ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

カテゴリー: 秩父

バイク 50000km走行しました

2019年11月NC750S納車から6年目のレビュー

まず特筆するべきは大きな故障なく来たこと、そして小さな故障もほとんどありません。コストパフォーマンスに優れた車体は維持でもコストパフォーマンスが高いのです。

消耗品、オイルはまめに交換、チェーン+スプロケット1回、バッテリー1回、ステムベアリング1回、前後タイヤ2回、走行距離のわりに少ない。チェーン+スプロケットは一度錆びさせたダメージが大きくコマの固着が発生し交換となりました。(シール)チェーン注油は意味がないという意見もありますが、錆びはやはり大敵なので最低限注油というか表面のオイル膜を保持するのは寿命の観点から大事だと思います。

タイヤはとても長持ちします。一般的にはリアタイヤが先に減ることが多いですが、NC750Sの場合フロントタイヤから先に減ります。私の乗り方の影響もあるかもしれませんが、独特の低出力、前傾エンジンによる前寄り荷重などが影響していると思われます。タイヤの種類や走る場所によっても異なりますが20000kmに1回の交換はかなり驚異的です。

柳沢峠のススキとNC750S
柳沢峠のススキとNC750S

50000km乗って変わらない・変わった点のレビュー

変わった点。少し燃費は悪くなったかもしれません。とはいえ、28km/lが26km/lになった位の差です。もしかしたら…管理人の体重増加分の可能性もあります。またこれはNCではなく管理人自身の変化ですが、少しブレーキを使うのが上手になったと思います。いわゆるナメ掛けが1段階しかなかったのが3段階くらいに増えたイメージです。少しでも安全運転に繋がるように意識しています。後は…同車種に会う機会がほとんどなくなりました。兄弟のNC750Xは割と会うのですが2020年に生産終了したNC750Sにはめっきり会う機会が少なくなりました。(というかほぼない。)

変わらない点。燃費は多少悪くなったとはいえ十分に良いですし、故障もほとんどありません。サスペンションやブレーキなども特に問題は起こってません。出力の低下も感じられませんし、排気音も変わっていないと思います。2輪で6年ちょっと経過し50000km走ればどこかヘタって来そうなものですが全く感じられません。100000kmも問題なく行けるのでは…という感触です。

山梨県甲州市のブドウ畑とNC750S
山梨県甲州市のブドウ畑とNC750S

まだまだ安全運転で乗ろうと思う

実は50000kmは5年目には達成するつもりでしたが、いくつかの理由で伸びました。一番大きな理由は、仕事上の大きな変化があったことで体力と体調を損ねた時期があったことです。そのほかではXL883Nの面倒も見ていることです。これは嬉しいことですけど。

2019年から今までなのでやはりいろいろなことがありましたね。前述の仕事上の変化にも関係しますがCOVID-19の影響は本当に大きかったです。またその間にも管理人も少し年を取って体力が低下しているのは否めません。一日NC750Sと付き合うには坐骨神経痛対策のロキソニンが手放せなくなりました。また二日連続の丸一日走行は次の日の仕事に差し支えるため自重するようになりました、大人ですからね。

でも、この間にはさまざまな出会いも経験し楽しい思いも少なくありません。これからも安全運転で少しでも上手に乗れるように意識しながら楽しい思い出を積み重ねていこうと思います。

鈴倉山林道でNC750S
鈴倉山林道でNC750S

直近のツーリングでは鈴倉山林道を竹森から三富に抜けました。正直、三富側の数キロは路面状態が良いとはいえず少々肝を冷やしました。写真撮影の場所は舗装がきれいで明るく映っていますが…。

今日はこの荒れた道で泥で汚れていたので洗車+チェーン注油しました。機嫌を直してくれたのか街乗りで燃費が28km/l程度になっていました。手入れは大事?ブログも時々アップしていきますので時々読んでいただけると嬉しいかぎり。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(2)

釜無川に架かる橋の上から南北を望む

釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)

川は釜無川。富士川の上流で甲府盆地で笛吹川と合流するよりも上流域を釜無川と呼ぶそうです。この時期は水量が少ないです。おそらく雪解けの時期には水量が多いのではないかと推察する次第。

山は写真左から、金峰山、国師岳、少し奥に甲武信ケ岳、さらに奥に雪をかぶった両神山。右に目を向けて和名倉山、右端の頂上が雲取山。奥秩父山塊の主だった尾根が良く見えています。(山に詳しいわけではなく調べました。)

河原にて 秩父の山々 日に映えて
かえり見すれば 風に吹かれる富士の高嶺

釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)

南側に振り返ると富士山が見えています。富士山は冬の時期には頂上部分が冠雪しますが、北側の冠雪は少ないようです。これは降水(降雪)が南側の斜面に多いのと、冬場の北風で雪が付きにくいのが原因とされています。ちなみに柳沢峠からみる富士山はその様子がよく分かりますが、これは後日掲載します。

明日は、今日掲載しなかった八ヶ岳、北岳の写真など掲載予定です。

奥多摩~フルーツライン~秩父往還をめぐる紅葉狩りツーリング6(フルーツライン~広瀬ダム)

北奥千丈岳は通好みだそう

フルーツラインから北奥千丈岳を望む(2020年11月)
北奥千丈岳は秩父最高峰ですが連峰から少し離れていて通好みの山だそうです

フルーツラインのいつもの場所から北側を見ると、尖った峯が特徴的な山が見えていました。調べてみると奥秩父の最高峰、北奥千丈岳。ただ連峰の尾根からは少し外れていて有名な国師ヶ岳の一部だと思われているとのこと。最高峰なのに何か少し切ない。

全てがある風景

広瀬ダムの絶景(2020年11月)
広瀬ダムにて、青空、雲、山、紅葉、それらが映り込んだ広瀬湖

この回のツーリングで端的に一番美しい写真。青空、雲、山、紅葉、それらが映り込んだ湖。都会にないすべてがあると思います。強いて言えばダムの漂流物を避けるための網を設置した浮きは蛇足ですがそれもご愛嬌と思えるほど美しい風景です。写真は多分その何分の一しか写せていませんが。

ダムなのでダム要素も掲載する

広瀬ダムの洪水吐とモミジ(2020年11月)
奥に見えるのが広瀬ダムの自然越流式洪水吐

折角のダムなのでダム要素も掲載。広瀬ダムは山梨県営の中央土質遮水壁型ロックフィルダムです。ロックフィルダムの堤体が写真左側に見えています。写真中央奥は自然越流式の洪水吐。この向こうはコンクリート製の流路になっています。手前にモミジがあるだけで美しい風景になるのは何故でしょう。

明日は滝沢ダム、二瀬ダムに向かいます。