ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 秋 ( Fall in Japan ) (5ページ目 (7ページ中))

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング4(小河内ダム)

小河内ダムの洪水吐は珍しい

小河内ダムの洪水吐(2020年11月)
洪水吐がダム堤体にはゲートがなく別構造になっているのは珍しいです

小河内ダムは重力式コンクリートダムの中では「ダム堤体と別に洪水吐がある」という珍しい特徴があります。ダムの放水というとダムの堤体から水が流れるイメージがあると思いますが、小河内ダムは堤体から放水する施設がありません。その代わりに上の写真の洪水吐が設置されています。青梅街道からはこの洪水吐と流路が良く見えてこれがダムの堤体かと勘違いするほどの規模です。(写真の中で人が歩いていますが比べると大きさが分かります)

小河内ダムの洪水吐から紅葉を見る(2020年11月)
黄葉・紅葉した山の下を通っているのは青梅街道

その洪水吐から下流側を見るとコンクリートの流路が見えます。広いです。写真中央に道路が見えていますがこれが青梅街道。道路側から見るとこの洪水吐の大きさがとてもよく分かります。また何故かわかりませんが、青梅街道のこの辺りはニホンザルが良くいます。餌やり厳禁です。

小河内ダムの洪水吐を枠に見立てて

洪水吐を枠に見立てて奥多摩湖畔の紅葉(2020年11月)
小河内ダムの特徴的な洪水吐を枠に見立てて

小河内ダムの洪水吐の構造物を枠に見立てて撮影した奥多摩湖畔の紅葉。だいぶ色づいてきました。

明日は大菩薩ラインに出発します。

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング3(月夜見第一駐車場)

奥多摩周遊道路を登って月夜見第一駐車場

小河内ダムと紅葉とススキ(2020年11月)
手前が紅葉しているのに向かいの斜面は緑

秋川から奥多摩周遊道路を登って、都民の森駐車場を超えて月夜見第一駐車場へ。小河内ダム方向を見るとススキと紅葉。でも向かいの斜面は緑が多い。おそらく向かいの斜面は南向きで少し暖かいのが影響しているものと思われます。上の方は色づいてますね。

奥多摩湖と色づく山々(2020年11月)
多摩川源流はこの写真の左手です

向きを変えて奥多摩湖の上流側。色づいた山々が美しい。西の方から晴れてきて日が当たっているのもよかったです。多摩川の源流はこの写真の左側。この写真中心近くに見えている谷は峰谷川。山々に谷を刻んでいる流れを良く表した名前ですね。なお浮橋の名前になっている留浦はこの峰谷川の谷にある集落名です。

綿まとい 寒さをしのぐか ススキの穂

小河内ダムを背景にススキ(2020年11月)
すっかり晩秋の印象

ススキの穂も開ききって枯れ加減。すっかり晩秋の雰囲気です。

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング2(南秋川の紅葉)

運転中はよそ見注意

紅葉とNC750S(2020年11月)
道路わきにキレイな紅葉があるのでよそ見注意です

奥多摩の紅葉の特徴は紅葉や黄葉が道路わきの近い場所にある点です。山の上の方は針葉樹(スギ、ヒノキ)の人工林も多いので意外と紅葉していないところもあります。逆に言えば近くが紅葉して非常にキレイですが運転中はよそ見注意です。

南秋川の紅葉と人工林(2020年11月)
奥多摩は人工林も多いです。

手前にモミジ、奥にスギの人工林です。モミジの朱色とスギの緑、空の青が印象的でした。赤、緑、青は色の三原色です。自然がこのような組み合わせになっているのは偶然なのか必然なのか?

南秋川の紅葉(2020年11月)
紅葉と黄色、緑、空の青が印象的です

山全体を見ると色味はさらに複雑になります。黄葉や枯れた草の色、山の色を映した川の色。山全体が朱色や黄色に染まる風景はもちろん美しいですが、むしろいろいろな色が混じっている様子が「さとの秋」の印象が強いです。

南秋川の紅葉

紅葉狩りのツーリングに行ってきた

南秋川の紅葉(2020年11月)
南秋川近辺は紅葉が盛りです

この日のツーリングは結果的に盛りだくさんでした。南秋川の紅葉から始まり、小河内ダム周りの紅葉、大菩薩ライン、広瀬ダム、滝沢ダム、二瀬ダム。それぞれの見どころを堪能してきました。

南秋川と紅葉(2020年11月)
穏やかなところでは美しい水の底まで見通せます

この時期は水量は少ないですが、却って川底まで見通せて水のきれいさが際立ちます。

南秋川の紅葉(2020年11月)
渓流と紅葉の組み合わせが絶妙

管理人の写真は左に紅葉、右に背景の写真が多いのは…感性。考えてそうしているというよりも結果的にそうなっているケースがほとんどです。

しばらくこのツーリングの写真が続くと思います。

そうだ、明日ツーリング行こう

大菩薩ラインの紅葉(2020年10月)
柳沢峠手前標高1000mとはいえ10月には紅葉は少ない

安全運転で行こう

2週間連続で多忙のため外出できませんでした。そうだ明日はツーリングに行こう。大好きな大菩薩ラインで紅葉なんか楽しんで来ようと思います。そうそう、留浦浮橋からの風景もずいぶんキレイになっているのじゃないかなあ。

