここにNC750Sを停めて、神社参拝(厳島神社)、灯台見学、風景観光などなど楽しんだ写真をこの先数日掲載します。

フルーツラインから富士山を望む(甲州方面ツーリング)

フルーツラインから富士山を望む
富士山は甲府盆地からも望めます

実をいうとNC750Sを購入してソロツーリングに出かけるようになるまで関東地方の地理は全くと言っていいほど把握していませんでした。あちこちに出かけてみると、私にとって思わぬところ(地理的には当たり前なところ)から富士山は見えるのです。

甲府盆地への訪問自体が人生史上数回しかありませんが、9月中旬のツーリング時に初めて甲府盆地から見る富士山を撮影することが出来ました。残念ながら曇り加減で頂上近くが一部見えるだけですが間違いなく富士山と分かります。晴れている日ならまさに絶景なんだろうと想像される一枚です。

塩山停留所大菩薩嶺線通行止め(令和2年9月)

塩山停留所大菩薩嶺線の通行止め
大雨の影響で崩落した道路の復旧工事のため通行止めでした。

昨年、令和元年は台風の被害が大きい年でした。特に千葉県や伊豆大島で多くの家屋で屋根を飛ばされる被害が発生するなど全国的に注目されました。台風が来れば海沿いでは風と波の被害が大きくなりますが、山では土砂崩れの被害が大きくなります。土砂崩れの被害は一回の大雨で発生するというよりは、何回かの雨がボディブローのように効いて限界を超えると発生します。

大菩薩嶺周りのように幹線ではない山道が続く場所では複数の土砂崩れや道路の崩落が発生していることは珍しくありません。幹線ではないため復旧もやや後回しになっている印象がありますが、地元にとっては山中の林業を支える重要なインフラでもあります。先日(令和2年9月)に塩山停留所大菩薩嶺線を通過しようとしたときは残念ながら通行止めでした。この10月1日に通行規制が解除になったようですので、周辺が冬季閉鎖になる前に一度は再訪したいと思ってます。

小河内ダムと深城ダムを巡るツーリング(音が素晴らしい 深城ダム編)

小河内ダムから小菅村を通過して…

深城ダムとふかしろ湖
深城ダムとふかしろ湖です。どのダムも夏は降雨に備えて水位を下げていますがふかしろ湖も同じです。

国道139号の国境ではなく市と村の境にある長いトンネル松姫トンネルを抜けると「シオジの森ふかしろ湖周辺案内」の看板のある駐車場があります。そこから撮影したふかしろ湖と深城ダムです。

ダム堤頂手前で記念撮影

深城ダム堤体頂手前で記念撮影
ダム近辺には人っ子一人いませんでした。

ダム周辺を撮影する前にダム堤頂手前でNC750Sの記念撮影。ダムの周囲は交通量も少なく静かで放流?の水音が響いていました。これについては後述。

小河内ダムは駐車場もありそれなりの規模の資料館がありますが、深城ダムにはそういった付帯施設はありません。むしろふかしろ湖周りの公園や林道の方に人の気配がありました。

深城ダムの堤体頂から

深城ダムの利水放流ゲートと常用洪水吐
手前(上)が常用洪水吐、奥(下流)が利水放流ゲート。

深城ダムの堤体頂から下流を除くと常用洪水吐から放流中で利水放流ゲートからも放流がありました。利水放流ゲートからの放水は水力発電で使用された分で、青い屋根は発電所です。最大出力340kW…小型ですね。ダム近辺で使用する分を賄っているくらいでしょうか?発電所と言っても送電設備が見えませんから…。

滝の音を 緑に溶かすか 深城ダム

深城ダムの常用洪水吐と減勢工
この減勢工は音が素敵です。

深城ダムから国道139号を大月方面に少し歩くとダム全体を見渡すことのできる橋があります。そこから撮影したのが上の一枚。少し見にくいですが美しい音の原因は減勢工下流の人工の滝でした。常用洪水吐から放流された水がこの滝で美しい音を出していたのですね。他のダムでは見たことがありません。これが冬場なら滝全体が見えたのか…、放流がないのでただのコンクリートか…?

松姫峠は通行止めだった

通行止めの松姫峠
ほとんど廃道の雰囲気ですが…現在復旧しているそうです。

ダムだけではなく名所も周りたいので松姫峠を小菅村側から上ってみましたが頂上付近で通行止めになっていました。豪雨の影響で一部で土砂崩れがあったようです。この記事を書いている8月時点では復旧しているようですが…あと1年も放っておいたら廃道になるんじゃないかという風情でした。

ちなみにこの手前に奈良倉山に至る遊歩道の入り口がありますが、そこではカエルや虫の鳴き交わしが非常に美しく響いていました。今回のツーリングは音に恵まれました。

この後、大月に抜けて国道20号(甲州街道)、新小金井街道、青梅街道経由で帰宅しました。

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