奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から道路側を見るとこんな感じです。多くのツーリングの人たちがコーナー通過中。いつ来ても本当に楽しんワインディングロードですが事故も少なくありません。
いわゆるバイクだけではなくて自転車の事故も多いです。本当に楽しい道なので安全運転で楽しみましょう。
ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します
奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場から道路側を見るとこんな感じです。多くのツーリングの人たちがコーナー通過中。いつ来ても本当に楽しんワインディングロードですが事故も少なくありません。
いわゆるバイクだけではなくて自転車の事故も多いです。本当に楽しい道なので安全運転で楽しみましょう。
奥多摩周遊道路の月夜見第二駐車場でNC750Sを撮影しました。紅葉はまだまだ始まったばかりで色づいた木がぽつぽつみられる程度でした。思い返せば今年の春から夏はコロナ騒ぎに紛れていましたけど、梅雨は長いし、夏が短い何か変な1年の前半でした。
コロナ騒ぎの間にもNC750Sでソロツーリングはあちこち行ってました。時期によっては奥多摩も「来るな」アピールが凄まじい時期がありました。でも、初夏辺りからは逆にお客さん大歓迎な雰囲気。皆さん生活が懸かっていますから長期の自粛なんて無理なのが当然ですね。
そういえば、夏休み期間の後半、キャンプ客の車がものすごく多くて普段閑散としている道路が渋滞して驚いたこともありました。そんな夏は終わって初秋です。
ツーリングで寄った先で何気なく撮影した一枚です。場所としては何の変哲もありませんがなんとなく良い感じに撮れていると思いませんか。愛車は「キャンディクロモスフィアレッド」という色で指定されていますが要は「赤」です。同じ車種で「青」もあるのですが管理人としては「赤」一択です。これは正解だったと思っています。山にしろ海にしろ緑や青の風景が多いので赤の方が映えるよねっていうのが管理人の感性。
このときは刈り取りの最盛期でとなりの田んぼにはまだ稲穂が残っていました。房総半島にある三島ダムのちょっとした展望所でダム堤体を撮影して戻ってくるときにいい風景だなあと思って撮影した一枚。あれ?これ野島崎の帰りだ。このツーリングの写真打ち止めって書いた記事が嘘になってしまった。まあ、許して。
奥から伊豆大島、堤防の釣り人、海底透視船かもめ丸、漁港のスロープ、NC750S。私の心をくすぐる色々なものが映り込んだ一枚です。スロープの前にNC750Sを停めて撮影していますが、撮影時だけ一時的に停めたものです。一般的にスロープ周りは漁師の方が作業することが多いので駐車は避けましょう。
この日のツーリングは東京湾アクアライン→国道127号→国道410号→県道86号→野島崎の経路でした。アクアラインが少し渋滞しましたが、他はほとんど渋滞なく東京から順調なツーリングでした。この後は国道410号経由で、安房中央ダムや三島ダムに寄って撮影しながらの帰途でした。東京湾アクアラインさえ渋滞しなければ一般道を走っても渋滞の少ないとても楽しいツーリングルートです。ワインディング要素が欲しければ途中で鹿野山に登る経路を入れるのがお勧めです。
帰路の写真はまた後日。明日からまた別方面で撮影した写真掲載にします。
今日は2020年10月10日。数字の並びが特徴的ですが残念ながら台風14号の影響で天気も悪くツーリングは断念。肌寒い曇天で滅入りそうなのでこの数日は夏場のツーリングから写真紹介します。
NC750Sと野島埼灯台。野島埼は関東地方の最南端として有名です。地図で見ると確かに少しだけ周囲より南に張り出しています。元々は現在灯台のある位置が小島で陸側と小島がつながった陸繋島のようにも見えますがその辺りは不詳です。
この日は日差しがきつく、ツーリングにはちょっと辛い日でしたが、渋滞はなく少なくないツーリングを楽しむ人たちに会いました。NC750Sの前に止まっているのはYAMAHA XJR1300. ヘルメットが二つかかっているところを見るとタンデムツーリングのよう。ノーコメント。