それに、そろそろ写真撮影しないとまた過去の写真から掲載になってしまいそう。やっぱり、とれたて新鮮な方が良いですよね。食べ物も、写真も。

三原山からの風景

三原山は煙を噴き出していなかった

三原山全景(2017年11月)
三原山から噴き出す煙♪…あれ噴き出してないな

ちょっと前の写真ですが3年前の11月の三原山。三原山山頂入り口展望台から三原山の火口方向を撮影しました。展望台は三原山の外輪山にあり内輪山を撮影したのが上の写真。右下から斜めに道に伸びているのが見えますが、ここから内輪山を登山できます。片道40分程度なので割と手軽に行けます。

伊豆半島方面を望む

三原山山頂口展望台から元町を望む(2017年11月)
左端にジェットフォイルが走ってます

かすんで見にくいですが、左側に伊豆半島が見えています。左端が大室山、城ヶ崎海岸がかすんで見えます。左下に見える港が元町港。こうやって見ると小さく見えますが、5000t級の船が日常的に出入りするので歩くと結構広いです。広い釣り場でもあります。

元町港とジェットフォイル(2017年11月)
ちょっと見にくいですがジェットフォイルが離水しているのがわかります

元町港からは大型客船だけでなくジェットフォイルも発着します。ちょうど出発したばかりで航跡がきれいに見えています。色から察するにこのジェットフォイルは「愛」。東海汽船が運用するジェットフォイルは2020年11月時点では「結」、「愛」、「友」、「大漁」ですが、2017年の段階では「結」はまだ運用されておらず「虹」が運用されていました。老朽化に伴って新造したようです。

ちょうど三年前に…伊豆大島に始めて行った

人生史上初めて伊豆大島に上陸しました

ツーリング時の写真が続いたので少し趣を変えて、ジェットフォイルで伊豆大島に初めていった時の写真。伊豆大島は竹芝桟橋から120km程度でジェットフォイルだと90~120分程度で到着します。便によって寄港するところが違うので少しずつ違い、勿論直行便が一番早いです。

ジェットフォイルに乗る機会がそれまでなかったのでいくつかのへー。へー1、乗船券は必ず回収される。船なので途中で落としていないことの確認なのでしょう。へー2、でもそもそも窓が開かないので海に落ちる人はいないです。へ―3、伊豆大島行のジェットフォイルを運航しているのは東海汽船ですが、4隻のジェットフォイルを所有しています。古いものはBoeing製、新しいものは川崎重工のライセンス生産です。へー4、ジェットフォイルが到着すると必ず警察さんが来ます。へ―5、この写真は元町港。波や風の状況で使用する港が変わり(元町または岡田)岡田港に到着することの方が多いです。へー6、岡田は「おかた」と読みます。

まだいろいろあるけど、

ラブリーな柿(フルーツラインにて)

フルーツラインの柿の木(2020年10月)
フルーツラインの柿の木です

フルーツラインはブドウ、モモ、柿が植わっていますが今の時期は柿の実が実っているのが目立ちます。実の大きさを見る限りは収穫時期だと思われますが、作業等はやっていませんでした。私のイメージする柿はどちらかというと背の低いかぼちゃのようにポッチャリ形の柿ですが、ここで撮影した柿はもっと背が高くて可愛らしいものでした。筆ガキとポッチャリの中間で大きくなったようというのが私の感想。

ラブリーな柿(2020年10月)
ハート形の柿

端的に言うとハート形。その柿が寄り添って実っているのは本当にlovely。いや柄にもない単語を使うと少し照れます。11月には柿も終わってフルーツライン近辺は閑散としてしまうのかな?また行ってみることにします。

フルーツラインから望む富士山

フルーツラインから富士山を望む(2020年10月)
奥に見えているのはブドウ畑です

国道411号(青梅街道)を柳沢峠から下って、甲府盆地に入ったところが甲州市です。盆地に降りる途中に大菩薩峠方面に向かう県道がありますが、この日は素直に降りてフルーツラインを国道140号(秩父往還)方面へ。フルーツラインの途中にちょうど休憩して写真を撮影するのによい場所があります。

この日は富士山がばっちり見えて素晴らしい景色。フルーツラインはブドウ、モモ、柿などの果樹園が両側に続いていますが、今は収穫がひと段落しているのは静かな雰囲気。写真は奥から富士山、黒岳、大菩薩嶺の山すそ、ブドウ畑にNC750S。最高の一日ここから秩父方面或いは富士吉田方面に向かうか迷いましたが、自重して大月方面に向かいました。

奥多摩湖の浮橋を散策

奥多摩湖の浮橋(2020年10月)
意外と揺れます

青梅街道を小河内ダムを過ぎて奥多摩湖沿いに進むと浮橋がかけられていて、散策がてら奥多摩湖を歩いて渡ることが出来ます。この浮橋は留浦(とずら)浮橋と名付けられています。周りには駐車場やトイレもありちょうどよい休憩場所でもあります。今回のツーリングで初めてこの浮橋に寄った時の写真です。

奥多摩湖浮橋から南側を望む
この日は晴れた良い日でしたが、ここだけ雲が少しかかってました

浮橋から南側を見ると真っ青な空に雲が浮かんでいる長閑な風景。見えている山の向こうに小河内ダムがあります。また左手前の山すそに走っているのが青梅街道(国道411号)です。小河内ダムからだと左手に山、右手に奥多摩湖を見ながらのツーリングです。

奥多摩湖浮橋から北側を望む(2020年10月)
浮橋から北を望むと青梅街道の橋が見えます

浮橋から北を望むと山に囲まれた谷にかかった橋が見えます。この橋の谷を流れているのは多摩川支流の小袖川で、多摩川の本流はこの写真の左側に上流があります。紅葉にはまだ少し早いものの、十分に美しい風景。紅葉の時期は多分最高でしょう。(人も多きかもしれませんが。)

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