ダムツーリングと海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 秩父

ダムツーリング 東京発おすすめルート(埼玉編)

荒川水系の治水と利水を担う埼玉県

埼玉県のダムの特徴は一般の人に対して開かれた姿勢がとても好感が持てる点です。大規模なダムも多く国道140号を秩父市寄りから浦山ダムの堤高156mは日本で2番目です。140号線を甲州方面に走って二瀬ダムはアーチ形状が特徴的な堤高95mの重力式アーチダムです。そして滝沢ダムは堤高132mの大ダムで経路の雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)は圧巻です。

という訳でお勧めは140号線沿いの所謂「荒川上流ダム群」の大規模ダムを巡る経路をお勧めにしようかと思いましたが、そこは一ひねり。管理人のお勧めは次の経路です。この経路にした理由はコンクリート式重力ダムの滝沢ダム、重力式アーチダムの二瀬ダム、中央土質遮水式ロックフィルダムの有間ダムを1日で周ろうというぜいたくなダムツーリングなのです。

国道254号→英インター→国道463号→入間→国道299号線
→上野町→国道140号線→滝沢ダム
→国道140号線を引き返す→右折して秩父湖方面へ→二瀬ダム
→国道140号線を引き返す→上野町→国道299号線→正丸トンネル(交差点)
→都県道53号線(青梅秩父線)→有間ダム
→都県道53号線(青梅秩父線)→松ノ木→都道193号線
→軍畑→国道411号(青梅街道)

滝沢ダム

滝沢ダムでNC750S
クリックして滝沢ダムの記事をお読みいただけます

国道140号、所謂「秩父往還」を左手に武甲山ー浦山ダム入口ー秩父湖入口を見ながら秩父から甲州に向かって走り雷電廿六木橋を登ってすぐにあるのが滝沢ダムです。ちなみに更に国道140号を甲州方面に走ると日本の国道のトンネルで最も長い雁坂トンネルがありますが、お勧めのルートには入れませんでした。(国道なのに有料なので)

滝沢ダムは堤高132mの重力式コンクリートダムです。ダムは開放的でダム堤体横の階段から堤体下に降りて減勢工の上に掛けられた橋から堤体を望むことが出来ます。なお下流の広場まで遊歩道が整備されており体力に自信のある方にはお勧めです。ただ132m分の階段はツーリング途中ではお勧めしません。エレベーターもありますので運行時はそちらをお勧めします。

ダム天端からの眺望はダイナミックです。通過してきた国道140号のループ橋と呼ばれる雷電廿六木橋が渓谷に掛かっている風景は一度は体験しておきましょう。

二瀬ダム

二瀬ダムの色の競演(2020年11月)
二瀬ダムの堤体と色の競演

二瀬ダムは昭和37年に完成した重力式アーチダムです。古いとはいえ95mの堤体高を誇りその特徴的なアーチを描いた天端が見所です。手前に信号がある天端は一方通行の道路となっています。この信号、一方通行区間で対向車線の行き違いがないように、長い間隔が設定されていて「間隔長いです」って掲示されているのが特徴です。

堤体を下流側から望める駐車場にバイクを停めて、少し歩いて信号を少し先に行った展望台は上からダムのアーチを楽しめます。天端を通過して進むと三峯神社に至ります。ダムツーリングでは「事情」があって早めに次のダムに移動します。

有間ダム

有間ダムの洪水吐(2020年11月)
ダム堤体から離れた場所にあるだけでなくトンネル式なのは珍しい

二瀬ダムから国道140号線→国道299号を引き返して、正丸の交差点まで戻り「青梅方面」の標識に従って右折し都県道53号青梅秩父線に入ります。この区間はやや道幅は狭いものの舗装は良く程よいワインディングが楽しめます。但し時々タイトなカーブがあるので注意しながら楽しみましょう。山下りが終わって名栗にでてしばらく盆地の平らな道を走ると、有間ダム入口が右手に見えてきます。

