ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

投稿者: seasons-japan-admin (2ページ目 (39ページ中))

愛媛県3ダムツーリング 面河ダム

面河ダムまでの道のり

管理人の実家から国道194号線を経由し、酷道で有名な439号を西向きに進みます。ただしこの区間はちゃんとした2車線で快走路です。そして494号線へ。橋を渡って集落の中を少し東向きに走った後、山に向かって登っていきます。当初はさほどではありませんが、山中を進むに従って酷道感が増します。

1車線道路で舗装はされているので危険は感じませんが、やや舗装が傷んでいる箇所では気を遣いました。また意外と交通量が多いので前からくる4輪車との待ち合わせは所々であります。

高知県側は渓流に沿って道路があり、所々で渓流に降りて風景を楽しめるのは楽しいものです。

面河ダムの役割は非常に大きい

面河ダム記念碑とゲート機械室(2025年5月)
面河ダム記念碑とゲート機械室(2025年5月)

面河ダムは四国愛媛県の石鎚山の西側、仁淀川水系割石川に建設されています。堤高73.5mの重力式コンクリートダムで規模的には中型のダムです。目的はAIPです。その役割は特に灌漑において非常に大きく雨量が少ない愛媛県道前道後地域に農業用水を供給しています。

戦後、愛媛県道前道後地方の安定的な灌漑を図るために計画されましたが、仁淀川水系の既得利水権はお隣で下流の高知県にあり交渉が必要でした。当初、目的にはW(上水道)が含まれ人道的な観点から概ね合意にこぎつけていました。しかし予算等の都合でこれがI(工業用水)に入れ替えられたことで高知県側は態度を硬化。結局両県の担当者の懸命な交渉でなんとか計画が進み始めたそうです。

なお「水徳洽豫州」は「水の徳、豫州を洽(うるお)す」と読みくだせます。豫州は愛媛県の旧国名伊豫のこと。うるおすをあえて「潤」ではなく「洽」としたのは「いきわたる」という意味を含んでいるからかと管理人は思ってます。

面河ダムは大変な工事を経て1967年竣工

面河ダム上流側から堤体を望む(2025年5月)
面河ダム手前駐車場の説明(2025年5月)

高知県側に流れる割石川をせき止めて愛媛県側に導水するには分水嶺を超える必要があります。このため石鎚山麓に導水用のトンネルを建設し愛媛県側の中山川などまで導水しています。

この導水は「虹の導水」と呼ばれ、これにより過去には水争いで死者が出ることもあった同地方の灌漑状況は大幅に改善されました。規模的にはありふれたダムですが、果している役割はとても大きいのです。
参考 面河ダム 虹の用水へ挑んだ人々 (読み物としても面白いです)

面河ダム天端の面河堰堤表示(2025年5月)
面河ダム天端の面河堰堤表示(2025年5月)

ダムではなく堰堤表記になっていることから古いダムであることがわかります。堤頂長は159 mで往復しても大した距離ではありません。左岸側に管理事務所があり、右岸側は…行き止まりです。

面河ダム天端から発電所を望む(2025年5月)
面河ダム天端から発電所を望む(2025年5月)

ダム下流には発電所がありますが、簡単に降りていくことはできません。むしろ国道494号線からは下流側が近く、ダム堤体にたどり着くには一旦国道494号線から県道153号方面に西進する必要があります。

険しい山中の難工事であったことは思い遣られ、実際ダムに直接ダンプカーでコンクリートなどの資材を運び込むのは困難で索道を張った循環バケットが使用されたとか…。

実際、多くのダムでは山の中でもある程度の道幅が確保されていることがほとんどですが面河ダムへのアプローチは建設当時大型車が行き来できる感じではありませんでした。(近年は改良されていると思われます)

面河湖(2025年5月)
面河湖(2025年5月)

面河湖です。風景を堪能して次の目的ダムに移動します。

次は志河川ダムです。

大山祇神社を目指して しまなみ海道→瀬戸大橋で瀬戸内海往復ツーリング

国道194号線を北上してしまなみ海道へ

途中の大橋ダムに立ち寄り記念撮影だけ。直後の高知ー愛媛県境の寒風山トンネルは歩行者・自転車が通行可能な日本一長いトンネルです。そして内部がその名の通り寒い。

四国ツーリングは海沿いを行く限り、この時期(ゴールデンウィーク)比較的暖かいですが、山間部は肌寒い場所も多く、特に寒風山トンネル内は寒いです。是非、一度通過して寒さを実感してください。(真夏は涼しい)

