ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

月: 2021年6月 (2ページ目 (2ページ中))

下久保ダムに向かうツーリング1

下久保ダム…じゃないね

神水湖とキショウブ(2021年5月)
神水湖とキショウブ(2021年5月)

この日は夕方にタイヤ交換を予定していたので埼玉地方かつあまり遠くないところで地図を見ていると下久保ダムを見つけました。関越自動車道で行けば本庄児玉ICから国道462号ですぐですが、それもつまらないので国道17号線を走ることにしました。

国道17号線を左折し462号。関越自動車道の高架をくぐり国道254号線を横断してしばらく進むと関東平野の平らな場所から山間部に向かう道になりダムの雰囲気が出てきます。「鬼石」の地名が目立つなあと思っているとダム湖らしい水面が見えてきたので鬼石総合グラウンドでバイクを停めて確認するとダムが確認できました。下久保ダム?じゃないよねと思いつつ写真を撮影。手前に黄色く見えているのはキショウブ。美しい花ですが外来種だそうです。

ダム堤体をアップで

神水ダムを上流から望む(2021年5月)
神水ダムを上流から望む(2021年5月)

ダム堤体をアップで撮影するとこんな感じです。ダムの機械室の向こうに建物が見えていることから堤体があまり高くないことが分かります。また天端の通路?もあまり大きくは見えないので小型のダムですが比較的堤体長が長い特徴的なダムです。堤体近くで撮影するために少し引き返して、ダムの管理事務所に向かいます。

神水ダムという群馬県営のダムらしい

神水ダム堤体(2021年5月)
神水ダム堤体(2021年5月)

このダム、神水ダムという名称で群馬県が運営する発電用のダムです。堤体が低くまたゲートが低い独特のルックスです。そういえば仁淀川水系の筏津ダムに規模感や構造が似ています。小規模な減勢工と消波ブロックの組み合わせは珍しいと思います。このダム「鬼石ダム」とも呼ばれていたようですが…小規模なためかGoogleマップではかなり拡大しないと名称が表示されず、下調べの段階では見落としていました。

ツーリングはやはり行ってみないと分かりません。

次回は下久保ダムに向かったはずですが…、お楽しみに。

神回 奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング 5

中日川峠付近の文句なしの絶景

大菩薩湖奥の林道から富士山を望む(2021年5月)
大菩薩湖奥の林道から富士山を望む(2021年5月)

大菩薩湖を過ぎて以前に来たときは閉鎖されていた中日川峠方面の林道の途中で撮影した富士山。案内板の写真を見て林道の名称を調べようとしたらピントが微妙にあっておらず小さい文字が読めませんでした、しまった。

やや緑に囲まれた狭い林道をしばらく走ると突然視界が開けて富士山が現れました。なんと、雲もかかっておらず本当に真正面に見えました。林道で視野が狭くなっている時に風景がパッと開けて目の前に富士山が見えた時の感動は「わーっ」です。

NC750Sと富士山

富士山とNC750S(2021年5月)
富士山とNC750S(2021年5月)

絶景を背景にNC750Sの記念撮影。どんなバイクでもここで撮影したら10倍くらいは格好良く写ると思います。また通過したタイミングもよかったです。この場所から富士山は南向きなのでもうちょっと早い時間だと逆光になるところでした。このツーリングではずっと富士山に雲がかかっていましたが、この時間帯にこの状態で通過できたのは普段の行いが良いからでしょう。

大菩薩湖も絶景ですよ

大菩薩湖展望台からの風景(2021年5月)
大菩薩湖展望台からの風景(2021年5月)

時系列的には手前に戻りますが、大菩薩湖の様子です。写真左端に雲に隠れて富士山が見えています。青空の雲、大菩薩湖の水面がとてもきれいです。もしもう少し風がなくて水面に雲が映っていたら本当に最高だったかもしれません。

この経路気に入りました。残念ながら晴れる可能性の高い冬場は大菩薩初鹿野線が通行止めになるので晩春~初秋限定コースですが。ただ全体的に急カーブが多くほとんどがブラインドカーブなので安全運転でまた行ってみたいと思います。

以上、神回。感動が伝われば良いのですが…。次回は下久保ダムツーリング。

奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング 4

大菩薩初鹿野線は山の景色が素晴らしい

大菩薩初鹿野線から雲取山?方面を望む(2021年5月)
大菩薩初鹿野線から雲取山?方面を望む(2021年5月)

大菩薩初鹿野線は広いとは言えませんがしっかり舗装された道が続き安心して走ることが出来ます。が、狭いので対向車に注意が必要です。トレッキングに向いた時期のせいか比較的交通量が多くまた山道に慣れていないドライバーが散見されました。カーブを曲がるのに精いっぱいで対向車線にはみ出してくるケースがありヒヤッとしました。それからはブラインドカーブではクラクション鳴らしっぱなしでした。

写真で見ると写っていた北岳

上日川峠から北岳方面を望む(2021年5月)
上日川峠から北岳方面を望む(2021年5月)

上日川峠から北岳方面を見ると雲ばかりでした…。が撮影した写真を見るとちゃんと北岳が写っていました。写真中心が北岳、左側が農鳥岳、少し手前の右側が鳳凰山と思われます。実は奥に見えている北岳の稜線は肉眼で雲なのか山なのか判別できていませんでした。最近視力が落ちていることを実感する一枚です。でも写っていてよかった。

