ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 名港トリトン

ベルハンマーゴールド効果は如何に?

東京→高知1回給油の帰省ツーリング

東京→高知の帰省ツーリングもすでに数回目。これまでは1回給油で少し余裕をもって問題なかったのですが、このところ普段のツーリングでの燃費が体感できるレベルで低下。

1回給油の場合、余裕を見ると35km/lを目指す必要があります。そこでYoutubeなどで紹介されているベルハンマーゴールドを購入。チェーン・ドリブンスプロケ清掃+注油した上で1週間放置。そして出発。前半は自宅から新名神土山SA、後半は土山SAから高知道伊野IC最寄りの一般道GSです。

経路の見どころ動画

富士山ー名港トリトンー姫路城?ー瀬戸大橋ー讃岐富士など

連休前というのにあちこち渋滞した前半

出発してすぐの環八から渋滞。東名にはいって綾瀬バス停前後からまた渋滞。当然、燃費は伸びません。海老名SAを過ぎたあたりから渋滞解消90km/h走行のトラックにペースメーカーをお願いして(単に車間とってついていっただけですが)燃費を稼ぎます。

新東名区間は110km/h前後で巡行します。ここでやはり燃費は伸びなくなりむしろ32.5km/l程度まで悪化します。そして伊勢湾岸自動車道へ。この区間は燃費には最も有利な70~80km/hで流れるので素直に流れに乗ります。そして前半中継地点土山SAへ。SA直前数百メートルでリザーブ表示に変わりました。

東京→土山SAの走行距離と燃費(2023年4月)
東京→土山SAの走行距離と燃費(2023年4月)

前回はSAで休憩後、給油直前にResv表示になったので燃費もほぼ同じはずですが…。今回の燃費は35.6km/l。前回を確認すると燃費は約2km/lよくて37.5km/l。あれー?なんでだろ。

渋滞なく順調に走行した後半

土山SAで食事+給油した後出発。ちなみに給油量は10.97L@186円で2,040円。NC750Sで2,000円越えは初めてかも。

土山SAからは緩やかな下りが続き、京都→神戸の区間は90km/lペースなので燃費は伸び38km/l程度で走行できます。神戸から瀬戸中央道まではほぼこの燃費を維持しますが、上り下りの多い四国に入ると燃費が徐々に悪化します。立川PA過ぎたあたりでResv表示に変わりました。(「たちかわ」ではなく「たぢかわ」と読みます)前回は最寄りICでResv表示だったので誤差ではなくはっきりした手前。

土山SA→伊野IC(最寄りのGS)の燃費と走行距離(2023年4月)
土山SA→伊野IC(最寄りのGS)の燃費と走行距離(2023年4月)

今回の燃費は36.4km/lで前回は38.5km/l。結局、前後半共に2km/l程度燃費が悪化しています。ベルハンマーゴールド効果は「ない」のか…。

ベルハンマーゴールド効果はあると思う

ただ、実際に走っているときのチェーンのばたつき感軽減取り回し時に感じる重さは軽くなっています。なので、燃費も向上しそうなのですが寄せる年波にはNC750Sも勝てないのか…。詳しく調べるため前々回からデータをまとめると

2021年GW 前半 37.5km/l 後半 37.0km/l 平均 37.25km/l
2022年GW 前半 37.5km/l 後半 38.5km/l 平均 38.0km/l
2023年GW 前半 35.6km/l 後半 36.4km/l 平均 36.0km/l

2022年GW時はオイルが5W-30だったので10W-30の2021年GWと比較するのが妥当。2021年GW前半は土山SAではなく一つ先の草津PAで給油しているのでその分燃費が伸びています。平均で比較すると1.25km/lの違い。

2021年GWは渋滞はなくペースは今回より遅いです。今回は少し遅く出発し渋滞があったので燃費はほとんど同じと考えてよいと思います。

2022年GWに関してはペースはほぼ一緒ですが、一点重要なことを忘れていました。2022年→2023年で管理人5kg以上10kg以下の範囲で太りました。というか前回が色々あって痩せていました。オイル+体重違いで2km/lの燃費変動は可能性としてはあり得ますね。

燃費比較では数値的には明確な結果は出せませんでしたが、経年劣化分を改善し、体感出来る部分の効果はあるということで今回の結論としておきます。

NC750Sで高知から東京へ一日で走る 名港トリトン

四日市側からの4Aが特徴的

名港西大橋の4A(2021年5月)
名港西大橋の4A(2021年5月)

四日市側から木曽川を渡って名港トリトンに差し掛かります。意外なことですが木曽三川は名古屋港には流れ込んでいません。よく考えれば流量変化の大きな川が港に流れ込むのは不都合ですからね。