有間ダムは堤高83.5mの比較的大きな中央土質遮水式ロックフィルダムです。このダムの特徴は自然越流式で放流された水がトンネルを通過する洪水吐。(上の写真)自然越流式なので放流時期は運試しですが、程よい放流量の時は流れ落ちていく水の音がトンネルに反響するのが聞きどころです。この珍しい洪水吐はダム堤体からは見えず、天端を渡ってダムを一周する道路を少し山側(駐車場方面)にありますので注意です。有間ダムに来てこの洪水吐を見落とすのは勿体ないですよ。

帰途は程よいワインディングが続く、都県道53号→松ノ木→都道193号→軍畑→国道411号(青梅街道)→都心へ の経路をお勧めします。

二瀬ダムを早めに切り上げた「事情」には理由があります。この経路には大きな弱点があって、遅くなると「秩父市街地で大渋滞」します。これを避けるために二瀬ダム→滝山ダムの経路として引き返さずに雁坂トンネルを抜けて広瀬ダムに寄って甲州市に出るルートもあります。というか、こっちの方が一般的かもですが、雁坂トンネルは有料でETCが使えないので管理人の減点があり上の経路をお勧めしました。。甲州まで出たはフルーツライン経由で国道20号線で都心に向かうのが良いと思います。

次は千葉県のダムツーリング。

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング7(滝沢ダム~二瀬ダム)

ちょっと残念な滝沢ダムからの写真

ループ橋と滝沢ダム(2020年11月)
もう少し紅葉が映えるかと思いましたが…修行します

広瀬ダムを出発して、長い雁坂トンネルを抜けてしばらく走ると滝沢ダムがあります。このダムは国道140号線(いわゆる秩父往還)に沿ってあるのでツーリングで立ち寄る定番になっているようです。ループ橋と紅葉の組み合わせを期待したのですが、上手く写真に撮れていません。要修行です。

二瀬ダムは色の競演

二瀬ダムの色の競演(2020年11月)
二瀬ダムの堤体と色の競演

滝沢ダムを出発してしばらく国道140号を走って秩父湖方面に向かうと二瀬ダムがあります。二瀬ダムは重力式コンクリートアーチダムのせいか、アーチ両端の岩盤にあるモミジが非常に綺麗でした。残念ながら写真に上手く映っていませんが、「色の競演」とタイトルを付けたくなる風景でした。

水が少ないのは時期のせい?

水が少ない二瀬ダム(2020年11月)
水涸れという訳ではないと思いますが、チョット寂しい感じ

二瀬ダムのアーチが良く見える展望所に上ってみると…あれっ?えらく水が少ない。調べてみると異常ではなく意図的にそのようにしているようです。台風の時期に下げていた水位がまだ回復していないのか…?高水位時についた堤体の跡と水面の高さの差を比べると随分水が少ないのが分かると思います。この写真もちょっと上手く撮れていません。

この後、秩父市街地を経由して帰宅。秩父の弱点は渋滞です。踏切が各所にあるのと、国道299号への接続の信号タイミングが良くなく渋滞発生が頻繁です。ここを抜けると快適なツーリングなのですが、避けたいポイントの一つになってしまっています。

明日以降は次のツーリング「有間ダムの珍しい洪水吐~白丸調整池ダム~小河内ダム 3ダムを巡るツーリング」をお届けします。

1日3ダム(有間ダム、二瀬ダム、合角ダム)ツーリング - 合角ダム編

読めますか?合角ダム

合角ダム。「かっかくダム」と読みます。敢えて「ごうかく」と読ませて受験生受けする観光地化しようとしている向きもありますが、地元に失礼では?と思ったり思わなかったり。

二瀬ダムから合角ダムまでは国道140号を秩父方面に戻った後、県道37号をかなり北上します。道のりで15km以上あり始めて走ると結構不安になるくらいの距離があります。

合角ダムは中型の重力コンクリートダムです

合角ダム 左岸から堤体を望む
合角ダム 左岸から堤体を望む

合角ダムは堤体高60.9mと中型の重力式コンクリートダムです。埼玉県営の治水と利水が主目的で発電所は設置されていません。(もう一つの埼玉県営のダムは有間ダム

合角ダムの特徴

合角ダムの減勢工
合角ダムの減勢工です。直線デザインなのは「かくかくダム」だから?

