ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

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上日川ダム ダムツーリング

週末には温泉旅行を楽しんだその後の火曜日は祝日でお休み。天気はちょっと曇りがち…でも降水確率0%、ツーリングに行かない手はありません。目的地は柳沢峠で富士山の様子をみて、見えているようなら上日川ダム、見えないようなら…どうしようで出発しました。

柳沢峠は雲隠れ気味の富士山

柳沢峠から雲に隠れ気味の富士山(2021年11月)
柳沢峠から雲に隠れ気味の富士山(2021年11月)

東京都心を出る頃は空は一面の雲でした。更に奥多摩は「キリ」。こりゃダメかなと思って奥多摩湖まで降りてくると青空がのぞいてきました。日頃の行いが良いからねっ!と勝手なことを思いつつ柳沢峠。うーん、雲が多いなあ…こんな時は↓

柳沢峠で麦とろ定食(2021年11月)
柳沢峠で麦とろ定食(2021年11月)

雲の流れが速いので少し時間を置いたらどうだろうと思って、腹ごしらえにします。柳沢峠名物麦トロロ。結構ボリュームがあり、完食したらちょっと胃にもたれた…年のせいか?

待てば海路の日和ありというが

柳沢峠からみる富士山(2021年11月)
柳沢峠からみる富士山(2021年11月)

待ったかいあって、雲が良い感じに切れて富士山が良く見えるようになっていました。全く雲がない様子も魅力的ですが、雲と富士山との対比も悪くはありません。

富士山をバックにNC750Sの記念撮影(2021年11月)
富士山をバックにNC750Sの記念撮影(2021年11月)

ちゃんと富士山が見えているうちに記念撮影を…と思って撮影している間にも雲のかかり具合が変わって上の写真よりかなり雲がかかってしまいました。かろうじて頂上が見えています。

記念撮影を終えて、この分なら上日川ダムからもある程度は見えるだろうことを想定して大菩薩ラインを下って塩山停車場大菩薩嶺線に入って上日川峠方面に上っていきます。この道はやや狭いのと急カーブが多い上にたまに不慣れな4輪車が車線を膨らんでくることがあるので警笛を鳴らしまくって警戒しながら走ります。

上日川峠手前の絶景

上日川峠の手前の絶景(2021年11月)
上日川峠の手前の絶景(2021年11月)

上日川峠の手前で植林したばかりで植栽が低く見晴らしが良い場所があります。ここからは大菩薩湖、上日川ダム、富士山が良く見え私のお気に入りポイントの一つです。写真下に見えている水面が大菩薩湖、その奥の壁が上日川ダムの堤体です。

大菩薩湖北岸展望所もなかなか良い

大菩薩湖北岸展望所から富士山を望む(2021年11月)
大菩薩湖北岸展望所から富士山を望む(2021年11月)

上日川ダムにそのまま向かわず、一旦大菩薩初鹿野線をそれて北岸展望所に向かいます。北岸展望所は大菩薩湖湖畔にあり湖と富士山の風景の組み合わせが絶景です。

ススキ、大菩薩湖、富士山(2021年11月)
ススキ、大菩薩湖、富士山(2021年11月)

単なるススキも湖と富士山をバックに撮影すると気が利いたもののように見えます。

上日川ダムから富士山を望む(2021年11月)
上日川ダムから富士山を望む(2021年11月)

そして上日川ダムに到着し、ダムの天端を左岸から右岸に歩く途中で撮影したのが上の写真。高圧電線の鉄塔が邪魔と見るか、揚水発電の上池をなす上日川ダムから見るのであればそれも味があるとみるか…。まあ、普通前者ですね。でも絶景には違いありません。

NC750Sの記念撮影

最後にNC750Sの記念撮影(2021年11月)
最後にNC750Sの記念撮影(2021年11月)

そして最後に記念撮影をして帰途につきます。ダムの駐車場から出口に走っていると右側から突然小動物が走ってきました。で、こちらに気づいて右側に戻って行きました。何だろうと思って足音を忍ばせ戻って行った方を見ると褐色の長い尾羽根が見えました。どうやら、メスのキジだったようです。写真撮影したかったのですが、気配を察せられたのか飛んで行ってしまいました。コンドルは飛んで行くならぬキジは飛んでいく。