しまなみ海道を通過して大山祇神社到着

大山祇神社の鳥居の扁額は「大山積大明神」となっているのは以前のツーリング(しまなみ海道途中の風景などもこちらから)で紹介しました。本殿にお参りして、本殿の裏側を散策した後、今回の目的の宝物殿に向かいます。

船舶の巨大なプロペラが良く目立つ

料金を支払い国宝館に向かうと目立つのが巨大な船舶用プロペラ、勿論寄付者は今治造船。ただしこちらは併設の海事博物館。「海事」の名の通り海にあるものは魚類、貝類、海生哺乳類などの動物、海藻、海底から掘削された鉱物などなんでもあります。(こちらは国宝館の後に見学しました。)

国宝館、紫陽殿ともに撮影禁止なので

スケッチしてみました。大山祇神社の国宝館は多くの胴丸(鎧)を収蔵、その中でも瀬戸内のジャンヌダルクと呼ばれ有名な鶴姫が着用し大山祇神社に奉納したとされる「紺絲裾素懸威胴丸」(1500年頃)です。

現代の感覚(私が代表させてもらいます)で素直にみると「女性が付けていた」と想像するのが自然だと思います。右側のスケッチはその感じを伝えようとして周りの胴丸との対比を書こうとしたのですが…技量不足で止めてしまったもの。

無粋なことを言えば鶴姫の実在性に疑問がある上に、1500年頃の胴丸としては胸部が大きくウエストがくびれて大腿部・臀部にかけて大きくなる形式は特別「女性用」というわけではなかったとか…。

この胴丸は大袖がないので余計に周りの甲冑との差が引き立ちます。

こちらは平安時代の鎧

スケッチの出来栄えは生優しく見守ってください。こちらは時代をさらに遡り1190年頃作成の「紺絲威鎧・兜・大袖付」。全体的に非常に「凝った」作りになっていることが素人の管理人でもわかりました。

社伝では源頼朝の武将河野通信(かわの みちのぶ)が奉納したとされており、瀬戸内で展開された源平合戦で源氏についた河野に頼朝が下賜ものでは…との想像も…。(こちらのほうは可能性としてはある…か?)

この鎧、非常に立派でかつ大振りです。実際に着用して戦場を駆け回る…というよりも河野の権威を表すために使われたのでは?というのが管理人の感想です。

なお、大山祇神社の国宝館には多数の文化財が所蔵されていますが、平安時代から戦国時代までの胴丸・鎧類の収蔵数は日本で随一です。アクセスが難しい場所ですが目的地として訪問する価値があります。(管理人の感想です)

他にもたくさんの文化財があったのですが、とても一日の訪問で鑑賞できる量ではありません。後ろ髪ひかれつつ、海事博物館を軽く見学して帰途につきます。

帰途も今回のツーリングのテーマ

今回の目的地は大山祇神社の国宝館でした。もう一つ目標があって、しまなみ海道を四国から本州に渡って瀬戸大橋で四国に帰ってくるルートを走るでした。

しまなみ海道を渡り切って山陽道を走り瀬戸大橋方面に。瀬戸大橋の与島SAで降りて橋と讃岐富士を撮影。瀬戸大橋は本四三架橋では最も古いのですが、様々な形式の橋梁コンプレックスが見られるのが特徴です。(与島PAまでの動画)

目標を達成して走行距離約400km。NC750Sにちょうどいい距離のルートでした。いやー、また鑑賞にいきたい。

次回はダム。

バイクの燃費の大敵は…(東京ー高知帰省)

東京から新名神土山SAまで

東京から新名神土山SAまで(2025年4月)
東京から新名神土山SAまで(2025年4月)

バイクの燃費は様々な要因に影響されます。渋滞や加減速の多い交通状況、地形の高低差が代表的ですが、他にも意外な要因があります。そしてそれらは自動車では影響が小さいかほとんどありません。例えば路面状況、外気温や自分の体重などです。

そして今回、燃費が伸びなかった理由は「風」。通常であればNC750Sの得意とする速度域になる新東名豊田東JCTから伊勢湾岸自動車道の終点四日市JCTまでの区間で非常に風が強く、燃費が伸びませんでした。

風に吹かれてエンジンも余分に回さないと…というのが体感で分かりました。もともと出力低めで燃費の良いNC750Sだからこそ余計に目立ったのかもしれません。

走行距離 405.3km   燃費 32.3km/l(メーター)
     給油量 12.06l 燃費33.6km/l(満タン法)