合角ダムの目的は治水と利水と書きましたがこの利水は恐らく農業用水と思われます。多くのダムで放流する水の水温が低くなりすぎないように選択取水設備が備えられますが合角ダムではその説明が丁寧に掲示されていました。

選択取水設備の説明
選択取水設備の説明です。合角ダムの説明は特に丁寧。

合角ダムの堤体は下流側にある吉田元気村に向かう橋から良く見えます。

吉田元気村の手前から合角ダムを望む
ダム下流の左岸は私有地だそうです。

吉田元気村に向かう橋の手前のスペースで記念撮影…していたら怒られました。左岸は私有地だそうです。標識等はないので皆さんもうっかり入って怒られないように気を付けましょう。合角ダムの洪水吐が良く見えます。またダムは左右対称のことが多いのですが、合角ダムは対称性があまりないところが特徴です。

管理事務所も「合角」を意識していると思う

合角ダムの管理事務所
合角ダムの管理事務所 正面から見て漢字の合角っぽい?

上の写真は合角ダムの管理事務所ですが…正面から見ると「合角」っぽい?と思います。残念ながら帰宅してからそのことに気付いたのでその写真はまた次回の宿題にします。

合角ダム名物は近隣のお祭りの「透かし彫り」

  • 小鹿野の春まつりの透かし彫り
    小鹿野の春まつり 4月第3土曜日と前日@小鹿野町小鹿野
  • 塚越の花まつりの透かし彫り
    塚越の花まつり 5月4日@秩父市上吉田
  • 龍勢祭りの透かし彫り
    龍勢祭り 10月第2日曜日@秩父市吉田
  • 鉄砲祭りの透かし彫り
    12月第2日曜日と前日@小鹿野町飯田

合角ダムはさほど大規模でもなく充実した施設があるわけでもありませんが、ダム堤頂の欄干に近隣のお祭りを象った透かし彫りがあります。これは、是非一見に値する…かどうか分かりませんが、埼玉県がこの近隣にとても気を遣っていることはよく分かりました。ちなみに合角ダムのダム湖は「西秩父もも湖」と命名されています。

流石に1日に3ダムを回るのは疲れましたが、あまり寒くも暑くもなくまた渋滞も少なく楽しいツーリングの一日でした。帰りは国道299号に戻り、入間→所沢→所沢街道経由で青梅街道に抜けて帰宅しました。

1日3ダム(有間ダム、二瀬ダム、合角ダム)ツーリング - part of FUTASE Dam

有間ダム編から続きます。有間ダムから国道299号を経て国道140号をしばらく進むと…ループ橋に差し掛かりました。ループ橋を上ると滝沢ダムです。二瀬ダムは滝沢ダムより秩父側ですからどこかで入口を見落としたようです。国道140号の標識で「二瀬ダム」は表示されておらず「秩父湖」で表示されています。もしダムを目標にするときは気を付けてください。…まあ普通ナビがあるから間違わないかも。

二瀬ダムに到着

二瀬ダム前でNC750Sを撮影
手すりが邪魔ですが、この下は崖です。

二瀬ダムは国道140号線から県道278号線に入って割とすぐのところにあります。県道278号線沿いに展望所を兼ねた休憩場所があります。十分に広い場所ですが、周りのお店などを含めて古い印象です。二瀬ダムが竣工したのが1961年ですからその時に一緒に造られたとすれば当然かもしれません。

二瀬ダムはアーチが美しい

二瀬ダムを展望所から望む
やや汚れた堤体に苔だけでなく蔦が這っているのが特徴的?

