ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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穴内川ダムツーリング

高知市街地から意外と近い穴内川ダム

穴内川ダムは高知市街地からは国道32号線を高松方面に向かい30km弱、穴内川にかかる繁藤橋を過ぎてすぐ県道268号線に入ってしばらく山に登った場所にあります。

国道32号線は幹線ですが、並行して高知自動車道があり比較的交通量が少なくバイクツーリングには最高です。県道268号線は…よくある山間部の県道なりに狭いです。が、意外と交通量があるので注意。

穴内川ダム到着

穴内川ダム到着
穴内川ダム到着

穴内川ダムは県道268号線沿いにあり絶対に見落とすことはありません。駐車駐輪場からダムのゲート設備までが最も近いダムの一つかもしれません。(そんなランキングはどこにもないと思いますが。)

駐車場スペースからもダムを愛でることが出来ますが…かなり高度感があります。ダム堤体だけでなく両岸もかなり切り立っていて、高所恐怖症気味の管理人にとってはかなり怖い感じです。

穴内川ダムは中空重力式コンクリートダム

穴内川ダムの構造・諸元
穴内川ダムの構造・諸元

穴内川ダムは全国に13基しか現存しない「中空重力式コンクリートダム」です。コンクリートが高価な時期(38年竣工)に建設されて、使用量を少なくするためにこのような構造が採用されました。バットレスダム丸沼ダムもコンクリートを節約するための構造ですが、竣工年は丸沼ダムの方がかなり早く昭和3年。ある程度の規模になるとバットレスダムは建設が難しいのだと思います。

ダムの目的はP(発電)のみ。当初、洪水調整機能も持たせるよう計画されていたようですが、利権調整がうまくいかず四国電力が単独で事業を進めたとか。いつの世もダム建設は物議を醸します。

高度感がある穴内川ダムの天端通路

穴内川ダムの天端通路
穴内川ダムの天端通路

コンクリートを節約するためかもしれませんが、穴内川ダムの堤体と天端は中空の天端の上にかさ上げの垂直の壁が追加されたような構造です。そして、天端が狭い。結果的に高度感が強いです。その上、ゲート部は写真のような橋が架かっていて、その橋の両端に階段があるという独特さ。この階段と橋が高度感があり正直ちょっと怖いです。

どこかで見たようなクレストゲート導流部

穴内川ダムのクレストゲート導流部
穴内川ダムのクレストゲート導流部

穴内川ダムのクレストゲート導流部です。スキージャンプ台に似た構造で、奥秩父の二瀬ダムの導流部に似ていると感じました。二瀬ダムの竣工年は昭和36年。当時の導流部の設計ではこのような形状が流行っていたのかもしれません。

穴内川ダム堤体を右岸から
穴内川ダム堤体を右岸から

狭い天端通路と切り立った堤体の様子がよく分かると思います。また天端通路近くと堤体本体の境界があるのが分かるでしょうか?上部の方が傾斜が強く、堤体本体でやや傾斜が緩くなってます。緩くといっても通常の重力式コンクリートダムより傾斜がきついように思います。

穴内川ダムのクレストゲートと堤体
穴内川ダムのクレストゲートと堤体

穴内川ダムのクレストゲートは2門のラジアルゲートが左岸側にかなり寄って設置されています。また中空式コンクリートダムの強度を持たせるためか、独特の堤面構造が見えています。

穴内川ダムを下流側から望む

穴内川ダム堤体を下流から
穴内川ダム堤体を下流から

穴内川ダムの堤体はダムに向かう道で直前の「行き止まり」表示されている分かれ道で左側に向かうと橋がありその橋を超えて少し行った場所でベストショットが撮影できます。手前は穴内川ですが水がある程度あるので、時々堤体下部に見える低水位放流施設から放流があるのでしょうか?明示された目的がPのみとはいえ、下流には畑もあり慣行利水権にはある程度配慮する必要があるように思えます。

穴内川ダムとNC750S
穴内川ダムとNC750S

NC750Sと穴内川ダム。この右側を下りていくと堤体直下の広場に行けそうです。が、チョットしたダートでNC750Sで進む気にはなれずここで撮影して終わりにします。