結構、メーターと満タン法で燃費がずれています。ひょっとすると若干の経年劣化の影響はあるかもしれません。6年目ですから。

土山タヌキに別れを告げて出発

土山タヌキ(2025年5月)
土山タヌキ(2025年5月)

瀬戸大橋までは燃費が伸びる

与島PA降り口とNC750S(2025年4月)
与島PA降り口とNC750S(2025年4月)

土山SAを出発、京都東ICあたりまでトンネルのおかげでゆったりした下り、燃費が伸びます。また京都から瀬戸大橋手前の倉敷JCTあたりまでは路面状況が良く、高低差が少ないためこれも燃費が伸びます。

瀬戸大橋のアプローチあたりから高低差が大きくなり、四国に入ると山がちで燃費が悪くなります。それでも41.0km/lを実現しかけたこともあります。

フリーペースで走った結果

土山SA→実家もよりGS(2025年4月)
土山SA→実家もよりGS(2025年4月)

走行距離 435.7km   燃費36.0km/l(メーター)
給油量 11.62l    燃費37.5km/l(満タン法)

メーターと満タン法で燃費がずれています。まあ、後半は普段通りの燃費で走ったということでよいと思います。もうすぐ50,000kmになります。

Harley Davidson XL883Nと大島桜?

Harley Davidson XL883Nの魅力はエンジン周りの造形

Harley Davidson XL883Nと大島桜?
Harley Davidson XL883Nと大島桜?

公私で言えば公(仕事)がとっても忙しくバイクに乗れない時期が続いていました。また忙しさで体の節々に痛みが出て「でかけよう」という気にならないことも多かった…のですがやっと休みが取れました。

しばらく乗れていなかった友人のHarley Davidson XL883Nの手入れがてら環七一周ミニツーリングに行ってきました。

キーをイグニッションに回した時のキューン音が大きい

久々なのでバッテリーは大丈夫か…と思っていましたがその前にキーをイグニッションに回したときに「キューーーン」と独特な音、ちょっとビビりました。燃料供給系のガソリンがタンクに戻っているときに音がするのは知っていましたが、実際にはじめて聞くとちょっと驚きます。

エンジンは無事始動し、ツーリング(といっても街乗り)開始。オイルが温まるまでは丁寧に丁寧に、温まってからは油温を上げる意味で少し回し気味で…エンジンは好調。ただ、しばらく走った後、信号で止まった際にフロントからブレーキ鳴き音。

リアは時々鳴いていましたが、フロントは鳴いたことなく今回が初めて。また1度だけではなく複数回あったので次の機会にブレーキパッドの残量確認もしようと思います。

細かい点はありましたが、基本好調でした。

エンジン廻りが格好いいと思う

もしかすると内燃機関搭載のバイクはあと20年、いや10年すると発売されなくなるかもしれません。実際、空冷エンジンを採用している車種は激減しています。(なにかの反動のようにハーレーは頑張ってますが…)

今のうちに走って眺めて堪能しておきたいと思います。オーナーの友人もそろそろ復帰が見えてきているようなので万全の調子で引き継ぎたい。

Honda ST125 DAX(2024年)インプレ/レビュー

デザイン ★★★★   モンキー125との差別化が…
エンジン ★★★★★  十分なキビキビ感
ブレーキ ★★★    リアブレーキはもう少し利いて欲しい
ミッション★★★★   熟成の域、時々シフト迷子で満点は避けた
使い勝手 ★★★    シートはもう少し長さが欲しい、タンク小さい
コスト  ★★★★★  一日走り回っても燃料代1000円以下 素晴らしい
価格   ★★★    実用的かつ個性的ですが安くは…ない

若干辛めの採点ですが管理人としては好感を持てました。総合は★★★★+αの印象です。

Honda ST125 DAX(ダックス125)はモンキー125とCT125ハンターカブの中間的存在

結論から言うと、走りに重点を置いたモンキー125と積載性・遊び心に重点を置いたCT125ハンターカブの良くも悪くも中間的な印象。5段の変速器が設定され走り重視のモンキーに比べると若干ゆったりした印象(4段変速)ですが、同じ構成のCT125に比べると重量が10kg程度軽いことや全体的に小柄(軸距で60mm小さい)ことで軽快感はダックス125が勝ります。