四日市側からだと名港西大橋がまず見えてきます。4つの赤いAが見えるのが本当に特徴的です。

名港西大橋から東大橋まで

動画の時計表示は間違っていて2021年5月の12:00頃です。

0:30~1:00 名港西大橋 赤い4A
2:00~2:50 名港中央大橋 途中でライトアップのライトが見えます。
      名港東大橋の2Aが並んで見えるのが面白い
3:20~最後 名港東大橋 最初にAが重なって見えるのが面白い

次回は新名神を通過して新東名に入ります。

東京から高知まで一日で走るツーリング?-名港西大橋

名港西大橋を渡るとロケットの実家

名港西大橋と飛島ICの表示(2021年4月)
名港西大橋と飛島ICの表示(2021年4月)

名港西大橋の上り線は名港トリトンの中でも最初にできた橋です。名港トリトンは一度に3つの橋が建設されたのではなくまず西大橋の現在の上り線が1985年に建設され対面2車線で運用が開始されました。こうした事情から三大橋の内西大橋だけ上下線が別の橋になっています。

名港中央大橋と東大橋と共に下り線が運用開始されたのは1998年3月です。西大橋単独の時代は勿論3大橋が開通した直後は東名とは接続しておらずあまり交通量が多くなかったそうです。

しかし伊勢湾岸道路の一部として新東名と直接接続した現在では交通量は増大し物流の動脈といえる存在になりました。

名港西大橋を渡ると飛島村。三菱重工業の名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場がありH2ロケットの実家ともいえる場所です。また西大橋辺りから先日紹介したナガシマスパーランドが見えてきます。

次回は鳴門大橋にしようかな?結局橋が続いてしまうなあ。

東京から高知まで一日で走るツーリング?-名港中央大橋

名港トリトン最大の大橋

名港中央大橋を望む

名港トリトン3兄弟の長男が名港中央大橋です。東大橋と西大橋が758mと700mで中央大橋は1170mなので明らかに一回り大きいです。東大橋と同じくA形の主塔が特徴ですが中央大橋のAの天辺はすこし平らになっています。

名港中央大橋からは自動車の輸出出発港として有名な金城ふ頭が見えます。下の動画ではカメラ位置の関係で見にくいですが多くの自動車が並んでいる様子を見ることが出来ます。

今回は川崎汽船が誇るLNGを燃料として航行する最新鋭自動車運搬船Century Highway Greenが停泊中でした。動画では左下に見えてくる朱色のストライプが目立つ箱型の船がそれです。

次回は西大橋を渡ります。

東京から高知まで一日で走るツーリング?-名港東大橋

名港東大橋が見えると名古屋通過中

名港東大橋(2021年4月)
名港東大橋(2021年4月)

富士の宮を過ぎて静岡~浜松辺りまでの新東名区間は走りやすいものの目立ったポイントがありません。浜松を超えて名古屋に近づいてくると豊田JCTなど風景を楽しむより道を間違えないように気を付けなければならないポイント。基本的に直進すると伊勢湾岸道路に入ります。

伊勢湾岸道路の入り口東海ICを通過してすぐにあるのが名港トリトンの一番東側、名港東大橋。巨大な斜張橋で両側の主桁が頂点で一緒になるA形になっているのが非常に特徴的です。ガードレールや遮音板などの隙間から名古屋港近辺の工業地帯を一望できます。

名港東大橋から名港中央大橋と名港西大橋が同時に見えてくるところが見ものです。

名港東大橋から中央大橋と西大橋を望む

次回は中央大橋を通過します。

東京から高知まで一日で走るツーリング?-ナガシマスパーランド

名港トリトンの後にナガシマスパーランド

伊勢湾岸道路からナガシマスパーランドを望む(2021年4月)
伊勢湾岸道路からナガシマスパーランドを望む(2021年4月)

動画から採取したスクショなので画質がいまいちですがナガシマスパーランドです。伊勢湾岸道路の湾岸長島IC至近のアミューズメント施設です。「スパー」の名の通り温泉施設もあるようです。「スパ」ではないのが印象的。

この湾岸長島ICは思い出があります。前回東京から高知に走った際は東名多賀SAで一泊予定でした…が豊田東ICで道を間違えて湾岸長島まで来てしまいました。その後、伊勢湾岸道路から一般道に降りてナビに従って多賀SAに向かいましたが国道306号線冬季通行止め。後から思えばこの地域、冬は積雪の多いところで山間部国道の通行止めは想定しておくべきでした。仕方なく365号線で関ケ原ICから東名下り線に乗り多賀SAにたどり着きました。あの時は寒かった。

多賀SA泊まりを予定するなら豊田東JCT→豊田JCTの経路はポイントになります。名古屋より手前で東名に入らないと新東名から多賀SAには到達できません。

ナガシマスパーランドはこんな感じで見えます。(動画)

次回は名港トリトンを紹介予定。