大菩薩湖が見えてきて富士山が…

大菩薩湖と雲に隠れた富士山(2021年5月)
大菩薩湖と雲に隠れた富士山(2021年5月)

私の非常に好きな風景です。大菩薩湖が眼下に見えてきて奥には富士山が見えるはずなのですが雲隠れ中。大菩薩湖の水面の色と周りの木々の緑、空の青、雲の白本当に素晴らしい風景です。この辺りは冬場は立ち入ることが出来ないので夏場の定番コースになりそうです。

次回は、神回です。

奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング 3

フルーツラインに到着

NC750Sと富士山@フルーツライン(2021年5月)
NC750Sと富士山@フルーツライン(2021年5月)

フルーツラインと呼んでいますが山梨フルーツラインです。福島にも同じ名前で同じような特徴の道があるようです。

フルーツラインのいつもの場所に到着。NC750Sを富士山をバックにして…雲が多いなあ。少し雲が切れてきたので少し待てば見えるかもと思い、先に周囲の果樹を観察。ここに植わっているのはブドウ、モモ、柿です。

ブドウの花の若いつぼみが素晴らしい

ブドウの花の若いつぼみ(2021年5月)
ブドウの花の若いつぼみ(2021年5月)

ブドウの実は下向きに垂れ下がってなりますが、花や特に若いつぼみの時期は天に向かって伸びます。とても力強さを感じさせる様子は私のお気に入りです。これから開花、受粉して袋掛けし成長して収穫に至るのですが、途中の過程は未取材で今年の夏の課題の一つです。

ヘタは立派に柿だ!

柿の花の写真(2021年5月)
柿の花の写真(2021年5月)

フルーツラインを挟んでブドウ畑の向かいは柿畑です。意外にも柿の花は極淡い黄緑色です。ヘタの部分は花の額ですが、すでに柿のヘタと分かる形になっています。品種は非常に大きく育つのが特徴の甲州百目柿と思われます。

残念ながらしばらく待っても富士山は見えるようにならなかったので、フルーツラインを後にして帰宅するか…少し早かったので大菩薩初鹿野線を周るか迷って…大菩薩初鹿野線方面へ。

これが良い判断でした、次回は大菩薩初鹿野線方面で撮影した写真を掲載します。

奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング 2

小河内ダムの全景

ウツギと小河内ダム(2021年5月)
ウツギと小河内ダム(2021年5月)

小河内ダムとウツギです。小河内ダムは洪水吐(写真左側の水色のゲート)がダム堤体本体ではなくて岩場を介してつくられている点です。このため重力式コンクリートダムでは一般的な減勢工が小河内ダムの堤体直下にはありません。大規模なダム直下から渓流になっているのは割と珍しいのです。(こちらの写真が分かりやすい。

この洪水吐の配置の結果として小河内ダム天端にはゲートを動かす機械類がありません。二つの建物がありますが一方は展望台、一方は保守点検用となっている点も特徴的です。竣功時期は全然違いますが、天端の建物がゲート用の機械室ではないのは宮ケ瀬ダムもそうです。

柳沢峠にむけて出発

多摩川になった奥多摩湖(2021年5月)
多摩川になった奥多摩湖(2021年5月)

ダム堤体にも寄りたかったのですが、時間的にタイトになりそうだったので今回は立ち寄らず大菩薩ラインで柳沢峠方面に向かいます。奥多摩湖の水位が下がって湖というより単なる多摩川になっていました。奥多摩湖は貯水面積が広い割に水深は浅い場所が多く、貯水量が少なくなると上の写真のような風景になりがちです。

柳沢峠から富士山方向を望む…

柳沢峠から富士山方面を望む(2021年5月)
柳沢峠から富士山方面を望む(2021年5月)

雲です。夏が近づいてきている雰囲気の雲に隠れて富士山は見えませんでした。雲の写真も良いですけど、ここじゃなくてよいのに。見えないことが分かったのでここは早々に出発して大菩薩ラインを下ります。

次回はフルーツライン。

奥多摩→大菩薩初鹿野線のツーリング

奥多摩はフジが良く咲いていました

ノダフジの花@奥多摩(2021年5月)
ノダフジの花@奥多摩(2021年5月)

5月の連休が明けて東京に帰ってきた後最初のツーリングです。どこに向かうか…基本の奥多摩にしました。最近のマイブームは檜原村役場を過ぎて橘橋の交差点を右に曲がって林道入間白岩線で数馬方面に抜けて奥多摩周遊に向かう経路です。入間白岩線は全線舗装されていてNC750Sでも全く苦になりません。林道区間ではフジが咲いていました。

小河内ダムの水が少ない

奥多摩周遊道路を抜けて小河内ダム手前の駐車場に到着。ここからは小河内ダムの洪水吐が良く見える…というか洪水吐ゲートの下の岩場まで見えていました。水量がかなり少ないです。梅雨の時期の豪雨対策に向けて水位を下げているものと見ました。

小河内ダムの洪水吐(2021年5月)
小河内ダムの洪水吐(2021年5月)

落花に注意

フジの落花@奥多摩(2021年5月)
フジの落花@奥多摩(2021年5月)

フジが良く咲いていると書きましたが場所によってはもう散り始めています。写真は側溝にたまったフジの落花ですが、道の真ん中にたまっている場所もありました。落花は落葉に比べてヌルっとしていて余計に滑ります。ウッカリ踏んで滑らないように気を付けました。皆さんもこの時期、是非お気を付けを。

次回は柳沢峠に向かいます。

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