二瀬ダムは建設当初アーチ式コンクリートダムとされてきました。実際堤体を見たときのアーチが美しく、浦山ダム滝沢ダムのような重力式コンクリートダムとは趣がかなり異なります。なお休憩所兼展望所は県道278号線沿いの二瀬ダム手前にあり、この道を進むとダム上の道路を通って三峯神社に至ります。

アーチ式コンクリートダムとされてきた二瀬ダムですが、近年では重力式コンクリートダムの側面もあるとして重力式アーチダムとされています。別にダムの設計が変わったわけではなく単なる分類上の呼び方が多様化しただけです。

二瀬ダムの堤体を右岸から望む
洪水吐のスキージャンプ台的な流路が特徴的です

県道278号線はダムの堤体を通りますがこの区間は信号のタイミングで上下交互通行になっています。このため、信号の待ち時間が結構長いのですが異常ではなく仕様です。実際、堤体上の道路は広くはなく乗用車でも行き違いは無理です。信号はちゃんと守りましょう。

ダム堤体を渡り切って右岸からダム堤体を撮影したのが上の写真です。スキーのジャンプ台に似た洪水吐の流路が特徴的です。二瀬ダムの主な目的は荒川水系の治水ですが、水力発電も行われており発電所はこのスキージャンプ台の下にあります。また写真の上の方につづら折りの歩道が見えていますが、ここを上ると二瀬ダムを俯瞰することが出来ます。

上から見るアーチはなお美しい

二瀬ダムの美しいアーチ
アーチ式コンクリートダムのアーチはやはり美しい

二瀬ダムの堤体と堤頂を左岸展望台から撮影しました。狭いアーチ状の堤頂を県道278号線が通っているのが特徴的です。またアーチの端辺がいかにも固そうな岩肌に突き刺さっているような風情は力強さを感じさせます。前述しましたが県道278号線を山の方に上っていくと三峯神社があり公園もあるので意外と交通量が多いです。

二瀬ダムの洪水吐
洪水吐もアーチデザインになっているのが面白いです

二瀬ダムの洪水吐はダムに合わせているのかこれもアーチ状になっていて非常に面白いです。もう少し丁寧に取材したかったのですが、雨も降ってきましたし今日のテーマは1日3ダムのツーリングなのでほどほどなところで切り上げて、合角ダムに向かいます。

合角ダム編に続きます。

1日3ダム(有間ダム、二瀬ダム、合角ダム)ツーリング - 有間ダム編

1日3ダムのソロツーリング

某日、二瀬ダムと合角ダムをめぐるソロツーリングを検討していたところ、奥多摩の手前、軍畑から都道53号(青梅秩父線)に抜けると途中で有間ダムに寄ることが出来ることに気付いて1日3ダムのソロツーリングに出発しました。ちなみに管理人の好みで軍畑から都道53号に抜けましたが、青梅から直接向かうのが最短です。

有間ダムに到着

有馬ダムの前でNC750Sを撮影
有馬ダムの前でNC750Sを撮影

有間ダムは都道53号線から少し入ってすぐのところにあり、道に迷わずに行けます。更に道路沿いに目立つ形で上の写真の「有間ダム」の石碑があります。まずは記念撮影。なお有間ダムのダム湖は「名栗湖」と名付けられています。NC750Sの後ろツツジの植栽に隠れていますが「名栗湖」の石碑もありました。

有間ダムは埼玉県営ダムの第1号

彩の国 有間ダム
有馬ダムの堤頂は普通の道路です

有間ダムは1986年竣工の埼玉県営のダムです。埼玉県営のダムは2020年時点で2ダムあり有間ダムと合角ダムです。(埼玉県のHPには権現堂調整池の堰も記載されていますが堤高が15m以下なので、ここではカウントしません。)上の写真の「彩の国 有間ダム」の表示も埼玉県推しの雰囲気を漂わせています。

有間ダムは中央土質遮水壁型ロックフィルダム

有間ダムの堤体と下流側
単なる山にしか見えませんがダムの堤体です

上の写真は有間ダムの堤体を堤頂から撮影したものです。ロックフィルダムは夏が近づいてくると草が生えてきて単なる山に見えてしまいます。有間ダムの特徴は機械稼働の要素がほとんどなく放流も洪水吐からの自然越流(ある水位に達するとその分だけ下流に放流される)方式です。肝心の洪水吐の写真を撮影するのを忘れたので次の機会に必ず撮影しようと思います。道のりはまだ長いので都道53号に戻って秩父方面に向かいます。