帰りは大月から中央自動車道に乗るつもりでしたが大月手前の国道20号線で事故があり通行止め。712号線を都留方面に迂回します。712号線は都留市街地方面に東富士五湖道路の都留入り口がありますが、なぜか私は反対側に進みました。どこかに通じるだろうと思っていたら…林道へ。

暗くなってきたし夕方から林道を走るほど無謀ではないので素直に引き返して都留から中央自動車道へ。相変わらずの大渋滞でした。

全行程約300km、平均燃費30km/l丁度で給油して帰宅しました。富士山を飽きるほど楽しんだ一日になりました。

秩父の滝沢ダムはツーリング定番

広瀬ダムを出発し滝沢ダムに到着

NC750S@滝沢ダム(2021年11月)
NC750S@滝沢ダム(2021年11月)

広瀬ダムを出発し滝沢ダムに到着。広瀬ダム同様、国道140号に沿っていて気軽に立ち寄れるのが滝沢ダムの特徴です

途中の雁坂トンネルは日本の国道にあるトンネルで2番目に長い6625m。(一番は東京湾アクアトンネル)もともと秩父と甲州を結ぶ国道140号は秩父往還と呼ばれ存在はしていましたが雁坂峠近辺は登山道が指定されて、自動車の往来が出来ませんでした。その状態を解消したのが雁坂トンネルです。

ちなみに雁坂峠は甲府盆地と秩父の分水嶺かつ山梨県と埼玉県の県境になっています。山梨県の広瀬ダムは笛吹川水系、埼玉県の滝沢ダムは荒川水系です。

水位が低い滝沢ダム

貯水量が少ない滝沢ダム(2021年11月)
貯水量が少ない滝沢ダム(2021年11月)

滝沢ダムも広瀬ダムと同じくかなり水量が少ない状態になっていました。が、これでもまだまだ溜まっている方でダムの高さ方向真ん中位にあるコンジットゲートが丸見えになるくらい水位が低いこともあるようです。滝沢ダムのダム湖は奥秩父もみじ湖と名付けられていますが、その貯水量は奥多摩湖の3分の1程度なので少ない容量をやりくりすると水位の変化が激しいのかもしれません。

滝沢ダムから雷電廿六木橋を望む

滝沢ダムから雷電廿六木橋を望む(2021年11月)
滝沢ダムから雷電廿六木橋を望む(2021年11月)

滝沢ダムの大きな見どころの一つ雷電廿六木橋方向を撮影したのが上の写真。ダイナミックな橋の造形と紅葉はまさに見ものです。この橋は荒川沿いの国道140号線がダム堤体分の高さを一気に登るために建設されたもので、滝沢ダムのための橋でもあります。

ちょっと残念なのはあまり天気が良くなかったこと。私が奥秩父に行くとどうも曇り空が多い気がします。山だから?

埼玉県のダムは開かれているのが好感度高い

滝沢ダムの監査廊(2021年11月)
滝沢ダムの監査廊(2021年11月)

埼玉県のダムはとても開かれています。特にこの滝沢ダムと浦山ダムは開かれています。以前に訪問した時はCOVID-19の影響で閉鎖されていましたが、通常は監査廊へつながるエレベーターが一般の人でも使用できて監査廊を通ってダムを上下できます。勿論、体力に自信のある方は階段も使用できます。が…ツーリング中はお勧めしません。何せ100m(30階建てビル相当)を超える階段ですから。

最近建設されたダムは開かれているダムが多いです。神奈川県の宮ケ瀬ダムは開かれているというより積極的に観光地化されています。ダムへの忌避感が高まった時期もあり、そういった人々の感情への配慮も背景にあるのでしょう。

滝の沢の景勝地が偲ばれる紅葉

滝沢ダム下流の紅葉(2021年11月)
滝沢ダム下流の紅葉(2021年11月)

滝沢ダムの下流の紅葉です。滝沢ダムがある地域は元々「滝の沢」と呼ばれる景勝地だったそうです。確かに美しい渓流の景観が楽しめます。それもあって滝沢ダム建設に対してはかなり激しい反対運動もあったとか。洪水対策、利水、発電との引き換えになっているものがあることは忘れてはならない点です。

奥秩父もみじ湖

夕焼けの奥秩父もみじ湖(2021年11月)
夕焼けの奥秩父もみじ湖(2021年11月)