ここにNC750Sを停めて、神社参拝(厳島神社)、灯台見学、風景観光などなど楽しんだ写真をこの先数日掲載します。
実をいうとNC750Sを購入してソロツーリングに出かけるようになるまで関東地方の地理は全くと言っていいほど把握していませんでした。あちこちに出かけてみると、私にとって思わぬところ(地理的には当たり前なところ)から富士山は見えるのです。
甲府盆地への訪問自体が人生史上数回しかありませんが、9月中旬のツーリング時に初めて甲府盆地から見る富士山を撮影することが出来ました。残念ながら曇り加減で頂上近くが一部見えるだけですが間違いなく富士山と分かります。晴れている日ならまさに絶景なんだろうと想像される一枚です。
昨年、令和元年は台風の被害が大きい年でした。特に千葉県や伊豆大島で多くの家屋で屋根を飛ばされる被害が発生するなど全国的に注目されました。台風が来れば海沿いでは風と波の被害が大きくなりますが、山では土砂崩れの被害が大きくなります。土砂崩れの被害は一回の大雨で発生するというよりは、何回かの雨がボディブローのように効いて限界を超えると発生します。
大菩薩嶺周りのように幹線ではない山道が続く場所では複数の土砂崩れや道路の崩落が発生していることは珍しくありません。幹線ではないため復旧もやや後回しになっている印象がありますが、地元にとっては山中の林業を支える重要なインフラでもあります。先日(令和2年9月)に塩山停留所大菩薩嶺線を通過しようとしたときは残念ながら通行止めでした。この10月1日に通行規制が解除になったようですので、周辺が冬季閉鎖になる前に一度は再訪したいと思ってます。
国道139号の国境ではなく市と村の境にある長いトンネル松姫トンネルを抜けると「シオジの森ふかしろ湖周辺案内」の看板のある駐車場があります。そこから撮影したふかしろ湖と深城ダムです。
ダム周辺を撮影する前にダム堤頂手前でNC750Sの記念撮影。ダムの周囲は交通量も少なく静かで放流?の水音が響いていました。これについては後述。
小河内ダムは駐車場もありそれなりの規模の資料館がありますが、深城ダムにはそういった付帯施設はありません。むしろふかしろ湖周りの公園や林道の方に人の気配がありました。
深城ダムの堤体頂から下流を除くと常用洪水吐から放流中で利水放流ゲートからも放流がありました。利水放流ゲートからの放水は水力発電で使用された分で、青い屋根は発電所です。最大出力340kW…小型ですね。ダム近辺で使用する分を賄っているくらいでしょうか?発電所と言っても送電設備が見えませんから…。
深城ダムから国道139号を大月方面に少し歩くとダム全体を見渡すことのできる橋があります。そこから撮影したのが上の一枚。少し見にくいですが美しい音の原因は減勢工下流の人工の滝でした。常用洪水吐から放流された水がこの滝で美しい音を出していたのですね。他のダムでは見たことがありません。これが冬場なら滝全体が見えたのか…、放流がないのでただのコンクリートか…?
ダムだけではなく名所も周りたいので松姫峠を小菅村側から上ってみましたが頂上付近で通行止めになっていました。豪雨の影響で一部で土砂崩れがあったようです。この記事を書いている8月時点では復旧しているようですが…あと1年も放っておいたら廃道になるんじゃないかという風情でした。
ちなみにこの手前に奈良倉山に至る遊歩道の入り口がありますが、そこではカエルや虫の鳴き交わしが非常に美しく響いていました。今回のツーリングは音に恵まれました。
この後、大月に抜けて国道20号(甲州街道)、新小金井街道、青梅街道経由で帰宅しました。
都内から小河内ダムへの経路は主に2つで青梅から国道411号または都道45号を多摩川沿いに上流に向かう経路。これが幹線でかつ最短。もう一つの経路は青梅から秋川街道を通って五日市に至り東京唯一の村、檜原村から奥多摩周遊道路で奥多摩湖畔まで向かう経路です。その日の体調や気分で経路を選べるのも良いところです。
この日は奥多摩周遊道路を経由して小河内ダムに到着。ツーリングと思しき何台かのバイクが既に駐輪していました。隣の黄色のバイクはモンキー125。実はNC750Sを購入する前に購入寸前まで行ったバイクですが…訳あってNC750Sを購入しました。