左側の青い構造物の奥に洪水吐がある模様

道の駅芦ヶ久保は定番の休憩所

道の駅芦ヶ久保で出会った燕の親子
以前にツバメの急旋回を撮影した道の駅芦ヶ久保ではツバメが子育て中でした

都道53号線を秩父方面に抜けて国道299号線に合流してすぐの場所に道の駅 果樹公園あしがくぼ があります。ここは駐車場、駐輪場も広く、小川の流れる風景も管理人お気に入りです。そういえば以前にもここで休憩しツバメを撮影しました。今回は巣作りも終わって、子育ての真っ最中のようでした。親ツバメがひっきりなしに餌を採ってきては子供に与えていました。子供の姿を見るにまだ巣立ちまでは少しかかりそう…世の中の親ってのは大変だ。

NC750SとNC750X
赤いのが愛車NC750S、その奥は兄弟ともいえるNC750X

駐輪場はたくさんのバイクが止まっていましたが、愛車NC750Sの兄弟NC750Xが止まっていました。こうやってみると確かにそっくりというかマフラーを含めたリア周りは全く一緒です。このNC750Sの手前にはRGVΓ(’96年式?)が停まっていますが、ブルーのLucky Strikeペイントは結構珍しいんじゃないかと、このブログを書くときに気付いた次第です。

この後、二瀬ダムに向かいます。 続く

秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリング(滝沢ダム編)

某日のソロツーリングの続きです。恐ろしいヤマメの先は…行き止まりでした。そのまま国道140号まで引き返して滝沢ダムに向かいます。滝沢ダム手前には不動滝付近広場と呼ばれる滝沢ダムの堤体が良く見える広場があります。ここで一先ずNC750Sを停めて周辺を撮影。

  • 滝沢ダム下流の中津川
    清流ではありますが、激流の一歩手前です。
  • 滝沢ダムとループ橋
    滝沢ダムの堤高を国道140号線で登るために巨大なループ橋がかけられました
  • 放流中の滝沢ダムを下流側から望む
    ダム堤体の下側がやや霞んでいるのは放流の水しぶきの影響です

時期的に放流があるのでしょうがダム下流は清流を通り越して激流一歩手前です。140号の雷電廿六木橋(通称ループ橋)の向こうにダムの堤体が見える景色は非常に特徴的です。堤体に近づいていくと放流されている様子が遠くに見て取れました。滝沢ダム近辺のこの一帯は徒歩で散策できるように整備されていますが管理人が撮影したタイミングではCOVID-19の影響で途中で閉鎖されていました。

不動滝付近広場から出発してループ橋を通って滝沢ダム堤体に向かいます。ループ橋上からの堤体の様子は絶景ですが、写真を撮影するわけにもいかず残念。これは是非、実際に行ってみて体験していただきたいものです。

滝沢ダムの堤体からの絶景

滝沢ダムからループ橋を望む
滝沢ダムから下流側を望むとループ橋の全容が分かります

滝沢ダム堤体からの絶景です。滝沢ダムは先に訪れた浦山ダムに比べるとやや低い132mの堤高ですが堤頂長は長く貯水量でほぼ同じ大規模なハイダムです。ほぼ同時期に計画されたためか(但し浦山ダム竣工時期にやっと滝沢ダムは着工)ダム周りの階段や常用吐、洪水吐、減勢工などの印象が似ています。

  • 滝沢ダムのダム湖
    このダム湖は奥秩父モミジ湖と命名されています。
  • 滝沢ダムの放流とつり橋
    滝沢ダムの通常吐とつり橋が見えます
  • つり橋と放水と人
    つり橋に人がいます。放水の規模が大きいことがわかります

滝沢ダムの名物はやはり堤体から見るループ橋を含んだ人工物と自然の織りなすダイナミックな風景です。ループ橋はそもそも滝沢ダムの堤高を一気に道路で上るために作られておりその意味でも滝沢ダムからその風景を望むのは乙なものです。

秩父重力式コンクリートハイダム巡りのツーリング

滝沢ダムでNC750S
記念撮影です。付属のヘルメットホルダー使用中。

この日は国道140号沿いの浦山ダムと滝沢ダムをめぐる写真撮影のソロツーリングでした。残念ながら天気は曇り時々雨で恵まれたとはいえませんでした。しかし両ダムとも威容は非常に印象的なものでしたし、風景も楽しめました。