監査廊を降りてあちこち写真撮影した後、エレベータを登ってくると空は夕焼け。滝沢ダムのダム湖奥秩父もみじ湖に夕焼け空が映り込んだ様子を撮影した写真です。このころまだ16:00頃。とはいえ、周りの山に囲まれた滝沢ダムの夕暮れは意外と早いようです。そろそろ帰途へ。

雷電廿六木橋から滝沢ダムを望む

雷電廿六木橋から滝沢ダムを望む(2021年11月)
雷電廿六木橋から滝沢ダムを望む(2021年11月)

滝沢ダムを出発し少し進むと雷電廿六木橋。その手前でNC750Sを停めて、過去に滝沢ダムに訪れた際に撮影出来ていなかったダム堤体正面からの写真を撮影したのが上の写真。逆光気味で暗いのが難ですがループ橋とダムの組み合わせがダイナミックな風景です。人工的な絶景というのかな?

このツーリングの訪問地はこれでおしまい。帰途は国道140号線を秩父まで走り、国道299号線入間→国道16号線→青梅街道。走行距離300km超。

次回は…まとめられていない富津方面に行った時のツーリングをまとめるか、直近の村山貯水池(多摩湖)にするか迷ってます。

広瀬ダムの紅葉を目指すツーリング

広瀬ダムに到着

広瀬ダムの紅葉とNC750S(2020年11月)
広瀬ダムの紅葉とNC750S(2020年11月)

広瀬ダムは国道140号線沿いにある山梨県営の多目的(洪水調整、農業用水、上水道、発電)ダムです。このダムの特徴はとにかく周辺の紅葉が美しいこと。この時期、お勧めできるスポットの一つです。

景色も美しいですがダム周辺には紅葉が多く植えられておりそれらも綺麗です。今回はNC750Sを撮影し忘れたので、NC750Sの写真は昨年のものです、ごめんなさい。(今年も同様にキレイに紅葉していました。)

広瀬ダムはロックフィルダム

広瀬ダム右岸から国道140号を望む(2021年11月)
広瀬ダム右岸から国道140号を望む(2021年11月)

広瀬ダムは中央遮水壁型ロックフィルダムです。岩で覆われた堤体は国道140号線を甲州市側から秩父方面に向かう途中で良く見えます。私のツーリングでもこの時期は毎年一回は行っています。

紅葉に埋もれるように通過しているのが国道140号線、右下に見えているのは広瀬ダムの水を使った水力発電所(県営広瀬発電所)です。

この時期は洪水調整のため水が少なかった…

広瀬ダムの自然越流式洪水吐(2021年11月)
広瀬ダムの自然越流式洪水吐(2021年11月)

広瀬ダムの一番の役割は洪水調整です。ローラーゲートと自然越流式非常用洪水吐が見えています。

山梨県は内陸にあり山に囲まれた盆地が広がる地形です。内陸にあるため台風の直撃は受けにくいものの、山沿いでは豪雨が発生しやすく、あちこちの山々で降った雨は甲府盆地に一気に集まってきて洪水を引き起こします。山梨県の信玄堤が有名ですが逆に言えば堤が有名になるほど洪水が多かったとも言えます。

この時期の広瀬ダムは洪水調整の目的で水位が非常に下がっています。ただこれからの時期降水量は減るので春の雪解け水に備えているのか?とも思いますが、これは私の想像です。

洪水吐流路からも美しい紅葉が

広瀬ダムの洪水吐流路(2021年11月)
広瀬ダムの洪水吐流路(2021年11月)

洪水が起きた場合ダムは基本的に流量を調整しますが、完全に止めてしまう訳ではありません。流量調整した水を流す設備がローラーゲートと洪水吐で、この流路に流されます。時々、ゲートの動作確認のため試験放流が行われるようですが、私は行き当たったことがありません。是非見てみたいものです。

広瀬湖と木賊山

広瀬ダム天端から木賊山を望む(2021年11月)
広瀬ダム天端から木賊山を望む(2021年11月)

広瀬ダムの天端からは秩父連山が非常によく見え、正面には木賊山が見えます。晴れてよい時間帯だと空や雲、山々、紅葉が広瀬湖に映り込んで非常に美しい風景を楽しめます…今回はちょっと水量が少なすぎるような気がします。昨年撮影した絶景はこちらです。

広瀬ダム編終了、次回はこのツーリングの最終目的地滝山ダムを紹介します。

広瀬ダムの紅葉を目指すツーリング

大菩薩ラインの紅葉とNC750S(2021年11月)
大菩薩ラインの紅葉とNC750S(2021年11月)