積載性は積載の鬼CT125ハンターカブには当たり前ですが及びません。ただタンデムシートの後ろ部分は小型の荷台としても使用できるのでノーマルでもある程度の積載性が確保されています。フックをかける場所もそこそこあって困りません。

そして、この3車で唯一ノーマルでタンデムが考慮されているのがダックス125。友人とちょっとしたお出かけを二人乗りで…という楽しみがあるのはダックス125の個性です。

ダックス125を左側から(2025年1月)
ダックス125を左側から(2025年1月)

DAX125のここが〇、ここが×

少ないのでここが×から。まず前輪の挙動が独特で着座位置で極端に変わります。前目に乗っているときは気になりませんが、後ろ目にドカッと座ると若干跳ねる印象です。贅沢を言えばフロントサスはもう少しストローク長めで柔らかいのが良いように感じました。

×二つ目はミラーと動線の位置関係が良くないです。乗り降りする際に少しぶつかるとミラーが動くので都度直す必要があります。固定も固めかと思えば動き始めるとクルッと動くので微調整が文字通り微妙です。ホーンも干渉しやすく、ちょっとしたタイミングでピッて鳴らしてしまいます。また位置関係でいうとサイドスタンドの出し口も少し分かりにくいかも。

△三つめはタンク容量が少ない。3.8lは燃費60km/lとしても航続距離224km。ツーリングには少し物足りない航続距離です。

〇は何より小気味の良い走り。CT125よりも明らかにきびきびと走ります。法定速度+αまで素直に加速するので流れの早い道でも戸惑うことがありません。

またノーマルでタンデムor荷物積載可能な点も好感が高い。タンデムバーは若干小さめですが、近距離であれば問題ないと思われます。惜しむらくはシート+タンデムバーが+5~10cm後ろ向けの長さがあるとタンデム+荷物積載がよりよくなったのではと感じました。

デザインは右側のみダックスロゴのST125ステッカーが貼られているなどなかなか気が利いています。またハンターカブと似た、上出しのマフラーも存在感があって管理人の好みです。

往年のDAXファンが見ると、フロント周りがモンキー125と同じでは…という印象を受けるかもしれません。これは旧DAXに比べると胴(シートからステムまで)が太くなり、エンジンも大きくなっているので胴下のスペースが狭くなっているためです。

ここは完全な好みですが、管理人は悪くないと思います。

DAX125を右側から(2025年1月)
DAX125を右側から(2025年1月)

結局おすすめ出来る人、できない人

お勧めできない人はロングツーリングが主体(タンク小さい)、荷物をたくさん載せたい(積載性が高いとは言えない)の特徴がある人です。ロングツーリングならモンキー125またはCT125ハンターカブ、荷物載せるならCT125ハンターカブをお勧めします。

お勧めできる人はデザインが好みで、絶対的なスピードに拘らず、街中や近距離ツーリングを走り、時々小さめの荷物を載せたりタンデムでどこか出かけたりという人です。ツーリングは大排気量のメイン機担当として、2台目にDAX125の選択肢はちょっと贅沢ですが良い組み合わせと思います。

普通二輪免許を持っている場合、排気量、価格でPCX160と比較する向きもあるようですが…コンセプトもデザインも違いすぎて一方が「刺さる」人にはもう一方は候補に挙がらないように思います。

なお、燃費は322km走行で5.77l給油(2回)で59.3km/lでした。

この空を飛べたら …と思うXL883N?

わても飛んでみたいなあ… と思っている風情

飛行機を見て「わしも飛んでみたいなー」と思うXL883N
飛行機を見て「わても飛んでみたいなー」と思うXL883N?

1か月と2週間空いて、少し寒くなったので始動はどうかと思いましたが、渋いながらも無事スタート。

XL883Nのバッテリー充電を兼ねて都内某所にショートツーリング。たまたま飛行機が映りこんでいますが、XL883Nが飛行機を眺めているようにも見えます。

オイル染みも解決したようだ

XL883Nのエアフィルター(交換後)
XL883Nのエアフィルター(交換後)

前回エアフィルターを交換してごく短距離しか試走していませんでしたが、30km以上走った段階でもギヤボックス上のオイル染みも解消しました。新しいフィルターの色が目立ちます。

この日は環七を一周してツーリング終了。有人スタンドでの給油の時、レギュラーを入れられそうになり結構焦りました。あそこの給油所はもう使わない…かも。またバッテリーの様子を考えると今年中にもう一回、走るのが良さそう。