奥に見えているのは「奥多摩水と緑のふれあい館」で中には多摩地方の歴史を展示するコーナーやお土産物屋さん、食堂などがあります。ここの展示はなかなか秀逸です。
小河内ダムの最も大きな役割は水道水源です。建設が計画されたのは戦前(昭和初期)で戦争による中断などをはさみながら19年の年月をかけて1957年に竣工しました。当時は東京の水道の大きな部分を小河内ダムでできた奥多摩湖から賄っていました。その後、東京の人口増に伴って利根川水系の水源が開発されたことから都内の水道に占める割合は低下しているようですが、依然として重要な役割を担っています。(上の写真は去年撮影)
ちなみに都道府県が管理しているダムでは堤頂高さで日本一、ダム湖の貯水量で北海道の静内ダムについて日本で二番目の規模を誇ります。
近隣の森や林も水源林として管理が行き届いているおかげか…、蛍が飛んできました。(触角の大きさから察するにオバホタルか?)ホタルは清流に住んでいるイメージがありますがオバホタルの幼虫は陸生でミミズとかを食べているのだそうです。奥多摩湖の水が美しいからホタルがいる…という訳ではないようです。
初夏の小河内ダムは放流もあり水量豊かで周りの緑が映えてとても美しいです。美しい川で水遊び…という訳にはいかず上の写真の辺りは残念ながら立ち入り禁止です。この風景は秋は紅葉、冬は木の葉が落ちて動物ウォッチングが楽しめます。ニホンザル、鹿、ツキノワグマなどが冬の動物ウォッチングで見られるようです。ニホンザルは私も以前に撮影しました。
小河内ダムの洪水吐は特徴的でメインのダム堤体の横に堰のように造られています。この形式は重力式コンクリートダムとしては割と珍しいのではないかと思います。この洪水吐は国道411号線からこんな感じで良く見えます。国道から見ると如何にもダムの構造体らしくダイナミックな景観で堤体本体と勘違いしてしまいそうなスケールです。
小河内ダムの次は国道139号経由で山梨県営深城ダムに向かいます。 続きます。
合角ダム。「かっかくダム」と読みます。敢えて「ごうかく」と読ませて受験生受けする観光地化しようとしている向きもありますが、地元に失礼では?と思ったり思わなかったり。
二瀬ダムから合角ダムまでは国道140号を秩父方面に戻った後、県道37号をかなり北上します。道のりで15km以上あり始めて走ると結構不安になるくらいの距離があります。
合角ダムは堤体高60.9mと中型の重力式コンクリートダムです。埼玉県営の治水と利水が主目的で発電所は設置されていません。(もう一つの埼玉県営のダムは有間ダム)
合角ダムの目的は治水と利水と書きましたがこの利水は恐らく農業用水と思われます。多くのダムで放流する水の水温が低くなりすぎないように選択取水設備が備えられますが合角ダムではその説明が丁寧に掲示されていました。
合角ダムの堤体は下流側にある吉田元気村に向かう橋から良く見えます。
吉田元気村に向かう橋の手前のスペースで記念撮影…していたら怒られました。左岸は私有地だそうです。標識等はないので皆さんもうっかり入って怒られないように気を付けましょう。合角ダムの洪水吐が良く見えます。またダムは左右対称のことが多いのですが、合角ダムは対称性があまりないところが特徴です。
上の写真は合角ダムの管理事務所ですが…正面から見ると「合角」っぽい?と思います。残念ながら帰宅してからそのことに気付いたのでその写真はまた次回の宿題にします。
合角ダムはさほど大規模でもなく充実した施設があるわけでもありませんが、ダム堤頂の欄干に近隣のお祭りを象った透かし彫りがあります。これは、是非一見に値する…かどうか分かりませんが、埼玉県がこの近隣にとても気を遣っていることはよく分かりました。ちなみに合角ダムのダム湖は「西秩父もも湖」と命名されています。
流石に1日に3ダムを回るのは疲れましたが、あまり寒くも暑くもなくまた渋滞も少なく楽しいツーリングの一日でした。帰りは国道299号に戻り、入間→所沢→所沢街道経由で青梅街道に抜けて帰宅しました。
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