久々の週中の休日、そろそろ紅葉が美しい時期紅葉狩りツーリングに出かけました。奥多摩~大菩薩ライン~フルーツライン~秩父往還の経路です。実は奥多摩までは決めていたものの上日川ダム方面に向かう経路も候補でした。なので実はタイトルに少し偽りあり。

なぜ秩父方面にしたかは写真を紹介しながら。

檜原村の秋川の紅葉

檜原村秋川とモミジ(2021年11月)
檜原村秋川とモミジ(2021年11月)

11月初旬なので少し紅葉には早いかなあ?と思っていましたがそんなことはありませんでした。奥多摩の山の入り口檜原村でも紅葉が進んでいました。この写真を撮影した場所の標高が約250m。奥多摩周遊道路の最高地点は1100m前後なので800m以上登っています。盛りの紅葉が期待できそうです。

林道も一部紅葉していますが…

奥多摩入間白岩林道の紅葉(2021年11月)
奥多摩入間白岩林道の紅葉(2021年11月)

奥多摩方面に向かう経路は敢えて遠回りして、入間白岩林道を通りました。人里離れた林道でさぞ感動的な紅葉が見られるだろうと思ったら…林道なのでスギ、ヒノキが多くて紅葉している部分は少ないのです。そりゃそうだ。でも所々に映えている広葉樹の紅葉はきれいでした。

入間白岩林道の入り口で何台かのバイクに会いました。普段ここで人に会うことはほとんどないので、秋のツーリングシーズンの盛りを実感しました。

都民の森公園の向かいのススキ

都民の森公園前のススキとモミジ(2021年11月)
都民の森公園前のススキとモミジ(2021年11月)

都民の森公園は紅葉狩りのドライブ、ツーリングでいっぱいでした。4輪は満車で入場できないようでした。2輪もたくさん。都民の森公園は公園側の風景も美しいですが、公園の駐車場から出て山の下の方を望む風景も良いです。写真は風景というよりは紅葉をバックにススキの穂。秋です。

大菩薩ラインは紅葉の絶景

大菩薩ラインの紅葉(2021年11月)
大菩薩ラインの紅葉(2021年11月)

都民の森から奥多摩湖に下って大菩薩ラインで柳沢峠に向かいます。この時期の大菩薩ラインは紅葉の絶景が続きツーリングには最高です。途中でNC750Sを停めて記念撮影。撮影している間にもツーリングのバイクが沢山行き交っていました。

柳沢峠からみる富士山

柳沢峠からみる富士山(2021年11月)
柳沢峠からみる富士山(2021年11月)

大菩薩ラインの頂上は柳沢峠。ここからは空気が澄んで晴れていれば富士山が綺麗に見えます。が、この日は少しかすみ気味でまた山の中腹高さに雲が…。「あーたまーをくーもーの♪」状態。この分だと富士山はあちこちから完全には見えなそうなので上日川ダム方面は次回にして紅葉が最高に美しく撮影できる広瀬ダム方面に向かうことにしました。

フルーツライン~広瀬ダムの紅葉は最高でした

広瀬ダムから見た紅葉(2021年11月)
広瀬ダムから見た紅葉(2021年11月)

フルーツラインを通って広瀬ダムに向かいます。フルーツラインを含めて甲府盆地のブドウ畑は紅葉しこれも美しいのですが、少し早かったようです。フルーツラインを抜けて国道140号線、いわゆる秩父往還に入るとこれまた素晴らしい紅葉の風景。大菩薩ラインの迫ってくるような風景とはまた異なり、少し開けた谷から遠くの紅葉が遠望できる絶景でした。

次回は広瀬ダム周辺を紹介します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(6)ー犬吠埼周りの風景

フクロウ岩と勝手に名付けました

犬吠埼のフクロウ岩(2020年11月)
犬吠埼のフクロウ岩(2020年11月)

犬吠埼下の磯にある奇岩をよく見るとフクロウに似てませんか?写真右側のとがった先を見つめているように見えます。ので、勝手に「フクロウ岩」と名前を付けました。これは管理人自身が気づいたわけではなく、写真を見せた知人が気づきました。

白いポストはちゃんと現役

犬吠埼灯台のポスト(2020年11月)
犬吠埼灯台のポスト(2020年11月)