なお次回以降は同じく国道140号からアクセスできる二瀬ダム、合角ダムの撮影ソロツーリングの様子をお伝えする予定です。

秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリング(清流に恐ろしいヤマメを見る!編)

某日のソロツーリングで浦山ダムを後にして県道73号を清流の上流に走り名栗方面に向かいました。

浦山川の上流
浦山川の上流はこの時期新緑が美しい渓谷です

浦山ダムの上流は浦山川

この清流は浦山川です。下流に下ると浦山ダムのダム湖である秩父さくら湖に繋がっています。この川沿いに県道73号線が走っていて地図上は名栗方面に抜けていますが、浦山渓流フィッシングセンターの先で通行止めになっています。

河童が釣りしてる

河童が釣りしてる!
河童が釣りしてるけどその先は?

浦山川沿いに県道73号線を上流に向かって走っている途中、色々なオブジェ?が飾られている一帯がありました。川に降りる階段では河童が釣りをしていて…その先は何だろうかと最初は分かりませんでした。川に降りてみようとNC750Sを道路わきに止めて階段から分からない像を見ると…

恐ろしい…ヤマメ(山女魚)

恐ろしいヤマメ
乳房も目立ちますが、本を読んでいる風なのが気になります

…何?最初見たときのインパクトが強すぎて何の像なのかさっぱり分かりませんでした。背中の特徴的な模様をみて…山女魚…ね。やっと気づきました。さきほどの河童はヤマメを狙って釣りをしている構図なのでしょう。この写真を撮影したのはまだ禁漁時期でしたが実際この近辺解禁になると渓流釣りが楽しめる比較的有名なポイントのようです。しかし、この山女魚が釣れると…恐ろしいかも。

県道73号線を引き返して国道140号線まで戻り滝沢ダムに向かいました。続く。

秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリング(浦山ダム編)

某日、秩父の浦山ダムと滝沢ダムにソロツーリングに行ってきました。経路は所沢街道を抜けて299号線から140号線です。浦山ダムは秩父に入ってすぐ、140号線に入って左手に武甲山を見ながらしばらく走ったあたりに入口があります。まず、ダムを下から見るためにダム下流広場の標識に従って走ると、いい感じの橋があり…

浦山ダム下流の橋
ダムの撮影に最適な橋があります

日本で2番目の高さを誇る!

浦山ダムの堤体
浦山ダムの堤体を下流側から望む

橋から川の上流側を見ると浦山ダムの堤体が見えます。大きい!が印象です。正直に言うと「裏山ダム」と思って市街地から近いし小さなダムをイメージしていました。重力式コンクリートダムとして日本で2番目の高さを誇ります。

ダム堤体からの風景

秩父さくら湖(浦山ダムのダム湖)
浦山ダムのダム湖は「秩父さくら湖」と名付けられています

浦山ダムのダム湖は「秩父さくら湖」と名付けられています。国道140号線からアクセスしやすい埼玉県の比較的新しいダムのダム湖は浦山ダムの「秩父さくら湖」、合角ダムの「西秩父桃湖」、滝沢ダムの「奥秩父もみじ湖」と少し洒落た名前が付けられています。ちなみに140号線沿いには二瀬ダムもありますが、こちらは「秩父湖」…普通です。恐らく竣工時期が昭和30年代初頭であまり観光とか意識していなかったものと思われます。

浦山ダムから市街と武尊方面を望む
手前が秩父市街地、奥には天気が良ければ武尊山が見えるそうです

ダムの堤体から下流側を望むと秩父市街地を手前に天気の良い日には武尊山や日光連山辺りまで見通せるようですが…この日は曇り模様でかすんでいました。

浦山ダム名物は触るオブジェ

触れない鯉の後生車
触らないで の文字が切ない

私の勝手な判断によると浦山ダムの名物はオブジェです。上の写真は「鯉の後生車」。[ 「恋のお願い聞いてください後生だから」といって、一回、二回、三回と車を回すと願いが叶います。 ] との説明が付いたこのオブジェもコロナの影響で「触らないで」と書かれているのが切ないです。他にも「安産守尊像」や「五穀豊穣の亀」などのオブジェクトがありますが…是非ダムに行ってごらんになってください。