XL883Nのエアフィルター交換

PERFORMACE MACHINEのエアフィルター交換のポイント

・ネジはインチ
・取り付けネジを緩めるとフィルターボックス全体がいきなり外れる
・結構熱容量があるのでエンジンOFFしてしばらくはかなり熱い

交換前

エアクリーナ部(交換前)
エアフィルターボックス部(交換前)

先日、エアフィルターボックス下のオイルにじみで気付いた、フィルターの汚れ。今回はフィルターを購入し交換しました。

交換前のエアフィルターボックス近辺。こうやってみると汚れているようには見えませんが。

比べると一目瞭然

使用後(左)と使用前(右)のエアフィルター
使用後(左)と使用前(右)のエアフィルター

色がかなり違います。

異物が入らないようにウェスでカバー

エアフィルター交換中
エアフィルター交換中

エアフィルターの交換はエアフィルターボックスを外して、ボックス裏のネジを外してカバーを開いてフィルターを交換。エアフィルターボックスはエンジンつながっておりかつブローバイガスが直接入るのでかなり高温になります。作業はエンジンオフしてからしばらく時間をおいてからにしましょう。

交換後

エアフィルター交換後
エアフィルター交換後

こんな感じです。この後試走しましたが、特に問題はなさそうでした。

この前に、オイル+ブレーキフルードも交換しているのでメンテが一巡した感じです。来年の車検でリアのブレーキパッド、ドライブベルトなどは交換が見込まれます。

それにしても水冷のエンジンが格好いいなあ。

NC750Sと房総半島の風景(2)

自衛隊駐屯地裏の沖ノ島護岸の風景

館山航空自衛隊駐屯地裏でNC750Sと富士山( 2024年9月)
館山航空自衛隊駐屯地裏でNC750Sと富士山(2024年9月)

左奥に富士山が見えています。この向きが西北西。雲がなければ内房が見えるはずですが、霞んでます。

釣り人も登場

館山航空自衛隊駐屯地裏でNC750Sと富士山( 2024年9月)
館山航空自衛隊駐屯地裏でNC750Sと富士山(2024年9月)

沖ノ島護岸は釣りのメッカでもあります。この日はあまり釣れている様子はありませんでした。

見事なバルバスバウ

第三十五開運丸とNC750S(2024年9月)
第三十五開運丸とNC750S(2024年9月)

この船、第三十五開運丸という船で竣工は令和4年9月、ちょうど2年経過という新しい船です。480トンの漁船で、主に旋網でとれた魚を港まで運んで水揚げする運搬船です。製造したのは長崎造船株式会社。この造船会社のHPを見るとこのタイプの船の製造が得意のようです。なお「旋網」は「マキアミ」と読みます。

奥に館山城、手前の釣り人が並んでいるのが館山港

NC750Sと館山港、館山城(2024年9月)
NC750Sと館山港、館山城(2024年9月)

館山城は模擬天守です。管理人、ダムだけではなく属性もありますが再建天守、模擬天守には今一つ魅力を感じられず…通過しました。なお館山港は漁港ではなく旅客・工業港として使われています。漁港は前回写真掲載した、館山湾北側の船形港が中心となっていて役割分担がはっきりしています。

国道410号の合流の一時停止は…

野島埼灯台とNC750S(2024年9月)
野島埼灯台とNC750S(2024年9月)

見落としたら高確率で捕まります。というか、捕まりました。下り坂で前に海が広がり、国道410号も見通しが良いので一時停止を見落としやすいです。聞いたところ、房総半島南端部国道410号への合流T字路かなりの確率で一時不停止の取り締まりをやっているそうです。皆さんもお気をつけあれ。

帰りは鴨川に抜けて、猟師工房に寄って鹿のスペアリブを購入して帰途につきました。

NC750Sと房総半島の風景

港とバイクの風景は相性がいい

内房某港からNC750S、横須賀発電所、富士山
内房某港からNC750S、横須賀発電所、富士山

横須賀の三本煙突はなくなりましたが、最新鋭の発電所が建設されて稼働中。奥には富士山。内房の定番の風景です。

フェリーにも一度は乗らなければと思う

金谷フェリー港から富士山、横須賀発電所、東京湾フェリーなど
金谷フェリー港から富士山、横須賀発電所、東京湾フェリーなど

神奈川県の横須賀と千葉県の金谷を結ぶ東京湾フェリー。一度は乗ってみたいけど、未だ果たしていないなあ。

カツオ漁を支えるのはこの船か?