灯台の入り口には白いポストがありました。この前で記念撮影をする人が多いようです。このポストもちろん飾りでなく現役で、収集時間が記載されています。投函してみたくなりましたが、絵葉書と切手はどこで入手するのでしょう?てらすテラス(売店施設)で買えるのかもしれませんが、そこまではしませんでした。

犬吠埼はキャベツ畑が多い

犬吠埼近くのキャベツ畑(2020年11月)
犬吠埼近くのキャベツ畑(2020年11月)

犬吠埼近辺ではキャベツ畑が多く、この時期定植作業の真っ最中でした。犬吠埼に向かう道もトラクターが行き交って忙しそうでした。そんなキャベツ畑の一つ。時期をずらして出荷するために少しずつ成長の具合が異なっていますが、この畑は比較的定植してすぐのようです。調べてみると砂地での栽培は通常の土壌とは異なり大変なことも多いようですが、品質が高いものが出来るようです。てらすテラスでも販売していたので一個買って来ればよかったとちょっと後悔しています。

この後、銚子連絡道、東関道、京葉道路、環七経由で帰宅しました。相変わらず京葉道路は渋滞していました。これさえなければ千葉方面のツーリングも最高なのですが…。

明日からは別の機会の写真を掲載します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(5)ー灯台周りの花々

イソギクがとても目立っていました

犬吠埼のイソギク(2020年11月)
犬吠埼のイソギク(2020年11月)

犬吠埼灯台の周りには特徴的な植生が多く、その観察のためとして遊歩道が整備されています。残念ながら「特徴的」と言われるような花は時期外れでしたが、それでも可憐な花々が楽しませてくれました。一番目立っていたのはイソギクです。栽培もされていますがそれらに比べると野趣にあふれていると思うのは思い込みでしょうか?

シャリンバイの花が印象的

犬吠埼のシャリンバイ(2020年11月)
犬吠埼のシャリンバイ(2020年11月)

シャリンバイの花も咲いていました。植栽で咲いているようにたくさんの花が着くというよりはところどころに可憐な花を力強く咲かせている印象でした。蕊周りの赤の色がよく見るものに比べて濃い印象で、紅色と言った方が良いかもしれません。

ツワブキもちょっとワイルド

犬吠埼のツワブキ(2020年11月)
犬吠埼のツワブキ(2020年11月)

ツワブキの花も咲いていましたが風が強いせいか完全花が少なく花びらが撚れているものが多かったです。思い出してみると少し葉も小ぶりで低く生えていました。これも風のせいでしょうか?

またススキを撮影してしまった

犬吠埼のススキとスズメ(2020年11月)
犬吠埼のススキとスズメ(2020年11月)

植物の写真を掲載するときにススキの写真が入るのが定番になりつつありますが…。犬吠埼のススキの穂はボリューム感があって今が穂の盛りという感じでした。奥にいるのはスズメの御一行様。写真に写っているのはご一行の半分くらいでこの後、みんな地面に向かって降りていきました。一番手前のスズメが降り始めた瞬間です。

明日は犬吠埼周りの掲載していない見所を掲載します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(4)ー灯台資料館ダイジェスト

川柳?でお出迎え

銚子の川柳?(2020年11月)
川柳?ですかね。

資料館の入り口には「ほととぎす 銚子は 国のとっぱずれ」の川柳?が。銚子の枕詞はほととぎすなのか、ほととぎすはとっぱずれの縁語なのか、単なる駄洒落なのか。ちなみに魚眼風に撮影された灯台の影は、私も撮影しました。同じような時期と時間に撮影したのか同じような向きと長さです。

巨大な扇風機…ではない

犬吠埼灯台の一等レンズ(2020年11月)
奥の人と比べて大きさが分かります

写真で見ると昭和の扇風機のようにも見えますが…灯台に使われていたレンズです。このレンズは犬吠埼灯台のものではなく福岡県沖の沖ノ島灯台で平成19年まで約100年間使用されていたものだそうです。奥にいる人と比べてその大きさが良く分かります。

遠くに光を届けるのは大変

レンズのお勉強(2020年11月)
資料館でレンズのお勉強

灯台の光が遠くから見えるのは当たり前のようですが、それを実現するためにはちゃーんと設計されているのですね。この資料館、レンズだけでなく灯台の歴史的な背景や構造、変遷などが良くまとめられていて300円の入場料で十分楽しめる内容です。また何故か萩尾望都さんのサイン入り漫画が数ページ掲示されているのもポイントです。権利関係分からないので写真掲載は無し。是非現地でご覧ください。