穴内川堤体から聞くウグイス

穴内川ダム堤体近くではウグイスがよく鳴いていました。またよく聞いているとキツツキの木を叩く音らしいのも聞こえてきます。少し音量低いので聞きやすい音量に調整してお楽しみください。

次回は仁淀川中流域を予定。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 大橋堰堤のランプ特集

大橋堰堤のランプがおしゃれ

大橋堰堤のランプと機械室(2021年5月)
大橋堰堤のランプと機械室(2021年5月)

大橋堰堤の天端は自動車が通れる道路になっていますがその照明がこのランプ。ダム建設当初からあるものではないでしょうが、オシャレです。多分昔からオシャレなランプがあったのが引き継がれてきたものと思われます。奥はクレストゲートの機械室。ワイヤーやプーリーが見えています。

大橋堰堤のランプと天端(2021年5月)
大橋堰堤のランプと天端(2021年5月)

上の写真は右岸側から撮影したものですが、この写真は左岸側から。大橋堰堤は堤長が短いのであちこち歩いて撮影するのが楽です。大渡ダムとか小河内ダムは堤長が長いのでダム天端を往復するだけでも結構な運動になります。

本川大橋方面を望む

大橋堰堤のランプと本川大橋(2021年5月)
大橋堰堤のランプと本川大橋(2021年5月)

奥に赤く見えているのが本川大橋です。この写真の左側に本川発電所とエネルギープラザ本川がありますがこの角度では見えません。本川発電所は四国で最も発電出力の大きい水力発電所(揚水)です。大橋ダムは揚水発電の下池として利用されており上池は稲村ダム。このダムは未取材なので今後の宿題です。

次回は分水第四発電所へ。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 大橋ダムへ

さめうら湖を後にして

さめうら湖(2021年5月)
さめうら湖(2021年5月)

写真はさめうら湖です。早明浦ダムの堤体を渡って写真撮影を…と思いましたが工事中のため天端は通行禁止になっていました。さらなる撮影は諦めてさめうら湖を後にして大橋ダムに向かいます。県道17号線をさめうら湖に沿って上流に向かいますが…途中で通行止めになっていました。がけ崩れが発生したようです。う回路は県道265号線。県道17号がさめうら湖の北側、265号が南側を通っていますが、17号は幹線なので道路状況が良いですが265号は舗装はされているもののかなり狭いです。

大橋ダムは県道17号からよく見える

大橋ダムとNC750S(2021年5月)
大橋ダムとNC750S(2021年5月)

う回路の県道265号から県道17号に戻ってしばらく走ると大橋ダムが見えてきます。ここはダム堤体がコンディションの良い公道からよく見える特徴的な場所です。NC750Sを停めて記念撮影。なお、早明浦ダム側(吉野川下流側)からアプローチするとこの場所の手前に大橋ダムへの入り口があります。この入り口から大橋ダム天端への道は路面は良いのですが急斜面急カーブの道です。

大橋ダムの天端

特徴的な大橋堰堤(2021年5月)
特徴的な大橋堰堤(2021年5月)

大橋ダムは吉野川の上流部にあり、天端入り口左側に掲示されているように「皇紀二千六百年十月」(1940年)で戦前に竣功した大規模なダムの一つです。また当初の名称は「大橋堰堤」でダムという言葉が使われていません。更に特徴的なのはダム天端の欄干にあるライトがおしゃれ。小さく見えていますが、アップの写真は次回に。

次回は大橋堰堤の周りの写真を掲載。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング 早明浦ダムの立ち位置

「四国のいのち」

四国のいのち(2021年5月)
四国のいのち(2021年5月)

早明浦ダムには「四国のいのち」の揮毫がある石碑が立っています。この言葉は当初「四国はひとつ」になる予定だったのですが、ダム建設地の県知事が「水は一つになったが、他のことはまだまだ」といって反対しこの言葉に落ち着いたとか。

四国は東西に山地が走っているため、山地の南部(高知県)で雨が多く、北部(香川県、愛媛県、徳島県)では降水量が少ないです。四国に降る雨のイメージとしては2/3が高知県に降るものの人口で見ると高知にいるのは1/5で、水需要が大きい地域に水が少ない地勢になっています。