船形港の網船とNC750S
船形港の網船とNC750S

高知県出身の管理人、カツオをよく食べます。カツオといえば一本釣りです。針を海に入れれば釣れる…というものではなく魚群を探して生き餌を入れて海水を水面に打ち水してカツオを捕食モードにしてから釣るという手順が大変な漁です。

その重要な要素は活きのいい生き餌。どうやら最高の生き餌を確保するのがこの船の役割のようです。近年では生き餌だけでは経営が大変なので多少の多角化はしているようですが…。美味しいカツオのために応援します。(届くか知らんけど)

続きは次回。

Harley Davidson XL883Nをとにかく愛でる

XL883Nの格好良いところを片っ端から

XL883Nの右側(2024年7月)
XL883Nの右側(2024年7月)

レビュー記事はこちらから

まずは右側から全体を確認。XL883Nの前輪ブレーキは左側についているので前輪のリムが右側からだとよく見えます。またカスタムのPerformance MachineのJET型エアフィルターケースを後ろ向け細くなるように取り付けているのもいけてます。

このフィルターケース、この向きと下向きに設置可能ですが、管理人はこの向きが好みです。ただ下向きに設置するとV-Twinエンジンの角度に合うように設計されていてこれも捨てがたい。

空冷エンジンの魅力

XL883Nのエンジン回りをを右前方から(2024年7月)
XL883Nのエンジン回りをを右前方から(2024年7月)

空冷エンジンの魅力でもあるこの角度。伊達ではないエンジンの冷却フィンは管理人の世代のライダーには刺さると思います。プッシュロッドがロッカーアームカバーに入って、中のロッカーアームを駆動しているのを想像しながら見るとなお良いです。

ハーレーならではのプッシュロッド(カバー)周り

XL883Nのプッシュロッド回り(2024年7月)
XL883Nのプッシュロッド(ケース)周り(2024年7月)

OHVハーレーならでは、気筒当たり2本のプッシュロッド(ケース)が魅力的。日本車現行ではOHVのバイクは…多分ないですよね。というかHarley-Davidsonでも2024 SPORTSTER SはDOHC化されています。OHVのSPORTSTARは今後リリースされない…かも。

あ、カムケースの上にオイルらしきものが…。エアフィルターからでたブローバイのオイルのようなのでフィルター交換を検討。よく見たらフィルター汚れてるので、フィルターをHD Partsさんから購入。

ノーマルマフラーで十分魅力的だと思う

XL883Nを右後ろから(2024年7月)
XL883Nを右後ろから(2024年7月)

ハーレーといえば大音量と独特のリズム感の排気音が特徴…と勘違いされている方が多いかも。音量はマフラー交換しているケースがほとんどですし、排気音のリズムはノーマルでは普通です。

このXL883Nは排気系はノーマルのままです…が十分魅力的なエンジン音を楽しめます。正直、車検が通らない音量出して走っているハーレーを見ると「ハーレー全体のイメージが悪くなるからやめてくれー」と管理人などは思います。(もっとも管理人オーナーじゃないけど…)

魅力的なエンジン音をお楽しみください

XL883Nのエンジン音

アイドリング時のパルス感のある音が回転が上がるにしたがってV-Twinらしい高回転音になるのが管理人の好きなところです。5000rpmくらいまで回していますが実用域は2000-3000rpm、パルス感とスムーズな回転の調和を楽しみながら流すのが一般的かと。

ただし、無負荷で回している時と走行時ではエンジン音が若干異なります。走行時、負荷がかかっている時の方がパルス感が強いように管理人は感じます。

乗りながら見てもやっぱ格好いいのよ

XL883Nのエンジンを左上から(2024年7月)
XL883Nのエンジンを左上から(2024年7月)

乗車姿勢から左下を見た感じで撮影したのが上の写真。プラグが印象的。そして前後気筒のフィンがやっぱり格好良い。

よく見るとメンテナンスはしやすくできています

XL883Nのエンジン周り(2024年7月)
XL883Nのエンジン周り(2024年7月)

ラジエーターがなくすっきりとしたエンジン全面はやはり格好いいです。ちなみにフレーム全面下の方に挟まってフィンが見えているのはレギュレーターです。その後ろにオイルフィルターカバー。多分ARLEN NESSのカスタムです。ダービーカバーはVTWIN FLAMEと思われます。

管理人のNC750Sはカスタムパーツが少ないうえに、すでにカタログ落ちなので細かいカスタムは無理なのを考えると羨ましい限りです。

それにしてもいちいち格好いいXL883Nです。

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