実用一辺倒のダムですが…

浦山ダムの堤体を側面から望む
浦山ダムの堤体を側面から望む

ダムは実用がまず重要ですが、設計者の意図なのか少しデザイン要素が伺える部分もあります。浦山ダムの場合、堤体上部のアーチ型のデザインが特徴的です。

NC750Sと記念撮影

NC750Sの記念撮影@浦山ダム
最近ヘルメットはホルダーに架けてます

最後にNC750Sと記念撮影。この後、県道73号線を名栗方面に抜けようとしましたが…通行止めでした。引き返して、滝沢ダムに行くことにしてダムツーリングシリーズが開幕したのです。

フルーツラインから秩父に抜ける国道140号線で広瀬ダムに寄る(ソロツーリング)

フルーツラインは若い実で一杯

某日、奥多摩から甲州に抜けてフルーツラインを通って、国道140号で秩父に抜けるルートでソロツーリングに行ってきました。日本で一番長い小説は「大菩薩峠」と言われていますが、奥多摩から甲州に抜ける途中に大菩薩峠に向かう道がありました。が…そちらには向かわず、フルーツライン方面へ。

フルーツラインの看板
フルーツラインの周りはその名の通りブドウ、モモの果樹園がです

フルーツライン沿いの果樹園前で記念撮影…設定ミスで露出オーバーになっています。この時期フルーツライン周辺の果樹園には桃とブドウの極若い実がなっていました。

ブドウの芽と極若い実
ブドウの極若い実がついていました。

特徴的なブドウの葉と蔦が空を向いて伸びている姿は正に「初夏」という感じでした。フルーツラインを国道140号方面に抜けると走りやすい道が続きます。しばらく緩いワインディングを進むとロックフィルダムの堤体らしきものが見えてきました。休憩を兼ねて寄ることにするとそこは広瀬ダム。山梨県が運営する多目的ダムです。

ダム堤体が国道から見える広瀬ダム

  • 広瀬ダムの看板
    広瀬ダムの看板です
  • 広瀬湖全景
    ロックフィルダムのダム堤体と水+山々のコントラストは絵になります
  • 広瀬ダム下流側の堤体
    下流側のダム堤体は国道140号から見えます。
  • 広瀬ダムの横越流堤
    広瀬ダムは洪水吐に加えて側面に越流堤があるのが特徴です

広瀬ダムは多目的ダムで治水、灌漑、上水取水、発電などが行われていますが、当初の目的は主に治水だったようです。笛吹川下流流域は盆地になっていることから水害が多い地域だったので昭和40年代から着工し昭和50年に完成しました。意外なことに当時、広瀬ダムは山梨県初の多目的ダムだったそうです。(現在では同じ笛吹川水系の琴川ダムも多目的ダムです。)

雁坂トンネルを抜けて秩父に至ると武甲山が…

更に国道140号線を進むと料金所があります。国道なのに有料道路なのか…と思いつつ後日無料区間を探したら…ないのです。なんと国道140号線の無料区間は「登山道」になっていて自動車では通行できません。この区間は昔から難所「秩父往還」として有名です。有料区間には「雁坂トンネル」があります。これが長い!日本の一般国道の山岳トンネルとして一番長い「6,625m」。2輪(軽車両)での通行料金は590円。長ーいトンネルを抜けて特徴の多い140号線を抜けて平地に降りてくるとそこは秩父。

武甲山の山容
非常に人工的である意味威容でもあります

武甲山の魁偉な姿が望めます。武甲山は明治初期までは秩父の名峰として有名でした。明治中期から石灰岩の採掘がはじまり現在に至っては上の写真のような姿になっています。管理人出身の高知県にも鳥形山という同じように削られちゃった山があります。同じようなものかあと思いつつ、秩父の市街地から簡単に姿が望める武甲山の方が痛々しくも魁偉な感じを受けました。多分削られた分は、都心のビルの材料として使われていることでしょう。

この後は道の駅芦ヶ久保に寄ってから秩父青梅線を経由して帰宅しました。