徳島4割、香川3割、愛媛2割5分

四国のいのちの説明(2021年5月)
四国のいのちの説明(2021年5月)

残りの高知は4%です。上の看板を見ると四国四県で円グラフの面積が同じになっていますが中の数字に注目してください。高知と徳島では10倍以上早明浦ダムからの取水量が異なっています。また香川は特に降水量が少ない地域にも関わらず最も人口が多い地域で早明浦ダムから導水した香川用水への依存度が高い地域です。四国四県それぞれ個性がありますが、こと「水」という点では過去にもめ事が多かったとも言えます。

高知県内でもダムの固定資産税は所在地の本山町と土佐町に入りダム湖に沈む大川村には入らないなどもめ事要素満載です。

ちなみに高知県は人口が少ないうえに県庁所在地の高知市比較的近くに大渡ダムや鏡ダムまた仁淀川、鏡川水系の取水場があり地下水も豊富なため早明浦ダムへの依存度が低くなっています。

それでも早明浦ダムは四国のいのち

早明浦湖とダム堤体(2021年5月)
早明浦湖とダム堤体(2021年5月)

様々な紆余曲折を建設され、今でももめ事が時々ある早明浦ダムですが逆に言うと早明浦ダムの水源としての重要性が理由です。ちなみに早明浦ダムは関東でいうと小河内ダム位の規模ですが、ダム湖のさめうら湖は奥多摩湖の倍程度の水量があり、その水量をもって四国を支えています。

次回は早明浦ダムを出発して大橋ダムに向かいます。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング ダム直下のビオトープ

堤体側からキャンプ場側を見る

早明浦ダム直下流の水たまり(2021年5月)
早明浦ダム直下流の水たまり(2021年5月)

ダム堤体側からNC750S を停車したキャンプ場側を見るとこんな感じです。水が溜まっていますが、この水は流れていません。この小道を含めて写真に写っている場所はダムが本格的に放流するとすべて流路になります。時々完全に水没するので大きな木は生えておらず、たくさんの野草が見られます。

遠くに見えているのは県道263号線。早明浦ダムが本格的な放水をする様子はここから撮影されたものが多いです。

シランが目立っていた

早明浦ダムのシラン(2021年5月)
早明浦ダムのシラン(2021年5月)

綺麗に咲いていてよく目立っていたのがシランです。野生のものはかなり珍しいらしいのですが、栽培種が自然環境に逸漏してあちこちで良く咲いています。観賞用の種類なので花も大きく美しい。

ミズタビラコというらしい

早明浦ダムのミズタビラコ(2021年5月)
早明浦ダムのミズタビラコ(2021年5月)

キュウリグサに似た小さな白い花がたくさん咲いていました。花の付き方がキュウリグサとは少し違うので調べてみるとミズタビラコという別の種類の野草でした。写真で見ると可愛らしい花ですが、右に写りこんでいるスギナの大きさと比べると小ささがわかると思います。まあまあ頑張って撮影しています。

水たまりにはアメンボ

早明浦ダムのアメンボ(2021年5月)
早明浦ダムのアメンボ(2021年5月)

人生史上初めてアメンボを凝視しました。気づいたことは、やっぱり昆虫。よく見ると中心の大きいアメンボには羽がありませんが、写真右上の個体には羽があります。調べてみるとアメンボって飛ぶんですね。この年になって初めて知りました。まあ、早明浦ダムに行ったのも初めてなんですが。

次回も早明浦ダム周辺の風景を紹介します。

国道439号+早明浦ダム+大橋ダムツーリング

早明浦ダムは国道439号からすぐ

早明浦ダムとNC750S(2021年5月)
早明浦ダムとNC750S(2021年5月)

ダムツーリング次の目標は四国最大のダム、早明浦ダムです。ちなみに経路は国道194号→国道439号。国道439号はヨサクのあだ名で知られる有名な酷道ですが194号から早明浦ダムまでの経路は非常に整備されて走りやすくなっています。

