ダムや海、山、川、岬を巡るツーリングを通し関東を主に日本の風景を紹介します

月: 2020年12月 (3ページ目 (3ページ中))

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(5)-ぶどう畑の風景

ブドウは紅葉します

ブドウの紅葉(2020年11月)
ブドウの紅葉(2020年11月)

産地の方からすれば当たり前だと思いますが、ブドウは紅葉します。種類によって黄色、紅色になるようですが、晩秋or初冬の甲州では紅色に紅葉したブドウが多いようでした。但し、ほとんどの畑では散ってしまっていてこの写真の畑も半分以上は落葉している印象でした。

紅葉したブドウ棚の下から

紅葉したブドウの棚の下から(2020年11月)
紅葉したブドウの棚の下から(2020年11月)

多くが落葉してしまったブドウの棚の下から撮影してみました。葉が落ちた後の葉柄が赤いのが目立ちます。暗めの蔓の色や紅葉が終わって落葉直前の葉の様子が冬の足音を感じさせます。

この方には頭が上がりません

ぶどうの丘のバッカス(2020年11月)
ぶどうの丘のバッカス(2020年11月)

ぶどうの丘の上にある彫像です。この方には頭が上がりません。何故かって、「このお方をどなたと心得る。ローマ時代から続くぶどう酒の神バッカス様である。者ども頭が高い。控えおろう!」って何か変な方向に脱線しました。ぶどう酒の神バッカス。ちゃんと本人(本神?)も飲んでますね。

明日は、柳沢峠を経由して小河内ダムに寄った際の写真を掲載します。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(4)-しんげんばし周りの風景

橋の名前は信玄橋

富士山と武田花菱(2020年11月)
富士山と武田花菱(2020年11月)

橋の上から撮影していますが、釜無川にかかるこの橋の名前は「信玄橋」。欄干には「しんげんばし」の標記があり、また武田家の家紋である花菱が飾られているなど「武田」推しです。富士山と花菱の写真ですが、富士山が少し雲に隠れてしまっています。残念。

間隔の狭い割菱は武田菱と呼ばれる

武田菱に騎馬武者の浮彫細工(2020年11月)
武田菱に騎馬武者の浮彫細工(2020年11月)

花菱の反対車線側(釜無川上流側)の欄干には騎馬武者が浮彫細工された武田菱と呼ばれる四つ菱紋が飾られています。鉄砲に云々などど言っていたら釜無川に放り込まれそうな雰囲気です。

そろそろ帰途に…

NC750Sと八ヶ岳(2020年11月)
NC750Sと八ヶ岳(2020年11月)

帰りの渋滞を避けるためにはそろそろ出発の時間です。八ヶ岳をバックに愛車を撮影。高知で育って九州、東京と過ごしてきた管理人の履歴のせいか「冠雪した山」というのは何か格別なものに思えます。この近辺の人にとっては当たり前なのかもしれませんが…。

明日は帰途の「ぶどうの丘」周辺の写真を掲載します。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(3)-北岳と八ヶ岳

撮影場所はこんなところ

撮影場所の雰囲気(2020年11月)
撮影場所の雰囲気(2020年11月)

撮影場所はこんな感じです。奥に見えているのが北岳。見ての通り県道20号線を甲府側から走って南アルプス市に入る直前の交差点。右下にしれっと愛車NC750Sが映り込んでいます。ここは釜無川の堤防入り口です。(この堤防はサイクリングロードになっていて自動車、バイクは先には進めません。)

北西向きに八ヶ岳を望む

釜無川堤防から八ヶ岳を望む(2020年11月)
釜無川堤防から八ヶ岳を望む(2020年11月)

北西方向を見ると八ヶ岳がきれいに見えます。左から編笠山、権現岳、雲に隠れて阿弥陀岳、一番高いのが赤岳、その横に横岳。手前の稜線は東側にある茅ヶ岳に至ります。川を横断して見えているのは中部横断自動車道の高架橋です。…絶景。

北岳は南アルプス市にある

釜無川堤防から北岳を望む(2020年11月)
釜無川堤防から北岳を望む(2020年11月)

この写真右側から鳳凰山の稜線が見えて、少し奥に仙丈ケ岳。一番高いのが北岳、雲に隠れ気味の農鳥岳、左向き(南向きに)は笊ヶ岳にいたる稜線、手前に櫛形山。ちなみに北岳は山梨県南アルプス市に含まれ、仙丈ケ岳-農鳥岳-笊ヶ岳の稜線が山梨県と長野県、静岡県との県境です。

もっと間近まで行ってみたい気もしましたが、帰りのことを考えてこの場所でもう少し写真を撮影して帰路に。明日はこの場所で撮影した印象的な写真を掲載予定です。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(2)

釜無川に架かる橋の上から南北を望む

釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から北を望む(2020年11月)

川は釜無川。富士川の上流で甲府盆地で笛吹川と合流するよりも上流域を釜無川と呼ぶそうです。この時期は水量が少ないです。おそらく雪解けの時期には水量が多いのではないかと推察する次第。

山は写真左から、金峰山、国師岳、少し奥に甲武信ケ岳、さらに奥に雪をかぶった両神山。右に目を向けて和名倉山、右端の頂上が雲取山。奥秩父山塊の主だった尾根が良く見えています。(山に詳しいわけではなく調べました。)

河原にて 秩父の山々 日に映えて
かえり見すれば 風に吹かれる富士の高嶺

釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)
釜無川にかかる橋から南を望む(2020年11月)

南側に振り返ると富士山が見えています。富士山は冬の時期には頂上部分が冠雪しますが、北側の冠雪は少ないようです。これは降水(降雪)が南側の斜面に多いのと、冬場の北風で雪が付きにくいのが原因とされています。ちなみに柳沢峠からみる富士山はその様子がよく分かりますが、これは後日掲載します。

明日は、今日掲載しなかった八ヶ岳、北岳の写真など掲載予定です。

そうだ、北岳を見に行こうツーリング(1)

甲府って北岳と富士山が同時に見えるのでは?

晴れた土曜日は仕事が忙しく、青空を恨めし顔で見上げながら、明日は必ず出かける!と意気込んだ日曜日の東京の朝は曇り…。千葉の紅葉を撮影していなかったのでそちら方面を想定していましたが天気図を見て予定変更。甲府は晴れの予報。地図を見ながら甲府って富士山と北岳が同時に見えるのではと考え甲府方面に出発。特に予定地は定めず、調布から中央自動車道に乗って進むこと1時間程度、富士山が左手に見えた後、北岳が前方に見えてきます。

動画では小さく見えていますが、実際の印象はもっと大きく見えて白く雪をかぶった尾根が見えるのはかなり感動的でした。今回の目的が半ば達成されてしまいましたが、写真撮影をする場所を探して、甲府昭和で一般道に降ります。

住宅地の中で南に富士山、北に八ヶ岳

某所から南を望むと富士山(2020年11月)
某所から南を望むと富士山(2020年11月)

甲府昭和で一般道に降りて写真撮影に向いた場所を探します。道に迷って住宅地へ。富士山が良く見えるのですが…できれば電柱ない方が良い。

某所から北を望むと八ヶ岳(2020年11月)
某所から北を望むと八ヶ岳(2020年11月)

全く同じ場所から北向きには八ヶ岳を望むことが出来ます。なんて贅沢な住宅地だろうと思いつつ、電線邪魔…なので撮影に適した場所を探して国道をしばらく走ると、「まさにここ」という場所にたどり着きました。

明日は「まさにここ」の写真を掲載します。

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