ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 秩父

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(2)

釜無川に架かる橋の上から南北を望む

釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)

川は釜無川。富士川の上流で甲府盆地で笛吹川と合流するよりも上流域を釜無川と呼ぶそうです。この時期は水量が少ないです。おそらく雪解けの時期には水量が多いのではないかと推察する次第。

山は写真左から、金峰山、国師岳、少し奥に甲武信ケ岳、さらに奥に雪をかぶった両神山。右に目を向けて和名倉山、右端の頂上が雲取山。奥秩父山塊の主だった尾根が良く見えています。(山に詳しいわけではなく調べました。)

河原にて 秩父の山々 日に映えて
かえり見すれば 風に吹かれる富士の高嶺

釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)

南側に振り返ると富士山が見えています。富士山は冬の時期には頂上部分が冠雪しますが、北側の冠雪は少ないようです。これは降水(降雪)が南側の斜面に多いのと、冬場の北風で雪が付きにくいのが原因とされています。ちなみに柳沢峠からみる富士山はその様子がよく分かりますが、これは後日掲載します。

明日は、今日掲載しなかった八ヶ岳、北岳の写真など掲載予定です。

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング6(フルーツライン~広瀬ダム)

北奥千丈岳は通好みだそう

フルーツラインから北奥千丈岳を望む(2020年11月)
北奥千丈岳は秩父最高峰ですが連峰から少し離れていて通好みの山だそうです

フルーツラインのいつもの場所から北側を見ると、尖った峯が特徴的な山が見えていました。調べてみると奥秩父の最高峰、北奥千丈岳。ただ連峰の尾根からは少し外れていて有名な国師ヶ岳の一部だと思われているとのこと。最高峰なのに何か少し切ない。

全てがある風景

広瀬ダムの絶景(2020年11月)
広瀬ダムにて、青空、雲、山、紅葉、それらが映り込んだ広瀬湖

この回のツーリングで端的に一番美しい写真。青空、雲、山、紅葉、それらが映り込んだ湖。都会にないすべてがあると思います。強いて言えばダムの漂流物を避けるための網を設置した浮きは蛇足ですがそれもご愛嬌と思えるほど美しい風景です。写真は多分その何分の一しか写せていませんが。

ダムなのでダム要素も掲載する

広瀬ダムの洪水吐とモミジ(2020年11月)
奥に見えるのが広瀬ダムの自然越流式洪水吐

折角のダムなのでダム要素も掲載。広瀬ダムは山梨県営の中央土質遮水壁型ロックフィルダムです。ロックフィルダムの堤体が写真左側に見えています。写真中央奥は自然越流式の洪水吐。この向こうはコンクリート製の流路になっています。手前にモミジがあるだけで美しい風景になるのは何故でしょう。

明日は滝沢ダム、二瀬ダムに向かいます。