早明浦ダムは吉野川流域の上流、高知県長岡郡本山町と土佐郡土佐町にまたがり、治水や上水道や発電を含む様々な利水を目的とした重力式コンクリートダムです。ダムも大きいですがダム直下流の広場(キャンプ場?)も広いです。

距離感が分かるようにダム堤体の前にNC750Sをおいてキャンプ場の橋の方から撮影したのが上の写真です。右側の親子連れとNC750Sの大きさ関係を見ると距離がどんなものか分かると思います。実際にはダム堤体から300mくらい離れて中望遠で撮影しています。

ダム堤体直下に続く小路

早明浦ダム堤体に続く小路(2021年5月)
早明浦ダムとNC750S(2021年5月)

NCを停めたキャンプ場の堤体よりの橋からは小路があって堤体にさらに近づくことが出来ます。もうススキが穂を出していたのが印象的です、また小路の周りには色々な野草(これは後日紹介)が咲いていました。コンジットゲートが2箇所堤体下部に見えています。

更に進んで減勢工の直下流から

早明浦ダムを減勢工直下流から(2021年5月)
早明浦ダムを減勢工直下流から(2021年5月)

更に進むとダムの減勢工直下流で立ち入ることが出来ます。更に柵なども設置されていないので水面を触ることも出来ます。勿論、ダム堤体下の正面に見えるコンジットゲートから放流があるときは立ち入り禁止になるのでしょう。とは言え、通常は写真右に見えている水力発電所、早明浦発電所側から放流されるのでコンジットゲートからの放流は通常はないそうです。

ちなみに早明浦ダムのダムカードはクレストゲートの放水で、この写真を撮影した場所が余裕で流路になっている写真が採用されています。(水資源機構の早明浦ダム公式で見ることが出来ます。)

次回は小路の野草とか紹介しようかと。

2つの堰堤を巡るツーリング(7)-長沢ダム下流

記念撮影して国道194号に戻ります

伊吹山(四国)と長沢貯水池、NC750S(2020年12月)
伊吹山(四国)と長沢貯水池、NC750S(2020年12月)

長沢ダム近辺を歩き回って十分撮影もしたのでそろそろ帰途につきます。その前に記念撮影。ピントが甘く、写真がボケ気味なのは腕の問題もありますが、古いレンズ(1976年発売 FD80-200mm F4 S.S.C.)を使用してみました。

同じレンズでツバキを撮影

長沢ダムのヤブツバキ(2020年12月)
長沢ダムのヤブツバキ(2020年12月)

この写真はやや手ブレしています。200mmの望遠で手ブレ補正なしだとこんなものか?この日はこの時間帯やや曇っていたので、もう少し明るければシャッタースピードを上げることもできたのでしょうけど…。あるいは感度(ISO1000)とかで撮影する手もあったのですが…キリがないのでこのレンズでの撮影はいったん終了。昔のカメラはいろいろ大変だったのだと実感。

銘石がゴロゴロと…

長沢ダム下流の風景(2020年12月)
長沢ダム下流の風景(2020年12月)

長沢ダムの下流を望みます。川には庭石になりそうな石がゴロゴロと転がっています。今でこそ河川法で取り締まりが厳しくなっていますが、おおらかな昔は勝手に持っていく人も結構いたそうです。

長沢取水堰はとても目立つ

長沢取水堰(2020年12月)
長沢取水堰(2020年12月)

長沢ダムの下流にある長沢取水堰です。堤高が15mに満たないので正式にダムではなくて堰です。この長沢取水堰はハッキリした情報がないのですが近隣の上水道水源になっているようです。

これで、大橋ダム、長沢ダムの2堰堤をめぐるツーリングの写真掲載は終わり。明日からまた別のシリーズを掲載します。

2つの堰堤を巡るツーリング(6)-長沢ダムから見る風景

長沢ダムは結構寒い(大橋ダムも)

長沢貯水池と凍った水たまり(2020年12月)
長沢貯水池と凍った水たまり(2020年12月)