明日は灯台回りの植生の写真を紹介します。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(3)ー灯台上からの風景

風が強いので風力発電

ウィンドパワー波崎と銚子ウィンドファーム(2020年11月)
銚子では強い風を利用した風力発電が盛ん

風が強い地形を生かして風力発電の風車がたくさんあります。右側に見えているのはウィンドパワーはさき風力発電所。左側が銚子ウィンドファームの風車です。その奥には鹿嶋の工業地域の工場の煙突がかすんで見えています。

動画だとこんな感じ

石切り場?か

犬吠埼灯台下の石切り場?(2020年11月)
犬吠埼灯台下には明らかに人工的に工事された磯があります

灯台下には明らかに人工的な工事の後と思われる磯場があります。石切り場があったとの情報もありますが、詳細は分かりません。灯台付近から直接降りることはできませんが、遊歩道を迂回するとここまで降りられるようです。(降りている人もいました。)

レーダー施設と奇岩

犬吠埼灯台から東側を望む(2020年11月)
磯にあるそそり立つ岩が印象的です

灯台から南東側をみるとレーダー施設と磯の奇岩が良く見えます。直下に人がいますが灯台の周りは海岸沿いの珍しい植生を観察するために遊歩道が整備されています。ここの花々はまた後日掲載します。

明日は灯台を降りて資料館のダイジェストを掲載予定です。

人生初、銚子(犬吠埼)ツーリング(2)ー灯台に上る

最近、階段多いな

犬吠埼灯台の入り口(2020年11月)
灯台の上り口です

灯台の中を登るのは当然階段です。前回の白丸調整池ダムの渓谷に降りる階段で懲りたので少し嫌な予感がしたりしなかったり。ただ99段と最初から書いてあるのは少し安心。上がってみましょう。

せ、狭い

犬吠埼灯台上部に上る階段(2020年11月)
狭い階段を登りきったところ、この後…

灯台の中なので階段は狭いです。人とすれ違うのがやっと…というか荷物などは引っかかってごめんなさい状態。3蜜がどうこうと気になる人には全く向きません。そもそも灯台で何人もが階段を上り下りすることなんて本来ないですから当たり前ですね。筋肉痛は大丈夫、上ること自体はそんなに大変ではありません。

素晴らしい見晴らし

犬吠埼灯台からの風景(2020年11月)
広がる水平線、打ち寄せる波、強い風

灯台の展望台に出ると広がる水平線、打ち寄せる波、強い風。この日は運よく?風は強いものの爆風というほどではなく、常識的な強い風でした。

明日は灯台の展望台からの風景を掲載します。

人生初 ○○ツーリング(1)

私の人生史上初めて… どこかわかりますか?

到着した駐車場から灯台を望む(2020年11月)
駐車場から灯台を望みます

このところ紅葉の投稿ばかりだったので、昨日は趣向を変えて私の人生史上初めて海沿いの某所にツーリングに行きました。東京から約3時間、高速を乗り継ぎ、平らでまっすぐな堆肥が香る交通量の少ない田舎道を抜けて到着。遠いイメージがありましたが、高速を使えば割と近いですね。

砂浜とゴロタ浜が混じっています

君ヶ浜しおさい公園(2020年11月)
砂浜とゴロタ浜が混在しています

そういえば、高速を降りて国道を走っている最中に非常に多くの風車が見えました。まとまってこれだけの風力発電用風車があるのは日本有数なのではないかと思います。到着した駐車場からは既に素晴らしい風景が見えています。砂浜とゴロタ浜の混じった海岸に青空。

灯台とレーダー施設

灯台とレーダー施設(2020年11月)
灯台とレーダー施設の組み合わせは定番

以前に行った野島崎灯台と同じく灯台とレーダー施設が併設されています。灯台の白に青空が美しい。白といえば写真右下にポストがあるのですが、これも白く塗られているのが特徴です。だいたい灯台のある場所はどこでも風が強いですが、ここもその名の通り風はやはり強いです。魚はいっぱいいるのでしょうが、風が強くて釣りは無理そう。

どこかわかりましたか?そう、犬吠埼@銚子市です。

今日からしばらくこのツーリング中(といってもほとんど灯台回り)の写真を掲載します。

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