「南国土佐を後にして~♪」の印象が強いせいか高知県は冬暖かいイメージですが、高知市の1月の最低平均気温は東京とほぼ同じです。吉野川上流の大橋ダムや長沢ダムがある地域は標高600m程度ですから、例えば小河内ダム+奥多摩湖近辺の気候に近いです。なので、冬季は水たまりは凍りますし、道路も凍結注意です。(撮影の日は暖かい日を選んでいますが、それでも水たまり凍結中。)

真新しい来歴不明の神社

之人堤神社の鳥居(2020年12月)
之人堤神社の鳥居(2020年12月)

長沢ダム右岸には「之人堤神社」があります。本当に最近(令和二年)建立されたばかりの神社ですが来歴も祭神も全く分かりません。一般的にダム近辺には記念碑やダム建設で亡くなった人たちの慰霊碑は立っていますが、神社は珍しいように思われます。

長沢ダム天端から伊吹山?を望む

長沢ダム天端から見る伊吹山(2020年12月)
長沢ダム天端から見る伊吹山(2020年12月)

長沢ダムの左岸天端から伊吹山と思われる山体が綺麗な姿を見せていました。1500mを超える頂上付近には雪が積もっています。

山は経験もない上に詳しくないので高度地図から方向と山体を頼りに探しています。もし山の名前が違っていたらコメントで優しく教えてください。

次回は長沢ダム近辺の風景最終回を掲載します。

2つの堰堤を巡るツーリング(5)-長沢ダム

長沢ダムを下流側から望む

長沢ダムと送電設備(2020年12月)
長沢ダムと送電設備(2020年12月)

長沢ダムの下流側の堤体は県道40号から分かれて、発電所へ向かう小さな道路を下っていくととてもよく見えます。黒ずんだコンクリートの風情が建設が古いことを物語っています。大橋ダムより若干後の竣功が1949年ですから実際古いです。

長沢ダムに到着

長澤堰堤の表示(2020年12月)
長澤堰堤の表示(2020年12月)

長沢ダムの天端に到着しました。大橋ダムと同じく「長澤堰堤」の表示。やはり昭和30年代頃まで「ダム」標記は少なかったのかもしれません。但し現在の正式名称は「長沢ダム」です。

長沢貯水池を望む

長沢貯水池を望む(2020年12月)
長沢貯水池を望む(2020年12月)

長沢ダムのダム湖は「長沢貯水池」です。この辺も大橋ダムと同じです。長沢ダムからの風景は瓶ヶ森林道が通っている山体に特徴があります。山体を大きく削って林道を通しているのが良く分かります。写真左上の方に削られた山が見えていますがおそらく子持権現山付近と思われます。

明日も長沢ダム周辺の風景を掲載します。

2つの堰堤を巡るツーリング(4)-長沢ダムに移動

よんでんエネルギープラザ本川

よんでんエネルギープラザ本川(2020年12月)
よんでんエネルギープラザ本川(2020年12月)

大橋貯水池を右手に臨みながら上流側に少し走ると本川発電所と「よんでんエネルギープラザ本川」が見えてきます。さまざまな展示があるらしいのですがこの日は長沢ダムも撮影したかったので入館せずに通り過ぎます。「地域と共に」の植え込みが印象的です。

大橋ダムの堤体が良く見えます

上流から大橋ダム堤体を望む(2020年12月)
上流から大橋ダム堤体を望む(2020年12月)

大橋発電所から少し進んだ道沿いからは大橋ダムの堤体が良く見えます。これだけ上流側、下流側双方から堤体が良く見えるダムは古いダム(例えば相模ダムは下流側から公道からは見えにくい)ではあまり多くない印象で、写真撮影も楽しめます。

長沢ダムはごく近い

県道40号から長澤ダムを望む(2020年12月)
県道40号から長澤ダムを望む(2020年12月)

国道194号に戻り、高知市側に少し走って県道40号に入ってしばらく行くと次の目的地の長沢ダムが県道からちらっと見えます。県道40号は高知県側から石鎚山方面に向かうメインのルートです。温暖な気候の四国とは言え冬季は2輪で山の方まで行くのは躊躇われますが、夏の時期には一度行ってみたいルートの一つです。

明日は長澤堰堤こと長沢ダム周辺の風景を掲載します。

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